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2009/04/06

いま、選ばれるビジネス-中島セイジのビジネスの達人

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  ┌┐     いま、選ばれるビジネス
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  ││├┐   □中島セイジのビジネスの達人  □No.285 □2009.4.6
163━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
  こんにちは!
  予兆コンサルタントの中島セイジです。

  先週末から暖かい日が続き、
  ようやく春も本番といった雰囲気!
  土日で花見を楽しんだ方も多いのでは?

  土日のもうひとつの話題といえば、
  北朝鮮のミサイル発射問題がありました。
  やはり日本は軍事的な危機に対する
  抵抗がないことが分かりました。
  (そんなもの必要ない方がいいけど…)

  誰もが平和を望むと言いながら、
  いつまでも争いがなくなる気配はない。
  誰かが本当に争いを無くすために
  動き出さなければならない時が来ていますが、
  日本はその役目を負うことができるはず。

  がんばれ!にっぽん!

  それでは、今週も
  ビジネスの達人をお楽しみください!
  
    
──────∽ ◆ ∽─────∽ ◆ ∽─────∽ ◆ ∽──────

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□□■ 目次 ■□□

 
 01:モバイルショット ア・ラ・カルト
 ……整骨院、初体験!

  
 02:今週のはなまるア・ラ・カルト
 ……Fine Spiritsな人々


 03:今週のFine Spritsキーワード
 ……時流度


 04:今週の先取りビジネストレンド
 ……イオンレイクタウンがすでに…


 05:今週の目からウロコのおすすめ本
 ……“てんびんの詩”


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   ☆モバイルショット ア・ラ・カルト
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    整骨院、初体験!
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  店長「どうですか?」
  私 「痛いです」
  店長「痛いでしょう」
  私 「ウッ! 痛っ! ウッ!」
  店長「痛いんですよね」
  私 「……」

  整骨院初体験のやり取り。

  めったに肩こりもなく、
  怪我することも非常に少ない私としては、
  これまで整骨院に立ち入ることはまずなかったのだ
  (柔道は強かったけどねぇ〜)。

  午後5時過ぎ、7つのベッドはいっぱい。待つ人も数人。
  私は「ウッ!」と口にしながらベッドにうつ伏せ状態。
  これから仕事終わりの女性たちがドッと来院するという。

  まさに、行列のできない繁盛店状態。
  でも経営者はもっともっとお客様を増やしたいと。

  店長はじめスタッフの元気のよいかけ声が飛び交う。
  へぇ〜、いまどきの整骨院はこうなんだぁ〜。
  いや、このグループだけがこうなのだろうか?

  このところ、とんと使う機会が少なくなった(?)
  腰が何気に軽くなった気がする。
  さぁ、どう使う!? という話は置いといて、
  何事もやっぱり、体験してみないと分からないってこと。

  どんな業種業態でも、繁盛するコツはあるようだ。




   
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     ☆今週のはなまるア・ラ・カルト
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      Fine Spiritsな人々
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  「私のは商品が多いのでお先にどうぞ」

  これはスーパーでの出来事。
  夕方近く、店内は主婦たちでいっぱい。
  どのレジにも2〜3人並んでいるし、
  カゴは食料品でてんこもり。
  そんななか、私は手に商品をつかんで並んでいた。

  私の前にはおばさんが2人(わかりづらいのでA、Bとしておこう)いた。
  今はAの番で、Bのカゴは商品でこんもり。
  Aが精算しようとした時、Bは振り向いて
  「私のは商品が多いので先にどうぞ」と私に言ったのだ!

  怒られるかもしれないけれど、
  奥様方っていうのはみんなが「我先に!」
  って思っている(気がする)。
  だから「譲る」ことができるような方に出会えるとは
  思いもしなかった。


  ついでに感動物語をもう一件。

  以前モバイルショットのコーナーで軽く紹介したので、
  覚えている人もいると思うけど…。
  有楽町の無印商品での買い物を目的として
  ランニングしながら向かったのだ5、6キロ走って
  汗だくだった私は、着替え用のTシャツもカゴに入れレジへ。

  「Tシャツの一枚だけ値札を取ってくれます? そして…」
  と私が切り出す前に、「ビニールの袋ですね」ときた。
  そしてその後に「どうぞフィッティングルームをお使いください」
  との言葉まで…!

  やっぱり期待以上の行動をとってくれる人たちはいる!
  ごく少数だけれど、譲れる人・気づく人はいるのだ。
  言い換えれば、「Fine Spirits」な人々が。

  これは私が勝手に出した割合だが、
  ひと時代前の日本(といっても40年くらい前)は
  「譲れる人:時と場合により譲れる人:譲らない人」が「3:4:3」の割合でいた。
  ところが、経済至上主義の世の中が、
  当たり前のように譲れる人を少なくしてしまった。

  今の時代は、譲らない人が9割。
  残り1割のなかの90%の人たちが時と場合により譲れる人。
  つまり、能動的に譲れる人っていうのは、
  100人に1人くらいではと思うのだ。

  「仁」という言葉がある。
  それは武士道で語られる言葉だが、
  「他を思いやる」という意味を持つ。
  私は義と利では義を優先することをすすめてるのだけれど。
  今回紹介したエピソードはまさに「仁」。

  私も「仁」を大切にして、譲れる人になろうと思っているわけで…。
  最後にそれを実行したときのエピソードを紹介しよう。

  先日、電車のなかで老夫婦に出会い、
  男性がよたよたしていたので、私は「どうぞ」と席を立った。
  そうしたらその男性が私のほうに寄ってきて…。

  「俺と変わんねーじゃん!」

  ?? 何を言ってるんだ? と思ったが、
  自分とあまり変わらない人間に席を譲ってもらったと言いたいようなのだ。
  なんだ! このおやじ…
  




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     ☆今週のFine Spritsキーワード
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      時流度
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  さて、次のキーワードをいくつ説明できる?
  1.上海万博
  2.森田健作
  3.G20
  4.百寿者
  5.E5系
  6.デザイン家電
  7.住宅瑕疵保険
  8.書き味期限

  ビジ達をご覧の方の中にはご存知の方もいるかもしれないが、
  実はビジ達と並行して毎週配信している
  『時流度チェック』というメールマガジンが
  ついに200回を超えた! すでに4年超ということ。
  (ビジ達は6年超えだが…)

  この“時流度”という言葉を私が使い始めたのは
  10年ほど前(もっと前からだったかも…)。
  セミナーの始めに時流度を計る
  20問のアンケートをつかみとして活用していたのだ。
  内容はその時の時流問題や、時流を知るための行動を取っているかなど。
  これがなかなか好評だった。それを発展させたのが『時流度チェック』。

  世の中のビジネスパーソンにとって
  毎週定期的にキーワードが知れれば、
  かなり使えるものとなる。
  また、それを繰り返していくことで、
  マクロ的な視点で時代の流れが見えてくる。
  もっと言うなら、未来が見えてくるってこと。

  1回に8つのキーワードを配信していて、
  それが200回を超えたのだから、
  今までのキーワードの数は1600個以上!
  その中身は世界の動向が分かるキーワードから
  日本の若い世代のトレンドまで、
  注目のモノ・コト・ヒトをビジネスの視点を持って、
  バランスよく紹介してきた。

  こうして半年前、一年前のキーワードと
  今のキーワードを比べると、特徴が見えてくる。
  これを繰り返すことで未来が読めるようになる、
  先が予測できるようになるのが時流度のいいところ、
  というわけ。
  まさに“積小為大”!

  ビジ達の親戚として、
  ビジ達とは異なる視点から時代を読む『時流度チェック』。
  日々のビジネスのためにも、
  自分の情報収集のためにも、
  是非使っていただきたい。

  『時流度チェック』のメルマガ登録はコチラから!
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     ☆今週の先取りビジネストレンド
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      イオンレイクタウンがすでに…
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  ん? シャッターが閉まってる?? 半年でもう!?
  明らかに店舗が存在していたであろう面影の跡には、こんな張り紙が。
  「当店は都合により、閉店させていただくことに…」
  また別のところには、
  「都合により、営業休止させていただいており…」

  ここは、武蔵野線沿線にある越谷レイクタウン。
  郊外ということで、
  たまたま(中山競馬場に近いのだ!)立ち寄る機会があったのだが、
  まだ「オープン半年」、いや、スタッフに聞けば、
  実は3・4カ月目あたりからちょこちょこ…ということだ。
  大小併せて500を超える店舗数、
  日本最大級の売場面積を誇るショッピングモールの話だ。

  広すぎる、とさえ言える広大な敷地。
  閉店したのは、そのうち500分の4、5?
  なのかもしれないが、いかんせん「半年で」だ。

  実はアメリカでは、大型ショッピングモールが衰退傾向にある。
  どのショッピングモールも、という訳ではないが、
  当然古い方(10年超)のショッピングモールはお客様もまばらだが、
  お店もまばらになる状況が…。

  今から10年以上前に訪れた、
  ニューヨーク郊外にあるオープンから6・7年目のショッピングモール。
  車ごと移動しないと目的の店にたどり着けないような
  巨大な施設にも関わらず、
  ウィークデーということもあっただろうが、
  お客様はまばら状態。

  そんな事例を知っているというのもあるが、
  レイクタウンがこの先
  うまくいかない気がする理由はそれだけではない。
  畑だった場所に突然、500数十店舗を抱えるモールができたとて、
  あまりの店の多さに、すべての店が維持していける
  お客様を獲得できるかは、はなはだ疑問。
  (もうすぐ隣町にライバルとなるショッピングモールができるという)
 
  ショッピングモールは、世代によっては足を運びにくい場所でもある。
  それだけ客層が限られるということ。
  20代後半〜30代の親が子どもを連れて
  来店するようなファミリーにとっては、
  ワンストップで1日買い物を楽しめて、
  食事もできて、子どもを遊ばせておく場所もあって…
  と非常に使い勝手が良い。

  しかし、40代半ばから上の世代は
  なかなかショッピングモールには足が向かなくなる。
  そうすると、オールターゲットを謳っていても、
  実際の客層はその半分以下。
  ましてや、越谷のようにすぐ都心に出られる立地なら、
  時には都心で買い物をしようと思うのが普通だろう。

  オープンから半年、数店舗が閉店せざるを得なかったのは、
  こうした理由だったのでは?? 
  もう大型だけではお客様は呼べないのでは?
  もしかすると、たまたま春休みの休日ということで
  にぎわっていたが、平日はガラガラ…?

  まさに、これまで見てきた大型ショッピングモールの問題が、
  イオンレイクタウンでも浮き彫りになり始めているのを見た。
  地域の疲弊をつくらないためにも、
  もう大型ショッピングモールはいらない!



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     ☆今週の目からウロコのおすすめ本
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      “てんびんの詩”
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  『てんびんの詩』
  企画…鍵山秀三郎/竹本幸之祐
  脚本…竹本幸之祐

  …ん? 「企画 鍵山秀三郎」…!?
  鍵山さんといえばご存じのとおり、
  日本を美しくする会の会長だ。
  その鍵山さんがなぜDVDの企画を??
  鍵山さんは一体、何を伝えたくてこのDVDを企画したのだろうか。

  今回ご紹介したい『てんびんの詩』は、
  実は「本」ではなく「DVD」。
  読んでいた鍵山さんの著書の中にこのDVD制作の話が書いてあり、
  これはぜひ観てみたいと思ったのだ(入手困難で、結局いただいたのだが…)。

  この作品は、第一部【原点編 90分】、
  第二部【自立編 150分】、
  第三部【激動編 100分】の三部構成。
  さすがに三部までは観ていないのだが、
  作品を観て、そこに込められた鍵山さんからの
  “メッセージ”を読み取った。

  一言でいうなら、「商い」の精神、
  「商う」ということの意義を語る映画だろう。
  “商人の中の商人”といわれた近江商人たちの
  商売哲学がテーマで、
  商いの原点がどこにあるのかを教えてくれる作品だ。

  物語を簡単にご紹介すると、
  舞台は昭和初期、1930年頃。
  主人公は近藤大作という13才の少年だ。
  大作は小学校卒業とともに父親から
  <「鍋蓋」を売る>という後継ぎのための試練を与えられる。

  「鍋蓋」を買ってくれる人などそうそうおらず、
  売り歩いては断られの苦渋の日々。
  けんもほろろに門前払いをされ続け、
  悩み詰めていた大作は、
  あるとき堀端の洗い場に浮かぶ鍋蓋を見つける。
  ここで大作の心に悪魔がささやく。
  “あれを壊せば、困った持ち主が新しい鍋蓋を買ってくれるのでは”。
  しかし、そこで大作は思いとどまるのだ。
  “もしかしたら自分と同じような立場の誰かが、
  同じように難儀してやっとこさ売った鍋蓋なのかもしれない”と。
 
  そして、大作はまるで自分の心によぎった
  悪魔のささやきをぬぐいさるかのように
  鍋蓋と鍋を洗い始める。
  そこにちょうど鍋蓋の持ち主が現れ、
  何故人の鍋蓋を洗っているのかと聞かれた大作は、
  それまでの心の動きを正直に話すのだ。
  すると、そのおばさんは大作の必死な姿を自分の息子に重ね、
  鍋蓋を買ってくれることに…。

  そう、商売とは、物の良い・悪いで売れるわけではないのだ。
  一方的に物を売りつけても当然だめ。
  力づくでもだめ。そんな、売り・買いの概念の前に、
  人間同士の関係性がものをいうのだ。
  売る者と買う者、両者の“心”が通わなければ、
  物は売れないということ!
  もしかしたら『てんびんの詩』というタイトルは
  この売る者と買う者のバランスをてんびんに例えて…?

  鍵山さんは、ビジネスに必要なものを教えたくて、
  この映画を企画したのだろう。
  一番大切な原点を忘れてしまった現代人に、
  もう一度見つめ直してほしかったに違いない。
  今こそ、本来の商売の価値観、“原点”に立ち返るときであると。

  さらにすごいのは、実はこのDVD、
  20年以上前に制作されたもの。
  ということは、すでに商売の基礎が崩れ始めていたことを
  鍵山さんは察知していて、警鐘を鳴らしてくれたってこと…!
  あらためて、敬意を表したい。

  最後に余談だが、
  先日、40代のある経営者仲間と話をしていたら、
  数年前に『てんびんの詩』を観たという。
  それも野村総研の研修会(?)で観た記憶があると…。
  えっ!野村総研が近江商人の商売哲学をテーマに!?

  とにかく、この『てんびんの詩』は、
  知る人ぞ知るという映画だが、
  水面下では野村総研のように
  教育研修用などにも使われるほどかなり注目されているわけで…。
  これは、観なきゃ!



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