ダメダメ家庭の目次録 RSSを登録する

長崎や新潟等最近ニュースで必ず登場するダメダメ家庭の出身者。ここでは、そのようなダメダメ家庭で繰り広げられる具体的な親の言葉や行動を列挙いたします。分からない事件も過去の積み重ねですからね。

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2008/04/30

メールマガジン「ダメダメ家庭の目次録」

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★    メールマガジン:ダメダメ家庭の目次録
 
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 ダ メ ダ メ 家 庭 の 目 次 録 
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 法律上は別に問題がないが、結果的に子供の方が法律違反に陥る
 ダメダメ家庭の実態について、その具体的な会話や行動を
 リストアップいたします。
 長崎や大阪や千葉など日本全国で「活躍」しているダメダメ家庭の
 OBやOGはどのような環境で育ったのか?
 皆様にも、御理解いただけると思います。 
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★    カテゴリー:ダメダメ家庭が持っている発想

★    今回のお題:一次判断と二次判断の乖離


ダメダメ家庭の人間は当事者意識がない。自分自身の問題を自分で解決しような
んて思っていない。「て・き・と・う」に物事を始め、うまく行かなくなったら「ア
イツのせいで・・・」と誰かを犯人認定して、その『加害者』を恨んでいるだけ。

しかし、誰かを恨んでいるだけなので、当人はいたってラクなもの。
自分では何もしなくてもいいし、当然のこととして何も考える必要もないし、判
断する必要もない。
ただ「アイツのせいで・・・アイツのせいで・・・」と他者を恨むだけ。

ダメダメな人は、そんな感じで、日頃から自分で判断することから逃避している。
そんな人は、何かに接しても、感想どまりで終わってしまって、自分が判断する
ための材料にすることはない。
「ああ!面白かった!」
「あ〜あ、つまらなかった!」
「フンっ!くだらない!!」

そんな感想を持つのは当人の自由でしょう。しかし、判断することから逃避して
いるダメダメ人間は、その「感想」の段階で止まってしまうものなんですね。そ
の一次的な「感想」が、自分自身の「判断」という次のステップにつながってい
かないわけ。

感想という一次判断と、自分が行動するための二次判断の間に乖離があるわけで
す。

まあ、一般論ばかりだと実感がわかないでしょうから、実例をあげてみましょう。

私の元に来た逆上メールで面白い表現がありました。
「アナタはアタマがおかしい!」・・・そんな表現です。
まあ、私の文章を読んで、「強烈な印象を受けた」のでしょうね。別にそのような
感想を持つのは当人の自由ですよ。もしかしたら、その「アタマがおかしい!」
という見解に心から同意なさる購読者さんもいらっしゃるかも?それも、別にい
いんですよ。

しかし、そんな「アタマがおかしい人間」に抗議のメールを送っても意味ないの
では?
「アタマが、おかしくない」・・・つまりマトモな思考ができる相手だからこそ、
抗議の文章も意味があるわけでしょ?
アタマがおかしい人だったら、抗議の文章の意味も理解できませんよ。
そんなロジックは小学生でもわかりますよ。

本当に「コイツはアタマがおかしい」と思うのなら、そんな素っ頓狂な文章の存
在を、知人に紹介して、一緒になって笑い飛ばせばいい話。
違いますか?

「アタマがおかしい」という感想はいいとして、それが自分の行動につながる判
断に結びついていないわけ。

あるいは、このメールマガジンの文章に対する感想で「いつ読んでも、くだらな
い。」なる感想がありました。以前に後記で紹介いたしましたが、この事例も、シ
ュールでしょ?
「くだらない」という感想を持つのは自由でしょう。しかし、だったら、もう読
まなければいい話。何も貴重な時間を使って、「いつも」くだらない文章を読む必
要はありませんよ。
この事例も、感想と判断が、まったく乖離しているわけ。

何もこのメールマガジンに対してだけではありません。
映画などの感想を書いている人がいて、「つまらなかった」なる感想をわざわざ書
いて公表したりする例もあります。その映画をつまらなく思うのは、当人の勝手。
しかし、わざわざ「つまらなかった」と公表する必要はないんじゃないの?
ヘタに「つまらなかった」なんて主張すると、「コイツは・・・あのシーンやあの
セリフの意味がなにもわかっていない知的レヴェルなのに、上からの物言いをし
て・・・バッカじゃねーの?」と思われるだけ。
「つまらない」と感想を持ったのなら、そんな作品は無視すればいいだけ。それ
が適切な判断というものでしょ?

まあ、その手の否定的な見解を、「わざわざ」公表する人が内心では言いたいこと
って、往々にしてコレなんですね。
「ボクはこんな作品に共感するような、悪い子じゃないんだヨ!」
いわば自己主張というより、自己弁護に近いわけ。

映画とかメールマガジンの文章などに接した際において、感想と判断が乖離して
しまっているくらいは、実害はありません。
そんな領域は、趣味に近い面もある。もともとオバカが許される領域ですからね。

しかし、そんな感想と判断が乖離しているような人は、趣味の世界だけでなく、
現実においても、やっぱり素っ頓狂なことを言っていたりするもの。

そのような一次判断と二次判断が乖離してしまうと、それこそ石原東京都知事の
「ババァ」発言に対して「読むたびに、怒りの感情が巻き起こってきた!」なる
抗議の発言となり、裁判を起こすような事態となってしまう。読んで腹がたった
のなら、もう読まなければ済む話だし、そんなに腹が立ったのなら、次回の知事
選挙で対立候補を立てるのが、腰の据わった判断ですよ。

このような乖離は、かなり以前に、このメールマガジンで配信した「ダメダメ家
庭の人間は結婚前の問題点について、結婚後にグチる。」ことについての文章でも
触れております。
それこそ、
「ウチのお父さん(=夫)は、結婚前からだらしない人で、本当に困ったものだ
ったわ!結婚しても全然直らない!いつになったら、そのだらしなさが直るのか
しら?」
そんな感じ。

結婚前の時点において、「あの人は、だらしない人」と、いわば一次判断したら、
自分の行動のための判断は、「結婚しない」というチョイスを取るのが一番マトモ
でしょ?そんなことは小学生でもわかること。

しかし、当事者意識がなく、普段から自分で判断することから逃避する人間は、
一次的な感想が、自分の判断に結びつかないわけ。

まあ、結婚前から「だらしない」くらいならまだしも、現実的にはもっとシリア
スなケース・・・それこそ暴力のようなケースもあります。
それこそ「夫は結婚前から、ワタシに対して暴力を振るった。結婚後も、その悪
癖はなおらない。ホントに困ったものだわ!」なる嘆きを、実際に聞いた方もい
らっしゃるのでは?
まあ、ホントに困ったものですよ。どっちもね。

しかし、そんなDV被害の女性に同情したりする人もいたりする。そのような「同
情する」人は、それこそ「ババァ」発言に対して、抗議の裁判をする人たちと共
通しているでしょ?
一次的な感想が、二次的な判断に結びつかない人たちなんですね。
その手の人は知識なり学力はあっても、判断するための知性なり思考力はないわ
け。
自分の判断のために、知性を使うのではなく、自分で判断することから逃避する
ために、持っている知識を使うだけ。

判断から逃避するダメダメ人間がすることは、あら探し。
「あの○○のせいで、うまくいかない!」そんなロジックを作ろうとするわけ。
そのために、他者の「あら」を探し回る。
だからこそ、「この人と関わると、自分を被害者として認定できる!」と思えるも
のに、「わざわざ」近づいて行ってしまう。

「不快」な文章を一生懸命に読んだり、「不快」な人といっしょにいようとするわ
け。
そうして、実際に不快になって「コイツのせいで、うまくいかない!」「ああ!ワ
タシってなんてかわいそうなの?!」といつもの嘆き節。

ということで、自己逃避のダメダメ人間にしても、深層心理的には、まさに感想
と行動はつながっているもの。自分が深層心理的に望んでいた不幸な状態を、実
際に獲得するわけ。
まさにアメリカの詩人エミリー・ディキンソンが言うように「予定していた苦し
みを、自ら選んで」嘆きの声を上げることになる。
ただ、深層心理的なつながりなので、当人は自覚がない。
結局、求めていた不幸を味わいながら、他者を恨むことで、ますます不幸になり、
ますます嘆きの声を上げる。

ギャグのような例と思われる方も多いでしょうが、ダメダメ家庭の周囲では、頻
繁に見られるものなんですよ。

(終了)
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発信後記

インターネットのニュースサイトに載っていましたが、ヨーロッパのオーストリ
アで、自分の娘を地下に監禁し、レイプし続けた男性の話がありました。
さすがに、そのレヴェルだとダメダメどころじゃない。
ホントにアタマがおかしいレヴェルですよ。
その地下で生まれた子供は、生まれて以来、ずっとその地下の牢の中だったとの
こと。

ちなみに、このメールマガジンを購読されておられる方で、ムダに教養がある方
は、その話を聞いて、19世紀に起こったガスパル・ハウザー事件を思い出された
でしょう。
ドイツのバーデン・バーデンで起こった事件で、まさに生まれて以来、10年以上
の間、ずっと地下牢に監禁されていた青年の事件です。
この事件は、王族の継承権が絡んだ事件であろうとされておりますが、詳細はわ
かっておりません。このガスパル・ハウザー事件については、本もありますし、
ドイツのウェルナー・ヘルツォーク監督による映画もありますから、ご興味があ
りましたら参照してみてください。

そのガスパル・ハウザー事件は、19世紀の事件ですが、17世紀のスペインの作家
カルデロンによる戯曲「人生は夢」でも、父である王によって、王子が生まれて
すぐに監禁される・・・というストーリーを持っています。まあ、17世紀のスペ
インの戯曲の流れのとおりに、実際のガスパル・ハウザー事件が起こったわけ。

ちなみに、その17世紀の戯曲「人生は夢」を、オーストリアの作家であるフーゴ・
フォン・ホフマンスタールが20世紀に「塔」という戯曲に翻案したしました。
ご興味がありましたら、連休中にでも、読んでみてくださいな。

生まれてすぐに監禁という状況が、実際に起こってしまうと、とてもじゃないけ
どシリアス過ぎますが、フィクションだと色々と考えることができます。
生まれてすぐに、父親によって監禁という状況は、「子供の可能性を摘み取ってし
まう親」のメタファーであり、そんな状況から「どうやって苦難に満ちた自分の
過去を清算していくのか?」そんな問題意識につながっていきます。そして、そ
んな過去を持ったものが、「未来に向けてどうやって、自分の尊厳を獲得していく
のか?」そのような課題につながっていくわけ。

昔も今もダメダメ家庭の問題は存在し、同じような課題が存在しているわけです。
以前にも引用したことがありますが、その「人生は夢」の冒頭にセリフにこのよ
うなものがあります。監禁されている王子が言うセリフ。
「ああ!無惨な!情けない!この世に生を受けてより、いかなる過ちを犯したか
どでこんな仕打ちを受けるのか是非にもそのわけが知りたい。最大の罪はこの世
に生まれてきたことにあるのだから、この身の犯した罪は百も承知だ。・・・」

21世紀のオーストリアの地下牢の子供たちも、まったく同じ心境でしょうね。
そこまでのレヴェルだと、滅多にありませんが、レヴェルを落とすと、日常的に
起こっていること。
子供の可能性を摘み取り、尊厳を奪っていく親は、残念なことにポピュラーです。
そして、そんな状況からの簡単な解決などは、どんな時代でも、存在しないもの。
だからこそ、時代や地域が異なった芸術家が、同じような問題意識で作品を作っ
たりするわけ。

ちなみに、本文中でエミリー・ディキンソンに言及いたしましたが、カルデロン
の「人生は夢」の中のセリフは、たびたび引用しております。
それは「嘆きを並べるのはまことに心楽しいものだから、自ら求めても嘆けと
か・・」というセリフ。
ダメダメな人は、不幸な境遇を自ら求めて、そして心楽しい嘆きの声を上げる・・・
そんな人も、時代や場所を超えて、ポピュラーな存在でしょ?

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