2009/06/01
いま、選ばれるビジネス-中島セイジのビジネスの達人
━━━━━━━━━━━━━━http://www.q-b.co.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┌┐ いま、選ばれるビジネス │├┐ ─────────── ││├┐ □中島セイジのビジネスの達人 □No.293 □2009.6.1 163━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは! 予兆コンサルタントの中島セイジです。 早いもので今年もスタートからの 折り返し点となる6月を迎えました。 4月に入社した新入社員も徐々に 仕事に慣れてきているのではないでしょうか? ここでしっかりと新入社員の スキルや人間性を育てることが、 会社の継続へとつながる見・投資! 武田信玄が「人は城、人は石垣、人は堀」 と語ったように、どんなものも その基本となるのは“人”。 継続のためにも、人材への見・投資を行いましょう。 それでは、今週も ビジネスの達人をお楽しみください! ──────∽ ◆ ∽─────∽ ◆ ∽─────∽ ◆ ∽────── --------------------------------------------------------------------- □□■ 目次 ■□□ 01:モバイルショット ア・ラ・カルト ……土壇場で逆転できる“運” 02:今週の選ばれるビジネス ……全国120ヶ所で掃除シナジー発信 03:今週の先取りビジネストレンド ……弁当全品250円(税抜き)! 04:今週のはなまるア・ラ・カルト ……一流のプロ、ナダル 05:今週の情動力スペシャル ……便教会のシナジー効果 ---------------------------------------------------------------------- ☆モバイルショット ア・ラ・カルト ---------------------------------------------------------------------- 土壇場で逆転できる“運” ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 「廃材の高さで工事の進行具合が…」 こんな記事を読んだ記憶から銀座へ。 与えられた時間は30〜40分。 プランタン銀座周辺から4丁目方面へ。 いつの間にか4丁目を越し、6丁目へ。 ?? 見つからない。どの工事現場だろう。 もう30分は経ったような…。 電通通りを通り、数寄屋橋交差点へ向う。 もう東京駅に向わなければ、新幹線に間に合わない。 タクシーを拾おうと思い道路端に立つが、 信号待ちでなかなか動かない。 と、歩いていると数寄屋橋のスクランブルに着いてしまった。 あっ! あの工事現場に大成建設のブランドマークが…。 もしかしたら…。 結果、ギリギリでゴール! この廃材の“ショーケース”で工事の 進み具合がわかるってことかぁ〜。 ふむふむ。 これまでも、しっかり調べず現地に向うが、 ほとんど行き着けなかったことがないのだ。 それにしても、私は運がいいこと。 でも、これだけじゃ記事にならない…。 ◇画像を見る↓ http://q-b.co.jp/contents/index.html#mobile ----------------------------------------------------------------------- ☆今週の選ばれるビジネス ----------------------------------------------------------------------- 全国120ヶ所で掃除シナジー発信 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ これまで何度もビジ達に登場し、私も参加している掃除の会。 正しくは「日本を美しくする会 掃除に学ぶ会」が 全国120ヶ所に広がっている。 以前弊社で制作した掃除に学ぶ会の第一弾DVD 『掃除の道−トイレ掃除編』に続く第二弾として、 『掃除の道−街頭清掃編』を現在制作している。 その取材もあり、福岡、名古屋、横浜、千葉の掃除に参加したのだが、 これらの掃除の会は毎月継続して街頭清掃を中心に活動している。 福岡は毎月8日(土日・祝日でも!)、名古屋は25日、 横浜は第二木曜日、新宿は第三木曜日などなど…。 それにトイレ掃除が加わる。 今では年間10万人とも言われている人たちが、 全国で街頭やトイレの清掃に参加しているという。 1993年に岐阜県で発足した日本を美しくする会は、 16年目を迎え全国120ヶ所にまで広がった。 そして、今回の取材で感じたのは「継続することのパワーや相乗効果」。 会長の田中氏の体験では、町の中心にある神社を掃除することで、 徐々にその周辺もキレイになり、神社に訪れる人も増えたという。 さらにさらに田中氏が経営する会社でも掃除を実践すると、 工場がキレイになるのはもちろん、その相乗効果は社員の人間力にも影響を与え、 結果として製品の質が向上したという。 このように16年目にして、まだまだ広がっていることを考えると、 参加者たちは“掃除の持つ可能性”に気が付いているのだ。 掃除をすること、そのプロセスにおいて、 自分自身に何らかの気づきがある。 また、キレイになることで地域や、 周辺の人々にいい意味での影響を与えることができ、 結果として地域全体が変化していくのを見ることができる。 今回のDVDの役割は、掃除の広がりと可能性を発信すること。 取材をしながら、まさに掃除の持つ可能性やシナジー効果の大きさを実感した。 掃除DVD第二弾は7月に完成予定。 16年広がり続けた裏づけや、その可能性を皆さんにお届けするDVDとなっている。 皆さん是非ご期待ください! 掃除DVD『掃除の道−トイレ掃除編』の注文はこちらから。 http://www.q-b.co.jp/dvd/index.html ◇画像を見る↓ http://www.q-b.co.jp/contents/index.html#biji ----------------------------------------------------------------------- ☆今週の先取りビジネストレンド ----------------------------------------------------------------------- 弁当全品250円(税抜き)! ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 定番のから揚げ弁当をはじめとする11種類のお弁当が、なんと全品250円! そんな弁当屋が、この不景気を追い風に前年比2倍と、 売上を伸ばしているとの記事を目にした。 野菜はふぞろい、肉はかたまりで仕入れることで 値段を抑えているそうだが、原価率は6割。 250円で売っているのだから粗利は100円ということで…、 完全に薄利多売だ。 こうしたお店が出てくると、当然、競合店も対抗して価格競争が起こる。 スーパーの弁当も、コンビニ弁当もみなこぞって安売りをはじめるのだ。 先日あるテレビ番組でIYグループのCEO(最高経営責任者)鈴木敏文氏が、 「セブンイレブン」で発売しているカレー弁当の リニューアルプロジェクトの話をしていた。 売上が伸び悩んでいたそのカレー弁当に “テコ入れ”を決断したセブンイレブンは、 とことん美味しさを追求したカレー弁当の開発を目指したそうだが、 手間と材料費のかかったそのカレー弁当を破格の390円(?)に価格設定したのだ。 その開発過程を見る分には、 600〜700円くらいしてもおかしくないように見えた カレー弁当を、だ。 鈴木氏が言うところ、「今は値ごろ感が大事」とのこと。 「便利がいいでしょう」「お客様が喜ぶから」とも話していたが、 私はこの意見に少しばかりの疑問を抱いた。 確かに、その時代時代に合わせて、 世の中が求めているものを提供していくことは間違ったことではない。 600〜700円してもおかしくない美味しいカレーを390円で食べられるのは、 消費者にとって喜ばしいことだ。 しかし、この考え方は「ビジネス上で競合に勝つ」ための手段にすぎない。 なぜなら、ある一定の価値を保ったままで価格を抑えるということは、 必ずその裏で疲弊している人々がたくさんいるからだ。 売れればさらなる労働を課せられ、 ますます疲労や不安、不満などが蓄積していくということ。 結果、続かないのだ。 行き過ぎたサービス、行き過ぎた便利は、 世の中のマナーやモラルの欠如にもつながるし、 格差の拡大といった問題にも…。 本当の意味での繁盛、社会貢献などを考えれば、 競合に勝つためだけでないもっと多角的な視点による経営戦略が必要ってこと! 先ほどの弁当全品250円のお店もそう。 値下げするのは良いが、無理をすると必ずほころびが…… と言いたいところだったが、 実はこのお店、もう4年前から250円という値段でやってきているのだとか。 実際に足を運んでお店の人に話を聞いたのだが、 ギリギリやっていけるかどうかの瀬戸際でここまできて、 最近の景気悪化により多くのお客様に来ていただけるようになったという。 価格を抑えた経営展開がマスコミの注目を受けることとなり、 相乗効果も出たようだ。 不景気だからと無理に値段を下げてやっているのでは、 そう長くは持たないだろうと思ったが、 もともと手ごろな値段で提供するという 経営スタンスでやってきたのであれば、 そのための体制ができあがっているはずなのできっと大丈夫だろう。 ただし、この繁盛でからだを壊さなければ…ね! ◇画像を見る↓ http://www.q-b.co.jp/contents/index.html#trend ----------------------------------------------------------------------- ☆今週のはなまるア・ラ・カルト ----------------------------------------------------------------------- 一流のプロ、ナダル ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008年のウィンブルドン決勝で、 4年半もの間世界ランキング1位の座に君臨していた ロジャー・フェデラーを破ったラファエル・ナダル。 彼はこの試合で、世界ランキング1位のテニスプレーヤーとなった。 ある新聞記事にこんな見出しがあった。 「テニス界最高峰、収益力も躍進」。 今は収入の面でフェデラーに後塵を拝しているナダルだが、 今後は収益力の面でもフェデラーに追いつくだろうといった内容だ。 全豪オープンの後、ナダルは企業のCM撮影に10時間も費やした。 そんな状況に対して彼は、 「自分はテニスプレーヤーだ。スポンサーはとても大切だが、 十分な練習時間を確保して腕を磨きたい」と言う。 これぞ一流…! この言葉に私は深く感銘を受けた。 ナダルは、お金のためにテニスをやるのではなく、 一流のプレーヤーとしてあり続けるためにテニスをやっているのだ。 そう、私がお金のために仕事をしているのではないように。 この記事では“収益力”の面に視点が置かれていたが、 なぜテニスプレーヤーにスポンサードによる 収益力を求めなきゃいけないんだろう? たとえ収益力の面で一番になったところで、 それが選手として一流だとは言えないのに。 この考え方はビジネスでも一緒である。 私たちはお金のために仕事をやるわけではない。 “自分がその仕事においてプロとして一流になって、 社会に貢献する”ために仕事をするべきなのだ。 考えがお金のほうに向くと、優先順位が変わってしまう。 人はお金を持つと、使うという行動に出る。 モノを買ったにしても、それを活用する時間が欲しくなるわけで…。 お金を使うという行為は、その人の時間の使い方を変えるのだ。 そして、無駄な時間を過ごすうちに、 “一流であり続けたい”という意欲や情熱まで薄れていってしまうのだ! じゃあどうしたらお金に負けないでいられるかって? “一流”(!?)のビジネスマンである中島の見解では、 その答えは掃除にある! 掃除や整理整頓を続けることは、 経済力とは別に人間としての存在理由を知るきっかけになるからだ。 鍛錬を繰り返す時間が、人のキャパシティを広げていく。 これが“情動力”である。 ナダルはそこに気づいているのではないだろうか。 プロとして一流であるために、お金におもねらない、 そんなナダルを見て、私もこういうプロでありたいと思いを新たにした。 ◇画像を見る↓ http://www.q-b.co.jp/contents/index.html#ara ----------------------------------------------------------------------- ☆今週の情動力スペシャル ----------------------------------------------------------------------- 便教会のシナジー効果 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ “教師の、教師による、教師のための掃除”。 これをスローガンとした“便教会”は、 学校の先生方による、トイレ掃除を中心とした掃除の会だ。 先日、掃除をテーマにしたDVD制作の取材で名古屋にお邪魔し、 京都での掃除全国大会で知り合った高野先生と再会した。 先生は名古屋にある中学校の先生で、便教会の創設者。 今回は取材ということで、便教会が設立されたいきさつを含め、 いろいろとお話を伺った。 今から10数年前、高野先生は病気を患っていて、 「なぜ、自分は病気で苦しまなければならないのか。 思うようにいかないことばかりだ」 といつも自分の体のことを考えていたという。 そんな頃の1997年、知人に誘われて 日本を美しくする会のトイレ掃除に参加することになった。 作業が始まると突然、なんと男子用小便器の水濾しを手渡された(汗)! 便器を触ることすら抵抗のあった先生は唖然としたという。 この衝撃体験があって以来、それまで掃除など好きではなかった先生が トイレ掃除に没頭するようになったのだと。 その4年後の2001年。 トイレ掃除に魅了された高野先生は 「便教会」を立ち上げることに。 少しずつであるが、その教師による便教会ネットワークは広がっていった。 当然、生徒を巻き込み、周辺の学校へと…。 回を重ねるにつれ、意外な効果が見えてきた。 生徒の遅刻が減り、校内も規律ある風土に。 さらには、成績まで上がってきたという。 掃除にしっかりと取り組み継続していくと、 物事への取り組む姿勢も変わってきたというのだ。 先生自身、 「私は中学校の“英語”教師だが、“エゴ”教師でもあった」と。 それが変われたのだと。 なぜなら、トイレ掃除はすべての物事の底辺にある作業。 先生という立場からの“上から目線”が少しずつであるが変化し、 子どもたちと同じ目線になったという。 自然と、行動も地に足の着いたところへシフトするから、 謙虚な精神を養うことにつながる。 そしてなんと! 先生を悩ませていた病気(治療法が確立されていない)、 それがいつの間にかほとんど治ってしまっていた。 完治ではなくとも、健康な人の数値に戻っていた。 この体験を先生は、「病気を手放さなかったのは自分。 自分で不幸をつかんでいた」とも語った。 今回の掃除DVDのテーマは、「トイレ掃除の持つ可能性」。 掃除など好きでなく、エゴ教師だった高野先生が、 かれこれ十数年トイレ掃除に関わり、すべてが変わったという。 今では年間に200ヶ所近いトイレを掃除する。 ときには1日に2回、場所を移してのダブル・ヘッダーもあるという。 ◇画像を見る↓ http://www.q-b.co.jp/contents/index.html#jodo ────────∽ ◆ ∽─────∽ ◆ ∽─────∽ ◆ ∽────── ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ──── ▼紹介できる事例やご意見ご感想を教えてください▼ ────── ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ □■あなたが持っている事例が「ビジネスの達人」で取り上げられる!■□ 中島セイジが変わりゆくビジネスの流れをもとに、あなたの企業を斬らせ ていただきます! また、このメルマガのご意見、ご感想もお待ちして おりますので、どんどんお寄せ下さい。 ☆注目ビジネスの事例やご感想を募集中! 受付→tatsujin@q-b.co.jp ─[PR]───────────────────────────────── 中島セイジ処女本 ╋━━━━ 「非効率な会社がうまくいく理由」好評発売中! ━━━━╋ ☆★☆★ 伸びる企業は知っている「情動力」アップの方法 ★☆★☆ 無謀とも思える決断、売上とは無関係の作業…。 「無駄なこと」は、なぜ強いか? 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