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2009/07/07

いま、選ばれるビジネス-中島セイジのビジネスの達人

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  ┌┐     いま、選ばれるビジネス
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  ││├┐   □中島セイジのビジネスの達人  □No.298 □2009.7.6
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  こんにちは!
  見・投資コンサルタントの中島セイジです。

  ついにこの7月から弊社も新しい期がスタート。
  めでたく26期目を迎えることができました。
  (パチパチパチパチ…)
  会社が長い年月をかけて成長してきた証に、
  スタッフもちゃんと育っているようで安心、安心。

  しかし、これからはもっと成長してもらわねば。
  そのためには“根”の成長が欠かせないということ。
  V&Tプレゼンテーションは(詳しくはFine Spritsキーワードで!)
  成長のため、自分自身に見・投資を行う良い機会のはず!

  さて、みんなは今年一年でどんな成長をするのかな~♪
  楽しみ!
  
  それでは、今週も
  ビジネスの達人をお楽しみください!
    
    
──────∽ ◆ ∽─────∽ ◆ ∽─────∽ ◆ ∽──────

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□□■ 目次 ■□□

 
 01:モバイルショット ア・ラ・カルト
 ……地球のチカラ

  
 02:今週のFine Spritsキーワード
 ……Vision&Tomorrow


 03:今週の熟ジュクア・ラ・カルト
 ……“なぜ、買ってはいけないのか”


 04:今週の先取りビジネストレンド
 ……ファストファッションに根っこはあるのか?


 05:今週のはなまるア・ラ・カルト
 ……恒例 リーダーズセミナー
   「トイレ掃除に学ぶ」


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   ☆モバイルショット ア・ラ・カルト
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    地球のチカラ
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  この大杉は胴回り8.7m、高さ40m。
  あっちの神代杉も胴回り8mを超すという。

  とにかくスゴイ杉が立ち並ぶ玉置(たまき)神社の境内。
  樹齢3000年の老樹大樹があちこちにそそり立つ。

  こんな地が日本のど真ん中にあったんだ。
  てっきり、屋久島に行かないと、
  これだけの樹齢の杉には出会えないと思ってた。

  3000年というともちろん紀元前。
  お釈迦様の時代も、キリストの時代もすべて生きてきた。
  と思うと、偉大さだけでなく、尊さまで感じてしまう。
  そして、何かが違うのだ。

  森の中、山の中だからだけではない
  “氣”がなにげに察知できるのだ。

  出会ったカエルでさえ、何か違うのだ。

  俗っぽい発想は、いつの間にか修正されるような…。
  汚れた考えは、洗い流されるような…。

  地球のチカラはそこにある。




   
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     ☆Fine Spritsキーワード
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      Vision&Tomorrow
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  弊社は6月決算で、7月からは第26期に入る。
  26期も株式会社化してからのため、
  会社としてはもう28年目ということに。

  3年ほど前から、社員全員参加の
  V&Tプレゼンテーションというものを半年に一回、
  7月と1月に開催している。
  このV&Tプレゼンテーションは、
  社員一人一人がこの先1年間の目標(Vision)と、
  その達成のための行動(Tomorrow)を発表するというもの。
  このVision&Tomorrowという概念は10年ほど前に私が開発し、
  セミナーなどで実施していたものを年間計画のプレゼン用に再構築したものだ。

  参加者は社員全員と、
  ゲストとして外部の経営者を何人かお招きする。
  社内のチーム単位で一人ずつ発表を行い、
  それに対して質問やコメントを行うというもの。
  そしてチーム全員のプレゼンが終わると、
  ゲストにチーム全体を通してのコメントをもらい、
  私もコメントを行う。これを5チーム分行い、
  最後にゲストと私が総括を行うというシステムになっている。

  一人の発表時間は、質問やコメントを含めても5分ほどだが、
  20名以上にもなるため、3時間かけてじっくりと行う。

  V&Tプレゼンテーションを始めて3年目ということもあり、
  プレゼンの質がだいぶ上がってきている。
  そして一番注目したいのは、
  2・3年目のスタッフたちが、
  部下や周囲の人々に対する責任を持っているところだ。
  さらには会社の業績や質への貢献についてまで言及しているスタッフも。
  その昔の弊社を振り返ると、
  かなり高いレベルで会社や自分自身を
  客観的に捉えているのが理解できる。

  この意識の高さには私はもちろん、
  ゲスト参加した外部の経営者も感動し、
  評価してくれていた。

  さぁ、このV&Tプレゼンテーションがもたらす効果とは何だろうか?

  まずは、会社と自分の両方を見据えた中で
  “見・投資”を計画できるという点。
  将来に向けてこの1年はどこに投資するかを計画できるのだ。
  また、スタッフ全員と外部ゲストを前に発表をすることで、
  計画に責任が生まれる。
  さらにさらに、自分以外の人の計画を聞くことで、
  自分にはない発想を持つことができ、
  相乗効果も生まれるということ。

  この施策は企業規模の大小にかかわらず有効だ。
  形だけの経営計画発表会ではなく、
  数字だけを目標に掲げる発表でもなく、
  きちっと自身のソフトにかかわる部分の計画書を作り発表する。
  会社として成果を出すためにはスタッフの成長が欠かせない。
  そのためにも、V&Tプレゼンテーションのような機会を、
  皆さんの会社でも実施してみてはいかがだろうか。

  




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     ☆今週の熟ジュクア・ラ・カルト
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      “なぜ、買ってはいけないのか”
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  『買ってはいけない』という書籍が100万部を超える
  大ヒットになったことはみなさん記憶にあるだろう。
  著者の船瀬俊介さんという方とは、
  αクラブセミナーのゲスト講師にお越しいただいたこともあり、
  親しくさせていただいている。

  『買ってはいけない』がヒットした当時、
  ビジネス活動による環境や人体への害が叫ばれるようになっていた。
  企業の行動が、どれほど生活者にリスクを負わせているか。
  具体的なメーカー名や商品名が挙げられ、
  センセーショナルだとも言われたが、
  ショックであると同時に生活者へ気付きをもたらしたとも言える。

  そこで、中島流の『買ってはいけない』をご披露しよう!

  1なぜ、全国チェーンの飲食店で食事をしない方がいいのか。
  2なぜ、大規模ショッピングモールでショッピングをしない方がいいのか。
  3なぜ、安さを強く打ち出す多店舗展開のお店で買わない方がいいのか。
  4なぜ、便利なコンビニを利用しない方がいいのか。
  5なぜ、フランチャイズチェーンのカフェを利用しない方がいいのか。

  この「なぜ?」に迫ってみよう。

  ワケ1 全国チェーン店は、地方を疲弊させる。
  疲弊はやがて、格差拡大につながる。
  そもそも全国チェーンは、中央にお金が集まる仕組みだからだ。

  ワケ2 地域の特色を失う。
  仕事柄、講演や取材が多いのだが
  、全国各地で見られる風景が画一化していくのがわかる。
  全国チェーン展開は地域の特色文化を衰退させる一因なのだ。

  ワケ3 成長力の欠如。
  全国チェーンを動かしているのは、
  システムとマニュアルである。
  マニュアルだけに頼ると、本来持っている
  人間のセンスや可能性を活かせなくなる上に、
  モラルやマナーへも無関心になっていってしまう。

  最もわかりやすいのが、ワケ4 健康被害。
  大量生産していると、
  センター厨房から小売店に運ばれる時間、
  お店に並んでいる時間も「持つ」商品を作るために、
  添加物(?)に無頓着になる。それが健康害につながるというわけ。

  さらに、ワケ5 格差の拡大、過疎化の促進、
  ワケ6 非エコ、といったように、
  さまざまな問題の原因となっているのだ。

  よくよく考えれば、全国チェーンに生活者が求めるのは「便利・安い・気軽」。
  それによって生まれる害とメリット、
  生活者自身が本当に大切なのはどちらかを見極めなければならない。
  生活者が“買わない行動”に出ることが一番の効果なのだ。

  それぞれが一生活者として、
  今一度立ち止まり「自分たちで選ぶものを考える」ことが大切だろう。




  


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     ☆今週の先取りビジネストレンド
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      ファストファッションに根っこはあるのか?
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  今回のテーマは、「時流度チェック」で取り上げた
  “ファストファッション”。

  ファストファッションとは、
  「少量多品種の製品をどんどん入れ替わり立ち替わり
   店頭に並べて販売していくようなシステム」
  (by 時流度チェック)のこと。
  今話題になっているアメリカ発の
  『フォーエバー21(トゥエンティーワン)』や
  スウェーデン発の『H&M』のようなお店のことを指す。
  ほかにも日本では“おなじみ”となった
  『GAP』や『ユニクロ』もこのカテゴリーに入るといえる。

  え?『GAP』は違うって? 
  甘い! まだ日本には来ていないが、
  アメリカには『オールドネイビー』というGAPグループのブランドがあり、
  そこではファストファッション的な展開をしているのだ!

  では、なぜ今回このテーマを取り上げたのかと言うと、
  先日『フォーエバー21』の視察に
  ファストファッションのメッカである原宿に行ってきたから!

  予想以上の混み具合に驚きつつも(平日だったのに…)、
  お店探検を開始~♪
  カジュアルファッションがズラーっと並んでいるが、
  そのタイプも柄も豊富でさまざまなデザインがひしめき合う。
  加えて値段もお手頃となれば、多くの人が集まってくるのも頷ける。
  が! 長期的に見ると、果たしてどうなのかという疑問が残る。

  仕事柄、「このお店はうまくいくと思います?」とよく聞かれる。
  そんな時、私は「いろいろと難しい部分がある」と答えるのだ。

  なぜこんな曖昧な答えになるのかというと、
  「どんな考えを持って経営者たちが日本に来て、
   どういうコンセプトで今後の展開を考えているのか」
  ということが見えていないからだ。
  (決して感覚が鈍ってきたからじゃないからね!)

  『H&M』は、発祥の地(スウェーデンはもちろんヨーロッパ中)で
  多くの人たちから支持されているブランド。
  実際に現地に行って見てきたのだが、
  どの町にもH&Mのお店があり、
  まさに市民にはポピュラーブランドと言える浸透度。
  これが彼らのミッションなのだと感じた。
  一方、銀座や原宿、ニューヨークでは、
  「銀座に来る人」「原宿に来る人」といったような
  本来のミッションとは違う、限定的な売り方をしているように思える。
  これを改めなければ、『H&M』の日本での継続は難しいだろう。

  値段が安いとか、いい生地を使うなどの「見える部分」からは、
  「この企業は継続するか」の判断はできない。
  なぜなら、どこの企業も人件費の安い
  アジアや発展途上国で製造しているから、
  今のうちは低価格での販売が実現できているだけのことだからだ。

  重要なのはなかなか目に見えない“根っこ”の部分。
  “どんな考え”から製品をつくり、お店づくりをしているのか。
  そういったミッションや志、企業哲学が明確になっていて、
  なおかつそれを反映させた企業展開が考えられていなければ、
  どんな企業でも継続は難しい。

  不況の時代にだけ注目された企業になってしまうのか、
  未来に選ばれるブランドに成長するのか、
  その明暗を分けるのは“根づくり”にある。



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     ☆今週のはなまるア・ラ・カルト
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      恒例 リーダーズセミナー
    「トイレ掃除に学ぶ」
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  「いつの間にか没頭していた」

  「ついつい日々を忘れ、夢中になって磨いてしまった」

  「まさか、あの奥のヌルヌルに素手で触れることになるとは……。
   でも、手を入れていろいろやっているうちに、
   その嫌悪感はなくなり、必死に磨いていた」

  「家族にもやらせたい」

  「今後も継続してやっていきたい」

  これらのコメントは、私が主催するリーダーズセミナーの参加者の言葉。
  また、ほかの参加者も同じような感想を話してくれた。

  この日は、掃除に学ぶ会in稲城第二中学校に
  リーダーズセミナーのメンバー全員が参加した。
  以前にも一度、掃除に学ぶ会はこの中学校を舞台に
  トイレ掃除を実施したそうで、校長は、
  最後の挨拶でこんなことを……
  「今の子どもたち(小・中学生)は大人を信用していません……」
  (えっ! 大人を信用していないの?)
  「この学校に限ったことではありません。どこでもそうです」

  なぜ大人を信用できないのか?
  私が子どもだったころには考えられない。
  けれど、日常を思い返せば、信用できないのも無理はない。
  例えば信号無視や電車でのマナーの悪さを子どもは見ている。
  また、子どもは親の会話をしっかり聞いている。
  自分に都合のいい、自分だけが得する話、
  お金の儲け話ばかり耳にしているのかもしれない。

  その結果、子どもは自分の中の大人像と、
  実際に見ている大人とのギャップによって不信感をもつ。
  そして最後には、大人を信用できなくなってしまうのでは……。

  そうした中で、大人が真剣に掃除をしている姿を見るのは、
  子どもにとって新鮮なのだろう。
  特にトイレ掃除は誰もが嫌がる作業。
  一番底辺のものというイメージがあり、
  立場も、地位も、スキルも関係ない。
  それらを捨て去ったところにトイレ掃除がある。

  稲城第二中学校の校長の言葉は、それを裏付けてくれる。
  「子どもたちは、大人が仕事でもないのに中学校に来て、
   トイレ掃除をする姿を見ています。
   こんな行動を見て、少しずつ大人を信用してきていると感じます」
  信用を失うのはあっという間だが、
  取り戻すには大変なエネルギーがいる。
  掃除には、信用を回復させるような不思議なパワーがあることを再確認した。



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