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はじめは小学校のPTA役員、転入二年目にしてまたまた本部庶務。20年度は中学校の本部です。サークル、子育てサロン、OB会等々の立ち上げ裏話も。

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2004/09/15

【PTA:たかが役員されど役員】第庶l号 熱血「おやじの会」が行く

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 ★PTA☆たかが役員されど役員vol.14   15 September. 2004 
              Presented By 元PTA庶務部長
              http://fude.cool.ne.jp/benkyo/
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00●もくじ
 01:おやじの会¶縦にも横にも連結自在
 02:おやじの会¶自由とやる気の集合体
 03:おやじの会¶勢いあまればコケるおそれ
 04:従来のPTAも充実させていこう

ここ2,3年、各地で「おやじの会」あるいは「父親の会」という組
織がどんどん芽を出している。学校のPTAとは別組織で、有志のお
父さんたちががまったくの手弁当精神で集まってきているのだ。

極めて主観的な推測だが、「父親の会」は比較的、数年〜十数年の歴
史があり、最近になって発足したところは「おやじの会」と称してい
るところが多い。これは、パパイヤ鈴木の影響か?

01●おやじの会¶縦にも横にも連結自在

さて、私がいま住んでいる京都市内でも、各学校で「おやじの会」が
続々と立ち上がっている。いまでは「京都おやじの会」という連絡会、
その下には地区ごとの支部と、なかなかの組織である。
http://www.kyoto-oyaji.jp/
さらには、来年度は「全国おやじサミット」が京都で開催されるらし
い。

週末や夏休みを中心に、「おやじの会」はいろいろな活動を繰り広げ
ている。その活動内容はイベントだけにとどまらない。通学路の登校
指導や引率、学校清掃でも声をかけ合って参加し、頼もしい戦力となっ
ている。メンバーの多くが現役PTA役員や役員OBであるため、学
校やPTAの取り組みを補佐したり、盛り上げたりと、枠組みにとら
われず非常に柔軟性があるのだ。

こうした組織は、PTAと違ってメンバーの大多数が自発的に集まっ
ているし、学校や地域とのしがらみが少ない分、活動は自由で小回り
が利く。また、年度ごとに顔ぶれが変わってしまうPTAに対し、お
やじの会(父親の会)は縦のつながりがしっかりしている。

02●おやじの会¶自由とやる気の集合体

PTAは、毎年役員改選が大仕事。なのに一方では、こうして自ら行
動しようという人たちが、一人立ち上がればわれもわれもと後に続く。
いったい何が違うのだろうか。

PTAともなると、前例だのしがらみだの肩の荷が重すぎる。おまけ
にPTA会費で運営しているものだから、年度途中にどんなにいいこ
とを思いついても、年度当初の総会で承認されたこと以外はなかなか
実現しにくい。行事の前の打ち合わせも、毎回悩まされるのが学校・
地域との調整だ。

その点、一からできあがったばかりの組織というのは、自由にアイデ
アを試してみることができる。その試行錯誤の中に、やりがいを感じ
ている人も多い。メンバー同士の意志疎通もたやすく、互いの温度差
が少ないから、文字通り「一丸となって」ことを成し遂げることが可
能だ。

ただ、自由に活動できるとはいっても、無責任・いい加減が許される
わけではない。ある程度の規模になれば、規約もできてくる。

03●おやじの会¶勢いあまればコケるおそれ

おやじの会に対して、私は期待を寄せてはいるけれども、知らず知ら
ずのうちに落とし穴にはまってしまう危惧がないわけではない。

PTA役員のメンバーとおやじの会のメンバーは、ダブっていること
が多い。そんなとき、両方を兼ねている人は、意識的に頭を切り換え
る必要があると思う。
もちろん、いろいろなことをタイアップしてやっていくのは良いこと
だ。それだからこそ、特に両方でリーダーレベルの役割を兼任してい
る人は、「ここからはPTA」「こっちはおやじの会」と、自分の頭
の中で整理ができていないと自滅する。あるいは「自分がポータル」
みたいな錯覚に陥っていては、不用意に周りを振り回してしまいかね
ない。

もう一つの危惧は、こうした組織が盛り上がりすぎて突っ走ってしま
うと、PTAのエネルギーが弱小化してしまうことだ。
ダブっているメンバーが多いということは、下手するとどちらの活動
も中途半端なものになってしまう。互いが連携を取り合って盛り上げ
合ううちはいい。だが、何年かすれば、おやじの会には役員OBの割
合が増えてくる。へんに競合してしまったり、PTAを呑み込んでし
まうようでは本末転倒だ。

それぞれの組織の役割、メリット・デメリット、そして共通の目標な
どを、各自がときどきは確認しておく必要があるだろう。

04●従来のPTAも充実させていこう

おやじの会に集まるのは、その趣旨に共鳴する人たちだ。これから先、
団塊ジュニアといわれる世代が、小・中学生の保護者として通過する。
そのとき、近い将来のおやじの会が団塊ジュニアをも巻き込んで活動
しているかどうかはわからない。

親としてますます成長し、子どもたちが大学生、社会人になっていく
頃、元おやじの会のメンバーたちは、また新しいことを始めているか
もしれない。

それに対して、学校PTAは、常にその年度の保護者たちの集まりだ。
ノウハウを引き継いでいくことはあっても、達人集団になって一般保
護者から乖離してしまうわけにはいかない。

いまのおやじの会を見ていると、時代に合ったPTAのあり方や、こ
れからの課題が少しずつ見えてくると思う。いいかえれば、従来のP
TAは、父親が参加したくとも参加しにくいものだったに違いない。
PTAには、PTAだからこそできることがある。新しい組織でどん
どん思い切った活動を広げていくのも良いが、この既存の組織を、もっ
と大切に充実させたいものだ。

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