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2005/11/01

『ビジネス・キャリア・メールマガジンー情報・事務管理分野ー』

企業が認めるビジネス・キャリア。
あなたの大切なスキルが客観的に評価されます。 Today is... 2005.11.01
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      『ビジネス・キャリア・メールマガジン』Vol.43

         + Business Career Mail Magazine +

           ―情報・事務管理分野 ―

           http://www.bc.javada.or.jp

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  先日は久しぶりで大学対抗の駅伝競走をテレビ観戦しました。各選手とも
 精魂を込めた懸命の走りでタスキを渡し終えると倒れこむ選手も何人かみら
 れました。
  母校の名誉をかけて必死に走った結果なのでしょうネ。
  でも、母校の名誉にかける思いがいくら強くても、それだけではあの走り
 は無理だと思います。毎日積み重ねた練習による自信、そしてさらに名誉を
 かけたプライドがなさせた結果なのではないでしょうか。
  毎日の小さな努力でも継続させることの大切さを再認識した1日でした。

  このメルマガでは、皆さんに情報・事務管理に関する役立つ情報を提供し
 ていきます♪
  これを読んで、ぜひビジネス・キャリア制度を活用してみてくださいね♪

         キャリアアップに最適です!
      

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―≪第43弾≫――――――――――――――――――――――――――――

全社的情報化立案(2)

 全社的情報化計画立案に関する概念・用語

                    木暮 仁(ITコーディネータ)
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 「全社的情報化計画立案」でよく用いられる概念・用語を列挙します。先
のシリーズ「経営戦略立案の基本的方法」と重複するものが多いのですが,
本シリーズでも重要ですので,復習しておきましょう。

1 ビジネスモデル,ビジネスプロセスモデル,情報システム

 ビジネスモデルとは,端的にいえば「儲かるシカケ」のことです。例えば,
従来,パソコンメーカーは見込生産方式でした。顧客動向,新規技術,同業
他社動向などから仕様を決定し,需要予測をして生産し,量販店に陳列して,
顧客が来るのを待っていました。これでは,多大な在庫が必要ですし,不良
在庫になるリスクがあります。また,顧客の立場からは,自分のニーズに合
致した仕様のものを探せない不満を持っていました。
 デルは,インターネットで顧客に仕様を決定させ,その注文を受けてから
生産を行う受注生産を採用することにより,これらの課題を一挙に解決する
ビジネスモデルを採用し,業界トップの座を得るだけでなく,高い収益率を
実現して,競争優位を確立しました。いわゆる「デル・モデル」です。
 経営を成功させるためには,このような優れたビジネスモデルを考えなけ
ればなりません。経営戦略とはビジネスモデルを作ることだといえます。

 しかし,ただ見込生産を個別生産にしただけでは,問題は解決しません。
注文を受けてから納入するまでの期間を極度に短縮する必要がありますし,
部品在庫も圧縮する必要があります。それには,仕事の仕方をどのようにす
ればよいかを検討する必要があります。それがビジネスプロセスモデルです。
 多くの場合,ビジネスプロセスを抜本的に改革する必要があります。それ
を指摘して方法論を示したのが,1990年代前半にブームになったBPR
(ビジネスプロセス・リエンジニアリング:業務改革)です。

 業務改革を行うには多様なアプローチが考えられますが,多くの場合は,
情報システムを活用することが効果的です。情報システムは,仕事の仕方を
規制するものですから,仕事の仕方を変えるには,優れた情報システムを構
築するのが効果的です。その意味で,情報システムはBPRのインフラだと
いえます。
 デルは,納期短縮・在庫圧縮の課題を部品メーカー,自社の組立部門,配
送業者など供給に関する全プロセスにおいて情報を共有することにより解決
することに成功しました。このような考えかたを支援するのがSCM(サプ
ライチェーン・マネジメント)です。

 また,ビジネスプロセスは多くの部門が相互に密接に関係していますし,
ビジネスプロセスモデルは環境変化に即応して変化します。従来のように個
々の業務を縦割りに情報化した個別システムでは,ビジネスプロセスモデル
の変化に即応するのは困難ですので,全社業務を統合して,かつ,改訂に柔
軟な情報システムに再構築する必要があります。その要請に応えたのがER
Pパッケージです。

 これらを整理すると,「全社的情報化計画とは,ビジネスモデルを実現す
るビジネスプロセスモデルを,情報システムの観点から把握して,支援する
ための計画である」といえます。

2 ステークホルダーとコンプライアンス

○ステークホルダー
 ステークホルダーとは利害関係者のことで,一般には株主,取引先,経営
者などを指しますが,全社的情報化計画立案では,それ以外に利用部門や情
報システム部門なども含むIT化の関係者全般のことと理解するほうが適切
です。
 IT化が経営に密着するようになったこと,他社との連携が増大したこと,
社会的なインフラとしても重要になってきたことにより,ステークホルダー
の範囲が増大してきました。

○コンプライアンス
 しかも,立案に直接関与できないステークホルダーが多くなりました。そ
のために,それらのステークホルダーの権利の確保やそれらへの説明責任が
必要になります。
 その基本的な事項が,法律,社会通念,業界ルール,社内規程などを忠実
に守ることであり,それをコンプライアンス(法令遵守)といいます。全社
的情報化計画立案において,コンプライアンスを重視することが求められる
ようになりました。具体的には,システムの信頼性確保,個人情報保護対策,
会計情報の正確性確保などがあります。

3 成熟度(「ベストプラクティスと経営の成熟度」2004.04.01 参照)
 成熟度とは,情報システム開発における品質管理を対象にしたCMMによ
り普及した概念ですが,それが経営にも適用されています。一般に成熟度は
次の5段階(レベル0を加えれば6段階)で定義されています。
 レベル0 Non-Existent(存在しない)
 レベル1 Initial(初歩的)
 レベル2 Repeatable(繰り返し可能)
 レベル3 Defined(定義されている)
 レベル4 Managed(管理されている)
 レベル5 Optimized(最適化)
 しかし,厳密にこのようなレベルをいうのではなく,「組織として習熟し
ている」という意味で使われることもあります。
 全社的情報化計画立案では,自社のIT成熟度を考慮して,現実に活用で
きるシステムにすること,単に情報化だけを検討するのではなく,その活用
を効果的にできるように,情報リテラシーの向上や組織体制の整備などIT
成熟度を向上させる対策も検討する必要があります。

4 PDCA,マネジメント,ITガバナンス

○PDCAサイクル(「マネジメントサイクル」2004.3.1 参照)
 PDCAとは,Plan(計画)→Do(実行)→Check(確認)→Action
(是正)のことです。なお,CheckおよびActionのことをモニタリングと
いいます。

○マネジメント
 マネジメントとは,このPDCAサイクルを適切に運営することです。そ
れにより,成熟度を高めることが重要です。

○ITガバナンス
 ガバナンスとは統治のことですが,ITガバナンスとは企業の情報化が経
営戦略に合致して開発され,しかるべき効果をあげているかを経営者がマネ
ジメントすることです。
 とかくIT化は経営者にとってわかりにくいといわれていますが,それで
は適切なITガバナンスを確保することができません。標準的な図表化や尺
度を設けて,「見える」ようにすることが肝要です。それを「可視化」とい
います。


5 KGI,CSF,KPI(「バランス・スコアカード」2004.08.15 参照)

○KGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標) 
 3年後の利益を○○億円にするとか,顧客の固定化率を○○%以上にする
というような指標です。その目標値の大小により,必要となるITサービス
の内容が決定されます。 

○CSF(Critical Success Factor:重要成功要因) 
 KGIを実現するための重要な手段のことです。全社的情報化計画立案と
は,それを支援するためのIT活用を体系的に検討することだといえます。 

○KPI(Key Performance Indicator:重要業績達成指標) 
 KGIは結果としての目標ですが,それが実現する以前に,それを実現す
るCSFの達成を測定することが必要です。それをKPIといいます。情報
システムには,KPIを迅速にモニタリングする機能を持たせることが必要
です。

  
  
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●●●●●自分に・・・・
●●●●必要なものを
●●●必要なときに
●●必要なだけ
●学習できる。

│ビ│ジ│ネ│ス│・│キ│ャ│リ│ア│試│験│っ│て│

▼個人にとって
 ○社内で自己啓発の成果としてアピールできる。
 ○職歴と合わせ、学習歴として自己のキャリアの証明として活用できる。

▼企業(組織)にとって
 ○職務能力の客観的な評価基準の1つとして、人事処遇制度等に活用できる。
 ○適切な人材開発や人材配置の参考として活用できる。

                                 │そ│ん│な│試│験│で│す│。│

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−−−−−−−−−−−−−ご案内−−−−−−−−−−−−−

    若年者の方の就職基礎能力の評価に役立ちます。
   −ビジネス・キャリア・エントリー試験を実施します−

 企業等への就職を目指す若年者の方に必要とされる就職基礎能力の評価を
目的とする「ビジネス・キャリア・エントリー試験(以下「エントリー試験」
といいます。)」を12月11日(日)に東京都内において実施します。
 (内定者の方や新入社員の方の就職基礎能力の評価にもご活用いただけま
す。)
 エントリー試験は、厚生労働省が推進する「YES−プログラム」(若年
者就職基礎能力支援事業)において示された就職基礎能力である「コミュニ
ケーション能力」、「職業人意識」、「基礎学力(読み書き)」、「基礎学
力(計算・計数・数学的思考力)」、「基礎学力(社会人常識)」及び「ビ
ジネスマナー」の6つの領域について、各領域ごとの試験を実施する「YE
S−プログラム」認定試験の1つです。「コミュニケーション能力」、「ビ
ジネスマナー」の2つの領域については、実技試験も併せて実施するなど、
単なる知識の評価だけではない実践的な能力評価試験となっております。
 なお、「YES−プログラム」では、上記6つの領域全てについて認定試
験に合格するか、又は認定講座を修了し、かつ、厚生労働省が指定する資格
を1つ以上取得した上で申請することにより、厚生労働大臣名の「若年者就
職基礎能力修得証明書」の交付を受けることができます。
 日本の将来を担う若者達のための「YES−プログラム」です。企業の皆
様方におかれましては、若年者自らが明確なキャリア目標を持ち、目標達成
のために積極的に行動する姿勢、「ヤル気」を是非評価していただきますよ
うお願い申し上げますとともに、内定者の方や新入社員の方の就職基礎能力
の評価にご活用いただきますよう重ねてお願い申し上げます。また、若年者
の皆様方におかれましては、就職に向けた可能性を広げる絶好の機会ですの
で是非ご活用下さい。
 詳しくは、ビジネス・キャリア企画課(TEL03-5800-3468 e-mail:
 BCkikakuka1@javada.or.jp)までお問い合わせください。

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【執筆後記】
   ベランダの片隅で数年前から育てている寒ランが今年も小さな花を咲かせて
 くれました。植物って可愛がってあげるとチャンとお返しをしてくれるんですネ。
  小さな花からは想像もできないような素晴らしい香りが当分楽しめます。

                         JAVADAの(ё_ё)
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