いま、選ばれるビジネス−中島セイジのビジネスの達人
━━━━━━━━━━━━━━http://www.q-b.co.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌┐ いま、選ばれるビジネス
│├┐ ───────────
││├┐ □中島セイジのビジネスの達人 □No.241 □2008.5.26
163━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Hola(オラ)…
じゃなかった、こんにちは!
予兆コンサルタントの中島セイジです。
帰ってきました、ニッポン。
海外から帰ってくると、
日本ってやっぱり湿度が高いんだなぁとしみじみ。
さっそくではありますが、
海外研修で学びえたコトのご報告・第一弾を
お送りしますよ〜!
鬱陶しいジメジメ空気をすかっと晴らす、
バルセロナのパッションを
少しでも感じていただけたらと思います。
それでは、今週も
ビジネスの達人をお楽しみください!
────────∽ ◆ ∽─────∽ ◆ ∽─────∽ ◆ ∽──────
---------------------------------------------------------------------
□□■ 目次 ■□□
01:今週の選ばれるビジネス
……ヒューマン効率の会社
「日本理化学工業株式会社」
02:今週の勝ち組キーワード
……なぜバルセロナに世界から人が集まるのか
「次の1000年を考える会議」
03:今週の情動力スペシャル
……「卵家」の玉子かけごはん
04:今週の選ばれるパーソン
……ガウディの引力
----------------------------------------------------------------------
☆今週の選ばれるビジネス
----------------------------------------------------------------------
ヒューマン効率の会社
「日本理化学工業株式会社」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
先週の目からウロコのオススメ本
『日本でいちばん大切にしたい会社』
の中でもご紹介した日本理化学工業。
この会社はこれからの時代の可能性、
ヒューマン効率を考えた行動をとっている。
この会社は従業員数50人で、その7割が障害者。
ということは約35人の障害者の方々が
雇用されていることになる。
これは通常の「重度障害者多数雇用事業所」
からすると群を抜いて高い割合の事業所なのだ。
また全国重度障害者雇用事業所協会の会員でもあり、
製品に障害者支援企業の証である
ハートフルマークをつけている会社である。
なぜ多数の障害者を雇用するに至ったのか?
1959年に2人の障害者を職業体験として受け入れ、
当時の社員が「この子たちを正式に入れて欲しい、
足りない部分があれば私たちがカバーするから」
と言うことでその2人は入社した。
これは障害者と働くことで、
健常者が自分たちの責任や役割に気づいたということ。
それによって障害者雇用という社会貢献だけでなく、
一緒に働く社員にポジティブな変化が起きたことに
大山社長は気づき、以降障害者の方々を
雇用していったのだろう。
この企業は川崎と北海道に工場を持っていて、
どちらの工場にも障害者が働いている。
そこでは障害者に合わせたシステムや
工場づくりが行われている。
ここが通常の企業とは違うポイント。
通常は、既にあるシステムや工場に人を合わせる。
障害者の方々を既存のルールに合わせようとすれば、
当然トラブルが起き、いい製品はできない。
そこでこの会社ではその従業員に合わせた
システムづくりを行っているのだ。
例えば時計が見れない従業員のために、
いつ作業を終えるかを砂時計で教えるなど、
障害を持っている人たちの特性に合わせて、
工程づくりを行った。
品質、生産性、管理面で
問題のないものを作っていくために。
それにより、生産工程の細分化・単純化、
機械に頼る部分の明確化などがなされた。
この障害を持つ従業員に合わせる作業工程づくりは、
考えるのに非常に時間がかかり、
多くの健常者の手間もとられることになったはず。
この辺がこれまで障害者を雇い入れた
ほかの企業との差ではないだろうか。
多くの人を雇い、多くの時間と手間をかけたからこそ、
品質が高く、管理面でも問題のない
高水準の工場ができたのだ。
このような経験を経て、
人間としての優しさを人や地球に向けることを、
この会社と従業員は気づいた。
健常者が障害者と働くことで、
自分がフォローしなければならないこと、
自分が人に対して優しさを
持たなければならないことに気づいたのだろう。
私の結論は、
「会社は売り上げのために存在しているのではない。
利益のために存在しているのでもない。
従業員や関係会社、お客様など、
人の幸せのために存在しているのだ」ということ。
ヒューマン効率をきちんと考えている会社は
そこに気づいている。そして、
これからはそんな社会性を持った企業が
お客様に選ばれる時代になっていくのである。
◇画像を見る↓
http://q-b.co.jp/contents/index.html#biji
-----------------------------------------------------------------------
☆今週の勝ち組キーワード
-----------------------------------------------------------------------
なぜバルセロナに世界から人が集まるのか
「次の1000年を考える会議」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この会議には、
多くのヨーロッパの国々が集まったという。
もちろん、日本からは参加してなかったという。
“もちろん”と言った理由は、
いまの日本人にしてみると、
1000年先なんてまず考えられないということ。
10年先、いや3年先ですらよくわからない今、
1000年先なんて考えているときではないと
思ってしまうのだろう。
少なくともこの価値観は、
次なる日本をつくり得ない価値観と
言っていいだろう。残念…。
この会議のことは、
今回のバルセロナ視察のガイド、
睦田氏から聞いたわけだが、睦田氏もこの会議に
参加しない日本に対してガッカリしていたようだ。
今回のバルセロナ(スペイン)視察も
もちろんそうだが、これまで訪問した
フランス、イタリア、ドイツなどの国々すべてが
“過去の遺産”を本当に大切にしている。
そして次の世代に、次の時代に
ストーリーと共にその遺産を
つないでいこうとしている。
だからこそダリ美術館、ジローナの旧市街、
グエル公園、サグラダ・ファミリアなどには、
ヨーロッパの国々の子どもたちがいっぱいなのだ。
ところで、次の1000年は
どう考えればいいのだろうか。
過去の日本のさまざまな遺産を
次につなげることはもちろん、
次なる遺産をつくることも
考えなくてはならないテーマだと思う。
120年以上前、ガウディがグエル公園
(グエル公園として開発したわけではないが…)を、
サグラダ・ファミリアを、カサ・ミラを創ったように。
これらの遺産は大きなトラブルがない限り、
間違いなく1000年以上は遺されると思われる。
いや、もっとかもしれない。
ではいま、日本は次なる1000年に何を創造し、
遺したらいいのか…。
少なくとも、ゲームやIT関連もの、
金融ノウハウではないことは確かなのだ。
とにかく、1000年とは言わないまでも、
100年以上のロングレンジでさまざまなことを考え、
答えをみちびきたいものだ。
このところ事例で取り上げてきた、
数百年継続している老舗、
「虎屋」、「千疋屋総本店」、「半兵衛麩」、
宮大工の世界などは、まさに今回の
バルセロナ視察から学んだこととオーバーラップする。
過去の遺産や先達たちから学ぶこと、
ロングレンジで未来を考えることに、
私たちの行動のヒントが
たくさんあるように思えてならない。
なぜ、バルセロナにあれほど多くの人々が
地球規模で集まってくるのだろう。
やっぱりこれも、バルセロナの情動力?
◇画像を見る↓
http://www.q-b.co.jp/contents/index.html#key
-----------------------------------------------------------------------
☆今週の情動力スペシャル
-----------------------------------------------------------------------
「卵家」の玉子かけごはん
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
庶民の味方(?)、玉子かけごはん。
ほっかほかのごはんの上に玉子をかけるだけで、
あ〜ら不思議、立派なごちそうができちゃった!
…と、ひとり芝居はこのくらいにして。
みなさん、ニッポンの豊かな食文化が生んだ
あの究極のTHE・シンプル料理、
お店でいくらまでだったら食べますか?
500円? 700円?
いや、1,000円までならぎりぎりOK!…?
「卵家」の提供する玉子かけごはんは、税込み1,575円。
高い!と思った方、きっとその玉子かけごはんが
どのように作られているかを知れば、
高いどころかむしろ安いと感じるようになるだろう。
まずは、お米に対するこだわり。
使用しているのは、日本一の称号を得ている、
山形の遠藤さんという方が育てた有機米だ。
「卵家」の社長である笠田和代氏が直に足を運び、
その舌で決断を下した。
次に卵。
これは「卵家」が誇る数ある自慢の卵から、
さらにふるいをかけて選んだものを
使っているのだから、その高い品質が
保障されていることは言うまでもない。
次に、ごはんを炊く土鍋。
おいしいお米を
最もおいしく炊き上げるための、
選ばれた土鍋だ。
それを盛るための茶わんにも抜かりがない。
ある陶芸家と知り合い、
玉子かけごはんにぴったりの
オリジナルの茶わんを作ってもらったそう。
そしてなんとその陶芸家、
その後フランスのデザインイベントで
入賞を果たしたというのだ。
職人の腕もさることながら、
その実力を見抜いた笠田社長の
千里眼はあっぱれだ。
また、玉子かけごはんにかけるしょう油も、
お客さまの好みに合わせて
召し上がっていただけるよう、数種類を常備。
もしろん、すべて一級品だ。
これだけの手間ひまをかけてつくられる
玉子かけごはん。
ちょっと食べてみたくなったのでは?
しかし、そうカンタンには食べられない。
なぜなら、このメニューは週2日しか登場せず、
しかも1日につき7人しか
口にすることができないからだ。
この7人という数字は、
こだわりの土鍋で炊けるごはんの量の限界。
これで炊かねば、
『「卵家」の玉子かけごはん』は完成しないのである。
すると…考えてみてほしい。
1食1,500円が7人で10,500円。
それが週2日だから…21,000円!
たったこれだけの売り上げのために、
前記のような手間をかけて作っているということ。
…これは一体、どうしたものか。
どう考えても採算が合わない。
そう。そんな経営姿勢のなかに、
選ばれるための理由がある。
採算が合う・合わないではなく、
『「卵家」が提供するにふさわしい商品をつくること』、
ただその追求の先に、
この「玉子かけごはん」があるのだ。
そこで玉子かけごはんを口にしたお客さまは、
期待を超える味を提供してくれる「卵家」に、
またひとつ大きな信頼を寄せるだろう。
そして、また期待する。
“「卵家」なら、間違いない”、
“次は、何をやってくるんだろう”と。
利益に直結しない“こだわり”が、
結果としてブランドに、文化になっていく。
ね? 1杯1,500円、高くないでしょう?
◇画像を見る↓
http://www.q-b.co.jp/contents/index.html#jodo
-----------------------------------------------------------------------
☆今週の選ばれるパーソン
-----------------------------------------------------------------------
ガウディの引力
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
その写真は、
昼食で入ったバルセロナのレストランにあった。
合成写真じゃないか…と言いたくなるほど、
違和感のある写真なのだ。
そこは、畑なのか、原っぱなのかはわからないが、
あちこちに牛がつながれているのが見て取れる。
そして、ほとんど建物らしきものが見えないその先に、
数本の尖った建築物が見えるではないか。
まさか、サグラダ・ファミリア?
目線を下げていくと写真の下には、
“Sagrada Familia”という文字が。
ガウディは120数年前、
この大聖堂を設計し、建てながら、
世界から数千万人も集まる
現代のバルセロナを想像していたのだろうか。
この写真にあるような、
周りに何もない原っぱに建てながら、
100年後、多くの人々がこの大聖堂を
目指してやってくることを、
十分予測していたのだろうか。
それも、まだまだ完成にはほど遠い
サグラダ・ファミリアなのに、
地球の裏側からも人々がここを訪れるということを…?
ガウディのスゴさは、建築家としてだけでなく、
未来の人々のモチベーションを創造する
センスだったのではないだろうか。
今風の言い方をすると、
地球規模の「アーティスト」であり、
「プロデューサー」でもあったのだ。
ガウディのオリジナリティの中にある
ヒューマンなものの考え方が、
多くの人々を惹きつけるのかもしれない。
中島流に言うと、“ガウディの情動力”ということ。
ところで、完成していない教会に
これだけ多くの人が集まり、
お金(入場料は日本円にして1500円)を
出してくれるなんてほかにあるだろうか。
年間、40億円のお金が集まり、
それが次なる建築資金になっているという。
ガウディの引力が、時を越えて、
サグラダ・ファミリアの引力につながっている。
◇画像を見る↓
http://www.q-b.co.jp/contents/index.html#par
────────∽ ◆ ∽─────∽ ◆ ∽─────∽ ◆ ∽──────
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
──── ▼紹介できる事例やご意見ご感想を教えてください▼ ──────
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
□■あなたが持っている事例が「ビジネスの達人」で取り上げられる!■□
中島セイジが変わりゆくビジネスの流れをもとに、あなたの企業を斬らせ
ていただきます! また、このメルマガのご意見、ご感想もお待ちして
おりますので、どんどんお寄せ下さい。
☆注目ビジネスの事例やご感想を募集中!
受付→tatsujin@q-b.co.jp
─[PR]─────────────────────────────────
中島セイジ処女本
╋━━━━ 「非効率な会社がうまくいく理由」好評発売中! ━━━━╋
☆★☆★ 伸びる企業は知っている「情動力」アップの方法 ★☆★☆
無謀とも思える決断、売上とは無関係の作業…。
「無駄なこと」は、なぜ強いか?
「スゴい会社」の豊富な事例とともに、
あなたの会社でもできる
「非効率経営」のコツを伝授!
↓↓↓ 買って後悔しない永久保存版です ↓↓↓
『非効率な会社がうまくいく理由』 著者:中島セイジ
フォレスト出版 定価1470円(税込)
╋━━━━ 月刊CD「ビジネスの達人」 好評発売中! ━━━━╋
☆☆☆ これからのビジネスを担うオピニオンリーダーになれる ☆☆☆
経営コンサルタント・中島セイジが厳選した
最新の時流コンテンツを、毎月CDでお届け!
メルマガよりもさらに掘り下げた内容をお送りしています。
これを毎月聴くだけで、これからのビジネス、
選ばれるビジネスが見えてくる!
今なら、な・なんと 体験版無料進呈!!
☆詳しくは&年間購読のお申し込みはこちら↓
http://www.q-b.co.jp/v_portal/0308_sale.html
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★発行元:株式会社 クオーターバック 担当:臼田
-------------------------------------------------------------------------
★登録/解除 http://www.q-b.co.jp/v_portal/mailmag.html
★マガジンID 0000116990
-------------------------------------------------------------------------
このメールマガジンは株式会社 クオーターバックからの配信です。
記事の複製・転載を禁じます。著作権は株式会社 クオーターバックに帰属
します。
http://q-b.co.jp/company/index.html tatsujin@q-b.co.jp
Copyright 2003
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このメールマガジンは、『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ を利用して発行しています。


![転職なら[en]社会人の転職情報!転職成功者続出 転職なら[en]社会人の転職情報!転職成功者続出](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/sya.gif)
![派遣のお仕事探しなら[en]派遣のお仕事情報 派遣のお仕事探しなら[en]派遣のお仕事情報](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/haken.gif)
![アルバイト探しは[en]本気のアルバイト アルバイト探しは[en]本気のアルバイト](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/baito.gif)
![就職サイトは[en]学生の就職情報 就職サイトは[en]学生の就職情報](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/gakusei.gif)
![転職なら[en]転職コンサルタントキャリアを活かした転職に! 転職なら[en]転職コンサルタントキャリアを活かした転職に!](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/consul.gif)