2005/10/01
『ビジネス・キャリア・メールマガジン-情報・事務管理分野-』
企業が認めるビジネス・キャリア。 あなたの大切なスキルが客観的に評価されます。 Today is... 2005.10.01  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 『ビジネス・キャリア・メールマガジン』Vol.42 + Business Career Mail Magazine + ― 情報・事務管理分野 ― http://www.bc.javada.or.jp  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 先頃、衆議院選挙がおこなわれました。郵政民営化のみが争点になった ような感じで賛成派が圧倒的多数の議席を獲得した結果になりました。 年金、サラリーマン増税、教育など私たちの身近な問題があまり話題に もならない選挙にこれから先がどうなるのか心配です。 皆さん、このような時こそビジネス・キャリア試験に挑戦してみないで すか。専門的な知識を習得していると、いざというときに役に立ちますし 自信になりますよ。 現在、そして将来に備えて秋の夜長を利用して受験勉強を始めましょう。 このメルマガでは、皆さんに情報・事務管理に関する役立つ情報を提供して いきます♪ これを読んで、ぜひビジネス・キャリア制度を活用してみてくださいね♪ キャリアアップに最適です!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ―≪第42弾≫―――――――――――――――――――――――――――― 全社的情報化立案(0) このシリーズの概要 木暮 仁(ITコーディネータ)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 先のシリーズで 大項目 1.経営戦略と情報化戦略 中項目 1.2 経営戦略の理解 について学習しましたが,それに続いてこのシリーズでは, 中項目「1.3 情報化戦略の立案」 小項目「1.3.1 全社的情報化立案の手順を理解し,立案すること ができる」 の分野を6回にわたり学習します。 まず,「1 全社的情報化計画の必要性」では,個々の情報システムは個 別に検討するのではなく,経営戦略に基づいた総合的な計画の下で整合性を もって検討することが重要であることを理解します。そして,「2 全社的 情報化計画立案に関する概念・用語」では,ビジネスモデル/ビジネスプロ セスモデル,PDCA,ITガバナンス,CSF/KGI/KPIなどを取 り上げます。 これらのいくつかは先のシリーズでも学習しましたが,以降の内容を理解 するのに重要ですので,このシリーズの視点から再度取り上げます。 この分野は広範囲です。それでこのシリーズでは,最近話題になっている 標準的な方法論(フレームワーク)の紹介に限定しました。 全社的情報化の体系として「3 EA(エンタープライズ・アーキテクチ ャ)」,全社的情報化立案の進め方として「4 ITコーディネータ・プロ セスガイドライン」を取り上げます。そして,これらのなかで多く参照され ている「5 PMBOK」と「6 COBIT」について紹介します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 全社的情報化立案(1) 全社的情報化計画の必要性 木暮 仁(ITコーディネータ) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1 全社的情報化計画の位置づけ 経営戦略が策定されると,それを実現するための販売計画や財務計画が策 定されますが,それとともに,情報化計画も重要なものになります。経営戦 略は経営活動を通して実現されますが,経営活動の適・不適は業務の仕方に 左右されます。多くの業務に情報システムが利用されていますが,情報シス テムを構築したら,それに従って業務をすることが必要です。すなわち,情 報システムは経営戦略を実現させるためのインフラなのです。 経営活動には,購入−生産−流通−販売のモノの流れ,それを支援する財 務や人事など,多様な機能に対応した部門があります。経営活動の効果を最 大化するためには,それぞれ部門が共通認識のもとで,互いに連携を密にし て活動することが重要です。 これらの機能あるいは部門の業務の多くは,販売システム,財務システム など多様な個別システムより遂行されています。それらは,経営戦略実現の 観点から全社を統合したものでなければなりません。それには,全社的な情 報化計画の策定が重要になります。いいかえれば,全社的情報化計画とは, 経営戦略と個別情報システムとの橋渡しをする計画だといえます。 2 全社的情報化計画の必要性 全社的情報化計画が不十分だと,独自の個別システムがばらばらに構築さ れることになりがちです。それにより,どのような危険が発生するかの観点 から,全社的情報化計画の必要性を説明します。 (連携のとれない個別システムの危険) (1)業務に無駄が生じる 調達システムの資材購入データや販売システムの売上データは会計システ ムの買掛金や売掛金のデータになるというように,個別システム間は多様な データが交換されています。ところが,それらの個別システムに整合性がな いと,購入データを買掛金データに変換するためのプログラムが必要になっ たり,購入結果の帳票から買掛金データを人手で作成するという無駄が生じ ます。 (2)他部門データの参照ができない 例えば,製造部門が販売動向を見て生産計画を調整するとか,販売部門が 生産進捗状況を把握して顧客に納期予定を知らせることができれば,経営活 動の大きな支援になります。ところが,販売データのうち,製品ごとにデー タ入力のタイミングが異なるとか,進捗データに発注番号がついていないと いうのでは,他部門ニーズに応えることができません。 (3)データの有効利用ができない 例えば,自社が資材を購入している購入先に,得意先として自社製品をど れだけ販売しているかを知りたいことがあります。ところが,購入先コード と得意先コードの体系が互いに異なると,このような利用が不可能だったり, 非常に複雑な作業が必要になったりします。 (投資タイミングによる無駄) (4)二重投資の危険が生じる 販売システムや購買システムでの売上や仕入のデータは,会計システムの 売掛金や買掛金のデータになります。ところが,会計システムを販売システ ムや購買システムより先に構築すると,後から構築した販売システムや購買 システムからのデータの受け渡しに不都合なことが起こり,会計システムを 大幅に改訂する必要が生じることがあります。このように,個別システムの 開発順序が二重投資の危険を生じさせる原因になります。 (5)インフラ投資と個別アプリ投資 ある個別システムのために,多数のパソコンを増設してネットワークを整 備しました。その後で,ERPパッケージを導入することになりました。そ うなると,個別システムが無駄になります。そうでなくても,個別システム のミドルウェアをERPパッケージが要求するものに変更するには,多大な 作業が必要になることもあります。 (経営戦略との不合致) (6)総花的な計画になる とかく個別システムは,その部門だけの要求により構築されがちです。し かも,個々の部門が自部門の情報化を強く主張すると,総花的な情報化計画 になり,投資規模が大きくなるのに,効果の少ない計画になってしまう危険 があります。 (7)経営戦略とずれた情報システムになる 要求部門が経営戦略をよく理解していないと,今後縮小しようとしている 分野の情報化を要求したり,経営戦略実現に必要な機能を情報システムに要 求しないかもしれません。 3 全社的情報化計画の策定での重要事項 (1)経営者の積極的関与が必要 全社的情報化計画は,経営戦略の実現のために重要であり,しかも多部門 に関係しています。社外との関係が強い情報化も多くあります。その中には 利害が反する関係者もあります。多くの関係者が経営戦略をよく理解して, 共通した認識で計画策定に参加させるには,経営者(CIOも含む)自身が 全社的情報化計画の重要性を認識して,リーダーシップをとることが不可欠 です。 (2)非情報系活動の重要性 経営戦略を実現するには,情報システムを構築・運用するだけでなく,仕 事の仕方や組織の変更,関係者(社外,顧客を含む)へのアプローチなど, 非情報系活動が重要な成功要因になります。そのような活動の一環として, 全社的情報化計画を認識する必要があります。 (3)各種方法論の理解 経営戦略策定の手法や,個別システムの開発技法に関しては従来から多く の方法論がありました。それに対して,経営戦略をどのように全社的情報化 計画へと展開するか,全社的情報化計画を個別システムへとブレークダウン するかといった分野は比較的遅れていました。それが最近はEA(エンター プライズ・アーキテクチャ)で代表される総合的な体系の一環として組み込 まれるようになってきました。このシリーズでは,前のシリーズと重複する 部分もあるかと思いますが,そのような総合的な体系の中で,全社的情報化 計画策定の方法論を取り上げます。 (4)統合化か迅速化か 経営環境は激変しています。それに対処するためには,迅速な情報化が要 求されますし,既存の情報システムの改訂の容易化が求められます。それで, 全体のことなどかまっていられないと思うかもしれませんが,実はそうでは ないのです。全体的な統合的方法論に立脚することにより,新規開発や改訂 が迅速化できるのです。その理由をこのシリーズで明らかにしていきます。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ +++++++++++++++++++++++++++++++++++ PLAN DO CHECK!→ → → → → → → +++++++++++++++++++++++++++++++++++ ●●●●●自分に・・・・ ●●●●必要なものを ●●●必要なときに ●●必要なだけ ●学習できる。 │ビ│ジ│ネ│ス│・│キ│ャ│リ│ア│試│験│っ│て│ ▼個人にとって ○社内で自己啓発の成果としてアピールできる。 ○職歴と合わせ、学習歴として自己のキャリアの証明として活用できる。 ▼企業(組織)にとって ○職務能力の客観的な評価基準の1つとして、人事処遇制度等に活用できる。 ○適切な人材開発や人材配置の参考として活用できる。 │そ│ん│な│試│験│で│す│。│ +++++++++++++++++++++++++++++++++++ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ∞∞JAVADA(中央職業能力開発協会)Info.∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ◆JAVADAホームページ → http://www.javada.or.jp/ ◆ビジネス・キャリアホームページ → http://www.bc.javada.or.jp/ 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