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2006/02/01

『ビジネス・キャリア・メールマガジンー情報・事務管理分野ー』

企業が認めるビジネス・キャリア。
あなたの大切なスキルが客観的に評価されます。 Today is... 2006.02.01
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      『ビジネス・キャリア・メールマガジン』Vol.46

         + Business Career Mail Magazine +

               ―情報・事務管理分野 ―

           http://www.bc.javada.or.jp

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 2月になりました。すぐに立春ですね。
 
 この冬は各地で記録的な大雪が降り、交通機関、住宅などに多くの被害がで
ました。でもそのような中にも、日照時間は確実に伸びてきていますし、葉の
落ちた木々の枝先にも固いながらも新芽がついているのが見られるようになり
ました。自然のサイクルって本当に正確ですネ。そういえば2月1日からはプ
ロ野球の各球団も一斉にキャンプイン、、、、、まさに球春です。 
 
 皆さんも思い切って冬の重いコートを脱ぎ捨てて身軽になってみないですか。
ジャンプ一番、春に向かって前進しましょう。

 今年度後期のビジネス・キャリア試験まであと1ヶ月余りです。ラストスパ
ートの時期ですね。頑張って下さい。 

 このメルマガでは、皆さんに情報・事務管理に関する役立つ情報を提供して
いきます♪
 これを読んで、ぜひビジネス・キャリア制度を活用してみてくださいね♪

           キャリアアップに最適です!


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―≪第46弾≫――――――――――――――――――――――――――――

全社的情報化立案(5)

          PMBOK
                    木暮 仁(ITコーディネータ)

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 プロジェクトに関しては,先に「プロジェクト計画の策定」(2004.10.01)
でも取り上げていますが,ここではPMBOK(The guide to the Project 
Management Body of Knowledge:プロジェクト・マネジメントの基礎知識体
系)について,その概要を学習します。

1 プロジェクト・マネジメントとは
○プロジェクト
 どのような組織でも,そこには業務があります。業務とは,人が何らかの
資源の制約の下で,計画され実行され管理されることですが,プロジェクト
は,有期性と独自性を持つ業務です。
○有期性 
 開始と完了が明確になっていることがプロジェクトの特徴です。継続的な
業務はプロジェクトとはいいません。 
○独自性 
 開始と完了があるということは,それが1回しか行われないということで
あり,その遂行の仕方や得られる成果物は独自のものになります。
 
 たとえば,情報システムの開発やダムの建設などは,それらの検討を開始
する時期と,情報システムやダムが完了する時期が明確ですし,出来上がっ
たものも他とは異なるものですし,似たようなものでも携わる人も違うし環
境も違うので独自性があります。それでこれらはプロジェクトであるといえ
ます。
 
 プロジェクトと似た用語にプログラムがあります。プログラムとは複数の
プロジェクトが関連して並行して行われることを指します。

○プロジェクトマネジメント
 マネジメントは管理と訳されますが,コントロールの意味での管理よりも
広い概念です。単純にはPDCA(計画−実行−チェック−是正)サイクル
を適切に運営することだといえます。PMBOKでは,プロジェクトマネジ
メントとは「プロジェクトの事業主体や他のステークホルダーの当該プロジ
ェクトに対する要求事項や期待を充足する,またはそれ以上の成果をあげる
ために,最適な知識,技術,ツールそして技法を適用すること」と定義して
います

○モダンプロジェクトマネジメント
 プロジェクトマネジメントは,建設業界などでは以前から行われていまし
たし,それを支援する多様な技法も普及していました。しかし,これまでの
プロジェクトマネジメントでは,とかくQCT(Q:品質,C:コスト,T
:納期)を管理することに限定されていました。
 
 それにたいしてモダンプロジェクトマネジメントでは,それらを実現する
ための組織,コミュニケーション,リスク,調達などを全体最適の観点から
バランスよくマネジメントしようという考えかたです。日本では2000年
頃から,情報システム開発プロジェクトを効果的に管理する手法として紹介
され普及してきました。

2 PMBOKとは
 PMBOKは,PMI(Project Management Institute)が,モダンプロ
ジェクトマネジメントの考えかたに基づいて,プロジェクトマネジメントの
基礎知識を体系化したもので,事実上の標準として世界中で広く受け入れら
れています。日本では,PMI東京支部がPMBOKの普及やPMP(プロ
ジェクトマネージャ)資格認定などを行っています。
 
 PMBOKは,個々のプロジェクトを遂行するための知識体系である「知
識エリア」と,実際にプロジェクトを遂行するときの業務の流れを示す「プ
ロセスの体系」によりなっています。

(1)知識エリアの体系
 知識エリアとして,次の9エリアをあげています。

○統合マネジメント 
 プロジェクトにおける多種多様な要素を整合性のある実行をするためのも
ので,以降の各エリアを統合する位置づけになっています。 

○スコープマネジメント 
 スコープとは「範囲」のことです。スコープマネジメントとは「プロジェ
クトの目標である最終成果物を作成するために必要な作業が過不足なく確実
に遂行されることを保証すること」です。「何を」「どこまで」やるかを決
定して,PDCAサイクルにより常に最新の状態に保つことにより,必要な
成果物とタスクが完成されていることを保証することです。 

○タイムマネジメント 
 納期までにプロジェクトを完成させるための管理です。作業の定義,順序,
所要時間見積り,スケジュールの作成と進捗管理をします。 

○コストマネジメント 
 計画された予算内でプロジェクトを完成させるための管理です。資源計画,
コスト積算,予算作成,コスト管理があります。進捗の遅れはコストの増大
を招きます。 

○品質マネジメント 
 成果物が期待された機能・性能を過不足なく持つことを実現させるための
管理です。情報システム開発で問題なのは,要求が必ずしも明確でなく変更
が多いことです。これは納期やコストに大きな影響を与えます。

 納期,コスト,品質は以前からプロジェクトで重視されていた事項ですが,
モダンプロジェクトマネジメントでは,それらを保証するために以降の事項
が重要だとしています。 

○組織マネジメント 
 プロジェクトはチーム(組織)で遂行します。その体制を作り,役割分担,
責任と権限,要員の確保・育成などを行うための管理です。 

○コミュニケーションマネジメント 
 チームがバラバラな行動をしたのでは困ります。また,ステークホルダー
にタイムリーに報告する必要があります。どのような情報をいつどのように
伝達するかの計画を作り,情報を生成,収集,配布,保管,廃棄するプロセ
スを管理します。 

○リスクマネジメント 
 開発要員が病気になったとか,思わぬ障害が発生したなど,プロジェクト
ではリスク対策が必要です。リスクの特定,定量化,対応策の策定などのリ
スク管理をします。 

○調達マネジメント 
 ハードウェアやソフトウェア,情報システムの外部委託など,多くの調達
があります。調達計画,調達条件設定,発注先決定,契約などの管理をしま
す。 

(2)プロセスの体系
 プロセスとは,「結果をもたらす連続したアクション」と定義されていま
す。プロジェクト全体でもそれを細分化したサブプロジェクトでも,抽象化
すると,次の5つのプロセスになります。立ち上げのプロセスと終結のプロ
セスは,プロジェクトが有期性であることから重要です。計画・遂行・コン
トロールのプロセスは,PDCAサイクルになっています。

○立ち上げのプロセス 
 プロジェクトを発足させることの必要性を認識し,それに必要な資源を確
保します。

○計画のプロセス 
 プロジェクトを行うための計画を立案して,それを維持します。

○実行のプロセス 
 実際にプロジェクトの業務を行い成果物を作成します。 

○終結のプロセス 
 プロジェクトの成果物の確認や報告などの完了手続きを行います。 

○監視コントロールのプロセス 
 プロジェクトの目標を達成することを保証するために,プロジェクトの進
捗をモニタリングして,必要に応じて対策を講じます。 
 
 前回の「ITコーディネータ・プロセスガイドライン」での体系などでの
表現が,このPMBOKに似ていることに注意してください。「全社的情報
化立案」など,経営戦略から情報システムの運用にいたるまでの各フェーズ
が,プロジェクトであり,それをPMBOKの示す体系にそってマネジメン
トすることが重要だからです。

●参考文献
・Project Management Institute
 『プロジェクトマネジメント知識体系ガイド(第3版)』
 
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PLAN DO CHECK!→ → →  →   →   →    →

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●●●●●自分に・・・・
●●●●必要なものを
●●●必要なときに
●●必要なだけ
●学習できる。

│ビ│ジ│ネ│ス│・│キ│ャ│リ│ア│試│験│っ│て│

▼個人にとって
 ○社内で自己啓発の成果としてアピールできる。
 ○職歴と合わせ、学習歴として自己のキャリアの証明として活用できる。

▼企業(組織)にとって
 ○職務能力の客観的な評価基準の1つとして、人事処遇制度等に活用できる。
 ○適切な人材開発や人材配置の参考として活用できる。

                                 │そ│ん│な│試│験│で│す│。│

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【執筆後記】
 今年の冬の大雪は意外なところにも影響を与えました。それはスキー場です。
普通の年ですと雪が少なくてオープンできないということはよく聞くことです
が、なんと余りにも雪が多過ぎて営業停止したそうです。絶え間なく降り続く
雪がリフトも埋めてしまい、除雪に要する多額の費用を考慮すると、やむなく
営業停止にしたほうが・・・・・。
 何事もほどほどぐらいで良いのでしょうが、自然が相手では仕方ないですか
ね。
                        JAVADAの(ё_ё)
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