2006/01/16
マンガの園】039・少女は時をかける・・・号!
マ】ン】ガ】の】園】 ****
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│MANGA NO SONO ****
└───────●Vol.039 ****
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2006.1.16 ┘┌┘┌
┘┌┘┌【 少女は時をかける・・・ 】
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○コラム: 時間の国の少女】
○HP更新情報:
○コラム: 時をかける少女へ。】
○あとがき
○おすすメめーリングリスト:『漫画創作ネットワークMCN』
○過去の更新
○バックナンバー
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000121387
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・・・遅ればせながら、
☆☆☆ 新年あけましておめでとうございます ☆☆☆
本年もどうぞよろしくお願いします。
2006年最初の【マンガの園】をお送りします〜
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○本日のテキスト】 ┏━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛■■■■■■■■■■■参考■
・『カットバック』早川書房『山の音』収録/1989年7月15日初版
・『クレープを二度食えば』徳間書店『犬家の一族』収録/1993年8月20日初版
・『面影は炎と燃えて!!』(『クルクルくりん』収録)トクマコミックス214
・『時をかけるくりん』(『クルクルくりん』収録)ハヤカワコミック文庫
2005年10月15日発行
・『贋作時をかける少女』CBS/SONY COMICS 『裏とり』収録/1986年12月5日初版
〜以上、とりみき作品
・『時をかける少女』角川春樹事務所/主演:原田知世/1983年
監督:大林宣彦/原作:筒井康隆
http://www.aii.co.jp/contents/eiga/movie_f/012_kd-tokikake.html
○時間の国の少女】 ┏━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛■■■■■■■■■■■コラム■
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●ライムトラベラー】
同世代の「マンガ好き」や「なつかしモノ好き」「テレビ好き」が集まると
よく話題に出るのが、《NHK少年ドラマシリーズ『タイムトラベラー』》です。
http://members.jcom.home.ne.jp/nino-p/
ですがーっ・・・。発行者は残念ながらこれを視ていませんでした。
「何かやっていた」のは薄々感じてはいましたが、全く視てないと言って
よいですね。なのでこの話題には入れないので寂しい思いがするものです。
なのでボクがわかるのは、角川映画の『時をかける少女』からですね。
●時をかける少女】
言うまでも無く『時をかける少女』は【筒井康隆】の書いた小説。
【大林宣彦】監督、【原田知世】主演で、昭和58(1983)年に映画化されました。
公開当時はハマリました…。そもそも【大林監督】の『HOUSE』が好きで
自分のマンガにも影響していましたしね〜。その後も『時をかける少女』は
好きな映画に数えています。
本編は(原作もだけど)いたってシンプル!
「一日だけ時間をくり返すという奇妙な体験をした」というだけ。
その後、そもそものきっかけになった「土曜日の実験室」へとタイムトラベルし、
そこですべてを理解します。
●「どこか懐かしい」というタイムトリップ】
たとえば『バック・トウ・ザ・フューチャー』に比べると、
『時をかける少女』の見どころはSF性にあるわけではないと言えます。
では何が受けたのかというと「なんとなく懐かしい」その世界観でしょう。
だって同級生の女の子が「カーデイガンに素足、下駄をはいた姿」で町内に現れるんですからねえ〜・・・。
そういったすべての演出、小道具が、懐かしいものになっていたのです。
そういう経験がなかったにしても・・・。
●そしてもう一度、時をかける】
すべてを理解した「土曜日の実験室」で記憶は消され、その場で気を失います。
これで本来の時間軸に戻ったわけです。
後日談として【芳山和子(原田知世)】が大学院生となり、
《かつて想いを寄せた人》と再会しますが、お互いに記憶は蘇らない…
というせつない形で本編は終わるのです。
(テレビ放映では、ここで終了したこともありました)
・・・しかしこの映画の見どころは、この後ですよね!
いわゆる《カーテンコール》というやつです。
暗くなった画面から再度「土曜日の実験室」が映しだされ、
【原田知世】が起き上がると、主題歌『時をかける少女』を歌い出すのです。
そして歌いながら場面は、今までたどったストーリーを
“逆に辿っていく”のですね。・・・そして【深町くん】と最初に出会った
星のまたたくスキー場がラストシーンとなるのです。
(さらに最後には、原田知世がかけて来てアップになって終わります)
もう一度「時をかけている」のです!
この演出は「原田知世のプロモーション」という印象を持つ人もいる
でしょうが、だからこそ、「二度とは戻らない15歳の時」の記録
とも言えるのですね。
●触れられない存在】
ボクが十代の終わりには《美少女ブーム》がすでにありましたね。
そのブーム自体、理解できませんでしたが、
「二次元だ、三次元だ」「生身の女性を相手に出来ない」などの批判も
発行者にはどうでもいい事です。
ボクは「少女とは手を触れられないもの」と思っていますから。
●少女は時間とともにある】
発行者は、アニメソング歌手の【堀江美都子】のファンです。
歌の上手さは言うに及ばず…ですが、そのキャリアにも感動しました。
・このコレクションはすごいなあ〜
http://www.d3.dion.ne.jp/~gonohon/horie2.htm
デビューは、タツノコアニメ『紅三四郎』で、彼女が11歳の時です!
【堀江美都子】という名前を知ったのはボクが高校生の時ですが、
『紅三四郎』は小学校にあがる頃から視て知ってるし、主題歌もよく知ってるんです。
『ハクション大魔王』の『アクビ娘のうた』も同年。
つまり【堀江美都子】は、年上ですでに成人なのでした。
なのにそこに《少女》の存在を感じました。
しかしこの「愛しさ」「恋しさ」はなんでしょう〜?
【堀江美都子】という人は現実に存在するんです・・・。
(握手もしたし、会話もしたしね!へっへー)しかし、『紅三四郎』を歌った
この声の《少女》はもういないんです。歌声でしか確認できないのです。
時間の切なさ、哀しさ、を思ったのはこの時ですね。
それで「少女は時間とともにある存在」とボクは思ったのです。
少女はやがて女性になるし、女性はかつて少女だった。
当たり前なんだけど、時間の中にいる《少女》を引き止める事は
出来ないんですね。
***
後半では、・・・同じく『時をかける少女』をこよなく愛したマンガ家
【とりみき】の作品を見てみたいと思います。
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・更新はありません。
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○時をかける少女へ。】 ┏━━━━━━━━━━━━━━━
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●とりみきのA MOVIE】
マンガのお話をしましょう。「時間の中の少女」を描くマンガ家として
【とりみき】を推しましょう。
最も《大林宣彦テイスト=A MOVIE》を感じさせる作品が『カットバック』です。
=====
・『カットバック』SFマガジン1985年2月号掲載/
早川書房『山の音』収録/1989年7月15日初版
1ページ目に“8ミリ映画の映写”シーンが描かれ、
「カタカタカタ…」という擬音とともに《少女》が映っている。
それは主人公(大学の映研に所属)の幼い時の記憶にある映画だった
夏休みに彼は故郷の城下町に訪れる。・・・そこで可憐な女性と知り合い、
彼女をモデルにショートフィルムの撮影を始める。
実は“未来から来た”彼女は、《航時機》の事故で、永遠に時空を彷徨って
いるのだった。時空に引き裂かれつつ、二人は再会を願いうのだが・・・
《カットバック》とは映画の編集技法の事で、フィルムの編集と
タイムトラベルを重ねている。大林宣彦と大林組に捧げた作品。
=====
・『面影は炎と燃えて!!』週間少年チャンピオン連載『クルクルくりん』33話
/トクマコミックス214vol.3
『…くりん』は「衝撃を受けると別人格に入れ代わる」《少女》が主人公。
だがこの33話は【ある画家】の視点で始まる。
【ある画家】は街で【くりん】を発見し、つい声をかけてしまう。
事故で亡くした娘にとてもよく似ていたからだ。そして未完成だった娘の
肖像画を仕上げるべく【くりん】にモデルを頼むのだった。
しかし所詮は他人。描き進めるうちに「娘との違いに気づいていく」。
ちょっとしたきっかけで衝撃をうけた【くりん】は「画家の娘の人格」を発揮、
無事肖像画は完成するのだった。
タイムトラベルものではないが、疑似恋愛を想像させる「画家と
【くりん】の年の差」「年齢の止まった画家の娘」、といった
「時間とともにある少女」のイメージがある作品。
=====
・『クレープを二度食えば』
進研ゼミ・中3チャレンジ連載/1992年4月1日〜8月1日
/徳間書店『犬家の一族』1993年8月20日初版、収録
舞台は1992年の東京原宿。そこに1984年の《少女》が何かの手違いで
タイムスリップしてくる。高校3年生【梶尾 真】は偶然彼女と出会い、
彼女と数日過ごし、想い出を作る。
タイムスリップには原宿のクレープ屋を装った《タイム・トラベル・サービス》
が介在していた。彼女を過去に送り届けるが、92年の記憶はすべて無くなるという。
しかし元の時間に戻った二人は、また会える事を信じていた。
【梶尾 真】は“パソコン通信”を通じて、彼女のその後を知る事になる。
彼女は高校卒業後に、8歳年上の【なんともイヤったらしい自称SF作家】と、
結婚していたのだ!
【梶尾 真】は彼女の結婚を阻止するべく、タイム・トラベル・サービスに
押し掛け、8年前の過去へと跳ぶのであった…。
【とりみき作品】を代表する《タイム・トラベル・テーマ》の正統派
ではないだろうか。92年の時点での時代色が意識的にちりばめられ
ている。フリッパーズ・ギターの歌が引用されている。
●時をかける少女へ。】
【とりみき】が、『時をかける少女』と【原田知世】にちなんで描いた
そのものズバリのマンガもあるのです。
『裏とり』に収録された『贋作時をかける少女』は、数名のマンガ家の
絵柄と作風を真似て『時をかける少女』の名場面を再現しています。
大友克洋風、いしいひさいち風など。
中でも【田村信】風の「♪ぼぼーくじ さーんでん」は最高〜!
(初出/アニメック/'85年4月号)
・『裏とり』CBS/SONY COMICS /1986年12月5日初版、87年3月23日第2刷
もう一つは『クルクルくりん』の連載として描いた『時をかけるくりん』。
完全にパロデイとなっていて、さすがに没になったといいます。
それでもこの作品は完成させ、仲間の《原田知世ファン》と共に作った
同人誌に収録。原田知世本人にも贈ったということです。
長く未発表となっていましたが、《徳間書店版》と《ハヤカワコミック文庫版》
に収録されました。ハヤカワコミック版は現在入手可能です。
・『クルクルくりん』ハヤカワコミック文庫・2巻/2005年10月15日発行
(敬称略)
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○記事、連載を評価してください】 ┏━━━━━━━━━━━━━━
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[説明あり] http://pure1st.fc2web.com/mailmagazine4.html
[直接] http://www.yamato-nadeshiko.com/VOTE/top.php?id=265v3211
○あとがき】 ┏━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛■■■■■■■■■あとがき■
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「少女とは手を触れられないもの」という表記は誤解をまねきかねないんで
書いておきます。
ここで言う《少女》は創作にインスピレーションを与えるイメージであって、
社会や大人が守るべき《子供・児童》とは同義語ではないのです。
発行者の意図をご理解いただきたいと思います〜
○おすすメめーリングリスト】 ┏━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛■■■■■■■■■■■紹介■
1.『漫画創作ネットワークMCN』
マンガ創作をする人たちのメーリングリストです。
同人誌など、様々な情報交換が目的です。
[詳細]
http://www.freeml.com/ctrl/html/MLInfoForm/mcnw@freeml.com
***
読者の方でHP等「お知らせ」をご希望の方はご連絡ください。
条件はマンガに限りませんが、『創作』である事です。
◇>>>・・・ 詳細は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://pure1st.fc2web.com/mailmagazine2.html
◇>>>・・・ 連絡先は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
pure1st2001@yahoo.co.jp
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○過去の更新】 ┏━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛■■■■■■■■■更新履歴■
・連載ギャグマンガ『地上戦3分前!』【完結】
http://www.cmo.jp/users/pure1st/story/3minutes13.html
・4コママンガ『我ら地球の避難家族』
http://www.cmo.jp/users/pure1st/18k-yonkoman/hinankazoku.html
・『I AM RO-BOY』【未完】
http://www.cmo.jp/users/pure1st/story/ro-boy01.html
・スポ根コメディ?『風と共にセリーヌ』act.15 act.16
http://www.4koma.com/access/0410/celine/index.htm
・『夜明けのスキャット』P10-11-12【完結】
http://www.cmo.jp/users/pure1st/top.html
・ショートショート『チャンネルズ〜〜Roots』
http://www.cmo.jp/users/pure1st/channels/channels00.html
・『マンガ狂室』
http://www.4koma.com/access/index.htm
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○バックナンバー】 ┏━━━━━━━━━━━━━━
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マンガの園【 少女は時をかける・・・】
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2006.1.16 ┘┌┘┌
┘┌┘┌発行者:ピュア1st.
pure1st2001@yahoo.co.jp
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発行元URL ┌┘┌┘
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