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2006/01/01

『ビジネス・キャリア・メールマガジンー情報・事務管理分野ー』

企業が認めるビジネス・キャリア。
あなたの大切なスキルが客観的に評価されます。 Today is... 2006.01.01
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      『ビジネス・キャリア・メールマガジン』Vol.45

         + Business Career Mail Magazine +

               ―情報・事務管理分野 ―

           http://www.bc.javada.or.jp

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 あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
  
 皆様、初詣は何を祈願してきましたか。まだ済ませてない方は、今年一年健
康で過ごせますよう、また今年一番の目標がぜひ達成できますようしっかり祈
願してください。でも最後は神頼みよりも本人の努力次第です。
 
 年頭に立てた目標も日数がたつに従って段々薄れていってしまい、実行する
努力も少なくなっていくのが毎年のパターンというのが多いですよネ。今年は
目標達成にむかって毎日少しずつでも努力を重ねたいものです。
 
 今年度後期のビジネス・キャリア試験の受験申請受付が1月4日から18日
までの間です。受験予定の方は早めに申請を済ませて万全の体制で受験勉強に
励んでください。

 このメルマガでは、皆さんに情報・事務管理に関する役立つ情報を提供して
いきます♪
 これを読んで、ぜひビジネス・キャリア制度を活用してみてくださいね♪

           キャリアアップに最適です!


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―≪第45弾≫――――――――――――――――――――――――――――

全社的情報化立案(4)

       全社的情報化立案の進め方
      (ITコーディネータ・プロセスガイドラインを中心に)
 
                   木暮 仁(ITコーディネータ)

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 1 ITコーディネータ・プロセスガイドラインとは
 ITコーディネータ(ITC)とは,経営者の立場に立って,経営とIT
を橋渡しして,経営に役立つIT化を推進・支援するプロフェッショナルで
す。1999年に通商産業省(現経済産業省)産業構造審議会情報産業部会
情報化人材対策小委員会は中間報告「戦略的情報化投資による経済再生を支
える人材育成」により制度化されたもので,ITコーディネータ協会(IT
CA)がその普及やITC認定を行っています。
 ITCAは,ITCが実際に活動する際に基本的に遵守するべき基本原則
とプロセスを示した「ITコーディネータ・プロセスガイドライン(ITC
−PGL)」を発表しています。ITC-PGLは次の8つからなっています。
(全体共通ガイドライン)
 1 プロセス&プロジェクトマネジメント
 2 コミュニケーション
 3 モニタリング&コントロール
(フェーズ別ガイドライン)
 4 経営戦略フェーズ
 5 IT戦略策定フェーズ
 6 IT資源調達フェーズ
 7 IT導入フェーズ
 8 ITサービス活用フェーズ
 このうち,「IT戦略策定フェーズ」が,本シリーズ「全社的情報化立案」
に相当しています。このフェーズを紹介することにより,全社的情報化を立
案する際の進め方や留意事項を理解します。

2 IT戦略策定フェーズ
(1)IT戦略策定フェーズの位置づけ
 先行する「経営戦略フェーズ」で策定された経営戦略,各組織戦略実行計
画,IT領域戦略課題をもとに,経営戦略実行の一環として,業務プロセス
改革を有効かつ効率的に達成するために,ITサービスを活用したビジネス
プロセスモデルを策定し,その実現の戦略を策定するフェーズです。これに
より,後続する3つのフェーズによるIT化実行プロジェクトの骨格を定め
ることになります。
 
(2)IT戦略策定フェーズの内容
 ITC−PGLでは,フェーズを細分化したものをアクティビティ,それ
をさらに細分化したものをタスクと呼んでいます。例えば,3−1はアクテ
ィビティ,3−1−1はタスクを示します。
 3 IT戦略策定フェーズ
 3−1 フェーズの立ち上げ
 3−2 IT領域内部環境分析(EAのAsIsモデル分析に相当)
  3−2−1 現行業務プロセス分析
  3−2−2 現行IT環境分析
  3−2−3 内部制約条件確認(経営戦略,法令遵守,内部規程など)
 3−3 IT領域外部環境分析
  3−3−1 近似事例調査,分析,評価(ベストプラクティスなど)
  3−3−2 IT動向・実績調査,分析,評価
  3−3−3 外部制約条件確認(法的規制,業界ルールなど)
 3−4 目標ビジネスプロセスモデル策定(EAのToBeモデル策定に相当)
  3−4−1 目標業務プロセス策定
  3−4−2 目標IT環境策定
 3−5 IT戦略策定
  3−5−1 ギャップ分析(AsIsとToBeの差異分析→次期モデル)
  3−5−2 IT戦略策定(優先順位,スケジュール,移行体制など)
 3−6 IT戦略展開(短期計画を抽出して,基本方針を具体化する)
  3−6−1 業務プロセス改革方針決定
  3−6−2 ITサービス方針策定(システムの主要機能,サービスレベルなど)
  3−6−3 セキュリティ&リスク管理方針策定
  3−6−4 モニタリング&コントロール方針策定(KGI・KPIの設定など)
  3−6−5 IT資源調達・導入方針策定(後続フェーズへの基本方針)
 3−7 フェーズの完了

(3)共通な基本原則
 ITC−PGLでは,このフェーズに共通な基本原則として,次の9原則
を示しています。さらに,個々のタスクについて留意点を掲げています。
 ・経営戦略との整合性の原則
 ・人間系,IT系調和の原則(利用者の成熟度や育成,体制などに考慮)
 ・業務プロセス改革並行実施の原則
 ・企業の実態に合ったITサービス導入の原則(IT化の成熟度に考慮)
 ・経営者責務の原則(経営者のリーダーシップ,ITガバナンスなど)
 ・ステイクホルダー(関係者)責任権限明確化の原則
 ・経営環境変化・技術動向への対応の原則
 ・セキュリティ&リスク管理の原則
 ・投資対効果の原則

(4)参考にすべき手法や基準等
 ITCAは,ITC-PGLとともに,ITCが持つべき知識体系をIT
C−CBK(Common Body of Knowledge)として発表しています。そのうち,
IT戦略策定フェーズでのリファレンス(参考にすべき手法や基準等)とし
て,次のものを掲げています。
 ・エンタープライズ・アーキテクチャ(EA)
 ・ビジネスリファレンスモデル(BRM)
 ・データリファレンスモデル(DRM)
 ・COBIT
 ・PMBOK
 ・個人情報保護/ガイドライン等
 ・ISMS/ISO17799(情報セキュリティマネジメント)
 このうち,EA,BRM,DRMに関しては前回で説明しました。個人情
報保護とISMS/ISO17799は,「情報セキュリティ」のシリーズ
で取り上げる予定です。それで,次回以降では,PMBOKとCOBITに
ついて,その概要を説明します。

●参考文献
・ITコーディネータ協会「ITCプロセスガイドライン(Ver. 1.0)」
 2005年6月
 http://www.itc.or.jp/

 
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【執筆後記】
  三が日の朝はお雑煮を食べるのが一般的ですネ。でも、お雑煮の中味は各
 地方によって実にさまざまです。餅の形にしても、角餅・丸餅、はてはアン
 入り餅もありますし、味付けにしても、味噌・醤油・塩、さらに中に入れる
 具の組合せにいたっては、野菜・肉・魚等々まさに千差万別。狭い日本なの
 によくこれだけ違うものだと妙に感心しています。
  しかし、どこの地点を境にして違ってくるのか不思議な気がしませんか。
 お雑煮に限らず、言葉・風習等がどこの場所から違ってくるのか一度調べて
 みたいものです。    

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