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2008/06/30

歴史検証 /第23号【溥儀の意思】

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             歴 史 検 証    第23号   

             2008年6月30日
        
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【溥儀の意思】

溥儀は清国最後の皇帝であり、その後、満州国皇帝となっている。

この溥儀についてはアメリカの新聞が日本にあやつられている漫画を

風刺として載せていました。

現在の歴史書では満州国は日本の傀儡国家で溥儀は日本のあやつり人形

だった、というのが通説ですが、どうも変に感じることが多々あるのです。


終戦直前にソ連軍が満州に乱入して溥儀はソ連に連れ去られて行きました。

そして、東京裁判に出廷して日本の悪口を言いたい放題言いました。

それで、溥儀はおとがめなしということで中国に帰されました。

しかし、溥儀は「東京裁判での証言はうそだった。自分は昭和天皇と心

を一つにしたいと思っていた」となにかに書き残しているということが

「東京裁判実録ビデオ」で述べられているのである。


ところで、溥儀は戦後「我が半生」上下巻(ちくま文庫)というのを出して

おりますが、私はこの本は溥儀が保身からうそを書いている、と思っております。

          (歴史検証 第14号)
               ↓ 
http://archive.mag2.com/0000123745/20050131235000000.html

最近、溥儀の本がまた出てるようですが、それについては本稿の最後に

載せますので参考にしていただきたいと思います。ここでは戦前に溥儀の

意思が載っているのではなかろうかと思われるものを見つけていたので先に

それを書いて見たいと思います。

出典は昭和18年8月15日発行の著作権が文部省にある「初等科國語八」です。

         ----------------------------------
P.116

  15  シンガポール陥落の夜

この夜、

満州国皇帝陛下は、

大本営の歴史的な発表を聞き召し、

やおら御起立、

御用掛吉岡少将に、

「吉岡、おまえもいっしょに、

日本の宮城を遥拝しよう」

と仰せられ、

うやうやしく最敬礼あそばれた。

御目には、

御感涙の光るのさえ拝せられた。

更に、皇帝陛下は南方へ向かわせられ、

皇軍の将兵、戦没の勇士に、

しばし祈念をささげたもうた。


深更を過ぎて、

お電話があり、

吉岡少将がふたたび参進すると、

「吉岡、今夜、おまえはねられるか。

今、日本皇室に対し奉り、

慶祝の親電を、

書き終わったところである。

あす朝早く、

打電の手続きをしてもらいたい」

と、陛下は仰せられた。

この夜、

陛下のおやすみになったのは、

午前2時とうけたまわる。


あけて2月16日、

寒風はだへをさす満州のあした、

皇帝陛下は建国神廟に御参進、

天照大神の大前に、

御心ゆくまで御拝をあそばされた。

         ----------------------------------

さて、皆さん、この文章を読まれてなにを感じますか?

まず、吉岡少将は赤紙で召集されたような兵士とはわけがちがうのです。

陸軍士官学校を卒業し歩兵少尉となり、その後陸軍大学校を卒業し、

陸軍の支那駐屯軍参謀などを経て関東軍参謀となった人で、広く世界

を見つめ軍事バランスを考えることができたはずの人なのです。

そうすると今次の戦争(大東亜戦争)は日本は勝てない。負けるであろう。

その後、日本はどうなるのか予測したのではあるまいか、と思われるのです。

その時には自分の命は危ないし、溥儀は保身からうそっぱちを並べるであろう、

と予測し、それとなく溥儀の正体を伝えようとしてこの文章を文部省に送った

のではなかろうかと思うのです。


ところで、「最近、溥儀の本がまた出ている」ということを先に書きました。

私はこれから買う予定ですが、皆さんもご検討していただきたいと思います。

       
「ラストエンペラー」溥儀の自伝、完全版が刊行へ
           ↓
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200612160326.html

これを見ると、

       ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

極東国際軍事裁判(東京裁判)での自らの偽証を明確に謝罪し、日本軍と満州国

との連絡役を務めた関東軍将校の吉岡安直に罪をなすりつけたと後に反省したこと

など、これまでの1964年版では削除・修正されていた部分が盛り込まれ、自己

批判色の強い内容となっている

       ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

という評価がなされており、読むのが楽しみです。

さらに、これについて語られたサイトを見つけました♪
            ↓
http://mascominews.blog56.fc2.com/blog-entry-788.html


ここのサイトで一つ気になったのがあった。


16 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 

まあ細かいところはともかくとして日本が全体に責任がある

ことには変わりないわけで。

         ----------------------------------

と言うところである。

まぁ、そうかも知れないが、後からではなんとでも言えると感じる。

相手もあることだし。


今の左翼と言われる人たちは将来、「自分はだまされていた」と言い訳け

するだろうね、きっと。

戦争なんて生き残りをかけているのだから情報操作してだましあっていて

普通と思わなくてはね。

そのことから「政治の表舞台はパフォーマンス、裏で本当の政治がなされる」

アメリカなんか自国を常に正義の国にみせかけ、敵国を悪魔の国に見えるように

情報操作してるのじゃないの?



文:金銀 砂吾



【編集後記】

本稿を書いている最中に朝日新聞のサイトを見つけました。

今頃気がついたのを残念に思います。

2006年12月17日の記事ですから、2007年1月に発行されているはずです。

ただ、日本語版がどうなっているのかについてはこれから調べる予定です。


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