Let's Enjoy Music! おもしろ音楽院 RSSを登録する

北海道富良野市の音楽教室『LEM音楽院』で毎月発行される通信から、ピアノ練習のヒントや音楽の豆知識を紹介。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2007/05/07

Let's Enjoy Music! おもしろ音楽院 【 07/05 第45号 】

この記事を取り寄せる

◇--------------------------------------------------------◆
  ┃       ┏━━     ┏┓┏┓        
  ┃       ┣━━     ┃┃┃┃        
  ┗━━et’s ┗━━njoy ┃┗┛┃usic!   
                              
                 ┌─┐ ┌─┐ ┌─┐  
     お  も  し  ろ  │音│━│楽│━│院│  
                 └─┘ └─┘ └─┘  
             2007年5月号   vol.45
◆--------------------------------------------------------◇


  ※1.このメルマガは等幅フォントに最適化されています。
  ※2.ここの記事を無断転載しないでください。


■□■ 桜の季節 ■□■

 ゴールデンウイークはみなさんいかがお過ごしでしたか?場所によっ
てはちょうど桜が見頃だったようで、この連休に満開の桜を堪能された
方もいらっしゃる事でしょう。富良野もようやくピンク色が増して来て
いるようです。後2〜3日もすれば満開になりそうなので楽しみです。
ただ、もう休みは終わってしまったので見に行けるかどうか・・・そこ
が問題です。そう言えば、ジンギスカンも2年ぐらい食べていないよう
な・・・。花見とは全く無縁な生活ですが、レッスンの方は張り切って
行きたいと思う今日この頃。


♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭


★☆INDEX☆★

1.「今月のKitene」
2.「難しい曲への挑戦 その1」
3.「モーツァルト殺人事件を追え!〜特別編〜Part1」


===========================================================


---------------------------
 1.「今月のKitene」
---------------------------


 バーチャルコンサートホール「Kitene」では毎月演目を変え
てオンライン発表会を開いています。今月のプログラムは下記の
通りです。


《5月の催し》


◎ オンライン発表会

 森のポルカ:なお(小2)


◎ DELTA

 1.G線上のアリア

 2.埴生の宿


◎ 組曲「四季」
 ・isoeオリジナル曲(MP3)


●バーチャルコンサートホール「Kitene」

 http://homepage.mac.com/naoki_isoe/kitene/


===========================================================


--------------------------------
 2.「難しい曲への挑戦 その1」
--------------------------------


〜まずはイメージトレーニング〜


 初級クラスまではちょっと練習すればすぐ弾けるような、わりと簡単
な曲ばかり演奏します。それは、とにかく数をこなしてピアノを弾く事
に慣れるためです。しかし、中級クラスになると、今度は難しい曲にど
んどん挑戦する事になります。もちろん、初級クラスの人でも、自発的
に難しい曲に挑戦するのは良い事です。いや、むしろ挑戦すべきなので
す。なぜなら、レッスンを受ける目的は、誰にも教わらずに好きな曲を
弾けるようになる事だからです。自分で好きな曲の楽譜を探し、自分で
色々な曲に挑戦する事が、上達の近道です。
 しかし、難しい曲を弾けるようになるためには、ちょっとやそっとの
努力ではできません。では、どうすればそうした曲を自分の物にできる
か、これから考えて行きたいと思います。


音楽の基本は「ものまね」から

 音楽は元々自然の音や動物の鳴き声など、何かの音をまねる事から始
まったと考えられています。たとえ、何かのまねをせずに誰かが音楽を
考えたとしても、その音楽を別の人が演奏するためには「まね」をして
覚えなければなりません。楽譜のない時代は、そうやって弟子が師匠の
まねをして、あるいは子供が親のまねをして音楽を覚えていたのです。
今は楽譜がありますが、それでも基本は同じです。まずは「まねをす
る」事から始まるのです。
 自分が演奏したい曲の「プロの演奏」を入手しましょう。プロがどう
いう演奏をしているか、聴いてみるのです。その時、必ず楽譜を見なが
ら聴きましょう。楽譜を見ながら聴いて、それぞれのフレーズをプロが
どう弾いているかをじっくり観察しましょう。
 そうやって、楽譜を見ながら何度か聴いているうちに、だんだんと心
の中に自分がその曲を弾いているようなイメージが浮かんできます。そ
うなればしめた物です。自分が格好良く演奏しているイメージができた
ならもう3分の1はできたも同然です。


イメージトレーニングの意義

 人間は脳が体を動かしています。だから、実際に手を動かしていなく
てもそれをイメージするならば、実際に動かす時の段取り(手順を確認
すること)をしている事になります。どんな事柄でも、そうやって段取
りをして準備する事が大切です。このように、頭の中で何かをする事を
思い浮かべる練習をイメージトレーニングと言います。このイメージト
レーニングはプロのスポーツ選手も多くの人が試合前に行っています。
演奏家でもそう言う人は少なくないでしょう。自分が成功している良い
イメージを持つ事は、自信にもつながるからです。
 また、イメージトレーニングは具体的な目標を定める事にも役立ちま
す。「こういう演奏がしたい」とか、「こんな風に表現したい」と言う
目標です。そうした目標がなければ、練習もただ辛く空しい物になるか
も知れません。最初の段階で大切なのは、そうした「音楽表象」(自分
が作り上げたい音楽の具体的な目標・形・響き)を持つ事です。

 では、音楽表象ができたら次に何をすべきでしょうか。次号ではその
事を述べたいと思います。


===========================================================


----------------------------------------------------
 3.「モーツァルト殺人事件を追え!〜特別編〜Part1」
----------------------------------------------------


 昨年の発表会で「モーツァルト殺人事件を追え!〜特別編〜」と題し
て、モーツァルトの曲を聴きながら、その死の謎に迫ると言うコーナー
を企画しました。このメルマガでも昨年はモーツァルトの死に関する
様々な説を紹介してきましたが、発表会ではそれを再構成し、新たな説
を盛り込んで紹介しました。それが、結構評判が良かったので、今月か
らその時の原稿をもとに、もう一度モーツァルトの死の謎に迫ろうと思
います。


§1.W.A.モーツァルト概略

 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは1756年オーストリアの
ザルツブルグで生まれました。わずか3歳の頃からその才能を発揮し、
5歳の時にはすでに作曲を初めていました。やがて、音楽家であり優秀
な教育者でもあった父親レオポルト・モーツァルトに連れられて、ヨー
ロッパ中を演奏旅行し一躍有名になりました。
 1781年、モーツァルトはウイーンで独立し、精力的に音楽活動を展開
しましたが、多額の借金を抱えることになりました。それは、「妻が浪
費した」とか「モーツァルト自身に金銭感覚が無かった」などと言われ
ていますが、自分が加盟していた「フリーメーソンの支部拡大のため
だった」と言う説もあります。
 しかしその後、1791年の秋頃からモーツァルトは体調を崩し、同年の
12月5日、35歳というあまりにも短い生涯を閉じました。
 5才から35才までの30年間で作曲した数は、楽譜が残っているだ
けで626曲。楽譜が無い曲を加えるなら800〜1000曲に上ると
言われています。それは5才の時から毎日休まずに10日で1曲を仕上
げなければ到達できない数です。曲のすばらしさだけでなく、そうした
事からもモーツァルトは天才と呼ばれています。

 しかし、その死にはいくつもの謎が残されています。まず一つには、
「ウイーン市民はおろか、親友や実の姉にすら死が知らされずにこっそ
りと葬儀が行われた」と言うこと。モーツァルトは借金を抱えていたと
はいえ、かなりの有名人であり、人気者でした。そして、死んだ当時も
モーツァルトの曲はどこかで演奏されていたはずです。
 そして二つ目に「妻が葬儀に参列していない」と言うこと。夫婦仲が
冷めていたと言う話もありますが、妻が葬儀に参列しないと言うのは不
自然です。
 そして三つ目に「貧困者用共同墓地に埋葬された」と言うこと。いく
ら借金を抱えていたとはいえ、これだけの有名人を埋葬するとなると、
家族に支払う金が無かったとしても、友人達が支払ってくれるはずでは
ないでしょうか。
 そして四つ目に「墓石も記念碑も建てられなかった」と言うこと。
ヨーロッパ中にその名が知られた作曲家です。誰かが記念碑を建てよう
と言うはずなのです。しかし、その計画はなぜか了承されませんでし
た。
 こうしたいくつもの謎に加えて最大の謎は『モーツァルトはなぜ死ん
だのか』と言うことです。その謎については、次号で迫りたいと思いま
す。


♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭


■□■ 編集後記 ■□■

 昨年に引き続き、今年もこのゴールデンウイークの時期に風邪がは
やっています。幸い、生徒達は風邪で休む事はありませんでしたが、
せっかくの休みの日に先生が風邪を引いてダウンしてしまいました。イ
ンフルエンザの予防接収は受けましたが、まさかただの風邪にやられる
とは。。。油断大敵です。


○このメールマガジンは「まぐまぐ」http://www.mag2.com/を利用し
 て配信しています。

○登録解除は下記からできます。

   http://www2.ocn.ne.jp/~lemonweb/merumaga/index.htm


◎ご意見、お問い合わせは下記からどうぞ

 http://www2.ocn.ne.jp/~lemonweb/merumaga/askme.htm

◇------------------------------------------◆

  発行者:LEM音楽院/磯江尚樹(isoe)  

   http://www2.ocn.ne.jp/~lemonweb/    

◆------------------------------------------◇

この記事を取り寄せる
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る