2007/11/24
【麻雀随筆】 競技麻雀の偶然役を考える(Vol.90 2007.11.24発行)
(Vol.90 2007.11.24発行) -------------------------------------------------------------------------------- 【麻雀随筆】 競技麻雀の偶然役を考える -------------------------------------------------------------------------------- 巷の麻雀には天和(テンホー)、地和(チーホー)、 一発、裏ドラなどの偶然役がたくさんあります。 それ自体は特に問題ありません。 麻雀は生まれがギャンブルで、本質的には遊戯です。楽しければそれで良いのです。 その一方でいわゆる「競技麻雀」呼ばれる、 麻雀を囲碁、将棋のような知能ゲームとして取り組む活動もたくさんみられます。 でも多くの団体で、この競技麻雀にも偶然役を採用しているのは変だと思います。 偶然役をいっさい採用せず、競技麻雀で最も洗練されている純麻雀の 考案者である浅見了さんの文章を以下に引用します。 >競技としての麻雀はいかにあるべきか、 >プロゲームとしていかにあるべきかという観点から考えた場合、 >ルールに対しての認識がそのようなレベルに止まっているとすれば、 >いささか不十分と言わざるを得ない。 >裏ドラ・一発という新規偶発ルールにとどまらず、 >伝統的に採用されているルールの中にも、天和・地和・嶺上開花・海底自摸和・ >牌底放銃等の偶然役が存在する。 >また王牌という、不可知性を高めるだけでゲーム的には無意味な残留牌が存在する。 >(中略)このようなルール的に排除可能な偶然性、 >あるいは競技として不自然と思われるルールを内包したままで、 >麻雀を社会的にプロゲームと認識させよう、 >競技麻雀を育成して行こうなどと考えるのは本末転倒と言わざるを得ない。 「プロゲームとしての展望(浅見了)」より引用 http://www.asamiryo.jp/tre8.html 全く、そのとおりだと思います。 ある意味では純麻雀以外の競技麻雀はジャラポンに負けているのかもしれません。 ジャラポン(エポック社)に「リーチ」はあります。 エポック社の開発者もリーチは面白いと考えたのでしょう。 麻雀を知らない子供にリーチを説明するのは面倒なのですが、あえて採用しています。 (パイを横に曲げること。1点チップを出すこと。仮に流局したらその1点チップは 次局に持ち越して、次にあがったひとが貰うこと。フリテンの解説をすることが必要) その一方で、一発、裏ドラ、天和、地和はありません。王牌もありません。 エポック社は「あえて採用するほど意味あるものではない」と考えられたか、 「子供にギャンブル指南はいけない」と考えられたのかもしれません。 以下は蛇足になりますが、第2期ジャラポン名人戦の出来事を一つ紹介します。 第4局目に珍しい(?)ことが起きました。 第1ツモで娘プロが上がりになりました。 巷の遊戯的な麻雀ならば地和の役満で、ほぼ名人位獲得を手中にしたところでしょう! ところがジャラポンは硬派で知られる 101競技連盟や純麻雀並に競技レベルが高いのです。 娘プロは「みんなあつまれ!」の2点だけの獲得でした。 そのような競技性によりパパプロは薄氷の勝利をつかみ、名人位を防衛しました。 http://mahjongkun.hp.infoseek.co.jp/pro-association/071123.html -------------------------------------------------------------------------------- 発行責任者 麻雀くん ホームページ http://mahjongkun.hp.infoseek.co.jp/ ご意見・ご感想は、 → mahjongkun@yahoo.co.jp(メール)または、 → http://www.doblog.com/weblog/myblog/4916(ブログ)からどうぞ。 発行システム 「まぐまぐ」 http://www.mag2.com/ ID:0000117339 バックナンバー、配信登録・解除・変更は、 → http://mahjongkun.hp.infoseek.co.jp/ からどうぞ。 --------------------------------------------------------------------------------



