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2003/09/10

【漢方倶楽部】 春夏秋冬いきいき

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 ★★漢方倶楽部★★ Vol.2

     〜春夏秋冬いきいき〜               2003/9/10
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〜ちょっと一言〜                                   


こんにちは!漢方の鹿嶋薬局の鹿嶋和枝です。
朝夕ちょっぴり涼しくなって過ごしやすくなってきましたね。

“とんぼ”はもうご覧になりましたか?
こんな都会にいてトンボなんて・・・・・とか、
忙しすぎてトンボなんか見てるひまないわ・・・・
とか嘆かないで、ちょっと心にゆとりを持つと、
結構そう遠くに行かなくても、見つかりますよ。

トンボと日本の古代文化との結びつきはとっても古く、
日本の古い国名とも関係があるそうです。
日本書記によると、神武天皇が国見の際に、
トンボ(古名:アキツ・アキヅ)の交尾を見て、
五穀豊穣を願い日本国の古名である「秋津島」の名が
つけられたということです。
トンボは秋のおとずれの象徴であり、
秋は農耕民族である日本人にとって、五穀豊穣を祝う
まことにめでたい季節でもあります。

私たちの健康面からみると、残暑も終わり、
夏に疲れた胃腸の調子も調い、食欲も増進して、
空気も清澄となるので、最良の季節ともいえます。
ただ、もともと呼吸器系の弱い人にとっては,
大変な季節でもあります。



∞∞春夏秋冬いきいき∞∞

「昔の人は百歳をこえても衰えることはないと聞いたが、
なぜ今時の人は、50歳ぐらいで皆衰えて仕舞うのだろうか?」
二千年以上も前に中国で誕生した“黄帝内経”は、
こういった書き出しで始まります。
医学知識のなかった大昔、古人はどう病気と対応し、
自然界のいろいろな現象に出会った時、どう理解したのでしょうか。
宇宙全体を大きくとらえようとした東洋医学の思想の源流がここにあります。

“黄帝内経”は、伝説上の帝王である“黄帝”とその師“岐伯”との
問答の形で,東洋医学の思想、養生のことを語った古典名書です。
この本は風水、八卦、四柱推命などの占いの基となった「霊枢」と、
中医学の基である「素問」との二部からできています。

黄帝が問います「昔の人は、百歳をこえても衰えはしないと聞いたが、
なぜ今時の人は50歳ぐらいで皆衰えてしまうのだろうか?」
岐伯が答えます「その時の人は,養生をよく心得、四時陰陽に応じて暮らしています。
彼らは飲食に節度があり、寝起きは規則正しく、無理な力使いをしなかった。
今時の人は酒を果汁のように飲み,過労を重ね、情欲のままに精力を尽くす。
自然からの邪気は病気のもとであるが、季節の変化に応じて生活をすれば、
邪気を避ける事が出来る。同時に、無欲恬淡であれば、精神的な刺激が避けられる。
だから、昔の人々は、無理な欲望を持たずに,肉体をほどよく使い、
悪い道楽には溺れず,不良な誘惑には心を迷わせなかった。
食物は美味しく感じ、頭の賢い人も愚かな人も、自然のままの生活を楽しんでいた。
だから、心身ともに健やかで、百年の寿命を全うすることができました。」

その“素問”のなかに、「秋は収斂の季節という。万物が成熟して収穫される。
秋の養生法として、早寝早起きし、心を安らかにし、陽気をひそめて,
天地の粛殺した気の影響を和らげよ。
これに背くと、秋によく活動する肺気が傷む。」

初秋の朝夕の冷えと乾燥は、呼吸系の弱い人には大きな負担となります。
風邪をひきやすくなったり、鼻炎症を起こしたり、
咳がなかなか治らなかったり、甚だしい時には
喘息の発作を引き起こすようになります。
秋口の鼻炎は春先の鼻炎と違い、鼻→咽喉→気管と直通しているので、
ひどくなれば気管に影響し、咳がひどくなったり、喘息になったりします。

日頃から気管の弱い人は、免疫力をつける「衛益顆粒」や
肺を丈夫にする「八仙丸」などを服用されると良いでしょう。
詳しくは漢方の鹿嶋薬局の「ホームページ」をご覧下さい。



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発行者:漢方の鹿嶋薬局  鹿嶋和枝
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