2009/03/16
ドキュメンタリー映画の最前線メールマガジン neoneo 102-2号 2009.3.15
☆━┓ ┏━┓ ┏━┓ ┃n┣━┫o┣━┫e┣━┓ ★ドキュメンタリー映画の最前線メールマガジン ┗━┫e┣━┫n┣━┫o┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○ ┗━┛ ☆━┛ ┗━☆ 120-2号 2009.3.15 ∽∽∽∽∽∽ HEADLINE ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ †01 ■ドキュメンタリー映画のかたち 『長江にいきる 秉愛(ビンアイ)の物語』 フォン・イェン(馮艶)監督インタビュー(2008年12月16日) (1) 聞き手:萩野 亮 †02 ■自作を語る 『未来世紀ニシナリ』 田中 幸夫 ■自作を語る 『サワー・ストロベリーズ〜知られざる日本の外国人労働者〜』 ティルマン・ケーニヒ & ダニエル・クレーマース †03 ■ワールドワイドNOW ≪ベルリン発≫ 感動する映画とはなにか? 2009年のベルリン国際映画祭 〜映画を通して人を見る〜 梶村 昌世 ※120-1号より ◇────────────────────────◆◇◆ †04 ■neoneo坐 3月後半の上映プログラム †05 ■広場 ■『シャル・ウィ・シング?』の上映 3/24 渋谷アップリンク ■佐藤真追悼上映会 (4作品一挙公開) 3/28&3/29 天神庵(千葉県松戸市) 『まひるのほし』『花子』『阿賀に生きる』『阿賀の記憶』 ■コミュニティアート映像祭in早稲田'09 「早稲田×映画×家族のゆくえ」 4/11 早稲田大学 ■優れたドキュメンタリー映画を観る会vol.23 特集「見よ、この人を!」 4/25〜5/2 下高井戸シネマ (4/24(金)午後7時より前夜祭) ■「自作を語る」などの原稿募集! ■上映の告知の有料化とカンパのお願い †06 ■編集後記 伏屋 博雄 ★バックナンバー閲覧はこちらまで まぐまぐ配信 http://blog.mag2.com/m/log/0000116642/ melma!配信 http://www.melma.com/backnumber_98339/ ┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃04┃□neoneo坐 3月後半の上映プログラム ┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 会場はいずれも神田・小川町のスペースneo(都営新宿線小川町駅B5出口より徒歩1 分JR御茶ノ水駅聖橋口より徒歩5分)です。詳細と地図はneoneo坐のHPをご覧下さい。 http://www.neoneoza.com/ ■特集上映:ゆふいん「松川賞」傑作選 2009年3月20日(金・祝)・21日(土) 九州・由布院で12年目を迎える「ゆふいん文化・記録映画祭」では、昨年より60分 以内のすぐれた中短篇ドキュメンタリー作品を発掘する「松川賞」を創設しました。 故・松川八洲雄監督が30代から40代に手がけた傑作6本をはじめ、昨年の「第1回松 川賞」入選作、これまでの映画祭で好評だった作品を上映します。 3月20日(金・祝) 〈松川八洲雄劇場2009〜デジタル化で甦る初期作品〉 14:00〜15:20 Aプログラム『ある建築空間』/『鳥獣戯画』/『仕事=重サ×距離』 15:40〜16:50 Bプログラム『土くれ』/『飛鳥を造る』 17:10〜18:35 Cプログラム『不安な質問』 3月21日(土) 〈第一回「松川賞」受賞作+α アンコール〉 14:00〜15:15 Dプログラム 『絵図に偲ぶ江戸のくらし』(参考上映) 『中村三郎上等兵』 15:30〜16:40 Eプログラム 『茨の同盟』 17:00〜18:50 Fプログラム 『静かに時は流れて』(参考上映) 『緑の海平線』 第一回「松川賞」入選作品 『中村三郎上等兵』 2008年/38分/カラー/VIDEO ◎監督:中村のり子 イメージフォーラム映像研究所 卒業制作/撮影:中村のり子・香取勇進・田中絵里 ■5年前に亡くなったおじいちゃんの戦争体験とは? 家族や親戚、戦友たちの話か ら浮かび上ってくる「中村三郎上等兵」の青春の軌跡。23歳の孫が辿る「戦争の記 憶」への旅。 『茨の同盟』 2006年/65分/カラー/VIDEO ◎監督:吉田和史、制作:早稲田大学川口芸術学校 /撮影・録音:石河雅史・土田潤也/編集・音楽:吉田和史 ■ワイドショーを賑わしたゴージャス松野氏が故郷・福島でプロレス興行を主催す るまでの日々を追う。松川賞最終選考では故・筑紫哲也氏も高く評価した、手に汗 握る展開が不思議な感動を呼ぶ人間ドラマ。 第一回「松川賞」大賞・観客賞 『緑の海平線〜台湾少年工の物語』 2007年/60分/カラー/VIDEO ◎製作:藤田修平/監督:郭亮吟 Liang-Yin Kuo 撮影:劉 吉雄 Asio Liu/音楽:Tibor Szemzo/語り:林 強 Lim Giong ■第二次大戦中、神奈川県大和の海軍工廠で軍用機製造に従事した約8000人の台湾 人少年工の“忘れられた”歴史を丹念に発掘する。「松川賞」大賞受賞を皮切りに、 文化庁映画賞・文化記録映画大賞、キネマ旬報文化映画ベストテン2位などを受賞し た話題作。 【料金】会費各…プログラム 500円(高校生以下は300円) ※参考上映作品は鑑賞無料です(『絵図に偲ぶ江戸のくらし』/『静かに時は流れ て』) 【お問合せ】清水 E-mail: shimizu4310@bridge.ocn.ne.jp ◇────────────────────────◆◇◆ ■「知られざる短篇映画を見てみる」上映会:「短篇調査団」 毎月第2・第4水曜/20:00〜21:40 終映予定 16mm上映 会費500円(作品資料付き/映画は鑑賞無料) 東京ワッショイ4本立(114分) (86)首都の巻…2009年3月25日(水)20:00〜 『未来都市を創る―世界都市博覧会に向けて―』(1,000万人の話題 No.462) 1994年/5分/カラー/制作:東京都映画協会 ■「世界都市博覧会」のメイン会場となる東京テレポートタウンの建設が進むお台 場。国際展示場やテレコムセンターなどの建設や、都心と会場を結ぶ新交通機関 「ゆりかもめ」を紹介。 『東京一千百万』 1968年/39分/カラー、制作:理研映画/企画:東京都/脚本・監督:西江孝之/ 撮影:岸寛身 ■高層ビルの林立、伸びゆく高速道路は世界一のマンモス都市・東京の象徴である。 だがそこには、住宅・交通・公害などの都市問題が山積している。東京誕生100年、 今日の姿を四季を通じて描く。 『第二の都心 新宿』 1960年頃/10分/白黒/制作:東京都映画協会 ■人口増加に悩む東京の第二の都心としてクローズアップされた新宿の現状と、完 成後の未来図を紹介する。 『首都東京』 1964年/60分/カラー、制作:記録映画社/企画:三菱銀行 監督:上野耕三/脚本:古川良範/撮影:前田実・金山富男 ■江戸時代からの四百年の伝統の上に、政治経済、文化、交通の中枢として巨大な 生命力を発揮する東京の過去・現在・未来を紹介していく。修学旅行前の教材とし て広く活用された作品。 【料金】会費500円(作品資料付き/映画は鑑賞無料) 【お問合せ】清水 E-mail: shimizu4310@bridge.ocn.ne.jp ┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃04┃□広場 ┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■『シャル・ウィ・シング?』の上映 本誌の「ワールドワイドNOW ニューヨーク発」の執筆者、東谷麗奈さんの作品、 ニューヨーク男声合唱団のドキュメンタリー『シャル・ウィ・シング?』の20分短 縮版が、インド、ドイツ、イランからの短編と併せて「世界の短編映画ドキュメン タリー編」特集で上映されます。 会場:渋谷アップリンク 1日2回の限定上映 日時:3月24日(火)1回目の上映開始:19:30- 2回目の上映開始:21:00- 料金:1000円(ドリンク付き)上映時間 約60分 http://www.uplink.co.jp/factory/log/002945.php 『シャル・ウィ・シング?』の公式ウェブサイト 日本語:http://www.un-nun.org/japanese/productions/shall-we-sing/index.html 英語: http://www.un-nun.org/productions/shall-we-sing/index.html ◇────────────────────────◆◇◆ ■佐藤真追悼上映会 (4作品一挙公開) 3月28日(土) & 3月29日(日) 料金・前売 1作品800円 2作品1500円 4作品2800円 当日1000円 場所・天神庵(松戸市大金平3-130-2) JR北小金駅徒歩14分 主催・天神シネクラブ 連絡先 TEL047ー343−2756 香取 3月28日(土) 10時 『まひるのほし』(93分) 12時 『花子』 (60分) 14時 『まひるのほし』(93分) 16時 『花子』 (60分) 18時 『まひるのほし』(93分) ゲスト 20時 神谷丹路さん 3月29日(日) 10時 『阿賀に生きる』(115分) 12時 『阿賀の記憶』 (55分) 14時 『阿賀に生きる』(115分) 16時 『阿賀の記憶』 (55分) 18時 『阿賀に生きる』(115分) (作品は全て16ミリで上映します) 『阿賀に生きる』(1992年) 阿賀野川流域に暮らす人々を大河の流れのようなゆったりした時間の中でとらえた 作品。スタッフとの身内話を生活民の日常にまで深め、生活の中の水俣病にこだわ り、その精神を映像化した。川、雪、木々等の自然が見る者に圧倒的な存在感とし て迫ってくるドキュメンタリー史上の傑作。 『まひるのほし』(1998年) 知的障害者と呼ばれる人たちのアート活動を通し、人間の根源に眠っているエネル ギーをかいま見せた作品。また、一人の青年の異性へのあこがれを通して青春期の せつなさも画面に溢れでる。 『花子』(2001年) 夕食の残り物を素材に「たべものアート」という信じられない表現を発見した花子。 知的障害者と呼ばれる彼女は、生活もマイペースで今で言う自己中心的人間だが、 母はその世界にとことん付き合う。見る者に人と人との根源的な関係を問う作品。 『阿賀の記憶』(2004年) 「阿賀に生きる」から十年。かって映画に登場した人々や土地に再びカメラを向け、 人間の記憶を普遍化させた作品。過去と現在を大胆に構成し直し、映画でしか体感 出来ない世界を見せた新ドキュメンタリー。 ◇────────────────────────◆◇◆ ■コミュニティアート映像祭in早稲田'09開催決定!! 「早稲田×映画×家族のゆくえ」 『誰も知らない』の是枝裕和監督、『泥の河』の小栗康平監督など映画界に希有な 才能を送り出してきた早稲田大学。現在、学内で映画制作に励んでいる学生の作品 を中心に、今後の映画界を担うであろう新たな若手映画作家を紹介する上映会を開 催します。今回のテーマは「家族のゆくえ」。家族をテーマに制作に励んできた監 督たちによる作品を一挙上映致します。 −概要− 日程:2009年4月11日(土) 会場:早稲田大学国際会議場第2会議室 会場地図: http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html 時間:(開場)15:30 (開演)16:00 (終演)20:00 主催:天龍村山村留学プロジェクト、ゲスト:学生映画監督数名を予定 入場料:無料 ※予約不要 −プログラム− 16:00 プログラムA ○『むすびプロジェクト』(18分/2005年)企画:大和川レコード ○『光の庭の子どもたち』(40分/2008年)監督:大木裕之 ○『三河島じゃんけんぽん』(9分/2005年)監督:朴美和 ※第2回鎌倉映像フェスティバル最優秀作品 ○『幸せの記憶』(10分/2005年)監督:後藤天 ※2005年イメージフォーラム卒制展最優秀作品 17:20 17:30 プログラムB ○『風招き』(10分/2007年)監督:嶺隼樹 ○『長い廊下』(10分/2007年)監督:嶺隼樹 ※第20回早稲田映画まつり内田けんじ賞 ○『卒業』(59分/2009年)監督:太田信吾 19:10 シンポジウム テーマ:『家族のゆくえ』パネリスト:学生映画監督数名を予定 20:00 終演 ◇────────────────────────◆◇◆ ■優れたドキュメンタリー映画を観る会vol.23 特集「見よ、この人を!」 4/25(土)〜5/2(土)下高井戸シネマにて特集上映 4/24(金)午後7時より前夜祭 今年のテーマは、「見よ、この人を!」としました。どん底の不況の中でドキュメ ンタリーが人々に力を与えることが出来るなら、と選りすぐりのヒューマンドキュ メンタリー11本を連続上映致します。 作品に登場する人物達は、どんな困難な状況に於いても、己の信念を貫きながら生 きています。そのとてつもない生命力は観客である私達に大きな力を与えてくれる に違いありません。 ロビーでは、恒例の「世田谷手をつなぐ親の会」〜福祉作業所の手づくり作品の販 売を行います。そして今回は、日本を代表する女流画家・合田佐和子さんのご厚意 で唐十郎・唐組のポスター回顧展を開催致します。皆様のご来場を心よりお待ちし ます。 (優れたドキュメンタリー映画を観る会:飯田光代) 「見よ、この人を!」公開前夜祭(下高井戸シネマにて) 4月24日(金)19:00〜22:00 (予定)※開場18:30 前売限定150名(※当日券の販売はございません。) <プログラム> ■ミニ・ジャズ・コンサート 出演:津村和彦(ギター)、久万正子(ヴォーカル) ■『多摩ニュータウン わたしの街』上映 (2008年/日本/1h26)*劇場初公開/プロジェクター上映 監督・脚本:森康行 高度成長期に開発された、多摩ニュータウン。ゼロから地域社会を築き上げ、高齢 化が進む現在も介護を支える輪がある。ここに暮らす人々の姿から、社会とは何か、 故郷とは何かを問いかける。 ■森康行監督と南文憲さん(プロデューサー・撮影)によるトークショー 一般・学生1700円/小・中・シニア・会員・障害者1500円 ※特別イベントのため、招待券等はご利用いただけません。ご了承下さい。 『小三治』 (2009年/日本/1h44)監督:康宇政、出演:柳家小三治/立川志の輔/桂米朝 ●4/25(土)〜5/1(金)アフタヌーンショーPM1:30 ★4/26(日)伊勢真一さん(構 成協力)、4/29(水・祝)康宇政監督によるトークあり ●5/2(土)レイトショーPM9:15 ★康宇政監督によるトークあり 当代随一の噺家、柳家小三治。人々が惹きつけられる「噺」を紡ぎ出す裏側には何 があるのか?高座の表舞台と裏舞台で落語を通じて、弟子を育てること、己を磨く こと、そして落語と格闘する噺家の“ひたむきな姿”を映し出す。 『あもーる あもれいら 第2部・勝つ子 負ける子』 (2008年/ブラジル・日本/1h45)*劇場初公開/プロジェクター上映、監督:岡村淳 ●4/25(土)モーニングショーAM10:30 ★岡村淳監督によるトークあり ブラジルの貧しい家庭の子供が通う保育園を記録したシリーズ2作目。問題が相次ぐ 日常の中で迎えた、年に1度のお話し大会。園長であるシスターのねらいは、子供た ちが“負ける”ことを学ぶこと。 『パレスチナ1948・NAKBA(ナクバ)』 (2008年/日本/2h11)*プロジェクター上映、監督・撮影・写真:広河隆一 ●4/25(土)レイトショーPM8:45 ★森沢典子さん(製作「1コマ」サポーターズ) によるトークあり ●5/1(金)モーニングショーAM10:15 イスラエルが建国された1948年、70万人以上のパレスチナ人が難民となった。動乱 の中東の核心にあるNAKBA。世界に隠され続けた悲痛な歴史が、40年に渡る徹 底的な取材によって、いま姿を現す。 『シアトリカル 唐十郎と劇団唐組の記録』 (2007年/日本/1h42)*プロジェクター上映、監督:大島新 ’07年度日本映画批評家大賞ドキュメンタリー作品賞 ●4/26(日)モーニングショーAM10:45 ●5/1(金)レイトョーPM8:50 ★大島新監督によるトークあり近年、再評価の動きが 高まる唐十郎。還暦をとうに過ぎても、名声を得てもなお、ただひたすらに舞台に 立ち続ける彼を追う。平成の世を疾走する最重要無形文化財の魂の記録。 『白い花はなぜ白い−哲ちゃん・映像作家−』 (2008年/日本1h24)*プロジェクター上映、監督:伊勢真一 ●4/26(日) レイトョーPM8:50 ★伊勢真一監督によるトークあり 植物学者「牧野富太郎」を敬愛し「穂高」を描いた映像作家、渡辺哲也。旧友、伊 勢真一が綴るレクイエムは、白い花・二輪草に夫婦愛を添えた詩情豊かなヒューマ ン・ドキュメンタリー。 『チェ・ゲバラ−人々のために−』 (1999年/アルゼンチン/1h29)監督・脚本:マルセロ・シャプセス ●4/27(月) モーニングショー AM11:00 ●4/30(木) レイトョーPM8:50 ★星野弥生さん(『父ゲバラとともに、勝利の日ま で』編著者)によるトークありかつての友人、同志、愛娘らがゲバラに対するそれ ぞれの想いを語る。そのインタビューと貴重な記録映像から、彼の性格、信念、 数々の戦いの記憶、そして日々の姿が蘇っていく−。 『URINARA 祖国 −母のまなざし、息子の声−』 (2005年/日本・韓国/1h00)*プロジェクター上映、監督・制作:河 真鮮 ●4/27(月)レイトョーPM8:50 ★河 真鮮監督によるトークあり小学校5年生で来 日し日本の生活にすっかり慣れた高校3年生の夏、韓国の徴兵に行かなければならな いことを知った監督の息子、ユウサン。兵役のため祖国に戻った彼の姿を追う。 『からっ風と太陽が知っている〜こころみ学園物語〜』 (2004年/日本/1h45)*劇場初公開/プロジェクター上映、監督:藤澤勇夫 ●4/28(火)モーニングショーAM10:25 ★藤澤勇夫監督によるトークあり 足利市の山間部にぶどう畑に囲まれた、日本で唯一ワイナリーを持つ知的障害者施 設「こころみ学園」がある。園長は川田昇さん。泥だらけになって働く農作業は過 酷だが、園生の表情はみんな明るい。 『フツーの仕事がしたい』 (2008年/日本/1h10)*プロジェクター上映、監督・撮影・編集:土屋トカチ ●4/28(火)レイトショーPM8:50 ★土屋トカチ監督によるトークあり ●4/30(木)モーニングョーAM11:00 1日18時間の労働と低賃金、休みなし。家に帰れない日々が続く−。ひとりのトラッ ク運転手の生き残るための闘いを通して現在の日本の労働状況を見つめる。格差社 会の現実を容赦なく突きつける骨太な一本。 『多摩ニュータウン わたしの街』 (2008年/日本/1h26)*劇場初公開/プロジェクター上映、監督・脚本:森康行 ●4/29(水・祝)モーニングョーAM11:00 ★石田恭子さん(NPO法人たつなみ会事務 局長)によるトークあり高度成長期に開発された、多摩ニュータウン。ゼロから地 域社会を築き上げ、高齢化が進む現在も介護を支える輪がある。ここに暮らす 人々の姿から社会とは何か、故郷とは何かを問いかける。 『40年目のビデオレター アマゾン編』 (2002年/ブラジル・日本/1h18)*劇場初公開/プロジェクター上映、監督:岡村淳 ●4/29(水・祝)レイトショーPM8:50 ★岡村淳監督によるトークあり1962年、700名 近い移住者を南米4カ国に運んだ「あるぜんちな丸」。あれから40年、船の同船者た ちの今を追ってわかったのは、あまりにも多様な移住者それぞれの人生だった。 ※スケジュールは変更になる可能性がございます。 ※トークがある日は、上映の前後どちらかに10分程度を予定しております。 <ドキュメンタリー特集共通前売券発売中!> 1回券1000円(チケットぴあ・下高井戸シネマ窓口にて) 5回券4500円(下高井戸シネマ窓口にて) 当日料金:一般・学生1300円/小・中・シニア・会員・障害者 1000円 ★4/28(火)と5/1(金)は料金サービスデーのため皆様1000円です。 ◇────────────────────────◆◇◆ ■「自作を語る」などの投稿、歓迎! 「自作を語る」欄は、監督自らが作品について語るコーナーです。制作した動機や 撮影のポイント、編集で心がけたこと等を内容に盛り込んで頂きたいと思っていま す。その他の投稿も歓迎します。「自作を語る」は1600字程度。監督のプロフィー ル(150字)、作品のデータ、上映スケジュール、HP等をお知らせください。 原稿締め切り:配信日(1日&15日)の3日前までに、下記に送信ください。 E-mail: visualtrax@jcom.home.ne.jp 伏屋まで ◇────────────────────────◆◇◆ ■上映の告知の有料化とカンパのお願い ■伏屋 博雄(本誌編集長) neoneoの購読は無料ですが、経費を(その大部分は稿料ですが)賄うため、上映等の 告知は有料にしています。なお皆様にカンパもお願いしていますので、ぜひご協力 ください。 (1)上映等の告知の有料化 40字×30行(行数の空きも計算)以内につき、2,000円 です。それ以上の行数の場合は加算します。 (2)カンパのお願い 一口2,000円。何口でも。 送金方法:郵便振込み:00160-8-666528 neoneoの会、又は、 みずほ銀行池袋支店、普通口座、2419782 (有)ネットワークフィルムズ (銀行振込の場合は、その由を visualtrax@jcom.home.ne.jp 伏屋宛にお知らせく ださい。) 以上、neoneoの継続ため、よろしくお願い致します。 ┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃05┃■編集後記 伏屋 博雄(ふせや・ひろお) ┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●フォン・イェン監督とは、93年の山形映画祭で知り合って以来、彼女の映画に賭 ける情熱が並々ならぬものであったことを私は知っている。貧困のため学校に行け ない子どもを描いた『学校に行きたい』、三峡ダムで水没する長江沿岸に暮らす 人々を描いた『長江の夢』等の作品はそうした情熱の賜に他ならない。 一昨年の秋の山形で、私は『長江にいきる』を観て感動した。小川紳介の影響を強 く受けたフォン・イェンさんのこの新作を小川が観たならば、狂喜したに違いない と、密かに想ったものだ。 このたび本作が東京で上映中であり、やがて各地での上映も行われるという。こう した機会に監督インタビューを掲載することにした。作品の心や背景を披露したい と思ったからである。取材は昨年の12月。聞き手には本誌「映画時評」の萩野亮さ んを抜擢した。幸いにも、今月再来日したフォン・イェンさんからは「インタビ ューはこの半年で受けたものでいちばんよかった」と、喜んでいただいた。今号よ り3回の連載を予定しているが、二人の味わい深いコラボレーションを楽しんでいた だけたら、と思っている。 ●ベルリン映画祭といえば、政治性や社会性に富む作品が数多く上映される映画祭 である。今年も観客の間で侃々諤々の議論を巻き起こした作品が現われた。イラン で撮影された作品である。ことの顛末は梶村昌世さんの懇切なレポートを読んでい ただきたいが、こうした「きな臭い」作品を取り上げた映画祭関係者の度量はたい したものだと思うし、積極的に発言する観客も逞しい。梶村さんの目配りは、日本 から出品された想田和弘の『精神』にも及んでいて、「精神病を嫌がりタブー化す る社会が病んでいるのではないか」という内省を吐露し、「患者の人々と築く信頼 関係」を基に「やさしく強い眼差し」を持つ監督に共感の言葉を投げかけている。 ●「自作を語る」に2作品を掲載することができた。本欄は監督自らが自作について 書き、投稿する場である。最近では増加傾向を示していて、編集者としても欄を設 けた意義があるというもの。誰しも映画を作れば理解してほしい、ひとりでも多く の人に観てもらいたいと願う。かって土本典昭監督は、「若い頃は作品ついて知っ てもらいたかったから、書く場を探し回ったよ」と仰ったことがある。本欄がその ような場になればと思っている。 上映やイベントの情報として今回は4つの告知を掲載した。有料であるが、極力廉価 な値段で告知できるように心がけているので、詳細は「広場」欄をご覧のうえ、活 用していただきたい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■発行:ビジュアルトラックス visualtrax@jcom.home.ne.jp ■責任編集:伏屋 博雄 ■編集デザイン:能川 悦子 ───────────────────────────────────── ★ご意見・ご感想はビジュアルトラックスまで ★いただいたメールには全て目を通しますが、必ずしも返信できるわけではありま せん。また、いただいたメールをこのメールマガジンに掲載させていただくことが ありますが、掲載不可の場合はその旨をお書き添えくださるよう、お願いいたしま す。 ───────────────────────────────────── ★バックナンバー閲覧、およびメールマガジン配信解除はこちらまで まぐまぐ配信 http://www.mag2.com/m/0000116642.htm melma!配信 http://www.melma.com/backnumber_98339/ ※編集部では配信解除、メールアドレスの変更などは受け付けておりません。 お手数ですが、ご自身でお願い致します。 注」デザインが崩れて見える場合は等幅フォント(MSゴシック、Osaka等)でご覧 ください! 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