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2009/11/09

マンガの園】057・空想座談会!号

 マ】ン】ガ】の】園】         *
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     │MANGA NO SONO      
     └───────●Vol.057
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2009.11.9                  【 空想座談会 】


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  このメールマガジンは、ピュア1st.がほぼ同世代に向けて発信する
     マンガとエンターテインメントの雑談マガジンです。

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ご無沙汰しています。今回は「痛いネタ」をやってみます。
どう痛いのか?
それは、KAWADE夢ムック『総特集・吉田戦車』
のインタビューに発行者=ボクが参加している…という架空の設定を
試みようというのです。
…どうです?痛いでしょう?



◯吉田戦車インタビュー】━━━━━━━━━━━━━━◇◇◇◇◇MOOK◇
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・インタビュアー/川崎ぶら
・ゲスト/吉田戦車
・読者代表/発行者



【古い記憶/歌など】

ーぶら「(同じ生まれ年という事で)生まれてみて、どうだった?」
ー吉田「さすがに覚えてないよね」

ーボクも覚えてないよ。だけどかなり古い記憶はあるよ。
「スピッツがいた」「階段から落ちた」「船で島を離れた」これらは
1歳にならないうちの記憶なんだ。
あと…島を離れる直前、さとうきびを食べた。

ーぶら「生まれた年には『こんにちは赤ちゃん』がヒットしていて…」

ーああ同世代とは思っていたけど、ボクの方が一つ上だね。
『こんにちは赤ちゃん』は自分で歌ってたから。
♪こんにちは赤ちゃん〜あなたの〜なきごれ〜…って。

生まれた年にはもうビートルズもボブ・ディランもいたのか…。
そうだね〜存在は知らなかったけど。
でもGSブームの記憶はあるなあ。

 え?戦車くん最初のアイドルは
『ブルーライトヨコハマ』の【いしだあゆみ】なんだあ。
あと【伊藤ゆかり】の『小指の思い出』?
ボクはねえ【小川知子】の『初恋のひと』。
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=yW6Ed1R1IhI&fmt=18

あとは【黛ジュン】の『天使の誘惑』
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=nPsy_OmgYco&fmt=18
今聴いても充分キュンと来る、ポップスだね。


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【子供番組】

そうなるともう時代は『ウルトラセブン』の頃ですかねえ?
ああ戦車くんは『ウルトラセブン』がリアルタイムの放送なんだね。
1歳しか違わないけど、ボクは『ウルトラQ』からリアルタイムで
見てましたよ。【リトラ】がかわいそうでねえ…
ライバル【ゴメス】に勝つには勝つけど、自らも死んでしまうんだ。

そのまま引き続きで『ウルトラマン』も見たよ。
『ウルトラQ』の最終回28話は(内容が地味なことから)急遽差し替えられ
特番『ウルトラマン前夜祭』を放送するんだ。それをばっちり見たからね。
そしてその翌週から『ウルトラマン』が始まるんだよ。


ーぶら「『サイボーグ009』のアニメが始まるし、『怪物くん』
『バンパイヤ』『サスケ』が開始だから、既に完全なテレビ漬けだったよ。
『あかねちゃん』のアニメがあってさ、(中略)真偽はともかく、
初恋はあかねちゃんでした、と決めることにしたんだよ(笑)」

ーあ〜…それいい話だなあ。『あかねちゃん』は元気はつらつの
お転婆キャラなんだけど、歌の途中で
♪いじめられても泣かないけれど、やさしい心に弱いんだ〜♪
と、メロウになるところがあって、キュンとしながら
「あ、なんだかわからないけどなんだろうこの感じ」と思うものはあったね。

番組が終わっても、また『あかねちゃん』に会いたい、という気持ちは
たしかにあった。・・・「萌え」ってさ、ここ十数年くらいで作られたんじゃ
なくてずっと昔からあったものが、最近になって「発見」されたんだよね。
だから《おたく》や《萌え》の時代になって「はい、これが《萌え系》です」
って提供されても困る!…ってそういう話じゃないか。(一同笑)

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ー吉田「おれは『サイボーグ009』の003だな。当時、ブロマイドと
いうのが駄菓子屋とかで売っていて、おれたちは写真って言ってたんだけど
(中略)買ってすぐは「女のなんかいらねえ」と思ったんだけど、
見たらホントにきれいで、ああ…と」

ーボクは『レインボー戦隊ロビン』の【リリ】だな。
・「リリのキャラ」
http://www.youtube.com/watch?v=Bsp4ARNEMrg
・『リリのうた』
http://www.youtube.com/watch?v=c2C30vvF1nA

 泥だらけになって遊んで帰ってきて、足を洗って家にあがるでしょう。
夕暮れと、そして団らんが始まるつかの間、開けた窓から涼しい風に吹かれ
ながらこの【リリ】がゴーゴーを踊ってるんだよ。初恋のアニメキャラかも。
それには歌の【前川陽子】さんの声も不可欠なんだよ。

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(その後『W3』『宇宙少年ソラン』『宇宙エース』
 『おそ松くん』『ハリスの旋風』の名前があがる)

ー吉田「『月光仮面』は普通によく見てたね『マンモスコングのうた』とか
 覚えてるもんな」

ーボクは実写『月光仮面』はテレビで視た事一度もないんだよ。ただ
当時はメジャーなキャラクターだから、パロディなんかで知ってるんだよね。
鈴木ヒロミツが歌ってるのをテレビで見てたし・・・
http://www.youtube.com/watch?v=wtRqzg5s2N0
だから正規の【月光仮面】って知らなくて、『忍者部隊月光』も
【月光仮面】の一種だと勘違いしていたな。


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【マンガ雑誌】

(雑誌の話に移る。
 「漫画アクション」「ヤングコミック」「COM」の創刊が1967年
 「ガロ」が1964年。 「少年ジャンプ」が1968年創刊。
  吉田戦車氏は「冒険王」が愛読書だったという)

ー秋田書店の「冒険王」は時々読む機会があったけど、
その昔主流だった《月刊誌》とは趣きが違ってたのかなあ・・・?
《テレビマンガ雑誌》としての「冒険王」?よくは知らないんだけど、
う〜ん…後期「冒険王」はコミカライズが多くなってきたようですね。
マンガ家として思い出すのはやはり【板井れんたろう】さんです。

【板井れんたろう】の代表作は『ドタマジン太』かな…?と言っても
「主人公の顔が思い出せる程度」で、詳しくは覚えてないです。アシスタントに
【吾妻ひでお】がいたと知った時は、妙に納得したものです。「目玉焼きのよう
に大きな目玉」「その目玉が左右でサイズ違い」「目は笑ってるのに、涙が」
出て、泣き笑いになっている等両者はよく似ています。

・とても画像豊富なブログがありました…
http://mimiochan.exblog.jp/9804258/

最近は復刻で【板井れんたろう】作品を見る事ができますが、
ネットでちょっと調べてみると、
他に『おらぁグズラだど』『ドカチン』『ハゼドン』を描いてます。
これらは大きいお友達はよく知っているアニメです。
コミカライズをしていたんですね!

(ちなみに【吾妻ひでお】のコミカライズ作品は『好き!すき!!魔女先生』
『星の子チョビン』『ぐるぐるメダマン』などがある)

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【アポロ11号と大阪万博】

「アポロの月面着陸」が昭和44(1969)年で「大阪万博」が昭和45
(1970)年。ビッグイベントが2年続いたんだね。と言う事は少年雑誌の
巻頭特集も《アポロ》や《万博》の記事が多く続いたんだよね。
逆に言うとマンガ雑誌の巻頭グラビアからそれらのビジュアル・イメージを
ボクらは吸収したと言えると思うんだ。

個人的には小学館の「学年誌」の方が目にする機会が多くて、
付録の紙工作で《アポロ11号》や《太陽の塔》のイメージを決定付けたと
思うんだよね。

ー吉田「一部で有名なものだけど『ニャロメの万博ビックリ案内』
っていうのが3冊出ていて…だからおれの中の万博はアレなんだ」

・『ニャロメの万博ビックリ案内』はこういうの。
http://www.kanshin.com/keyword/1524714

・大阪万博のジオラマ写真などがたっぷり見られます。
http://www.lennus.com/blog/archives/2009/01/expo70memoriam.html

ーこの話はとても不思議なんだけど、ボクはその本を知らないまま
「ニャロメの塔」とか「ベシ・パビリオン」とか考えついて、お絵描きしてる
んだよね。その落書きは今でも残ってるよ。
可能性としてその『ニャロメの万博ビックリ案内』を誰かが持っていて
見せてもらっていたのかもしれないけれど…。

オタク第一世代(だいたい1960年代生まれ)が時々《大阪万博》《太陽の塔》
といったものを忘れられない心象風景として語る事がある。単なる思い出以上
のシンボルとしてあって、あそこを自分たち世代の出発点と考える傾向も
あるように思う。または《太陽の塔》の再来を待っているふしがある。

            (注:《太陽の塔》そのものは現存しています)


個人的な話。もう20年ほど前だけど、まだ「トレンディードラマ」が全盛で
まさに「おたく」は差別用語としてあり、
マンガや音楽の「ニューウェーブ」の勢いが急速に無くなっていった頃、
自分の立ち位置をみつめ直す事がありました。

そんな時に「夢と希望の昭和のイベント《大阪万博》」が自分の中で
浮上してきた。自分だけの持ちネタとしようと思い、古本屋に写真資料を
探したりもしたんだ。するとね、そんなタイミングで同様に《万博》を
語る人が知人に現れるんだよね。偶然の一致?

そういうアンテナって存在すると思うね。その時期、同時多発的にみんなが
《大阪万博/EXPO70》を振り返っていたんだと思う。
その後「爆発的な万博ブーム」というのは来ないけど、この20年間、
《太陽の塔》や万博の未来イメージは途切れる事なくメディアに登場している。

ボクの好きなマンガ家【とりみき】が、怪獣と戦う巨大ヒーロー風の
《太陽の塔》を描いてみたり、マンガの中で時々みかけるモチーフとなった。
アニメ映画では『クレヨンしんちゃん/嵐を呼ぶモーレツ!大人帝国の逆襲』が
《大阪万博/EXPO70》的なものを重要な舞台として、また
ビジュアルイメージとして、描いている…。

・『クレヨンしんちゃん/嵐を呼ぶモーレツ!大人帝国の逆襲』
http://zoome.jp/252547314/diary/57

・その映画の解釈について、こんな動画がありました。
http://www.youtube.com/watch?v=P1G_5LUTklE


また、同世代の現代美術作家【ヤノベケンジ】や【村上隆】らが創作の
原点として《大阪万博/EXPO70》をあげ意識していると思われる。
自分たちの原風景を再生産することで「日本発現代アート」を世界に発信
できるという計算があるのではないかな。

「日本発現代アート」とは「おたく文化」と無関係ではないでしょう。
それについて【大塚英志】が著書の中でまた取り上げるように、
《おたく世代》と《大阪万博/EXPO70》の間にも関係をみつける事は
可能のように思います。

さらに読者のみなさんにも最も記憶に新しいのが
【浦沢直樹】原作の『20世紀少年』ですね。

・《太陽の塔》含む広告
http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/0910/09101225.jpg
http://image.blog.livedoor.jp/ystcm465/imgs/b/9/b9c92c66.jpg


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・・・さてさて、この後【吉田戦車】さんと【川崎ぶら】さんは
はじめて描いたマンガのキャラクターの話に移るのですが、以降次号に
続きます!

そしてその対談に混じるという「痛いネタ」で【吉田戦車】さんと
同世代が何を見て、何に影響を受けてきたのか振り返ってみようと
思います。おつき合いください。





(敬称略)



◯あとがき】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇◇◇◇◇P.S.◇
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痛い…。痛いよなあ〜この企画は。
さすがに同世代ネタだからいっぱいかぶる所があって、そのムックの対談を
読みながら自分も振り返ってみたりして、気分は参加してるんだよね。

それを実際メルマガ上で文字にすると、みじめというか恥ずかしいものです。
一所懸命しゃべっても、当の二人がまるで無反応ですから(笑)
相手にされてないのに気づかない人みたいで(笑)
だから痛い。

面白いと思ったんだけどなあ。


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○バックナンバー】━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇◇◇◇まぐまぐ!◇

 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000121387


◇>>>・・・ 感想は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

   pure1st2001@yahoo.co.jp


マンガの園【 空想座談会 】
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2009.11.9
          ┘┌┘┌発行者:ピュア1st.
             pure1st2001@yahoo.co.jp
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