2008/07/26
【麻雀随筆】 新しい麻雀牌のデザインを考える(Vol.102 2008.07.26発行)
今回は新しい麻雀牌のデザインについて考えてみたいと思います。 なぜならば現行の数牌(ピンズ、ソーズ、マンズ)のデザインには問題があるからです。 あまり知られていないことかもしれませんが、ピンズのモチーフは孔開き硬貨です。 ソーズのモチーフは紐に通した孔開き硬貨です。 孔開き硬貨を100枚まとめて紐を通したものを100本束ねると、 100×100=100000で万、つまりマンズ(万子)になります。 ピンズもソーズもマンズもお金のデザインなのです。 お金はとても大切なものではありますが、 麻雀牌のデザインがお金、銭、じぇんこである事実は、 日本人にとってはショッキングなものかと思われます。 だからこそ麻雀の入門書にはデザインの由来が書かれていないのです。 日本には「守銭奴」という軽蔑語があります。 現代社会とって欠かせない証券取引でさえ、ときには「マネーゲーム」と非難されます。 新渡戸稲造の武士道には以下のように書かれています。 「わが武士道は一貫して理財の道を卑しいもの、すなわち道徳的な職務や 知的な職業とくらべて卑賤なものとみなしつづけてきた。 このように金銭や金銭に対して執着することが無視されてきた結果、 武士道そのものは金銭に由来する無数の悪徳から免れてきた」 武士道精神を持つ日本人にとって、麻雀牌が銭であるという事実は悲しいものです。 それによって麻雀が賤戯であると誤解を受けかねないものでもあります。 そこで脱・じぇんこ、脱・銭コアを目指すべく、 新しいピンズ、ソーズ、マンズのデザインについて考えてみました。 スムーズな新麻雀牌への移行のためには、なるべく見栄えは現状を維持しつつ、 モチーフを大切なものに変更することが好ましいかと思われます。 そのような観点から以下のように考えてみました。 まずピンズです。見栄えを維持しつつ、人類にとって大切なものとして、 地球や太陽などの星はいかがでしょうか? ピンズは星(スターズ)に変更です。 次にソーズです。見栄えを維持しつつ、人類にとって大切なものとして、 自分自身でもある人間はいかがでしょうか? ソーズは人(パーソンズ)に変更です。 最後にマンズです。見栄えを維持しつつ、人類にとって大切なものとして、 人類の偉大な発明である数字はいかがでしょうか? マンズは数(ナンバーズ)に変更です。余分な「万」を削除するわけです。 下記アドレスの画像がデザイン案です。 http://mahjongkun.hp.infoseek.co.jp/kyoukai/new-mahjong-tiles.png 私にはデザインのセンスも無いので今ひとつに見えるかもしれませんが、 その道の人がデザインすればきっと良いものになると信じます。 どなたかが新しい麻雀牌のデザインにチャレンジされることを切に願います。 -------------------------------------------------------------------------------- 発行責任者 麻雀くん ホームページ http://mahjongkun.hp.infoseek.co.jp/ ご意見・ご感想は、 → mahjongkun@yahoo.co.jp(メール)からどうぞ。 発行システム 「まぐまぐ」 http://www.mag2.com/ ID:0000117339 バックナンバー、配信登録・解除・変更は、 → http://mahjongkun.hp.infoseek.co.jp/ からどうぞ。 --------------------------------------------------------------------------------



