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2008/10/20

マンガの園】053・笑い/なんで~裸なの?号

マ】ン】ガ】の】園】          *
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     │MANGA NO SONO      
     └───────●Vol.053
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2008.10.20       【 笑い/なんで〜裸なの? 】


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  このメールマガジンは、ピュア1st.がほぼ同世代に向けて発信する
     マンガとエンターテインメントの雑談マガジンです。

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友人からのメールなら気軽にその場で読んでしまいますよね。
本メルマガもそのようにできたらいいかなと思います。

だから短かめに書いて…
さらっと読んでいただきたいですね。
これからもよろしくお願いします。





◯笑い/なんで〜裸なの?】━━━━━━━━━━━━━◇◇◇◇◇magazine◇
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2007年の5月でした。その夜はたまたまテレビで『ぐるぐるナインティナイン』
を視たのです(普段は視ないのですが…)。
新コーナーで『おもしろ荘へいらっしゃい!』というコーナーがあって、
そこに半裸のお笑い芸人が登場しました。
http://www.ntv.co.jp/gurunai/omoshiroso/

その男が最初カメラに映り込んだ時にはな〜〜〜んにも期待感は
ありませんでした。はじまったネタはこんな内容でした。


「この前〜 エンタの神様の〜 ネタ見せ行って〜 このネタ見せ行きました

 だけどもだっけど 

 言われた一言が … 」


ここまで聴いてボクは「ああまた自虐ネタか」と思いましたね。
その頃人気のあったお笑い芸人といえば、【ギター侍】の「残念〜ン!切腹〜」
や【ヒロシ】の「ヒロシです…ヒロシです…」とか、
【小梅太夫】の「チックショ〜ウ」などがあって、だいたい自虐的な小ネタ
をやっていたんですね。しかしこの3人とも好きでしたよ。

【ツービート】から続く《あるあるネタ》があって、【つぶやきシロー】とか
【テツアンドトモ】【レギュラー】も同系統だと思いますが、やがて
《芸能人批評(「まちがいない」や「***斬り〜!」)》が出て来ました。
これも【ツービート】の「毒舌ネタ」に連なっているように見えますね。
【ギター侍】は斬りながら最後は自虐になってます。

まあそんな感じでよくある《自虐ネタ》だと思いました。


「だけどもだっけど 

 言われた一言が …

 なんで裸なの?


ほらほら(発行者、心の声) 


「でもそんなの関係ねぇ! …

 そんなの関係ねぇ! …

 そんなの関係ねぇ! …



おおおおおおっ!こう来たかあああああっ…っと思ってから大笑いしました。


思い起こすのはおよそ10年前の某出版社へのギャグマンガの持ち込み。
編集者に、とあるキャラクターを指差され、
「この人はいったい何でいるの?」と質問されてしまいました。
そのキャラクターは実は事件とまるで絡んでないのです。
・・・その存在意味の不明さも含めてギャグのつもりだったのですが。

「ギャグだから」としか言いようが無いではないですか。

【バカボンのパパ】は無職に思われるのに「なぜハチマキしてるの?」
『がきデカ』の【こまわりくん】は「なぜ警察官なの?」「子どもなのに
警察官になれるの?」などと質問する編集の人なんて当時いたのだろうか?
つまりそういう事です。質問する方がおかしい。

「そんなの関係ねぇんだよ」と。

海パンで来た男に「なんで裸なの?」なんて聞くなよと。

その半裸芸人は言うまでもないけど、【小島よしお】です!


***

海パンそのものへの共感?もありました(笑)
この【マンガの園】でも過去の夏、「水着で読む【マンガの園】」という
フレーズを創りだして使っていたことがあったし、直後には【SMAP】が
♪海パンで、国際線、乗っちゃって〜(『BANG! BANG! バカンス!』)
と歌っちゃったりね。【小島よしお】に同じ物を感じます。

「なんで?」なんて聞くなよ、と。
感覚で感じ取ってくださいということだと思うんだよねえ〜。
よく「シュールなギャグ」という言い方をするけど、これこそがそうでしょう。

そこで思い出すのは《シュールレアリスム》の世界。
《シュールレアリスム》は「非現実を求めるのではなく」て、
《現実》を越える更なる《現実》を求める…みたいな事ですね。

その芸術運動に引用された「手術台の上の、こうもり傘とミシンの出会い」
という言葉があります(元々は《詩》のようです)。
「なんで手術台?」「なんでこうもり傘?」「なんでミシン?」
と問うのではなくて、「その出会いが新しい現実=チョー現実」を生むのです。

《ダダ》の【デュシャン】の作品『泉』に「なんで便器なの?」と問うても、
それそのものに意味は無いでしょう。
今それを目の当たりにしている事に意味がある。
(アートとしての意味、美術史的意味はあるのですけど)
意味は跡づけで、実際はジョーダンだと、ボクは思うんですよねえ。
直感で《共感する》のが先なんじゃないでしょうか。

海パンも。


***

それから、今の芸能界での《お笑い》の捉え方が変!
ブレイクしたら即《一発屋》の扱いをするでしょ?
その後職を変えちゃったら、たしかに《一発屋》ですけど、
同じ業界にいるのなら、一つ持ちネタ(持ち芸)を持っていればそれで
いいんですよ。一つの芸を長年育んだら、それこそが《芸人》でしょう?
テレビに出続ける事だとは思わないですね〜

テレビ出演なんか一年に一回出て「おめでとうございま〜す」とやっていたら
いいはずなんですよ。あくまで「芸の道」を行くのならね!
例えば(あくまで例えばの話)「指パッチン」でも「飛びます」でも
「ゲロゲ〜ロ」でもこの人ならコレというのが一つあればいいんですよ〜〜〜。
(食えないというのは別ね)

それを「新ギャグできました」「じゃあやってみて」で何の前フリもなく
ギャグなんかできるわけないでしょう!!!???
それは《ギャグ》じゃなくて、要するに《フレーズ》なんじゃないですか?
脈絡なく《フレーズ》を繰り返す人が昔からいるけど、違うと思うなあ。
「往年のあれやって」というのはまだ解りますけど。

それまでの流れがあって、流れの中で《ギャグ》が成り立つと思うんですよ。
『がきデカ』だと、「がははははは」と笑って相手の緊張がゆるんだ時に

「死刑!」

とかね。…逆に【こまわりくん】が極度に緊張するあまりテンパって

「アフリカ象が好き!」

とかね。
シチュエーション無しにフレーズだけでギャグマンガ描く人はいないと
思いますからね。



***

【小島よしお】批判の中に「子どもが真似て困る」
というのがありましたけど、それこそいい躾けのタイミングのように
思いますけどねえ?「関係あること、関係ないこと」の。

次回に続けますね(^^)

この話、おそらくみなさんが想像しない、
意外な結論に行くかも〜〜〜〜。行くかな・・・・?





(敬称略)

◯あとがき】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇◇◇◇magazine◇
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前号である特定のギャグマンガに対して、少し皮肉っぽく書いてしまいました。
もう20年以上も昔の作品を批判する必要は無かったかもしれませんねえ〜
少々反省しております!

それに原作マンガとアニメは別作品と思って良いものですからね。
別の作家による演出なのだからね。

本当は過去の作品以上に、批判的な意味で気になる事がありまして。
それは「お笑いブーム(ってゆーか“若手お笑い芸人ブーム”?笑)」と…
それから・・・う〜んやはり名指しは出来ないかなあ。
ようするに今風《ギャグマンガ…》ですよ。

共に笑いの質がいっしょみたいな気がします。
時間をかけて考えてみたいと思います。



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2008.10.20
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