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人材育成は組織にとって命です。その命を育むためのヒントをこの場で、あらゆる角度から提案していきます。人間としての生き方を問う基本から、時事的で身近な問題まで、人材育成に関する全情報を取り上げます。

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2008/10/31

人材育成の110番-人材を人財に変身!

人材育成の110番 ― 人材を人財に変身!

株式会社 総合経営センター流人材育成の考え方

第101回「 近況報告 2 」 

●ようやく秋冷の季節になりました。樹木も色づき始めました。長い間のごぶさた
相済みません。今回も近況報告です。言い訳が多くなりそうです。それはともかく、
一昨日私はインフルエンザの予防接種に行きましたが、皆様方も風邪にはくれぐれ
もご留意下さい。

●さて、言い訳の一つは秋学期(後期)に入って大学の方が大変忙しくなりました。
基本的には月〜水曜日は学校の方へ詰めるようにしておりますが、昼間の大学の方
は、月曜日に非常勤講師で出講する椙山女学園大学の一コマを含め、3日間で4つ
のコマ数があります。

●負担の大きいのが夜間の大学院ビジネス・イノベーション研究科の講義と実習指
導です。月曜日の第7時間(20:10〜21:40)に「中小企業の経営革新」の講座を
持っていますが、この授業は15名強の院生を対象にしゃれた教室で行なっています。
ここの受講生の皆さんが熱心で、終わった後も質問があることが多く、至近距離に
ある地下鉄に乗れるのが夜10時を過ぎます。

●有難いことに3つ目の駅で自宅へ向かって降りることができるのは大助かりです
が、家へ帰り、メールをチェックし、新聞などに目を通し、風呂に入りますと午前
0時になってしまいます。毎日7時間眠らないと調子の出ない身体なので、これが
困りものです。

●火・水は企業診断の実習指導で、これは18:30からの第6時限からスタートし、
2時限続きます。これは授業とは違った楽しい時間です。実習生の真面目な意見の
やりとりや、あちこちから集めてくる情報を聞いているだけでも、こちらが勉強に
なります。和気あいあいという雰囲気が何ともいえない味です。院生は、昼の勤務
を終えて、夕食も取らないで実習室へ来るのですが、よくがんばっているなと感心
します。

●こちらは朝型人間の体質になっていますので、月曜から水曜日まで、深夜の就寝
は翌朝少しこたえますね。そのうち慣れるでしょうが、慣れた頃には秋学期が終わ
りになります。

●授業で思わぬ喜びは、春学期にさんざん悩んだ「経営管理論」ですが、秋学期に
は嘘のように霧が晴れました。一つは学生の入れ替えがあり、3年生、4年生が増
えてくれたことと、170名を超えた履修者が130名に減ったことです。減った大半が
1年生だったので助かりました。3・4年生に照準を当てた授業内容ですので、最
初から1年生にはムリがあったようです。

●それにしてもざわついていた教室が、話し声1つとして起きません。スタート時
は異変が起きたかなと不思議に思ったのですが、今になっても静かなものです。夏
休みの間に1年生が色々な経験をして、急に大人びてきたのでしょう。そのために
大人としての自覚が出てきたのかも知れません。

●そのことを親しい教授に話しましたら、「いや、案外そうではありませんよ。そ
れはあなたが夏休みの間に成長されたからです」と言われました。その先生によれ
ば学生たちは教員の品定めをしているそうです。だから春学期は私がなめられてい
たわけです。

●しかし、あれほど厭な思いをして、授業当日は朝起きてからずっと憂鬱だった授
業がこうも待ち遠しくなるのは本当に妙なことです。天地の差とはこういうことを
言うのでしょうね。

●「リーダーシップの本質 松下幸之助に学ぶつきの原理」が脱稿し、初校出しが
きました。後輩に今、校正をして貰っています。それが終わって初版が出るのは11
月末あたりだと思います。初版などと大きなことは言わない方がいいですね。所詮
は自費出版ですから。

●字数は10万語を超えましたが、初校出しを見ましたら、200頁そこそこのものと
なりました。サイズは新書判より大きめです。やはり薄いですね。小冊子とはいえ
ませんが、1500円の価格の本として貧弱な印象は否めません。

●しかし、私としては、ページ数を増やすために、無理な付け足しはしないように
しました。ボリュウムよりも質を落とさないことに留意しました。

●現在の忙しさの中では、枚数を増やすための執筆をしている余裕がありません。
次年度は楽になるでしょうが、今は「経営管理論」「中小企業の経営革新」ともに
授業が終わった翌日から次週に使う内容をパワーポイントで作らねばなりません。
大学の教員も、それほど楽な仕事ではありません。報酬を得るということは厳しい
ものです。

●今回の出版が終わると次年度はこれまでの集大成として「日本的経営とリーダー
シップ」の出版に着手しようと考えています。これは大学院の予算で出すことがで
きれば、と念願しています。

●金融不安から世界的な不況と「株価暴落」に落ち込んだ外部環境の厳しい中で、
本の出版などとのん気なことを言っている私の甘さを叱って下さい。本当に学校と
いう所は有難いと思います。世界、わが国、この地域の経済状況に関係なく、決め
られた予算の下で今日が過ぎていくのです。業績不振という言葉は、私の通う大学
では他人事です。

●大学では、月末には大学祭が始まります。連日夜の10時過ぎまで、特設舞台に出
演する学生たちが、コーラスをしたり、踊ったりして稽古に励んでいます。そこに
は株安、世界恐慌の前ぶれかという緊迫感など微塵もありません。

●とはいえ、この地域でも潰れかかっている短大、大学はあるのです。厳しい経営
状態にある学校の常勤をやっている知り合いの先生は、学校の行事があれば土・日
も関係なく呼び出されています。が、その手当は何も出ないと嘆いています。

●どんな業界にも天と地はあります。地に落ちないように戦略と戦術を考えねばな
りませんね。戦略などは数年後を見すえて、現在立てるものです。それを怠ると数
年後に地に落ちるわけです。個人の人生も同じです。皆さん、理屈抜きにがんばり
抜きましょう。
     
           ◇−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−◇
                株式会社総合経営センター
               代表取締役社長 加藤 靖慶 
               (中 小 企 業 診 断 士)
           ★ ご意見・ご感想をお待ちしております。
               E-mail:katoh@sf.starcat.ne.jp
               URL:http://www.skc-katoh.jp/
            経営革新サポーター&経営パートナー
           ◇−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−◇

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