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2004/08/05

9mois?フランスでの妊娠生活? Vol.41

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    9mois〜フランスでの妊娠生活〜  Vol.41
        http://ulala.online.fr

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≪目次≫

 ★今日のつぶやき
 ★本文 41.入院生活
 ★あとがき

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 この号で最終号と予告しながらも、かなり発行までに間があいてしまったことを
おわびいたします。
 実家の両親やその他いろんな方々を家に招いたり、3週間のバカンスに旦那の実家
に行っていたりで、なかなかコンピューターの前に座る時間がありませんでした。
一時は書くことをあきらめたのですが、せっかくですので、最後まで書き通すことに
決めました。

最後の「9mois〜フランスでの妊娠生活〜」です。

どうぞ、よろしくお願いいたします。
 

Ulala ( http://ulala.online.fr)
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41.入院生活

 23時50分に子供が誕生。それから2時間はなんだかの非常時に備えて分娩室で
待機となる。といっても別になにか特別な装置をつけられるわけでもなく、その
2時間は旦那と私と子供が分娩室に残され「出産の感動にゆっくり浸るための時間」
と言った方がいいかもしれない。

 親子3人きりで、静かだった分娩室に突然ぺちゃくちゃしゃべっている2人の
看護婦さんがやってきた。「Let's go!」といわんばかりに、私のベットと子供の
ベットをごろごろと転がしはじめる。そして病室に到着したのは夜中の2時半ぐら
いだった。
 その時点で乳児室に預かるかどうか聞かれたのだけど、なぜかうちの旦那が大丈夫
ですなんて言っている。私としては疲れているし、第一、生まれたばかりの赤ちゃん
をどう扱っていいのかの知識もないので自分のそばに置くのはかなり不安だ。本当は
預かってもらいらかったのだけど、突然の決断をせまられて結局自分で面倒みること
にした。

 旦那が夜中の3時に家に戻ったけれど、残された私は生まれたばかりの赤ちゃんが
自分が寝ているうちに窒息して死なないかそればかり心配でなかなか寝付けない。
ものすごく大変なので、やっぱり預かってもらえばよかったと何度も思ったが、今思
えば、そのこと自体は別にたいしたことでもなかった。というのも、それよりも、
入院1日目の方がこんなたった3時間の出来事よりも大変だったからだ。

 明け方に、子供が吐いて泣いているので、どうしていいのか分らずナースコールを
して看護婦さんに来てもらったが、
「子供は吐くものなのよ。」
といいつつおむつを代えてくれてさっさと行ってしまった。まあ、大丈夫だっていう
のだから大丈夫なのだろうと思い、心配しながらもとりあえず眠りについたのだが、、、

 ようやく眠りについたと思ったら、ドアのノックの音が。どうやら朝食を持って来
てくれたようだ。もうろうとしながら、もう朝なのと思いつつもコーヒーを頼んで一口
飲みかけたところで、またノックが。赤ちゃんの沐浴をする看護婦さん(助産婦さん?)
がやってきたのだ。沐浴してくれるのかと思えば、やり方を教えるのでこちらにこい
という。産後の傷で立っているのも辛いのだけど、どうしても行かなきゃ!と気力で、
ふらふらしながら沐浴のさせかたを習った。

 後で、この話を妊娠したばかりの義弟の彼女にしたら、
「断れなかったの?」
 と言われたが、そんなこと考えもつかなかった。自分の子供の世話を習うのに、
断るって、、、、、ね、、、

それでもってそれだけでは終らない!
その間にも次々といろんな人が病室にやってきた!

 私の状態を見る係りの人
 赤ちゃんの状態を見る係りの人
 掃除のおばさん。
 ベットのシーツを代えてくれる人
 生まれたばかりの赤ちゃんの状態を検査する小児科の先生
 産婦人科の先生

等がいるようなのだけど、いったいどうしてこんなに病室人があふれているのだろう
と思いながらぽつんとベットから眺める私がいる。聞かれたことを対応していると、
時間があっという間に経っていき、やっと人がいなくなりコーヒーを飲もうとした時
には、もう配膳係の人が片付けてにきてしまった、、、、。

 ようやく午後近くになって、出生届(フランスは生まれてから3日以内に登録しな
くてはいけない)を出し終った旦那がきてくれて、それから初めてぐっすり眠ること
ができたのだ。

 私も非常に疲れた入院初日だったが、子供の方もかなり興奮したのか、その晩から
次の日まで激しく泣きつづけてた。菩薩さまのような顔をした(ほんとうにそんな顔
してました)看護婦さんが2時間かけてあやしたり、ミルクをあげてみたりいろいろ
やってくれたけどそれはなかなかおさまらないし、泣きすぎで体温は38度まで上昇。
疲れきった私は3晩目にとうとう乳児室に預けることにした。

 子供の世話のプロにまかせてちょっと安心と思いきや、夜中1時に、授乳の時間です
と子供を連れてきた時の子供の様子を見てかなり不安になる。寝ていて授乳なんてで
きないのだけど、その様子がへろっと、まるでラリッているかの様。あんなに泣いて
いたのがどうしてここまで熟睡しているのか?もしかして、なにか薬を飲ませたん
じゃないの?と心配になる。
 そして朝6時に子供を病室に戻しに来てくれたた時にはびっくり。パジャマが一面
ゲロまみれ、、、、、薬の影響ではいたんじゃないの、、、、(猜疑心いっぱい!!!)
 二度と乳児室に預けるものかと思ったのでした、、、

 その後は特に困ったこともなく、病院の生活になれ、おいいしい病院食を堪能しな
がら退院日までの日々を過ごしました。

 入院中驚いたことは、まず、ひっきりなしに色んな人が病室を出入りするということ。
病院の朝はまず上記にあげた人々(小児科の先生は3日に一回ぐらい)がいれかわり
立ち代わり入ってきます。それも、ローテーションの関係でしょうが、産婦人科の先生
と小児科の先生以外、ほぼ毎日違う人。そして、その他にも、

 私の最後のトキソプラズマの検査にくる人
 検査用の採血にくる人
 赤十字の母乳を寄付するよう頼みにくる人
 子供の写真を取りにくる人(写真1枚は無料だけど、アルバムは150ユーロもする。
 買わなくてもよい。)

 常に誰かが病室にいるかのようで、なかなか落ち着いた時間をもつことなんてでき
ません。これで、午後に面会の人が来れば、あっという間に一日が終ってしまいます。

 また看護婦さん、助産婦さんは人によって扱われ方や対応のしかたが大きくちがう
ということも改めて驚きました。親身になってくれる人もいれば、忙しいのだろか、
事務的に飛ぶようにさっさと行ってしまう人もいる。それでもって、その人その人言
うことがまったく違う。基本的に自分の経験から出てくる言葉であって、一律に教育
されたものではないのでしょう。
 また、各人それぞれの係りに分かれていてその役割以外のことを聞いてもあまり的
を得た答えは返ってこない。例えば、私の世話をしにきている人に、子供のことを相談
しても妙な返答しか返ってこない。みんな看護婦さんなのだから同じ程度の知識を持って
いるのだろうと思ってた私は、思いついた時にそこにいた人に質問をしてたのだけど
いつも、「???」の連続でした。それでもって、毎日違う人が来るので、どの人が
どの人なのかよくわかりませんでした。

 まあ、いずれにしても、病院に入院した経験もなかったし、産婦人科の病院内という
日常とは大きくかけ離れた特殊な世界も初めての経験だったというので多少とまだった
のだと思います。最後にはこの雰囲気にすっかりなじむことができたので、次回(!!)
はもうちょっと余裕を持って入院生活を送れることでしょう!!!。

 産後の入院生活は、たった5日の非日常生活なのです。


 終わり
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あとがき

 息子もようやく4ヶ月になり、育児の方も多少は落ち着いてきました。
 現在では身長65.5cm体重6970gとちょっとのっぽさんで、3ヶ月の時点で
首が座り、寝返りもするようになりほんとうにすくすくと元気に育っています♪

 それにしても思い起こしてみれば、本当によく泣く子でした。
 病院では人工のミルク、母乳にかかわらず、2時間おきに与えることを指導されたの
ですが。うちの子は1時間おきにおっぱいを欲しがって泣くのです。日本の育児書を見
ると、母乳は人工のミルクより消化がいいし、まだ胃の小さい赤ちゃんはすぐお腹が空
いてしまうので、1ヶ月目は欲しがるだけあげればいいようなことが書いてあります。
また、母親学級を受けてたときも、母乳指導をしているその助産婦さんも、赤ちゃんは
お腹が空いた時だけじゃなく、甘えたい時や、のどが渇いた時、安心感を得たい時にも
おっぱいを欲しがるのだということを言っていたので、私もなんの心配もせず欲しがる
ままにあげていたのですが、、、、

 母乳よりもミルク派が多いこのフランスだからでしょうか。私の周りには1時間おきに
おっぱいが欲しいと泣くことに納得しない人ばかりで困りました。

 まず、私の抱き方が悪いのじゃないかと、子供を自分であやしてみる人。でも、ただ単
におっぱいが欲しいので泣いているのでそんなものは役にたたず。結局、おっぱいをあげ
れる私しか彼を泣き止ませることはできませんでした。
 そして、よく言われたが「これはコリックっていうのよ」という一言。こちらでは赤
ちゃんが泣くのは、腸の中にガスがたまってそれがくるしいからだとよく言われます。
このことをコリックと言うのですが、実際の話、本当にそうなのかはよく分ってないで
そうです。何度も言うようですが、ただ単におっぱいが欲しいので泣いているだけなので、
コリックと信じてお腹をさすってあげてもなんの効果もありませんでした。
 吐く時に、胃酸がのどを焼け付かせてそれで泣いているのだという人もいました。
赤ちゃんはまだ胃をふさぐ弁が十分に発達していないので、頻繁にお腹の物を戻すこと
があります。その方のお友達という方は、あまりにも赤ちゃんが泣くので、どうして泣
くのか調べにいろんなお医者さんに行ったそうです。でもどこに行っても原因が分らな
かったある日、何件目かのお医者さんに行ったところ胃のものを戻す時に一緒にでてく
る胃酸がのどを刺激するからだと言われたそうです。そこで戻した後にあげるお薬を処方
されて飲ませた結果、赤ちゃんはあまり泣かなくなったとか、、、
 もっとすごいのが、母乳によって足りない栄養素があるので、そのせいで泣くという
もの。またある人が赤ちゃんがあまりにも泣くのでいろんなお医者さんに行ったそうです。
その中のあるお医者さんが母乳を検査した結果、ある栄養素が足りないことが判明した
ため、それを補うため栄養素を与えたら泣かなくなったとか、、、、
 
 これにはなんて言っていいか、、、というか、赤ちゃんってそもそも泣くのが普通なん
じゃないでしょうか。赤ちゃんが泣くからといってお医者さんめぐりするのもすごいですが、
その処方されたお薬には睡眠薬でも多少入っていたのでしょうか。薬を飲んで泣き止む方が
なんだか恐いです。こういう話にフランス人を感じるのでした。

 そんな、周りの人の助言のかいがあったお陰でしょうか(苦笑)最近は息子も夜は一晩
寝るようになったし、日中も4時間おきの授乳になって滅多に泣かなくなってきました。
泣くよりも最近は口の中に手を突っ込む行為が頻繁になってくるようにもなってきました。
これは、自分の手をなめて確認していたり、口の中のなにかあると安心するということな
のですが、、、、
 このバカンスでいろんな人に会って揃いも揃って言われた言葉は、、、、

「きっと歯が生えてきてるのよ。歯が見えなくても、歯茎の中にあってむずむずしたり
するからね〜」

 バカンス後すぐに4ヶ月検診に行ったのですが、歯茎をチェックした小児科の先生は、

「歯茎が薄いから歯の方はまだまだ先のことでしょうね。」

とおっしゃっていました、、、、私もまだ歯が生えてきているわけではないと思います。

 とにかく育児は、自分を信じてマイペースが一番だと思う今日この頃です。

 この号で、フランスでの出産までのお話は完結しますが、その後のお話はHPの日記
にでも少しずつ書いていこうと思います。よろしかったら、そちらの方でまたお会いし
ましょう。


 長い間、私の独り言に付き合ってくれたみなさま本当にありがとうございました。


Ulala ( http://ulala.online.fr)
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「まぐまぐ! http://www.mag2.com/(マガジンID:0000119221)」を利用し配信しています。


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