週刊 落maga Vol.209 2008.10.3
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「週刊 落maga」Vol.209 2008.10.3
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◇演目◇
・「寄席めぐり楽天日記」
<読者のお便り〜落語日記>
・「ピックアップ近日落語会」
・「おいでやす繁昌亭」
**** すっかり秋、とまではいかないけど、やっぱり秋ですね。
赤とんぼが毎日、ベランダに飛んで来ては、季節の替り目を告げてくれています。
で、なんといっても食欲の秋、じゃなくて美術の秋です。
過去3回実施し好評だった美術館での落語会が、また11月に開催されるそうです。
☆「第4回月亭八天のアートな落語会『みゅ〜じあむ亭』」
・11月18日(火)午後6時30分
・国立国際美術館 B2階展示場(大阪市北区中之島4-2-55 TEL:06-6447-4680)
番組は月亭八天が「胴ぎり」「抜け雀」、桂三扇が「君よモーツァルトをきけ」、
桂さん都が「みかん屋」 (三味線・浅野美希)
・料金は2,000円(当日2,500円=若干数) ・定員150名(事前申込み制)
<申込み方法>
往復はがき、FAX、Eメールいずれかの方法で、件名に「落語会申込み」と明記の上、
郵便番号・住所 氏名(フリガナ) 電話番号(※FAX申込みの場合は返信FAX番号
も明記)参加希望人数(申込者含む3名様まで可)、友の会会員番号(会員の方の
み)を記入して、下記まで応募ください。定員になり次第受付終了。
◎あて先=〒530-0005
大阪市北区中之島4-2-55 国立国際美術館 落語会受付宛
FAX: 06-6447-4699 Eメール: concert@nmao.go.jp (携帯メールは不可)
問=国立国際美術館 Tel 06-6447-4680 (月〜金/ 10時〜17時)
詳しくはこちらへ→ http://www.nmao.go.jp/
落語会のチケットで、公演当日に限り、開館時間中(10時〜17時)のすべての展覧
会(「アジアとヨーロッパの肖像SELF and OTHER」「コレクション3」)を無料観
覧できるそうです。
落語ついでにというより、欲張って落語も美術もたっぷり楽しみに行きましょう。
**** 昨年から今年にかけて、小学生向けの落語鑑賞会「小学生繁昌亭探検ツアー
ズ」を実施したNPO法人「国際落語振興会」(理事長・桂小春団治)。
この秋からはワッハ上方に場所を移して、「小学生ワッハ落語体験ツアーズ」と銘
打って、落語鑑賞だけではなく、鳴り物体験やバックステージツアーも組み込んだ
ものに。来春までの半年で22回、約6300人の小学生を無料招待する予定です。
昨日、その第1回目がワッハホールであり、小春団治や、桂福矢、桂ひろば、三味
線=花登益子が出演して、近隣の小学生約三百人を招いて開かれました。
**** 関西テレビでは24年ぶりになるという、本格的な落語番組が今月からスター
トします。
●「扇町寄席」のタイトルで10/5(日)午前6時半〜7時。
桂南光と月亭八光の司会で、第1、2日曜日(月5回日曜ある月は第3日曜日も)に放
送。1回目の出演は桂吉弥で、以降、笑福亭三喬や笑福亭仁智も予定。
高座のセットも凝ったもので、落語をしっかり届ける番組になっています。
日曜の朝、ちょっと早い時間だけど、「落語」で一日が始まるのもいいものです。
**** さて、日曜の昼はこれ。
●NHK総合テレビの「笑いがいちばん」です。
10/12(日)13:35〜14:04の放送では、
「柳亭市馬・立川志らく二人会」という豪華競演を予定。
五代目・柳家小さんの流れをくみながらも、
対照的な芸を見せてくれている模様。お楽しみに!
**** 桂九雀が「将棋ペンクラブ大賞・奨励賞」を受賞。
落語や芸能とは関わりのない賞だそうだけど、おめでとうございます。
「将棋ペンクラブ」が毎年、観戦記、著作、文芸など(将棋に関するもの限定)、
それぞれの分野から、優秀作を表彰。20回目の今年は、特別賞を出すことになり、
詰将棋パラダイス誌に「詰まらん話」を10年間連載している九雀が奨励賞に。
今日、東京で表彰式だそうですよ。その連載、読んでみたいですね。
その九雀も出演します。秋らしい趣向の奈良での落語会です。
☆さかいひろこworksプロデュース落語会Vol.14
「秋ノ夜ハ秋ヲ聞ク」〜秋ノ夜長ノ落語会〜
・10月5日(日)午後7時半・カナカナ(近鉄奈良駅より南東へ徒歩15分)
出演は桂千朝、桂九雀、桂雀五郎でそれぞれ、秋の噺を一席づつ。
前売は2,500円、当日2,800円 (全席自由・秋ノ夜ノ一品付き)
予約・問=さかいひろこworks=06-6155-5561
http://www5.ocn.ne.jp/~works/index.html
おっと、いつもの九雀の会もお忘れなく。
☆「第71回・月なみ九雀の日」10月12日(日)午後7時
・豊中市立伝統芸能館(阪急宝塚線・岡町)
桂九雀のほか、林家竹丸、笑福亭鉄瓶
料金=自由料金制
http://www.sun-inet.or.jp/~kujaku/tsukinami-kujakunohi.html
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すみません。
来週は臨時休刊にさせていただきます。
勝手なことで、申し訳ございませぬ。勘弁してくださいませ。
次号Vol.210は10/17(金)に配信させていただきます。
どうぞよろしゅうお願いいたします。 編集人拝
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上方の落語会情報はこちらへ↓
◎寄席情報サイト☆ねたのたね☆→ http://ra-ku-go.com/netanotane/
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■「寄席めぐり楽天日記」
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桂かい枝が、アメリカでの半年間のRAKUGO武者修行ツアーを終えて1日に帰国。
アメリカの33都市で73公演を開き、のべ15000人に見てもらったそう。「体重も6.7
キロ増えて、文字通り一回り大きくなって帰って来ました」と、日焼けした顔で笑
い、また、大きな自信を得て来たよう。
9月に2公演おこなった「ニューヨーク繁昌亭」では、450人の会場が2回とも満員に
なり、8割がアメリカ人だったそう。最後にはスタンディング・オベーションまで
あり、ゲスト出演した桂三枝も感激した様子で、携帯で写真を撮り、それがまた爆
笑を呼んだとか。
ニューヨーク繁昌亭の番組は、最初に紹介があり、桂あさ吉「桃太郎」、落語の歴
史紹介映像、かい枝「いらち俥」、桂三枝「誕生日」、かい枝「新作」。
三枝は字幕を使い、それがまたウケたそう。かい枝やあさ吉はもちろん英語落語。
最後の新作は、かい枝が、あちらで作った日米文化比較の英語落語で、10日の繁昌
亭の会でも披露するそうですよ。
その場その場のお客に対応することをめざし、まさに「行く先々の水に合わねば」
の芸人道を貫いてきたよう。大胆な全米横断落語ツアーは大成功に終わって、同行
した奥さんや小さな娘さんたちも元気に帰国して、よかったよかった。おつかれさ
までした。
海外の「繁昌亭」は「世界に落語を広めることを目的にしているので、ニューヨー
クにも英語圏にもこだわらず、いろんな国へ行ってみたい」と言うかい枝でした。
****
☆「こごろうの会」9/24・お初天神参集殿
・桂とま都「煮売屋」・桂こごろう「七度狐」・桂宗助「次の御用日」
・こごろう「子は鎹」
会の多い日だったけど、満員。補助椅子も準備していたこごろうです。とま都は
「東の旅」発端のたたきから入り、野辺をさらっとやって「煮売屋」。初々しさが
勝って笑わすという感じじゃないけれど、表情に愛嬌があって一生懸命さに好感。
こごろうは、とま都の初々しさに「僕もこんなんやったな」としみじみ言い「煮売
屋」は最後の酒のところがこんがらがるので難しいのだと。まず、この夏に250cc
のスクーターで北海道を旅した時のほのぼのエピソードをたっぷり。フェリーでの
ときめき、北海道の「ど真っすぐな道」の快感、露天風呂で会った人との心にしみ
た交流など、それを喜び満面でしゃべるこごろうを見てると、こっちまでうれしく
なって、雄大な北海道を旅してる気分にも。「七度狐」は得意ネタ。「深いか〜」
の所では太鼓で怖がらせ、いい演出。べちょたれ雑炊は湯気が見えるようで、あり
がたい顔ですする、気持ちの入りようでしょうか。寺の夜の化け物騒動に、喜六は
震え、清八も「やっぱり、わしも怖い!」。「ああ、怖い、抱っこして」はこごろ
うらしい。笑いいっぱいでした。
宗助は、なぜか素顔が見えるような感情の起伏があって、いつもよりハイテンショ
ンの十八番「次の御用日」。常吉の口調がやや怒りっぽく、可愛いぐちっぽさ。大
阪の、昼でもさびしい所を全部あげ、夏の売り声はていねいに聞かせて、まぶしい
夏の午後が目に浮かぶよう。怖い天王寺屋藤吉や、奉行の前で最後は「うぉー」っ
と泣く常吉や、かしこまった奉行の奇声もおかしく、やっぱり楽しい一席。
こごろうの「子は鎹」は、お花が訪ねるねえちゃんがお茶を入れるさまから、そこ
に急須や茶筒が見える細やかさ。そんな暮らしの風景の中で、お花ととらちゃんが
再会。こごろうはあまり子どもっぽくは描かず、お花の心情をより深く。父親の松
ちゃんが怒るくだりがやや長めに感じたけど、何より、お花と松ちゃんが再び会っ
てやり直そうという、その沈黙や間も含めたやりとりの心の描写がていねいで、
ぐーっとこみ上げるものが。こごろうの落語は優しいなあときゅんとしました。
****
☆「笑福亭仁鶴独演会」9/26・なんばグランド花月
・笑福亭仁昇「延陽伯」・笑福亭仁扇「あたま山」・笑福亭仁鶴「向う付け」
〜仲入り〜・笑福亭仁智「源太と兄貴」・仁鶴「次の御用日」
(三味線・山澤由江、吉川絹代)
満員。NGKは天井が高いのに笑い声が拡散せず渦をまく。それを実感した会でした。
DVD収録を目的に始まった本拠地での独演会の4回目。仁昇の「延陽伯」は、ぬか袋
の解説やサラリーマン川柳を入れるのがこの人らしい。御公家言葉がすごく似合っ
てました。仁扇の「あたま山」は、頭がわれそうになって「ポン!」と桜の新芽が
ふいて出る、とか、リアルな言葉がたくさん。それが気になる人もいたろうけど、
意外にそのシュールな感じが仁扇の気楽なしゃべりと合って、妙な面白さが。仁智
はおなじみの野球解説者をまねるマクラで爆笑を呼んで、ドジなやくざのベタなギ
ャグでまた大うけ。この日は、いつにも増して、会場はいい空気でした。
仁鶴は会心と言えた二席。高座にあがる足取りからして軽やかで、表情もものすご
く明るい。「向う付け」は、喜いさんのしゃべる間がぽかんとして、あどけなく、
仁鶴が演じると、昔はこんな人が確かにいたような血の通い方。いろんな人がくや
みを言いに来て「えらいこってしたな。なんと言うてええやら‥」と、その語尾の
はっきりしない、でも皆精一杯に伝えようとするさまでも笑わせ、悲しい忌みごと
も温かいユーモラスな風景に。無筆なのに帳場、という困った一大事も、結局は人
まかせで終える喜いさん。かわいらしいなあ。
「次の御用日」は、前日に聞いた宗助とまったく同じ型。さすがに年輪の味わいを
感じさせ、伝わる噺の奥行きに色彩も温度も。常吉はぶっきらぼうな投げっぱなし
の口調。それがかえって可愛く、食事をせかす旦那に「食べとりまんねや!」とつ
ぶやいたり激しく怒ったり、語気の変化で気持ちの動きを表し、こみあげるような
笑いが会場から。芋と根深の煮物も膳に大きなお芋さんが見えるよう。夏の描写は、
それを知っているような売り声で、寝ござ売りもこんなに低い声でやったのかと気
づかせ、まさに風物詩といえる情景。天王寺屋藤吉の「あっ」は最初、金切り声っ
ぽかったけど、奉行とのかけあいの所はどんどん自然になって、言うごとに可笑し
い。奉行が「あっ」を言う前に横を気にして躊躇する演出は、仁鶴自身の心情を重
ねているようでもあり、その「本当」が笑いをさらに大きくも。この夏、この噺を
集中的に演じたそう。仁鶴の大阪弁は昭和の味わいでした。
****
☆「林家亭 花ちゃんの会」9/27・ワッハ上方レッスンルーム
・桂二乗「ふぐ鍋」・林家花丸「寄合酒」
・笑福亭たま「舟弁慶」・花丸「夏の医者」(三味線・吉川絹代)
約50人ほど。4席でも、たっぷりだった会。前座?の二乗が「ふぐ鍋」とは、びっ
くり。かけるのはこれが3回目だそう。大橋さんと旦那がふぐ鍋を前にためらう辺
りは、これまで見せたことのない演技。入門6年目で、ここまでできるのは立派。
前にこのネタおろしを聞いたというツウの方が、ウマなったなと感心してました。
花丸は、「ぼうだら」を「ぼうだんら」とか、普通浮かばない花丸流のギャグやく
すぐりを細かに入れて、全編笑いどおしの「寄合酒」。鰹節をとってくる「ぼんぼ
ん、かもか」の場面も盛り上がって、最後は「これぐらいのことやりなはれ」と皆、
怒られ、鰹節をもう一回とりに行った男、赤ん坊相手に「ぼんぼん、かもか」。
たまは、花丸がいかにサービス精神旺盛かをエピソードを並べ、花丸ネタで大笑い
を。「舟弁慶」は、「(弁慶はんと)知って言わしたろ」と言う喜六や、お松が上
町のおばはんの息子自慢にあいづち打つくだりなど、性格が変わってしまいそうで、
もっと単純でもいい気がしたけど、テンポ良さと力と気がみなぎった落語は、焼き
豆腐の悲惨な一件のくだりでピークになり、目をそらさせない迫力が。喜六らが渡
し舟に乗ったところはお囃子と独自のしっとりとした連動が気持ちよく、川の水を
すくうしぐさなど、いい演出。怒り狂ったお松の渡し舟の場面は対照的に、こぐの
も早回し、お松も鬼のような顔という激しさで。独自のサゲまで、圧倒するような
芸でした。
花丸は「一生かかっても僕は到達できない、笑福亭たまさん」と、笑。「夏の医
者」はのーんびりした田舎の会話が可笑しく、「行ってやりたいけど、今日は暑い
もん」とのほほんと先生。うわばみに飲まれても、「心配するな、あわてるな。わ
しはもう十分生きた」と言い、腹の中で思案たばこを吸い「今年のスイカの出来は
どうじゃ」と悠然と全然違う話をして、笑。終われば、色々の4席で満腹でした。
****
☆「柳亭市馬独演会」9/28・トリイホール
・柳亭市丸「転失気」・柳亭市馬「目黒のさんま」・桂雀三郎「天王寺詣り」
〜仲入り〜・市馬「ねずみ穴」+歌謡ショー (三味線・林家和女)
満員。いつも見かける落語ファンも多数。あんまり楽しい会だったので、余韻を消
すのがもったいなくて、買っていた夜の落語会をパスしたほどです。
最初は弟子の市丸。ちょっとあがってるふうだったけど、後半は調子をつかんで
「はじめからクサイ話だと思った」をサゲに。市馬はにっこり登場。歌手デビュー
したこと、弟子のことを謙虚な朗らかさで語って、師匠の五代目小さんの思い出話
を。いろんな賞を受賞したけど、さすがに人間国宝の時はどぎまぎしていたと。園
遊会に招かれることになり、総勢百人近い一門全員に召集がかかって集まってみれ
ば、着古した着物は着ていけない、と、弟子皆で着物を贈ったそう。園遊会では昭
和天皇にお声をかけられ「どうです?近頃、落語の方は」と聞かれて、大正4年生
まれの師匠は緊張の極地で「おかげさまで、だいぶ良くなって来ました」と返事し
たとか。そんなかわいらしい師匠を語る市馬が楽しそうであったかみがあって、25
分のまくらは清々しい一席を聞いたような得心がありました。
でも、そこからがまた良かったんですね。上方では滅多に聞けない「目黒のさん
ま」。秋晴れの日、紅葉狩りに目黒へ遠乗りに出かけたお殿様。いかにも天下泰平
の世のぼっとした品のいい殿様、弁当がないとわかると「世は死ぬ」としょんぼり
して、その表情が子どものように愛らしい。百姓家からの真っ黒に焼けて、大根お
ろしのかかった旬のさんまを食して、感激する殿様の満悦の顔は、見てる方も旨い
さんまをたらふく食べたようなうれしさ。江戸落語ならではの噺で、下品な魚に見
下げられていても、旬のさんまほど美味しいものはない、と知る庶民の声を代弁し
て武家社会をやんわり揶揄。秋の青空とさんまと殿様の笑顔、という幸福感があふ
れた出色の一席でした。
ゲストの雀三郎は、じゃ、こてこての大阪の古典をと、とっておきの十八番「天王
寺詣り」を。こんな東西の秋の名品を連続して聞けるなんてそうないこと。雀三郎
はひと昔前のお彼岸風景へと軽快にいざない、犬のクロの供養という心優しい噺を、
天王寺境内の物売りもいちいちきめ細かに描写しながら、笑いもふんだんに。時折、
これを習った文枝師匠が乗り移ったかのような場面もあり、阿保陀羅経の口をすぼ
めるチャカポコや、乞食の体くねらせるしぐさなど、独自の笑いも入れて、死んだ
犬を想う男をとおして、命のはかなさ、世の無常をいとおしく届けてくれる。口調
にこもる情がせつなく、聞いてるうちに涙がこぼれてしまいました。
市馬のトリネタは「ねずみ穴」。奮起して懸命に働いて成功した弟が、真面目なぶ
ん、深層心理に火事への怖さがつきまとう、そんな心持ちをていねいにつむいで、
夢の中と現実の兄の演じ分けも説得力があり、じっくりとした巧さで聞かせてくれ
ました。そして・・・。その後、立ってマイクを持ち、歌謡ショー。CDにも入って
いる得意の「俵星玄蕃」がやはり圧巻。朗々と歌い、三波春夫にも負けない美声と
舞うような節回しでほれぼれさせて、爽快なしめくくり。
来年の独演会が待ち遠しいほどで、満点の会でした。おおきに!
****
☆「さよなら桂小米朝 最後の落語会」9/30・ABCホール
・桂そうば「ろくろ首」・桂小米朝「青菜」・座談「小米朝を語る」(飛び入りー
桂ざこば)、桂都丸、桂こごろう、桂よね吉、司会=三代澤康司、角野啓子
〜仲入り〜・太神楽ー翁家勝丸・小米朝「地獄八景亡者戯」
満員。3時間の会でした。そうばの語気に力が入ったしゃべりにざこば一門を感じ
させた「ろくろ首」の後、小米朝は「この名と別れるのは一抹の寂しさもあるけど、
そんなに寂しくない。米朝の小さいもんという従属した名前から離れられる。親が
偉いほど、子は大変なんです」と明るく語って、「青菜」。がさつで人のいい植木
屋が生き生きとして、お咲の全部の言葉に濁音が入るようなおっさんしゃべりも可
笑しく、暑苦しい夏の愉快な噺をテンポよく力強く運んで、好演。長屋の風景が目
に浮かんで、素直に楽しい一席でした。
座談は爆笑もので、都丸、こごろう、よね吉、と、小米朝をほめようとして、ほめ
る所がさして見つからず(笑)、次々出てくるのはお父さんじゃなくお母さんを継
いでる、とか、カラオケが真骨頂とか、やがて、数ある失言の失敗談になって、失
敗が応えないのは人間の器が大き過ぎる、とも。スピード狂の運転の話も隣に米朝
師匠が坐ったら‥という図が思い浮かび、大笑い。飛び入りのざこばが君らは情け
ない、もっとええことを言わんと、と言いながら、ウソ美談をつづって、みんなが
ずっこけ、まるで大喜利のよう。でも、気ぃ使いの一方でおおらかで、あわてもん
で人の悪いことをいっさい言わない品の良さがあって、みんなにつっこまれやすい、
というのは、やっぱり愛すべきキャラなんですね。襲名後はこういう座談は当分な
いだろうから、小米朝総決算の逸話集は、おしまいに小米朝とざこばの握手もあり、
ほのぼのいいもんでした。
翁家勝丸のおとぼけでちょっとひやひやの太神楽の後、小米朝最後の口演となる
「地獄八景亡者戯」。サバ男を小米朝みたいな失敗尽くした男と笑い飛ばして始ま
り、この日はぶれない気合いの入った語りで、いかにも楽しげに。時事ネタも六道
の辻などのくだりで入れて、米朝師匠のギャグを生かしながら中盤の山場を超えて、
最後の四人の大暴れへ。冥土の旅噺を地獄の空気と愉快さを一貫させて、遊びすぎ
ない適度な古風さも好感。人呑鬼の腹の中の大熱演で終え、拍手喝采を浴びていま
した。
きっぱり小米朝とさよなら!という潔さが、こちらにはかえって名残惜しく、しみ
じみと高座姿と名ビラを交互に見たりも。…最後まで華のある小米朝でした。
会場で「小米朝十番勝負」のDVDを販売。9月26日に出たそうです。
****
☆「トリイ寄席」10/1・トリイホール
・桂さん都「動物園」・桂歌之助「阿弥陀池」・桂千朝「まめだ」〜仲入り〜
・対談=桂米朝+桂小米朝・翁家勝丸ー太神楽・古今亭志ん橋「抜け雀」
すきまがないほど超満員。さん都は、三代目春団治師匠が語ってくれたという「若
いときは巧い名人を聞いた方がいいと言うけど、僕はみんなを聞いて、その人のい
い所はどこやろうと思ってやって来た。それが僕の芸のプラスになった」という言
葉を引用して、「ぼくのもいいとこを見つけて聞いて下さい」と、いいまくら。
「動物園」はしぐさや表情も細やかで力強く、干支の順に並んだ檻や、ライオンの
方にばかり客が行くので「ライオンのあほ!」と野次って客に「こっち来い」とア
ピールしたり、投げてもらうのをカレーパンに変えたり、アレンジが光る熱演です
ごく愉快な一席に。成長著しいです。
歌之助は、まくらが巧いですね。すっと引き込んで軽快な「阿弥陀池」。繰り返し
とギャグがしつこい印象になりがちなネタだけど、メリハリをきかせ膨らましすぎ
ない笑いが心地よかった。千朝はかんで含めるような物言いで、なんでもないこと
も笑えるまくらから、地語りのていねいさでじっくり浸らせた「まめだ」。情を出
しすぎない淡々とした男の語りが子だぬきの哀れを誘い、きゅんと泣ける最後のイ
チョウ舞う風景へ。秋の三津寺境内が目に残ったしみじみとした好演でした。
仲入り後はお客さんお目当ての米朝師匠とこの名では最後の小米朝との対談。めく
りがただの「対談」で、昨日であの名ビラとはさよならだったんですね。
並ぶ姿は師匠と弟子というより、やはり父と子。それでも、なんてきれいな親子だ
ろうと思わせる二人。米朝師匠が語るネタに関する新事実??に面食らう小米朝。
さぐりさぐり聞いてゆく距離感が面白い。師匠の若い頃の話になり、戦前、東京で
学生だった頃、目白の学習院女子大の近くで下宿をしていたそう。昭和18年、戦争
がもう激しくなっていた頃で「寄席は行けたけど、ろくなもん食うてなかった。配
給のもん、食べなしゃーない。お米はわりとあったけど、腹、大きなるほどなかっ
た。寄席では八代目文楽をよう聞いた。あの人はネタが少ないし寄席では決まって
たから、「素人鰻」や「船徳」やとか。…正岡容は大塚に住んでた。変わった人で
ね。酒は好きやったけど、なかったから、あるだけ飲んだ。師匠の米団治も酒が好
きで。どないして飲んだんやろな。五代目松鶴と、あるはずないのに、どっかから
ともなく酒が現れて、六代目もなかなか仲間に入れてもらわれへんかったけど、ち
ょっとやって。いつのまにか酒があったな」‥というような話をして。
小米朝はこれが聞きたかったのか、自身とも重ねるように「六代目、三代目と御曹
司ですけど、それに対してどう思ってたんでしょ」と聞いて、師匠は「うらやまし
いとも思わんと、当たり前と思ってた」と。「看板の息子に対する反骨はなかった
ですか、それで師匠に米団治を選んだということは?」と問えば、「ないこともな
い。そういうこともあったな」と。
その答に納得した小米朝。父の背に反骨を見ていたよう。
襲名を3日後に控え、「今までと同じことをコツコツと。落語を勉強することやと
思うな。近道も何もないで」と、師匠から弟子、父から子への言葉が金言に。
翁家勝丸の昨日よりはヒヤヒヤしない太神楽は、笑いの演出はどこまで?かわから
ないけど、手を(三味線も)頻繁に止めすぎるのがちょっと気になります。志ん橋
は力の入った50分の「抜け雀」。全部が迫るような力演で、もう少しテンポアップ
して軽さもある方が内容には合い、山も目立つように思ったけど、トリのたっぷり
感で聞かせました。
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<読者のお便り〜落語日記>
**** 日本の映画興行発祥の地ってご存知でしょうか。
大阪のミナミなんですね。明治30年に南地演舞場(後に南街劇場、現在はなんばマ
ルイ)で本邦初のシネマトグラフが公開されました。
「大阪ミナミ映画祭」は、そんな文化発信の拠点・ミナミを蘇らせるべく、05年に
始まったもの。「古きよき大人の街で名画を楽しむ」をコンセプトに、事務局はト
リイホールに置く、ミナミ再生事業の一環です。
ミナミの文化再生を熱く語るトリイホールの鳥居さんや商店会の会長さんたち。
「映画館もなくなった地で、シネコンや東京国際映画祭とは対極にある、草の根的
な手作りの映画祭はミナミならでは。文化をわかってくれる人を育てたいし、そう
いう人に来て欲しい」と。
第4回目の今回は、ゆかり深い「谷崎潤一郎の世界」をテーマに、今月、計4回開催
されます(協賛企画でTORIIキネマ席も)。興味そそられる秀作映画ばかりで、し
かも低料金。時間があえば、ぜひとも見てくださいね。「今井」では、おいしいう
どんが付いています。
浪曲の春野恵子が活弁に初挑戦するのも話題。「活弁としては素人。浪曲の世界に
入門してこの5年間で身につけたことをそそぎこんでできれば。台本も自分で作ら
ないといけないが、自分のテイストをどこまで出せるか頑張ってみたい。百合子師
匠からは心臓、強いなあと言われます」。曲師・一風亭初月ももちろん初チャレン
ジで、浪曲が無声映画の中でどう生かされていくのか、マッチングに乞うご期待で
す!!
スケジュール・会場は下記のとおり。
☆10/19(日)午前11時、午後3時の2回上映・精華小劇場
「細雪」(83年、市川崑監督、140分)=料金500円
岸恵子、佐久間良子、吉永小百合、古手川祐子、それに桂小米朝もぼんぼん役で。
☆10/21(火)午後2時、午後4時の2回上映・道頓堀「今井」
「十六文からす堂千人悲願」(51年、萩原章監督、55分)=うどん付、1,000円
黒川弥太郎、市川春代、横山エンタツ、大友柳太郎ほか。
☆10/24(金)午後2時、午後4時半の2回上映・JRA4階ホール
「お琴と佐助」(61年、衣笠貞之助、94分)=500円
山本富士子、本郷功次郎ほか
☆10/25(土)午後3時、5時、7時の3回上映・トリイホール
「御誂治郎吉格子」(31年、伊藤大輔監督、約60分)=1,500円
大河内伝次郎、伏見直江ほか。
※浪曲の春野恵子が活弁を披露、曲師・一風亭初月が三味線で音楽を担当。
**** この協賛企画としてトリイホールでは、
「第2回TORIIキネマ席」も10/26(日)に。午後2時と午後5時の2回公演。
昨年の1回目も大好評。スクリ−ンに展開する名作無声映画を、旭堂南海が活動弁
士となって盛り上げる盛り上げる。生の楽団演奏がまた魅惑的で、アナログ・レト
ロなわくわく感が忘れられません。文句なしに楽しい。
南海は「講談と活動弁士は、自分なりの解釈がないとできない点でも共通していま
す。遊び心で真剣勝負をしたい」と。
今回は、前回拍手喝采をあびた「リバティ」(1929年、アメリカ)と片岡千恵蔵主
演の伝説の時代劇「国士無双」(1932年、伊丹万作監督)、そして鉄道マニアも大
喜び?の「大列車強盗」。そして、客席もまじえ、みんなで作る即興無声映画〜ブ
レーメンの音楽隊〜のコーナーもあり。
弁士の南海のほか、「千日前キネマ楽団」に参加しているのは音曲漫才・おしどり
の二人=マコ(アコーディオン)、ケン(テルミン、パントマイム)、そして山下
ジュン(パーカッション)、松浦梨沙(バイオリン)。
「TORIIキネマ席」各前売2,500円、当日3,000円
チケットの問合わせはトリイホール=06-6211-2506
**** お便りをお待ちしています。落語会に行った感想や、日頃、落語に関して思
っていること、マガジンへのご意見などなど、なんでも大歓迎。どしどし送ってく
ださいね!
窓口はこちら→ rakumaga@yahoo.co.jp
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** 上方にはいないタイプでしょう。また見る機会があるといいですね。どんどん
大きくなるヒロさん。談志師も見てらっしゃる。ホットな江戸便り、感謝です。
●サプライズ付の記念すべき会のご報告です。
年2回のソロライブは、新大久保の小さな会場。人気上昇で一週間連続になり、満
を持して大会場へ。タイトルも、決意表明。
☆松元ヒロ『ひとり立ち』in 新宿明治安田生命ホール
9/27(土)19:00=夜 <全3回公演>
2000年から、この会場の志の輔らくごで、一言も喋らずに今日のニュースのマイム
だけで出演。今日は、1時間半喋りっぱなし、という挨拶に、拍手。
総裁選、北の国からの訪問者、陪審員制度、グランドか非行に走る2派しかない、
高校時代の生徒会長選挙応援演説体験、自身を反映した家族模様一人コント、息子
の独り立ちを見守る両親。回想シーンで、定番マイム挿入が嬉し。
今日のニュースと天気予報のパントマイム。ラジオのニュース音声は待ってくれな
いので、笑いすぎないよう目を凝らす。(ツライ)
大きな拍手の中、最後の挨拶へ。と、暗い通路を舞台に向かう人影。歓声と拍手。
立川談志師が舞台下へ!
ヒロ、驚愕。膝をついてマイクを渡す。
「最初から観てました。文句ないですよ…、鳥肌が立ちました」と、絶賛。最後に
「ありがとう」と、握手し、いたずらっ子のような笑顔で手を振って去る。興奮冷
めやらぬ観客に「私の会ですよ」と、ヒロが笑わせて幕。
ザ・ニュースペーパー独立後、ソロライブの会場も内容も試行錯誤してきて、今回
は急激な変化。ファンの心配を見事に裏切る、大舞台で最高の内容でした。
(ヒラリーノさん)
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■「ピックアップ近日落語会」
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◎「桂文我独演会」 10/9(木) 午後6時半
・ワッハホール(地下鉄なんば)
東京や地元の三重、そして大阪、京都などなど、上方の落語家の中でも落語会の多
さでは1、2位を争う桂文我。でも、秋の独演会はとりわけ、文我の本領を直球で見
せてくれ、落語好きにはのがせません。
今回は師匠の枝雀も得意にした「船弁慶」と、情の描写が見どころの「景清」を披
露。また、東京からゲストを招き、江戸の風情かもす本格派・桂平治が「源平盛衰
記」を。この東西競演もおたのしみです。桂まん我が開口一番。
前売2,500円、当日3,500円
問=米朝事務所=06-6365-8281
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◎「第362回もとまち寄席 恋雅亭」10/10(金) 午後6時半
・神戸元町・ふう月堂ホール(JR元町)
毎月10日にある恋雅亭。忘れないけど、いつもいっぱいだそうで、毎回、魅力のあ
る顔ぶれなのに、行けなくて地団駄を踏んでいます。今度こそ行きたいですね。
362回目は、古典・新作両刀使いの気鋭若手・笑福亭たま、落語ファンをうならせ
る実力派・桂文華、しなやかな品で聞かせる中堅・桂春雨、軽妙な愉快さに色気も
ほんのり、看板の風格も出て来た桂雀松、全方位の引き出しから珍品も取り出す本
格派・桂枝三郎、そして、トリは酸いも甘いもかみわけたうんちくのベテラン・笑
福亭松枝。
ツウも初心者もたっぷり楽しめそう。この番組を見ても、スタッフの落語愛が伝わ
ろうというものです。
前売1,800円、当日2,000円(会員1,500円)
問=恋雅亭同人会=078-734-3510 チケット前売はふう月堂で。
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◎「第32回きふね寄席」10/11(土)午後6時
・尼崎・貴布禰神社(阪神出屋敷)
この寄席に行くと、桂文紅さんを思い出します。どこかから見守ってらっしゃるの
かも。今回は笑福亭瓶成が師匠・鶴瓶ゆずりの「いらちの愛宕詣り」、講談の旭堂
南海がお得意の「山内一豊と妻」、笑福亭三喬は熊はん、作ぼん、情けない幽霊と
演じ分けの巧さで笑わせる「へっつい幽霊」、桂米左は義太夫フリークがぴったり
の「豊竹屋」、そして、桂きん枝がスケベ番頭を愉快に描く「口入屋」を。
多彩な個性が並んで、話芸満喫の土曜の夜になりそうです。
大人1,500円、中高生800円
問=貴布禰神社=06-6411-0170
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◎「第12回雀の学校」 10/17(金) 午後6時半 ・太融寺(大阪・梅田)
もう12回になります。桂枝雀一門の若手落語会。一門独特のていねいかつ愉快な笑
いを、皆しっかり踏襲。ああ、巧くなったなあ、と感心する場面も多々ありです。
今回は順に桂雀喜が「寄合酒」、桂紅雀が喜六が等身大のように可愛らしい「いら
ちの愛宕詣り」、そして、中トリで桂雀五郎が「佐々木裁き」を披露。お奉行さん
と子どもをどう演じるのか、乞うご期待です。
ゲストで兄弟子の桂雀々がお楽しみの一席を演じ、11月のトリイ寄席でもトリをと
ることになっている若手巧者・桂まん我がトリで「へっつい幽霊」を予定。
予約前売1,500円、当日1.800円
予約・問=米朝事務所=06-6365-8281
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■「おいでやす∞繁昌亭」
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もう、読んだ方もいらっしゃるでしょうね。
笑福亭松枝が夏にだした本「世相落し噺100」(浪速社)。
このまえ、やっと買って読みました。本を何冊も出している人だけに、含蓄に富ん
だ内容。
上方の噺を中心に、時事ネタにひっかけて百の落語を紹介しながら、現代世相をき
るもの。人生のあらゆる局面にあてはめて落語を語ってもいて、松枝らしい皮肉味
のきいた痛快エッセイです。いつものとぼけた語り口で、読むまくらのようでも。
たとえば、ニートの話題にひっかけて「商売根問」を紹介。世話好きの甚兵衛さん
がキーパーソンで、「健康な若者が結婚・仕事をしないのは勿体ない」を口ぐせに、
最後はお気楽者の面倒をみる。そんな人がいるのが落語の世界なのだと。
各噺についたタイトルもくすっと笑え、「千両みかん」=物語はミカン、「猫の茶
碗」=猫の値踏んじゃった、「口入屋」=よばいとよばいで、これはやばい、なー
んて。
本屋で見かけたら、手に取ってみてくださいね。価格は1,429円+税。
松枝は今週の昼席にもトリで出ています。
この本と同じようにベテランの妙味を楽しませてくれます。のぞいてみて下さい。
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★「昼席」(午後1時〜4時すぎまで・月曜〜日曜・週替わり)
→ http://www.hanjotei.jp/daytime/index.html
☆〜10/5
出演順に=露の団姫(5日は笑福亭呂竹)、桂三金(5日は林家染左)、笑福亭扇平、
漫才・幸助福助、桂団朝、桂文福(5日は桂小春団治)〜仲入り〜桂春菜(3日は林
家花丸,5日は笑福亭喬楽)、桂枝女太、笑福亭鶴笑、笑福亭松枝(4日は月亭八
方)
☆10/6〜10/12
出演順に=桂さん都(11日は桂ひろば)、桂三弥、月亭八天(11,12日は桂蝶六)、
浪曲・春野恵子、笑福亭仁扇、桂きん枝〜仲入り〜曲独楽・桂米八、桂楽珍、桂米
二(6,10日は笑福亭竹林)、林家染丸
☆10/13〜10/19
出演順に=桂ひろば(13日は桂さん都)、桂壱之輔(18日は林家笑丸,19日は笑福
亭遊喬)、桂わかば(19日は壱之輔)、コミックマジック・紺原さん、桂枝光、桂
小春団治〜仲入り〜女道楽・内海英華(17,19日は津軽三味線・来世楽)、桂かい
枝、笑福亭小つる(13,14日は笑福亭学光、15日は笑福亭竹林)、笑福亭松喬(17
日は桂あやめ、18日は笑福亭松枝)
☆10/20〜10/26
出演順に=笑福亭智之介(24〜26日は桂まめだ)、林家笑丸(24日は笑福亭遊喬、
25日は桂蝶六)、桂蝶六(22日は遊喬、25日は桂福車)、漫才・シンデレラエキス
プレス、桂一蝶(20,21日は三遊亭円馬、25日は桂坊枝)、桂米輔(210,21日は笑
福亭鶴光)〜仲入り〜浪曲・菊地まどか、笑福亭竹林(20日は三遊亭笑遊,21日は
蝶六,25日は遊喬)、桂坊枝(25日は一蝶)、笑福亭鶴志
☆10/27〜11/2
出演順に=桂三段、桂三ノ助、桂福車(30,1日は月亭八天)、ものまね・林家そめ
すけ、露の団四郎、桂春之輔〜仲入り〜腹話術・川上のぼる、林家染弥(1日は桂
一蝶,2日は林家染雀)、笑福亭純瓶(2日は桂一蝶)、桂あやめ(28日は桂三枝)
☆11/3〜11/9
出演順に=桂三四郎(3日は笑福亭鉄瓶、9日は笑福亭瓶成)、笑福亭由瓶、桂あさ
吉(4,7日は笑福亭伯枝)、漫談・ナオユキ、笑福亭鶴二、露の都(8.9日は桂枝三
郎)〜仲入〜マジック・タグリィー・マロン、笑福亭恭瓶、桂春雨(8.9日は桂勢
朝)、林家染二(9日は露の都)
前売2,000円、当日2,500円、身障者・高大生1,800円、小中学生1,500円
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☆「夜席」
→ http://www.hanjotei.jp/night/index.html
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〜創作派のリーダーが、続ける新作ネタおろしの会。スーパー多忙な中で、質高い
新作を作っていけるのは本当に驚き。そのテーマの視点もさすがなんですね。
◎「桂三枝はなしの世界その八」10/3(金)午後6時半
桂三枝「工場の月」「料理旅館・望洋楼(新ネタ)」
前売3,000円、当日3,500円 問=繁昌亭=06-6352-4874
============
〜林家一門の先輩・後輩の競演。はなやいだ雰囲気は似ていても、花丸はアイデア
噴出の改作、染雀はハメモノ入りの王道古典と今回は特に色の違いをくっきりと。
◎「第2回花丸・染雀二人会」10/4(土)午後6時半
笑福亭呂竹「開口一番」、林家花丸「ナイモンガイ」「あくびの稽古」、林家染雀
「軽業」「御神酒徳利」
前売自由席2,500円、当日自由席3,000円。
前売指定席3,000円は二人事務所でのみ取り扱い=06-6135-0315
============
〜「ほうじの茶」にウクレレ漫談も後ろ紙切りも「松山鏡」も入れ込む器用さと
サービス精神が笑丸ならでは。入門10年のこれがまた力強いスタートにも。
◎「林家笑丸独演会2008秋〜10周年記念〜」10/5(日)午後6時半
林家笑丸「看板の一」「天狗裁き」「ほうじの茶」、ゲスト=豊来家玉之助、
笑福亭智之介「開口一番」
前売2,000円、当日2,500円
============
〜笑福亭銀瓶の奮闘月間はさらに続きます。「崇徳院」の若旦那と熊はんも注目な
ら「つる」の体力増強ぶりも見もの。昨日より今日の進化を実感させてくれそう。
◎「天満の銀座〜3丁目〜」10/6(月)午後6時半
笑福亭銀瓶「崇徳院」「つる」他一席、かみじょうたけし(モノマネ)、桂三四郎
「開口一番」
前売2,000円、当日2,500円 (全席指定)
============
〜もっと若手の頃に、二人で「落語でポン」という会をしてましたっけ。同期入門
16年目の二人が、これぞという二席を披露。表情に表れないけどきっと闘志満々。
◎「落語でポン あさ吉・雀喜ふたり会」10/7(火)午後6時半
桂あさ吉「かぜうどん」「高津の富」、桂雀喜「崇徳院」「野崎詣り」、桂ひろば
「動物園」
前売2,000円、当日2,500円 問=米朝事務所=06-6365-8281
============
〜昨年の糞尿に続くテーマは過激。これもゲージツの秋ならでは? 福笑を中心に
三喬、生喬、たまという実力派たちが、過激かつ過剰な噺で盛り上げてくれます。
◎「テーマ落語会〜過激特集〜」10/8(水)午後6時半
笑福亭たま「蛸芝居」、笑福亭福笑「入院」、笑福亭三喬「蛇含草」〜仲入り〜
笑福亭生喬「須磨の浦風」、笑福亭福笑「脂肪遊戯」
前売3,000円、当日3,500円 (全席指定)
============
〜いつのまにか、100回を数えるほどに。三金を芯に、一門の枠を超えて集まった
面々は、遊びも入れつつ、自分と笑いの可能性を模索中。番組も楽しそう。
◎「らくごのたまりば 100回記念スペシャル」10/9(木)午後6時半
桂三金、林家竹丸、桂三ノ助、桂三弥、林家笑丸、笑福亭風喬、桂三幸、桂三四郎
前売2,000円 当日2,500円 問=3GOLD=06-6374-2295
============
〜春から全米横断をして、しめくくりに「N.Y.繁昌亭」も成功させたガッツある国
際派。アメリカ人を爆笑させたUSAバージョンのRAKUGOショーは必見ですよ。
◎「桂かい枝凱旋公演〜I'm back!〜」10/10(金)午後7時
桂かい枝 ほか
前売2,000円、当日2,500円 (全席指定)
問=オフィス・ビギニング=06-6319-6181
e-mail: officebeginning@yahoo.co.jp
============
〜国籍や民族など関係なく在日関西人、という伯鶴と趙博が中心になった輪には、
持ち味多彩な実力派が集合。滅多にない組み合わせから熱いハートが見え隠れ!
◎「わてら在日関西人」10/11(土)午後6時
笑福亭伯鶴、桂福楽、笑福亭鶴二、桂吉坊、李高麗超爆、ブルース兄弟、おしどり
前売2,500円、当日3,000円 問=コラボ玉造= 090-6975-7823
============
〜たま独特のアイデアや創意が生み出す、ショート落語や新作がお楽しみ。共有す
る夜更けのひとときは、ドキドキ感あり、新鮮な驚きありの濃厚落語タイムです。
◎レイトショー「NIGHT HEAD(深脳落語会)」10/11(土)午後9時45分
笑福亭たま、桂米左、桂ひろば
前売1,800円、当日2,000円 (全席指定)問=たま事務所=06-6767-8803
============
〜今回は瓢逸な味わいで、昼席でもふかふかした笑いが好評の仁嬌が主役。「三十
石」が聞きものでしょう。講談・南左衛門らベテランの顔合わせはここならでは。
◎「第六回 三ツ葉の会−仁嬌 枝女太 南左衛門三人会」10/12(日)午後6時
笑福亭仁嬌「八五郎坊主」「三十石」、桂枝女太「はてなの茶碗」、旭堂南左衛門
「大阪偉人伝より、木津の勘助」、桂まめだ「寿限無」
前売2,000円、当日2,500円(高校生以下前売1,000円、当日1,500円)
問=オフィスM=06-6334-8881
============
・・・繁昌亭主催の夜席公演は
前売2,000円、当日2,500円、身高大1,800円、小中1,500円
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
※天満天神繁昌亭への問い合わせ=06-6352-4874 http://www.hanjotei.jp/
(地下鉄谷町線・南森町駅、JR東西線・大阪天満宮駅下車徒歩3分)
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☆編集・発行人 やまだりよこ
☆ホームページ担当 うっきぃ
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Copyright(C) 2008 Riyoko Yamada


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