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2009/11/03

【ビジ達】今週のキーワード 「ドリームツリー」

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  ┌┐     いま、選ばれるビジネス
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  ││├┐   □中島セイジのビジネスの達人  □No.315 □2009.11.2
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  こんにちは!
  ビジ達編集担当の小池です。

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  それでは、今週も
  ビジネスの達人をお楽しみください!
    
    
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□□■ 目次 ■□□

 
 01:モバイルショット ア・ラ・カルト
 ……ASIMOの方がセクシー

  
 02:今週の先取りビジネストレンド
 ……TOKYO MOTOR SHOW 2009


 03:今週のFine Spiritsキーワード
 ……ドリームツリー


 04:今週の目からウロコのおすすめ本
 ……『「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい!』
    高田靖久著

 05:今週のはなまるア・ラ・カルト
 ……感性工学 初体験


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   ☆モバイルショット ア・ラ・カルト
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    ASIMOの方がセクシー
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  「ないものをつくれ。」か、ホンダらしいね。

  あれっ? ところで今回、ホンダのブースにコンパニオンいたっけ?
  記憶にない。

  でもプレゼンテーションのとき、たくさんの人垣が…。
  何に集まってたんだっけ?

  ASIMO、そうASIMOにたくさんの人が集まってた。
  コンパニオンがいなくても、十分その役割を担ってたような気がする。
  私には、久々のお姉さんよりセクシーに感じたほど。

  このASIMOも「ないものをつくれ。」
  のコンセプトから登場したような2足歩行のロボットだった。
  そういえば、ASIMOを取材して10年近く経っただろうか。
  昔の友人に会った気分。

  こんな時勢だからこそ、余計なものを削ぎ落とし、
  本当に必要なものが見えてくるのかもしれない。

  ある意味、久々にいいモーターショーだったような…。

  私も若いお姉さんに目を奪われない時代に入ったのかもしれない。
  ……
  …
  そんなことは、ないかもしれない…。


   
 ◇画像を見る↓
 http://q-b.co.jp/contents/index.html#mobile

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     ☆今週の先取りビジネストレンド
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      TOKYO MOTOR SHOW 2009
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  とにかく、圧縮・集約といった印象を受けた。
  全体の規模や予算が削減された分、
  各社のコンセプトがより明確に示された
  モーターショーになったのではないだろうか。
  参加109社のうち海外からは3社だけ、
  かつてに比べると外資はほとんど参加していない。
  「市場としては中国があるし、日本は飽和しているからもういいか…」
  という背景も感じられる。

  例えば、コンパニオンのお姉さんがぐっと減ってしまった。
  最盛期の1/3ほどでは? いや、もっとかも! と思うほど。
  当然カメラ小僧(今や小僧ではなく“カメラおじさん”?)もぐぐっと減るわけで…。
  国内メーカーが、ショーの派手さよりも違う面に投資している結果ともとれた。
  いやいや、お姉さんが少なかったことを嘆いているわけでは、決してない。

  それはさておき、実際に見てきて感じたことは、
  “開催規模の圧縮”と“国内企業のプレゼンテーション・コンセプトの変化”。
  企業が新車の登場感や派手さをウリにするのではなく、
  クルマづくりそのもののコンセプトや技術レベルを
  どう伝えるかにシフトしてきたということ。
  各社とも、温室効果ガス削減に向けて、
  環境対応車を中心にプレゼンテーションしていたし、
  その裏づけとなる考え方と技術も展示対象としていた。

  もっと言えば、日本の優れたものづくりの英知は、
  世界の期待に十分に応えられると感じたのだ。

  その理由を挙げるとすれば…。
  (1)日本人が持っているものづくりの感性。
  もともと日本人は「精巧につくる、綺麗につくる」ことが得意なわけで、
  これについては、世界も認めているとも思える。

  (2)今後の、“技術力の併せワザ”への期待。
  日本国内にはクルマ関連だけでなく、
  さまざまな高レベルの技術が存在している。
  それらを連携し、集約したとき…。

  (3)日本ならではの発想(いや、イマジネーションとでも)。
  高いレベルの技術とともに注目されるのが発想力。
  これも日本人の得意技とも私は思うのだ。

  そして今回のモーターショーを見ていて感じたのが…。
  環境などへの社会貢献も大事だが、
  クルマには「生活者の夢や憧れを叶える」
  という側面もあるということ。
  経済的な損得の問題を超えて、環境問題にも立ち向かい、
  夢や憧れを生活者に届ける役割があるのだ。

  この辺も考えて、世界に先駆けた日本ならではの“クルマ”を開発して欲しい。
  


 ◇画像を見る↓
 http://www.q-b.co.jp/contents/index.html#trend


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     ☆今週のFine Spiritsキーワード
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      ドリームツリー
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  “ドリームツリー”に初対面。
  これって“アップルツリーパラダイム”だ!

  先日、友人とともに弊社を訪れたアルファビートの矢野里枝氏に出会い、
  夢を叶えるための“ドリームツリー”にめぐり会えた。

  “ドリームツリー”とは…、紙面には根も描いてある木のイラストが。
  そこに果実として、まず自分の夢を書き入れ、
  根の部分には夢のために必要な自分の要素を(?)。
  幹には必要な知識やスキル…(?)、
  というように自分の“ドリームツリー”を完成してゆくのだ。

  まさに、この“ドリームツリー”は私が考え出した
  “アップルツリーパラダイム”と同じ考え方をしている。

  “ドリームツリー”にも根があったことが驚きだった。
  通常、作物を育てる生産者は地下の根の部分には気がまわらず、
  幹、枝、葉、果実となることがほとんどだ。
  “アップルツリーパラダイム”は青森県のりんご農家・木村氏の、
  根をしっかり育てることで幹が育ち、
  おいしい実が毎年実るという考え方をもとにして編み出した。
  “ドリームツリー”もその考え方は変わらないようだ。

  今回この話を聞いて頭に浮かんだのが、
  北海道赤平市の植松電機。
  植松氏はこの世から“どうせ無理”という言葉をなくしたいといい、
  子どもたちに夢をあきらめずに追求させたいと、
  子どもたちのための合宿所までつくってしまったのだ。
  この夢教育の現場でこそ、この“ドリームツリー”を使ってほしい。
  いや、このドリームツリーは子どもたちだけのものではなく、
  若い働く層にもぜひチャレンジしてほしい研修ツールでもあるのだ。 

  さて、このように“アップルツリーパラダイム”を
  実際に活用している“ドリームツリー”だが、
  ひとつ矢野氏にもアドバイスしたことがある。
  それはもっと根を充実したものにしてほしいということ。

  つまり、夢に向かうためには何をするべきか、
  地味なくり返しや凡事を徹底することが
  いかに大切かをしっかり気づいてほしいからということ。

  それにしてもこの出会いには感謝している。
  このツリーの概念が、あちこちで同時に
  芽を出し始めていることが実感できたからだ。


  より詳しく“ドリームツリー”を知りたい方はこちら
  http://www.dreamtree.jp/

  

 ◇画像を見る↓
 http://www.q-b.co.jp/contents/index.html#key


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     ☆今週の目からウロコのおすすめ本
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      『「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい!』
    高田靖久著
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  タイトルからして、役立つのではないだろうかとかきたてられる。
  その中身とは?

  タイトルからも分かるように、
  この本のテーマは常連客を作る方法だ。
  そして、お客様が再度店に来ない理由を
  「店を忘れてしまうから」と分析している。
  そこで、お客様が来店してから3日、3週間、3カ月と、
  それぞれの段階で何らかのアプローチを行わなければ、
  店のことを忘れてしまうというのだ。

  そしてさらに、初来店から二度来たお客様は
  7割以上の確率で常連客になるとも語っている。

  そのための具体的な手法が、
  ・3日目までに贈る「サンキューメール」
  ・3週間以内の「ライクメール」
  ・3カ月以内の「ラブメール」
  という3種類の手紙(ハガキ)を送るというもの。
  (店舗でお客様情報を取得する手段が必要となるが)

  まずサンキューメールでは、来店への感謝はもちろん、
  店のこだわりやうんちく、経営者の熱い思いを伝える。

  次のライクメールでは、店を信じてもらうための…、と続く。

  これが高田流の常連客のつくり方だという。

  この本を読みながらふと考えたのは、
  たびたびビジ達に登場する飯田橋の三州屋。
  私は1500人程の常連客がいると分析しているが、
  この店は顧客データも持っていなければ、
  表に目立つ看板もなく、再来店のための施策も一切していない。
  しかし、一見さんはほとんど来店しなくても、
  常連客が連れて来たお客様だったり、クチコミで来たお客様で十分なのだ。

  それだけ三州屋は出す料理の質が圧倒的に高いということ。
  こういう店は来店のためのシステムを必要としない。

  まぁ、こんな店はほんの一握りだろうから、
  ほとんどのお店はこの本のような施策が必要ということ。
  また、この施策を実施し、思い出させても来店に値しない店も数多くあるはず。

  そうすると、集客の手法が有効な店舗は全体の3~4割程ということだ。
  私の本やコンサルでは、このような具体的な手法は提案していないが、
  高田氏の提案は非常に分かりやすく、効果もイメージできる。

  果たして、その可能性ある3~4割のお店にこの本を手にとってもらえるだろうか。
  そして、しっかり実践し続けられるだろうか。
  もしかしたら、これも狭き門?



 ◇画像を見る↓
 http://www.q-b.co.jp/contents/index.html#book


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     ☆今週のはなまるア・ラ・カルト
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      感性工学 初体験
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  なぜか感性工学会という会に会員として名を連ねることになった。

  日経MJでコラムを書いており、私も懇意にさせてもらっている小阪裕司さんが、
  この感性工学会の会員で論文も出しているのだ(?)。

  先日、この感性工学会のある部門(?)で
  4~5名の講師が“意思決定”をテーマにセミナーを行ったのだ。
  私は別のセミナーに参加する予定があったので、
  残念ながら小阪さんの話には間に合わなかったが、
  2人の先生の話を聞くことができた。

  ある先生のプレゼンテーションで出てきた話のなかに
  「合理的意思決定者は幸福感が薄い」というものがあった。

  中島流に言えば、経済を優先し、
  合理性ばかり追求している人間には“幸福”は訪れない、ということ。
  この表現はちょっとストレート過ぎると思うが、
  “幸福感”を察知する感性が少ないということ。
  もしくは、“幸福感”に巡り合う確率が低いということのようだ。

  逆に、社会性ある行動を心がけ、
  人に喜んでもらうことを是とする利他的な行動を優先する人たち、
  また人と協力しながら行動をする人たちというのは、
  幸福感を得られるということ。

  これは私にとって非常に画期的な答えである。
  なぜなら、経済優先型だと情動力が育たない、
  人間性も向上しないと日々言ってはいるが、
  これに科学的な裏づけをすることは私にとって難しかったからだ。

  小阪さんは、これまで自分が体験した事例や会員たちの事例を通して、
  感性工学によって体系だて、その裏づけを取ろうとしているのだ。
  まさに概念的学者の科学的根拠である。

  これまで感性工学が何なのか全くわからなかったが、
  今回話を聞くことで、その片鱗を見ることができた。
  私もこの感性工学なるものをもう少し学び、研究したいとも思うが…。

  しかし、私はやはり、データや数字だけで
  人の気持ちや人間の行動は計れないと考えている。
  いくら分析、体系だてても、人の感性とはやはりファジーなもの。

  それを捉えるには、自分の感性を磨くしかない。
  酸いも甘いも苦しいもすべて経験したうえで
  つくられる自分の感性を生かしたほうが、
  他人の感性にも敏感になれると思うのだが…、はたして…。



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 http://www.q-b.co.jp/contents/index.html#ara

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