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「知的財産権」?この頃よく見かけますよね?それだけ注目度が高まっているからです。これからは知らないと困ったことになるかも?!「著作権」を中心に、”旬”な情報や身近な話題からお話しします!

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2009/09/17

「これならわかる!知的な財産のお話」(第66号)

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◆    ★ これならわかる!知的な財産のお話 ★   ≪第66号≫
◇◇       ~ 著作権とその周辺 ~
◆                          2009年 9月17日
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==(目次)==============================

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1.第66号のごあいさつ

2.2009年度上期マイナー知財ニュース!

3.編集後記 ~オクラの花って美しい!~

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1.第66号のごあいさつ
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  今年の夏には物足りなさを感じている行政書士の田附です。こんにちは。
 大変ご無沙汰しておりました。

  昨日は日本近代政治の歴史的な1ページ、鳩山新内閣が発足しましたね。
 有権者の手による政権交代が実現した瞬間であることを、政権政党となった
 民主党は喜びつつ、その責任の重さも同時に語っていました。

  脱「官僚主導」を掲げた民主党政権は、早速面白い試み(?)を昨夜遅くに
 行っていましたね。新閣僚による初閣議後の記者会見です。

  これまでの慣例では、各大臣の会見内容は各関係省庁の官僚が作成した原
 稿を読むということだったそうですが、今回はそれを止め、各大臣が自らの
 言葉で行うことが「政治主導」の第一歩だということのようで、したがって
 会見自体も非常に遅い時間になりました。

  私たち行政書士の大親分(監督官庁)である総務大臣に、テレビでもお馴
 染みの原口一博氏が就任されました。当の記者会見では、いつものバラエテ
 ィ番組とは違って大変緊張されている様子が伺われ、やはり初入閣とその職
 責の重さは相当なものなのだろうなと思いながら観ていました。

  それはともかく、国民の負託に応える政治を期待しますし、我々国民もま
 た選んだ責任として新政権を注視していきたいものです。

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2.2009年度上期マイナー知財ニュース!
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  ずいぶんお久しぶりの企画となりました!かれこれ2005年12月以来という
 この期間限定知財ニュースを振り返ります企画。今回は、今年度上期で微妙
 に一部では話題になったような知財関係のニュースをご紹介していきたいと
 思います。


  先ずは、ニュースというよりも特許庁から国民に向けての知財の普及や利
 活用の促進に関する情報を二つばかり。


  ◆「地域団体商標2009」冊子を発刊

  世の中の政治・経済の動きは「地方分権」に向かっていますが、国も地方
 の活性化に寄与する政策として平成18年4月に導入されたのが「地域団体商標
 制度」でした。

  「地域団体商標制度」とは、商標の持つ品質等への信用力を利用して、い
 わゆる「地域ブランド」として地域の特産品などを全国にアピールすること
 で地域の活性化を図るため、一定の事業者に対して商標権取得の基準を緩和
 し、早期に利活用できるようにした制度です。

  導入以来今年の3月末までに同商標は 425件が登録されたそうですが、この
 制度の一層の活用を促進するべく、『地域を元気に!応援しよう地域ブラン
 ド』を銘打って、同冊子の2009年度版が発刊されました。

  この冊子には、ただ地域団体商標を取得するだけでなく、いかに活用して
 いけばいいか等のヒントや事例も掲載されており、各事業団体さんには色々
 参考になると思います。

  現在どのような商標が登録されているかを見るだけでも楽しいと思います
 ので、よろしければ以下(↓)をご参照ください。
  http://www.jpo.go.jp/torikumi/t_torikumi/tiikibrand.htm



 ◆平成21年度デザインパテントコンテスト開催のお知らせ

  これまで「発明」について高校生、高専生及び大学生を対象とした「パテ
 ントコンテスト」というのがありましたが、

 → 「パテントコンテストの開催について」
   http://www.inpit.go.jp/jinzai/contest/index.html

 今年度より「意匠」つまり「デザイン」について上記と同様の対象者他に向
 けた「デザインパテントコンテスト」というものが開催されています。

  ここで優秀な創作だと認められると、表彰されるのはもちろんのこと、実
 際に特許庁へ意匠登録出願できるわけですが、その際には弁理士のアドバイ
 スが無料で受けられ、その上出願費用、登録された際の登録料(1年分)も
 同コンテストの主催者側が負担してくれるというスゴい特典付き!

  応募締切が10月31日でまだ時間はあります!我こそは!という若い方、是非
 チャレンジされてみては?!詳しくは以下をご覧ください。

 (参)「平成21年度デザインパテントコンテスト開催のお知らせ」
  http://www.inpit.go.jp/jinzai/contest_design/21_design_contest.html



  次に一般的知財関連ニュースです。


 ◆驚愕の「【中国】IT製品情報の強制認証制度(CCC制度)」

  これにはちょっと驚きましたねぇ・・。
  ご存知の方も多いとは思いますが、いわゆるIT機器(デジタル家電など)
 を中国で製造・販売するためには、中国政府の認証機関による検査に合格し
 なければならない。そして、その検査のために各機器を制御するプログラム
 のソースコードを開示せよ、と。

  その対象となる製品は、OS関係品やルータ、データベース、迷惑メール
 対策、ファイアウォール、侵入探知システム、ネットワークセキュリティ関
 連など13項目を挙げています。

 → 中国国家認証認可監督管理委員会
   http://www.cnca.gov.cn/cnca/zwxx/ggxx/162051.shtml

  目的は「ソフトの欠陥を狙ったコンピュータウイルスや、コンピュータへ
 の不正侵入を防ぐため」らしいのですが。。

  このような特に機密性の高い分野の情報開示を強制されることで、各国政
 府・企業の知的財産の流出に繋がるとして、日本はもとより欧米政府や経済
 団体などは中国政府に撤回を求めました。

  現時点では、当CCC制度の実施を2010年5月1日に延期し、検査対象を政
 府調達品の限ると若干の譲歩をみせていますが、このような中国政府の対応
 は、あの国営遊園地「石景山遊楽園」の一件を思い出してしまいますね。



 ◆ソフトの違法コピー率、日本21%

  ビジネスソフトウェアアライアンス(BSA)の調査によりますと、2008
 年のPCソフトウェアの違法コピーについて、調査対象世界110カ国のうち
 日本は21%で、世界で2番目に低かったのですが、損害額約1700億円で世界
 ワースト10位だったそうです。

  全世界規模でみると、2年連続の増加で41%、損害額はなんと日本円で約
 6兆2500億円にもなるそうです!

  これでも違法コピー率としては低下しているそうですが、世界規模でPC
 の普及率が増加したために損害額が膨らんでいるとのこと。

  その損害額のワースト5が、米国(91億4300万ドル)、中国(66億7700万
 ドル)、ロシア(42億1500万ドル)、インド(27億6800万ドル)、フランス
 (27億6000万ドル)となっています。

  最近では某県庁内でPCソフトの違法コピーが発覚、大手ソフトメーカー
 などに和解金を支払ったというようなニュースもありましたが、、みなさん
 の職場は・・大丈夫ですか?



 ◆「レンタルお姉さん」のポルノ映画使用に差止請求

  「レンタルお兄さん」という方もおられるのだそうですが、みなさんはご
 存知でしたか?

  これは、NPO法人「ニュースタート事務局」の有給スタッフさんの呼び名
 なんだそうですね。引きこもりや不登校、ニートと呼ばれる若者たちが社会
 との繋がりを持てるように支援する活動をされています。

 → NPO法人ニュースタート事務局( http://www.new-start-jp.org/ )

  この「レンタルお姉さん」という名称は、同事務局により2007年11月16日
 に商標登録もされているんですね。こちら(↓)で調べてみましょう。
 http://www1.ipdl.inpit.go.jp/syutsugan/TM_AREA_A.cgi?0&1252739342512 

  この名称を、映画配給会社Sが同社配給のポルノ映画のタイトルに流用し、
 全国の映画館で上映されたとのこと。これが、不正競争防止法違反に当たる
 としてS社に対し今年7月、映画配給差止めの仮処分を申請したそうです。

  ただ、この名称自体についてや偶然の一致だとする議論もあり、どのよう
 な判断が下されるか注目されます。



 ◆パナソニックの「パナ坊」が店頭から消える?

  パナソニック商品のテレビCMでよく見かけたキャラクターが「パナ坊」
 という名前だったということが初耳でしたが、そのパナ坊が来年3月末で見
 られなくなるらしいのです。

  昨年の秋に、ブランドの統一を図るということで、「ナショナル」という
 名称が無くなり「パナソニック」のみになったことはまだ記憶に新しいです
 が、その際にキャラクターに頼らず販売店の店員や店舗自体を強く打ち出す
 方針に変わったこと、そして当の「パナ坊」の著作権の使用期限が来年の3月
 末であることもタイミングとしてあったようです。

  パナ坊は、絵本作家の五味太郎さん作画、一般公募で名付けられて1994年
 に誕生、小学1年生の男の子で将来の夢は電器屋さんという設定だそうです。
 私と同世代の方なら、パナ坊の前の「ナショナル坊や」をご存知の方も多い
 でしょう。着せ替え人形などもあったようですね。

  なんでも慣れ親しんだものが無くなっていくのは寂しいものですね。。


  以上、今年度上期のかなり「マイナー」な「知財ニュース」でした。

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3.編集後記 ~オクラの花って美しい!~
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  今年の梅雨前頃からベランダでオクラを栽培し始めました。詳しい方はお
 気づきでしょうが、その通り!私は超初心者なのでオクラを選びました。

  家計を助けるためとか大それた目標ではなく、単純に緑が欲しかったこと、
 土いじりは脳の活性化にもよいと聞いたことなど他愛もない理由ときっかけ
 から、そして同じやるなら花も実もできるのが楽しいなと思ったのです。

  これまでの約3ヶ月半ほどで収穫できたオクラは37個。食品として考えると
 決して割に合わない収穫量ですが、それ以上に色んな発見や体験ができたと
 思います。

  本やインターネットで調べられる栽培方法などは、初心者にはとても参考
 になりますが、それだけではないんですね。水やりや追肥(肥料の追加)な
 ど、調べた情報だけで行うのではなく、葉や茎、土の状態、気温や天候など
 実際に自分の目や肌などで感じ得たもので判断していくべきであること。

  これら植物は紛れもなく「生きている」という当たり前のことに感動し、
 生命への畏敬の念を覚えずにはいられません。

  オクラの花って、小ぶりで黄色くて美しいんですよ。で、不思議なことに
 午前中にしか咲かないんです。そこから3~4日後が収穫日。しかし、たまに
 収穫できずに落ちてしまうこともあります。

  ただ、これらの結果には成功はあっても失敗はなかったような気がします。
 それが「自然」というものではないか?と。農家の方には叱られるかもしれ
 ませんが、これに取り組んだことが私にとってはささやかながらの「成功」
 だったように思うのです。みなさんにも是非お勧めしたいです。


                          行政書士 田附清彦
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