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2008/01/08

稼げるビジネスマンVol.134【外国人リーダーに学ぶ「外の眼」】

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■  ■  <Vol.134>                ■■■■
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■  ■  編集&発行=株式会社ヒューマンエデュケイション  ■■■■
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あけましておめでとうございます。
今年も、よろしくお願いいたします。

さて、本日、非常に驚いたのは、岩手県の蘇民祭をめぐるニュースでした。

蘇民祭は、裸の男性が、蘇民袋の争奪戦を繰り広げることで、
疫病よけや五穀豊穣を願う1000年以上続く祭りだそうです。
問題になったのは、それを告知するポスター。

ポスターには、胸毛のはえたヒゲ面の男性の写真が掲載されていました。
「胸毛や濃いヒゲに不快感を覚える女性が多いので、セクハラにあたるかもし
れない」とJR東日本がポスター掲示を拒否したそうです。

「ヒゲの濃さ」や「胸毛」といった体質が問題になるのであれば、
女性に不快感を与える「髪型」「声」「体型」「顔」などが、
いつセクハラ扱いになってもおかしくありません。
脱毛サロンと美容外科は、ますます繁盛?

新年早々、何だか暗い気持ちになってきました。

さて、今回の「稼げるビジネスマン」の連載、橋本裕之先生の「『この人につ
いていこう』と思わせる 実学リーダーシップ考」は、「正しい判断を導くも
の・狂わすもの」の第2回目です。


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 市場価値を高めるヒント
  『この人についていこう』と思わせる 実学リーダーシップ考
                            橋本裕之
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リーダーには、チームの勢いを加速させるだけでなく、必要に応じて方向転換
をする能力が求められます。とくに昨今は、変革をリードできるリーダーかど
うかが問われています。内外のハードルを越え、将来を見据えた正しい判断を
するポイントは何か。


===== 正しい判断を導くもの・狂わすもの(第二回)=======◆


●外国人リーダーに学ぶ「外の眼」


日本の社会は外国人専門家から「ヘッドレス・チキン」などと評されてきまし
た。政府、官僚、企業の取締役会など、すべての組織がヘッドレス状態になっ
ていて思い切った改革ができず、あたかも体は元気だけど頭がなく、目的もな
くバタバタと迷走する鶏だというのです。

残念ながら、この指摘は少なからず当たっていて、日本人は方向転換がとにか
く苦手です。内部に痛みの伴う転換はほとんどできないと言ってよいくらいで
す。

ペリーの黒船によってようやく開国・近代化に舵が切られ、日露戦勝後の夜郎
自大化した集団熱病は原爆でしかピリオドが打てなかったなど、走り始めると
一斉にどこまでも走り続け、外圧によってしか転換できなかったのは事実です。

同時に、改革や転換を外国人リーダーがやると上手くいく傾向がはっきりあり
ます。

外国人リーダーが改革方針を大胆に示せば誠心誠意、全力をあげて取り組みま
すが、仮に同じことを日本人リーダーがやろうとすると、皆で足を引っ張って、
やるべきことは分かっていても誰も手が打てないということになってしまいま
す。その典型が日産のゴーン改革でした。

GEの元CEO(最高経営責任者)ジャック・ウェルチ氏は、CEO就任時に
経営改革ついてこう語っています。

「何かを本気で変えようとするときは組織の内側から見ていてはいけない。外
からの眼で、変えるべき点を判断して断固実行することだ」

どんな改革も各所に痛みが生じますが、それを一つひとつ採り上げていたので
は抜本改革などできません。改革を行なえるリーダーとできないリーダーの違
いは、外国人であると日本人であるとを問わず、内輪の論理から抜け出して
「外の眼」を持てるかどうかだということです。

                              (つづく)


==<橋本裕之氏 プロフィール>==================◆

橋本 裕之(はしもと ひろゆき)

1947年 大阪府池田市生まれ。
69年 法政大学法学部卒、同年、日本実業出版社に入社。経営誌、経済誌(月
刊)編集長を歴任し、編集部長、出版部長、編集局長、常務取締役、専務取締
役などを経て、2004年6月に独立。
現在、経済・経営ジャーナリストとして、トップ・ミドルマネジメント、リー
ダーシップ、歴史などの分野を中心に幅広く執筆・講演活動を行う。

〈主な著書〉
『できる人のリーダーシップ力−−−「この人についていこう」と思わせる
101のヒント』(こう書房刊)、『取締役ノウハウ大事典』(共著・日本
実業出版社刊)、『経営者のためのリーダーシップ&人間力に磨きをかける
20講』(日本実業出版社刊)など。


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【編集後記】

今年の3が日の初詣客は、延べで9818万人。
統計をとって以来、最高の人出だったそうです。

人出が増えた理由は…。
「先行きが不透明で不安だから?」
「それとも、新しいことにチャレンジする人が増えたから?」

あれこれ理由を考えましたが、答えは、「天気がよかったから」!

単純な理由に、少しがっかりでしたが、
よく考えれば、自分も、通常は一度しかいかないのに、
今年は、散歩がわりに3回もお参りに行っていました。

あれこれ考えるよりも、自分の行動を振り返ることで答えが出る。
そんなケースは、案外多いのかもしれませんね。


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稼げるビジネスマン次号VOL.135は1月22日(火)発行予定。

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