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2008/10/13

●農薬ネトマガ業界人●2ch vs 厚労省&消費者庁構想 の巻

 ━━ 2008/10/12  ━━━☆━━━━━━━━━━━○━━━━━━☆━━
   きまぐれ刊  農 薬 ネ ト マ ガ for 業界人     
 ━━━☆━━━━☆━━━━━━━━━━━━━☆━━━━[第131号]━━
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  発行元 農薬ネット 管理人 たてき
 http://nouyaku.net/index.html ←農薬ネット
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 連絡先 ntateki@nouyaku.net ←@を小文字にしてね。
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講演予定
 10/21 滋賀県内(業界内のクローズなもの)
 (ご希望の方はメールでご連絡ください、たぶん、無料)
講演依頼は募集中。

◎たてき推薦のおもしろページ
 「世界の鈴木」「世界の佐藤」 おもろいが値段高すぎ!
 http://item.rakuten.co.jp/sastore/wwnu-suzuki-01g/

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◆◎◆2ch vs 厚労省&消費者庁構想 の巻 ◆◎◆

 こんにゃくゼリーの規制を巡って論争勃発です。
2ちゃんねらーの方がリサーチ力・科学的あるいは統計的解析力は断然上。
食の安全(というか安心)はどんどん進歩しているのを実感。
いつまでも事故→リスク管理強化の間違いは許されない。
農薬にたいする世間の感覚も変わってきている。

http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1223806434/
(2〜3日で読めなくなるでしょう)

代表的なレス。
●1
・こんにゃく入りゼリーを食べた子供が窒息死した事件を受けて、自民党内で10日、  
 ゼリーの形状などを規制する新法制定を検討する動きが出てきた。 
 消費者庁設立のきっかけともなったゼリー被害の防止に焦点を絞った新法だが、 
 窒息による死亡事故が多いモチの規制との兼ね合いなど課題は山積する。 
 新法制定の背景には、政府が消費者の安全をはかるため国会に提出した 
 「消費者安全法案」でも根本的解決にはならないとされる事情があり、
 ゼリー規制の議論は政府・与党肝いりの消費者庁構想にも影を落としそうだ。 

 「子供が見て、食べたら死ぬと分かるようにしないと。それぐらいはできるでしょ!」 
 こんにゃく入りゼリーの規制を議論した10日の自民党消費者問題調査会 
 (会長・岸田文雄前消費者行政担当相)は、河野太郎氏ら出席議員らが怒声を 
 発するなど、さながらゼリー糾弾の場となった。 
 ほかにも「外国並みに規制する法律をつくるべきだ」といった意見が続出し、 
 議員立法による新法の国会提出を目指す方針が確認された。 

 政権与党の議員がゼリー規制に熱くなるのには事情があった。 
 9月に兵庫県の1歳の男児がこんにゃく入りゼリーを食べ、のどに詰まらせて死亡 
 する事件があり、平成7年以降で17人目の犠牲者となったためだ。 

 国外では、EU(欧州連合)が独特の硬度を生み出すこんにゃく成分を添加物とし、 
 ゼリーへの使用を禁止しているのに対し、日本国内では食品衛生法の対象は 
 食中毒などに限られる。 
 このため、今回のような死亡事故を防止する取り組みが「生産者重視から消費者の 
 安全を重視する行政への転換の象徴」(中堅)と位置づけられている。 


●データ
議論に必要なデータを再び張っておきますね 

厚生労働省:食品による窒息事故に関する研究結果等について 
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/chissoku/index.html 

2008年1月から3月までに救命救急センターで死亡した窒息事故の原因食物 

もち:91例←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←← 
パン:43例 
ご飯(おにぎり含む):28例 
すし(食品成分表で分類できないのでその他扱い):19例 
だんご:15例 
流動食(食品成分表で分類できないのでその他扱い):13例 
おかゆ:11例 
あめ:6例 
カップ入りゼリー:3例 ←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←← 
(注:「カップ入りゼリー」であり「こんにゃく以外のゼリー」も含む) 

●反論1
餅による死者…1996年1月中に最低でも208人死亡。 
ttp://www.osoushiki-plaza.com/institut/dw/199906.html 
※たった1ヶ月間の死者数だが、餅の消費は1月に集中するだろうという事で、とりあえず年間の値とする。 

餅の年間生産量…1996年度に55500トン。 
ttp://www.komenet.jp/_member/mochigome/h20/2-5.html 

餅による使者の割合…(生産量)÷(死者数)≒(生産量何トンにつき死者が出るか) 
→55500÷208≒267 
→→「267トンにつき1人」 

蒟蒻ゼリーの年間生産量…月7千万個×年12ヶ月×1カップ0.000025トン=21000トン 
ttp://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20081009/CK2008100902000133.html 

蒟蒻ゼリーによる死者…資料1では13年間で17人(年1.3人)、資料2では1年に11人 
資料1 ttp://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20080930_1.html 
資料2 ttp://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/chissoku/index.html 
※ただし資料2には通常のゼラチン製カップゼリーを含むが、安全の観点から見て多い方(資料2)を採用 

蒟蒻ゼリーによる使者の割合 
→21000÷11=1909 
→→「1909トンにつき1人」 

結論:餅は蒟蒻ゼリーの約7.13倍の殺傷能力がある 

ちなみに資料1(国民生活センターのもの)を採用した場合 
→21000÷1.3=16154 
→→「16154トンにつき1人」 

この場合、餅は蒟蒻ゼリーの約61倍の殺傷能力を誇る 

●反論2
1990年代初頭当時、ファイブミニで食物繊維がダイエットに効果があるかもって流行ってた。 
で、地場産業である蒟蒻を若い層に食べてもらいたいってんで蒟蒻畑が出来たと。 
これが大ヒットして、大手から中小まで模造品が出回るようになった。 

蒟蒻畑は、ゲル化剤を蒟蒻にしたもので当然硬い。しかし他社の模造品は蒟蒻粉の割合によって 
硬さがまちまちであった。 
なので、消費者は蒟蒻ゼリーの硬さに対するイメージがそれぞれ違うと言う事があったかもしれない。 

95年の事故後一番改良したのは、マンナンでありそれは最初に開発した責任を感じていたかも知れない。 
カップの形状、蓋の接着具合(幼児には開けられない)、注意書表記、CMで食べ方の紹介。 
ここまでして事故は激減した。しかし、他社の蒟蒻ゼリーで事故。 
他社製品を含め統一の注意書「お子さまや高齢者の方は食べないでください」をパッケージに表記。 
ここで、他社製品とも統一で「こんにゃく入りゼリー」の表記が出てくるわけで。 
蒟蒻畑はあくまで蒟蒻屋のゼリー風蒟蒻。他社のは蒟蒻入りゼリーなんだよね。 
スレで「ゼリーって書いてあるじゃねーか」って言ってるヤツはこのへんを理解してくれ。 

ちなみに蒟蒻畑の押し出すカップはあえて特許を取っていない。 
食品業界は実は特許だらけなんだよね。 
カップラーメンの容器にしろ、ポリだったり波形だったり2重だったりするでしょ? 
持って熱くない容器ってだけで各社それぞれ特許もってる。 
この特許権利まで放棄して事故防止に貢献してるんだが。


 

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