メールマガジン「ダメダメ家庭の目次録」
★ メールマガジン:ダメダメ家庭の目次録
========================================================
┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓
ダ メ ダ メ 家 庭 の 目 次 録
┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛
法律上は別に問題がないが、結果的に子供の方が法律違反に陥る
ダメダメ家庭の実態について、その具体的な会話や行動を
リストアップいたします。
長崎や大阪や千葉など日本全国で「活躍」しているダメダメ家庭の
OBやOGはどのような環境で育ったのか?
皆様にも、御理解いただけると思います。
=========================================================
★ カテゴリー:ダメダメ家庭の見分け方、考え方
★ 今回のお題:塔のイメージ
なんでも日本の女性漫画家集団にCLAMPという名のグループがあって、その人
たちの作品には、いつも東京タワーが出てくるんだそう。
へぇ・・・東京タワーねぇ・・・
もうすぐに役目を終えようとしている東京タワーですが、その人たちにしてみれ
ば、何かこだわりがあるんでしょうね。
さて、以前にこのメールマガジンで、フランスの映画作家のフランソワ・トリュ
フォーについて書いたことがあります。トリュフォーの作品には、いつもエッフ
ェル塔が出てきます。まあ、トリュフォーはパリ生まれなんだから、塔となると
東京タワーというわけにはいかない。
やっぱりご当地のエッフェル塔になるでしょう。
さて、トリュフォーについて書いた際にも触れましたが、そのような塔は、ある
種「父親」の存在と関係しているもの。そもそも塔はその形から男性につながる。
それだけではありません。道に迷った時に、自分の位置を確認したりする・・・
いわば、「安心」とか「頼りになるもの」の象徴としての塔の意味もあるわけ。ま
さにその場所の主柱のような存在。エロティックな意味で男性につながり、精神
的な意味で父親につながる・・・それが「塔」というもの。
トリュフォーの作品「大人はわかってくれない」の冒頭におけるエッフェル塔は、
まさに「道に迷って自分自身を見失った時に、自分の位置を確認する」存在の象
徴。
トリュフォーは母子家庭の出身です。
そんな「塔」の描き方から、彼の内面に存在する「父親的な存在への憧れ」が見
えてくるわけ。まあ、トリュフォーは母子家庭出身なんだから、安心というか頼
れる存在がほしかったんでしょうね。
日本の漫画家集団も、いつも東京タワーがいつも登場してくるということは、そ
の中心人物が、母子家庭の出身者であることが推定されるわけ。
母子家庭の出身者は、塔を、比較的、好意的に描くもの。
トリュフォーも決して「鬱陶しい」存在としてエッフェル塔を登場させてはおり
ません。
父親を知らないがゆえに、父親的な存在に憧れを持ち、塔という大きな小道具を
作品の中で使い続ける・・・そうなってくるわけ。
さて、母子家庭の出身だったら、逆に言うと、父親とのやり取りはないわけだか
ら、父親に対する嫌悪感は持ちようがない。
しかし、実際に父親がいたら、「いつも仲良く」というわけには行かない。たまに
は衝突もあるでしょう。
特にダメダメ家庭においては、ダメダメ家庭を作る父親は権威主義的であり、問
答無用でありと、子供にとっては鬱陶しい存在。だから父親に対して嫌悪感を持
ち、父親への憎しみを持つようになるわけ。
と言っても、現実に父親を殺すケースは滅多にないもの。
ということで、父親の代替としての塔が、ネガティヴな意味で使われたりするん
ですね。
何も芸術作品の問題ばかりではなく、それこそ鳥取の大学生が「東京タワーへの
爆破予告」で逮捕されましたが、それは父親への憎悪の反映の典型なんですね。
芸術においては、子供を監禁する父親・・・なんてシチュエーションで塔が使わ
れたりするもの。
まあ、古典ドラマだったら、結構あったりするでしょ?
王様が「オマエは息子によって殺される!」なんて予言を受けたので、自分の息
子である王子を監禁してしまう・・・そんなシチュエーション。
そんなシチュエーションだと往々にして「塔に監禁」となるわけ。実際には、地
下室に監禁するようなケースでも、ドラマ上は、「塔に監禁」と設定変更されたり
する。
「地下室に監禁」だと、「一般的な閉塞」につながるわけで、監禁された人物の精
神的な苦悩に焦点が当てられることになります。しかし「塔に監禁」となると、「父
と息子の葛藤」「子供を抑圧する父親」という関係性の面が強く表現されるわけで
す。監禁する場所によって、作者の問題意識というか深層心理が見えたりするも
のなんですよ。
たとえば、19世紀末から活躍したウィーンの文学者フーゴ・フォン・ホフマンス
タールの作品「塔」は、父親である王によって、王子が塔に幽閉されるというス
トーリー。
このホフマンスタールの「塔」という作品は、バロック期のスペインの劇作家カ
ルデロンの「人生は夢」を基にしていますが、カルデロン版は、館の中で幽閉。
しかし、ホフマンスタール版は、塔に幽閉となっています。
そんな変更から、ホフマンスタールの深層心理が見えてくるわけ。
ホフマンスタール版では「父と息子の葛藤」の深層心理的な面が、より強調され
るわけです。
ただ、作品の作り手というものは、実は、自分の作品について、わかっていない
もの。その設定の変更の意味がホフマンスタール自身がわかっていれば、彼の息
子はピストル自殺しなくて済んだでしょうに・・・
事件後にホフマンスタールは、「どうしてこんなことに?」「仲は悪くなかったの
に・・・」とダメダメにお約束のコメント。
しっかしなぁ・・・どうしても何も、アンタ自身の作品を読みなよ!と思ってし
まいます。
当時最高に鋭敏な感性と教養を持つホフマンスタールでさえ、そんな有様。
一般のダメダメでは、自分自身の状況を自覚するということは、実に難しいわけ。
あるいは、以前に言及した作品で、ベルギーのメーテルリンクによる「ペレアス
とメリザンド」という戯曲があります。そこでは女性のメリザンドが塔から長い
髪を降ろして、その髪を若い男性であるペレアスがつかむシーンがあります。塔
から自身が出るのではなく、髪だけ降ろすわけ。これは歳を取った男性・・・つ
まり彼女の夫に精神的に束縛されて、そこから助けを求める心理に対応している
わけ。
塔というものが、父親なり、あるいはそれに類するものの象徴であり、塔に監禁
されるというシチュエーションから、作品なり作者について色々と見えることが
多いもの。
塔なんて、映画や舞台の設定や小道具だけでなく、美術にもあったりします。そ
んな作品を見る際に、「塔がどのように描かれているのか?」そんなことに注意し
ながら見てみると、色々と見えてくると思います。
作品に接して、「わー!面白かった!」とか、「泣きました!」なんて感想に止ま
るのも受け手の勝手ですが、作者自身もわかっていない面まで作品から読み解
く・・・そんなことも楽しいものですし、そのようなことは、一般の人とのやり
取りにおいても成立すること。
特徴的なスタイルで「塔」を扱ったら、その人が父親的な存在に寄せる心理的な
問題が見えてくるわけ。
だから、塔の描き方、見え方によって、描いている人の状況の一部がわかること
になる。
現実世界でも、高くそびえる塔は、地理的な目印として役にたつわけですが、心
理的にも、目印になったりするものなんですよ。
ちなみに・・・
塔というものが、心理的には、ある種「父親」のイメージにつながるわけですが、
「母親」のイメージの代表は海となります。まあ、そもそもフランス語では、海
は「MER」で、母は「MERE」で発音は同じですからね。
それこそトリュフォーの「大人はわかってくれない」という映画では、エッフェ
ル塔のシーンから始まって、海のシーンで終わる。つまり父親から始まって、母
親で終わるわけ。家族が出てこないシーンでも、代替物が登場しているわけです。
夏休みに海に行くか?山に行くか?なんて考えている方もいらっしゃるでしょう
が、「海」志向と「山」志向も、母親と父親の問題と絡めて考えることができます。
山に登りたいということなら、その征服感も含めて、男性的と言えるでしょう。
それに対し、海はある種の「充足感」につながることになる。
別の言い方をすれば、山が自我的であり、海が脱自我的と言えるでしょう。
極限の充足感は、あるいは脱自我の極限は、死に通じる。
「人は海から生まれ、海に還る。」というわけ。
ホフマンスタールの「塔」において、主人公が「希望することもないほどの心地
よさだ。」言いながら海を背景に息絶えるのは、死がもたらす充足感を表わしてい
て、まさに海のイメージに通じているわけ。
ホフマンスタールの「塔」も、塔から始まって、海に終わる作品。
塔は、「帰る」場所で、
海は「還る」場所。
何が描かれているのか?何を求めているのか?どんなことが好きなのか?
そんなことから見えてくるものも多いわけ。
安心の象徴としての「塔」が描かれていれば、作者の不安感が存在しているわけ
ですし、充足感としての「海」が描かれていれば、作者の「満たされぬ思い」が
存在していることがわかるわけです。
ちょっとしたことで、その人の内面なんて、結構わかるものなんですよ。
その時点で、対処していれば、事件も起こさないで済むわけ。と言っても、ホフ
マンスタールのような大天才でも、コケしてしまう・・・それも現実なんですが。
(終了)
***************************************************
メールマガジンの解除は
まぐまぐ&メルマガ天国&カプライトは下記のアドレスに
http://renewalmmbacknumber.hp.infoseek.co.jp/register/touroku.htm
各マガジン指定のフォームがあります。
購読解除しても発信者にはわかりませんので、安心して解除してください。
一応、各マガジンのサイトでの解除を御希望の方は
まぐまぐ でのマガジンIDは「0000117943」です。
メルマガ天国でのマガジンIDは「16024」です。
カプライトでのマガジンIDは「14204」です。
コピー&ペーストすれば、
それぞれのマガジン発行元の解除画面に行くことができます。
また、バックナンバーは下記のページです。
http://renewalmmbacknumber.hp.infoseek.co.jp/index.html
ご意見等がございましたら、ご遠慮なくどうぞ!
メールアドレスは
portadelparadiso@hotmail.co.jpまで・・・
お願い:メルマガ天国は7月31日で終了ですので、
できることなら早急に、購読先の変更をお願いいたします。
***************************************************
発信後記
先日の、父親を殺した女子中学生の事件ですが・・・
まあ、見る人が見ると、事件が起こる前から、色々とわかるものなんですよ。
とは言え、ダメダメな人というものは、「見ようとしない」し、「考えようとしな
い」もの。
どうしてこんなことに?!
ワタシには全然わからないわ?!
なんて言葉を事件後に言っている人は、事件前の大きなヒントも見逃してい
る・・・と言うより、見ようとしないもの。そして「言わせようとしない」もの。
「わからない」のではなく、「わかりたくない」わけ。
何か不都合なことが見えそうになると、まさに「ふつう」というレッテルを貼り
付けて、それ以上は見ないようにする。
だから事件も起こるわけです。
あと、事件後の学校の校長の訓示が、また、お約束で・・・
「親はみんなが思っている以上に、みんなを愛している。」ですか?
こりゃ、事件も起こるわけですよ。
顔を合わせたこともない、話をしたことのない人物が持つ愛情について、「上から」
訓示してもねぇ・・・論理的にも、現実的にも破綻していますよ。
学校の長なら、そんなシチュエーションだったら、「困った時は、どんなことでも、
いつでもワタシに相談してほしい。」と生徒なり保護者に呼びかけるのがスジ。そ
の言葉を言えないとしたら、能力的に欠損があるか、人格的に欠損があると言え
ます。そして、切羽詰った精神状態の子供が、自分に相談しやすい言葉を掛ける
必要があるでしょ?そんな状況において必要な態度は、「アナタたちの話を聞く
よ!」という姿勢を見せることと、「一緒に考えて行きましょう。」という姿勢で
しょ?
「親はみんなが思っている以上に、みんなを愛している。」という言葉が、自分へ
の相談につながると思っているのかな?問答無用に上からご高説を垂れるなんて、
「オレに問題を持ち込むな!」という意思表示でしょ?
切羽詰った精神状況の子供は、そんな言葉を平然と言い放つ人間に対して相談は
しないでしょ?
まあ、その校長も、まさに悪い意味での「塔」のキャラクターなんですね。


![転職なら[en]社会人の転職情報!転職成功者続出 転職なら[en]社会人の転職情報!転職成功者続出](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/sya.gif)
![派遣のお仕事探しなら[en]派遣のお仕事情報 派遣のお仕事探しなら[en]派遣のお仕事情報](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/haken.gif)
![アルバイト探しは[en]本気のアルバイト アルバイト探しは[en]本気のアルバイト](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/baito.gif)
![就職サイトは[en]学生の就職情報 就職サイトは[en]学生の就職情報](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/gakusei.gif)
![転職なら[en]転職コンサルタントキャリアを活かした転職に! 転職なら[en]転職コンサルタントキャリアを活かした転職に!](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/consul.gif)