2009/02/24
いま、選ばれるビジネス-中島セイジのビジネスの達人
━━━━━━━━━━━━━━http://www.q-b.co.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┌┐ いま、選ばれるビジネス │├┐ ─────────── ││├┐ □中島セイジのビジネスの達人 □No.279 □2009.2.24 163━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは! 予兆コンサルタントの中島セイジです。 日本アカデミー賞や モントリオール世界映画祭で 賞を総なめにしてきた『おくりびと』が ついに本場アメリカのアカデミー賞を受賞! 昨日から様々な媒体で 受賞を報じる喜びのニュースが流れているが、 確かに明るいニュースは随分久しぶりな気が… 日本的な価値観をもった映画が 世界で評価されるのはやっぱりうれしいもの。 こういった明るいニュースから、 「日本人はすごいことができる」 と思って、みんなのモチベーションが 上がればいいな〜と思う次第です。 それでは、今週も ビジネスの達人をお楽しみください! ──────∽ ◆ ∽─────∽ ◆ ∽─────∽ ◆ ∽────── --------------------------------------------------------------------- □□■ 目次 ■□□ 01:モバイルショット ア・ラ・カルト ……久々の富山ブラック 02:今週のはなまるア・ラ・カルト ……元祖、岡田“パンヂュウ” 03:今週の選ばれるビジネス ……シルク・ドゥ・ソレイユ ZEDの技 04:今週の勝ち組キーワード ……「他者への配慮」 05:今週の先取りビジネストレンド ……本物の繁盛店とは ---------------------------------------------------------------------- ☆モバイルショット ア・ラ・カルト ---------------------------------------------------------------------- 久々の富山ブラック ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 今回は最初からライス付きで注文。 最初にこの黒スープと出会ったときは、 本当に驚き! そして感激した! なんてったって、色が黒いだけじゃなく、 “しょっぱい”スープ。 私のだけ間違えてタレを倍入れたのでは? と思うくらいの濃い〜味なのだ。 ところがこれが本来の富山ブラックの味だという。 だからみんなライスを注文しているというわけ。 ついライスの上に麺を一度置きたくなる味が、 なぜか旨味に変化してくるからスゴい。 やっぱり、その地だからこその特有のものはいいねぇ。 ここに来ないと食べられない方がもっといい。 だんだんなくなっていく、 その地なればこその味や仕来たり、そして祭り。 経済優先型の社会は、 あらゆる大切なものを手放すことになるのだ。 歴史まちづくり法が動き出したと聞いたが、 はたして本来固有のイイものは残されるだろうか。 本来失ってはいけないものは、ハードよりソフト。 心意気や風土、文化性なのかもしれない。 ◇画像を見る↓ http://q-b.co.jp/contents/index.html#mobile ----------------------------------------------------------------------- ☆今週のはなまるア・ラ・カルト ----------------------------------------------------------------------- 元祖、岡田“パンヂュウ” ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「岡田 パンヂュウ」、1個30円。 つまり、10個買っても300円! もちろん、味もなかなかのもの。 ずっと変わらないお菓子作りの姿勢と値段。 ここに、店の存在理由がある。 「岡田 パンヂュウ」は、 先日足利市を訪れたときに神社の境内に見つけた店。 一度は通り過ぎようとしたが、 小さい屋台に並ぶ行列が視界に入り引き返したのだ。 店を営む岡田夫婦(?)は、50代後半から60代ぐらい。 この土地出身の人に聞くと、 50代の自分が子供の頃からやっていたので 「たぶん3代目」では、と。 この境内に屋台という状態で3代目の「パンヂュウ屋」ということ。 これはまたスゴい! お菓子とはいえ、1個30円となると 最近はなかなかお目にかかれない。 勝手な想像だが、「パンヂュウ」とは、 「パン」と「まんじゅう」を合わせた 造語ということで間違いないだろう。 香ばしくてふかふかの皮の中には、あんこが入っている。 そのあんこにほどよく塩が利いていてとてもおいしいのだ。 自宅への手土産を…と思ったとき、 これなら子どもも喜ぶしちょうどいい。 小腹が空いたなというとき、学生たちは100円出せば3個買えてしまう。 おばさんたちの会合なら、10個300円でお茶のお供にぴったりだ。 安いだけでも人気はとれるが、 「パンヂュウ」はこうした生活のひとこまと 非常に合っているのだ。 選ばれる理由としては、 以前に紹介した早稲田のラーメン屋さんメルシーと似ている。 「パンヂュウ」のような店は、今の時代に重要な意味を持つ。 継続するために重要なのは、レーゾンデートル(存在理由)。 『学生やおばさんたちが、ちょっと立ち寄って買っていってくれる』 ことこそ自分たちの存在理由。 これを心得ていたから、「岡田 パンヂュウ」は、 あえて店を開かず、屋台のままでやってきたのだろう。 30円でも、これまで通りおいしいあんこを入れ、 小麦粉と卵を使って、「パンヂュウ」が作れればそれでいい。 それで、十分に見合うから、必要以上に儲けなくていい。 それが、自分たちの役割であり、お客さまがまた来てくれる理由。 ここにも、拡大しないことの良さと新しい“価値観が”見える。 ◇画像を見る↓ http://www.q-b.co.jp/contents/index.html#ara ----------------------------------------------------------------------- ☆今週の選ばれるビジネス ----------------------------------------------------------------------- シルク・ドゥ・ソレイユ ZEDの技 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 舞台が始まる前。 客席を右往左往するクラウンにスポットライトが当たり、 頃合を見計らったクラウンが舞台へと近づき、よじ登る。 そして舞台に大きな本を広げると、 クラウンは本の中に吸い込まれ、物語が始まる。 先日ついに、ディズニーリゾートに増設された シルク・ドゥ・ソレイユの常設シアターで「ZED」を見た。 冒頭の展開はそのときのプロローグというわけ。 プロローグとはいいつつも、 この時点で観客は既に舞台に釘付けにされてしまう。 ビジ達にも度々登場した世界一のクラウン・大棟氏によると、 サーカスで一番の高給取りはクラウンだとか。 どこか意外に感じていたが、 ZEDでは確かにクラウンが重要な役割を担っている。 演目と演目の間をつむぎ、全体を一つのストーリーに仕立て、 お客様をその世界へと誘うのがクラウンの役割だった。 話を演目に戻して… まず始まったのはバトン。 このバトンをさまざまな技を持って自由に操るのが、 ZED唯一の日本人。続いて天井から歌姫が…。 天井と足元の舞台がうまく連携した効果的な演出。 そしてロープ回しや棒登り、天井からぶら下げた布に掴まっての演目、 綱渡り、ジャグリングと展開された。 確かにどこかで見たことあるものばかり。 しかし、そのすべてのレベルが圧倒的に高い。 これがシルク・ドゥ・ソレイユ最大の特長かもしれない。 ショーの幕が閉じたときには、 感動のスタンディングオベーションが巻き起こっていた。 今回ZEDを観賞して感じたシルク・ドゥ・ソレイユのポイントは ストーリー性、ミュージック、光・音・映像の舞台演出、 そして、最上級の技を持ったアスリートたち。 また、30分の休憩を挟んだ50分ずつという時間もちょうどよく感じた。 カナダ発のシルク・ドゥ・ソレイユは 今や世界に数ヶ所の常設会場を持っているが、 やはりこれまでのサーカスとは違う。 その違いは彼らのこだわりが生み出しているといえる。 1.スターを作らない スターを作らないからこそ、特定の個人に依存することはない。 2.言葉を使わない(ちょっとは使うけど…) 言葉を使わないから世界中で通じる。 3.動物を使わない 演じるのは動物ではなく、あくまで技を磨き上げた人間。 4.ターゲットは大人である。 チケット代は一般的なサーカスの2倍以上。 それなりにお高いが、その額を払ってでも観たいと思わせるチカラがある。 10年ほど前、ディズニーのプロポーズにもOKしなかったのは、 彼らのこだわりを守りたかったから。 自分達の存在理由を追求し、守り抜こうとする姿勢。 このシルク・ドゥ・ソレイユのビジネスには 会社の“継続”のためのヒントが見えてくる。 ◇画像を見る↓ http://www.q-b.co.jp/contents/index.html#biji ----------------------------------------------------------------------- ☆今週の勝ち組キーワード ----------------------------------------------------------------------- 「他者への配慮」 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 唐突なタイトルを見て、 ドキッとした方はいないだろうか。 あるいは自身が日常の中で目にした、 ある人たちの「他者への配慮」のなさを思い出したかもしれない。 この飾り気のない、しかし突き刺さるような言葉を口にしたのは、 日本を美しくする会の鍵山秀三郎相談役。 ビジ達ではすっかりお馴染みとなった相談役の、 最近出版した書籍の中に出てくるキーワードだ。 本の内容についてはまた追って詳しくご説明したいと思うが、 その意味するところはずばり、 今の時代、経済の発展と引き替えに 人々はさまざまなものを失ってきたが、 その中でも一番大きなものが、 「他者への配慮」であるということ。 そして、その「他者への配慮」をつくりだすものこそ、 「掃除」に他ならないということだ。 私自身が近頃提唱している「不の経済ドレス」。 これは戦後の経済優先型社会が、 売り上げを上げること、事業の規模を大きくすることなどを 目標にしてきた結果、モラルやマナーが欠如し、 人間性や成長力がどんどん失われてくるなど、 多くの諸問題を生んだというフローを図式化したものだが、 そこで言わんとしていることは、 鍵山氏が訴えていることとまさに同じ。 その昔、わが国日本は農耕民族だった。 あれ? 今も農耕民族のはずだが…。 それは置いておいて、日本人は天の恵みに感謝し、 和を尊び自然を愛す美しい心を持っていた。 限られた資源を大切に使い、周囲と支え合いながら暮らし、 他者のための譲る心を持っていたはず。 それが、今はどうだろうか。 残念ながら、正反対の位置にまでゆがんできてしまっているように思う。 「他者への配慮」を失えば、当然ストレスが増える。 相手を傷つける言葉を平気で口にしたり、陥れたり。 不信感が不信感を呼び、誰も信じられない、 窮屈で乾いた社会が訪れるわけだ。 すなわち、「他者への配慮」を失うということは、 人として一番大切なものを失うに等しい。 そうならないためには、 やはり一人ひとりがこの“社会問題”について 徹底的に考えなければならない。 いや、考えただけではだめで、行動しなければ何も変わらない。 シンク・グローバル、アクト・ローカルが「掃除」ってこと。 明日の気持ちいい、暮らしやすい社会のために、 「他者への配慮」を身につけようじゃないですか! ◇画像を見る↓ http://www.q-b.co.jp/contents/index.html#key ----------------------------------------------------------------------- ☆今週の先取りビジネストレンド ----------------------------------------------------------------------- 本物の繁盛店とは ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 本物の繁盛店とエセ繁盛店。 一見、区別のつかない両者だが、 今エセ繁盛店が厳しい状況に陥っている。 では、その違いはなんだろうか ? 景気のいい時は、本物もエセも繁盛している。 しかし、世界的経済危機といわれているこんなご時勢になると、 本物の繁盛店からお客様は埋まっていくのだ。 外食に行く人が少なくなっている中で、 お客様は“本物のお店”を選んでいくということ。 先日、講演で金沢に行った時のこと、 「輝」という10席ほどしかないお店に連れて行ってもらった。 ここは利き酒士でもある美人女将が経営していて、 私がお店に入った時はまだ3つ4つ席は空いていが、 その後お客様が入れ替わり立ち代りで飲んで楽しんでは帰っていく。 店の回転が良いので席の空いている時間が少なく、 多くの人たちが入ってくる。 (私たちは、この間ズーッと飲んでいたことになるのだが…) また狭い店内では、 着物のスタッフさんがニコニコとお客さまの相手をしているのだ。 このお店を見ていると、 まるでご時勢が違うのではないかと思うほどの繁盛ぶりだった。 もう一つ、私の“行きつけ”の神楽坂のおでん屋(こちらも席は14席ほど)、 この年末はすごく忙しかったとのこと。 しかし驚いたのは、1月の売上げが12月の売上げを上回っていたという。 ここのところをご理解できるだろうか ? 12月は厳しい状況になりそうだといいながらも、 年末は忙しくどこのお店も繁盛した。 ところが1月になりいろんなお店が厳しい状態を迎える中、 このお店は12月の売上げを1月の売上げが上回ったのだ! 先日お邪魔した際も、週頭にもかかわらずお店は満席状態だった。 金沢のお店は週半ば、 神楽坂のお店は週頭であったとしても お店は満席状態で常に新たなお客さまが入ってくる。 こんな展開のお店は世の中がいくら厳しい状況になろうとも、 お客さまに選ばれ続けるお店なのだ。 週3回外食していた人達が、週2回しか(週2回を週1回への人も ?) 行かなくなったこのご時勢。 そうしてくると、選りすぐられたお店や必然性のあるお店ということで、 行く先は最初からピンポイントということに。 つまり、“選ぶ理由のある店”が選ばれるのだ。 これからの時代、本物の繁盛店だけが繁盛し、 エセ繁盛店は残念ながら繁盛しなくなっていくだろう。 ◇画像を見る↓ http://www.q-b.co.jp/contents/index.html#trend ────────∽ ◆ ∽─────∽ ◆ ∽─────∽ ◆ ∽────── ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ──── ▼紹介できる事例やご意見ご感想を教えてください▼ ────── ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ □■あなたが持っている事例が「ビジネスの達人」で取り上げられる!■□ 中島セイジが変わりゆくビジネスの流れをもとに、あなたの企業を斬らせ ていただきます! また、このメルマガのご意見、ご感想もお待ちして おりますので、どんどんお寄せ下さい。 ☆注目ビジネスの事例やご感想を募集中! 受付→tatsujin@q-b.co.jp ─[PR]───────────────────────────────── 中島セイジ処女本 ╋━━━━ 「非効率な会社がうまくいく理由」好評発売中! ━━━━╋ ☆★☆★ 伸びる企業は知っている「情動力」アップの方法 ★☆★☆ 無謀とも思える決断、売上とは無関係の作業…。 「無駄なこと」は、なぜ強いか? 「スゴい会社」の豊富な事例とともに、 あなたの会社でもできる 「非効率経営」のコツを伝授! ↓↓↓ 買って後悔しない永久保存版です ↓↓↓ 『非効率な会社がうまくいく理由』 著者:中島セイジ フォレスト出版 定価1470円(税込) ╋━━━━ 月刊CD「ビジネスの達人」 好評発売中! ━━━━╋ ☆☆☆ これからのビジネスを担うオピニオンリーダーになれる ☆☆☆ 経営コンサルタント・中島セイジが厳選した 最新の時流コンテンツを、毎月CDでお届け! メルマガよりもさらに掘り下げた内容をお送りしています。 これを毎月聴くだけで、これからのビジネス、 選ばれるビジネスが見えてくる! 今なら、な・なんと 体験版無料進呈!! ☆詳しくは&年間購読のお申し込みはこちら↓ http://www.q-b.co.jp/v_portal/0308_sale.html 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★発行元:株式会社 クオーターバック 担当:小池 ------------------------------------------------------------------------- ★登録/解除 http://www.q-b.co.jp/v_portal/mailmag.html ★マガジンID 0000116990 ------------------------------------------------------------------------- このメールマガジンは株式会社 クオーターバックからの配信です。 記事の複製・転載を禁じます。著作権は株式会社 クオーターバックに帰属 します。 http://q-b.co.jp/company/index.html tatsujin@q-b.co.jp Copyright 2003 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメールマガジンは、『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ を利用して発行しています。



