Let's Enjoy Music! おもしろ音楽院 RSSを登録する

北海道富良野市の音楽教室『LEM音楽院』で毎月発行される通信から、ピアノ練習のヒントや音楽の豆知識を紹介。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2006/12/07

Let's Enjoy Music! おもしろ音楽院 【 06/12 第40号 】

この記事を取り寄せる

◇--------------------------------------------------------◆
  ┃       ┏━━     ┏┓┏┓        
  ┃       ┣━━     ┃┃┃┃        
  ┗━━et’s ┗━━njoy ┃┗┛┃usic!   
                              
                 ┌─┐ ┌─┐ ┌─┐  
     お  も  し  ろ  │音│━│楽│━│院│  
                 └─┘ └─┘ └─┘  
             2006年12月号   vol.40
◆--------------------------------------------------------◇


  ※1.このメルマガは等幅フォントに最適化されています。
  ※2.ここの記事を無断転載しないでください。


■□■ 冬将軍到来 ■□■

 富良野はとうとう冬に突入です。外はすっかり雪景色で、雪かきも日
課となりつつあります。そして、12/10にはピアノ発表会が迫っていま
す。相変わらず風邪が流行っているので、生徒達が無事に発表会に出演
できる事を心から願うばかりです。


♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭


★☆INDEX☆★

1.「今月のKitene」
2.「発表会を楽しむために」
3.「ピアノとキーボードの違い」


===========================================================


---------------------------
 1.「今月のKitene」
---------------------------


 バーチャルコンサートホール「Kitene」では毎月演目を変え
てオンライン発表会を開いています。今月のプログラムは下記の
通りです。


《12月の催し》


◎ オンライン発表会

 1.ピアノソナタ 悲愴 第一楽章:ちだ姉(高1)

 
◎ DELTA

 1.ヴィヴァルディの「四季」より『冬』

 2.夢のあとに


◎ 組曲「四季」 

 ・isoeオリジナル曲(MP3)




●バーチャルコンサートホール「Kitene」

 http://homepage.mac.com/naoki_isoe/kitene/


===========================================================


-----------------------------
 2.「発表会を楽しむために」
-----------------------------


 発表会というのは、誰にとっても華々しく、そして緊張する催しで
す。でも、せっかく出演するのなら、目一杯楽しみたいものですね。そ
こで、発表会そのものを楽しく過ごすために、大切なポイントをおさら
いしておきましょう。


練習を計画的に

 みなさんそれぞれが自分なりにがんばって練習している事と思いま
す。でも、発表会の練習は普通の練習と同じだと考えるべきではありま
せん。発表会というのは、普段よりも少し難しい曲に挑戦して、高等な
テクニックを身につける絶好のチャンスです。では、高等なテクニック
とは何でしょうか。
 それはまず「正確なタッチ」です。自分がいつも間違えるところ、な
かなか上手く弾けないところは、自分の技術が未熟である証拠です。そ
う言うところを徹底的に練習して正確に弾けるようにするなら、新しい
技術を身につける事ができます。でも、ただ何度も弾いているだけでは
身に付かない事もあります。自分がなぜ上手く行かないのか、どうすれ
ば上手くできるようになるのかを考えながら練習しましょう。
 次に、「豊かな表現」ができなくてはなりません。表現で大切なのは
【速さ】、【リズム】、【強弱】です。曲に示されている速さを守りま
しょう。途中で速さが変化する部分があるなら、どの程度変化させれば
心地よく聞こえるかを考えましょう。そして、リズムを正確に演奏しま
しょう。リズムに関係があるのは音符の長さだけではありません。ス
ラーやスタッカート、テヌート、フェルマータなど、奏法に関係する記
号を正確に弾く事も大切です。さらに、強弱は大胆にはっきりとつけま
しょう。自分が考えているよりも大げさに強弱をつけなければ、聴いて
いる人には伝わりません。特に、デジタルピアノで練習している人はf
(フォルテ)をしっかりと強く弾く事を常に心がけましょう。
 演奏で最も大切なのは、ただ間違えないで弾く事ではなく、聴いてい
る人に何を伝えるかという事です。作曲した人の気持ちやその曲が表し
ている感情や風景、そして、自分自身が感じた事をしっかりと演奏で表
せるように、そしてそれが聴いている人に伝わるように考えましょう。
そのためにも、自分の演奏を録音して聞いてみる事を勧めたいと思いま
す。自分の演奏を録音して楽譜を見ながら聞いてみてください。そして
気がついた事を楽譜や別の紙に書いて、それをどうやって改善するかを
考えましょう。


お友達や親戚を誘う

 せっかく一生懸命演奏しても、聴いてくれる人がいなければそれはと
ても寂しい事になります。発表会の宣伝チラシがあるなら、それをコ
ピーしてお友達や親戚を誘いましょう。自分で招待状を作る事もできる
でしょう。そうする事で、自分に対して良いプレッシャーをかけるな
ら、良い演奏をするためにいっそう練習にも熱が入る事でしょう。
 ぜひ、たくさんの人を招待して楽しい演奏を聴いてもらいましょう。


他の人の演奏を楽しむ

 本当にピアノが上手な人は他の人の演奏も真剣に聴いています。そし
て、その人がどんな表現をしているか、どんな風に手首や腕を使ってい
るか、自分が参考にして見習えるところを探して、自分の練習に役立て
ようとします。発表会というのは、そうやって自分が上手くなっていく
ためのヒントや刺激をたくさん受けられる良い機会なのです。また、み
んなが真剣に演奏を聴こうとするなら、そうした雰囲気が自然と会場を
包んで、とても演奏しやすくなります。一人一人の演奏者を応援する気
持ちで、そして何よりも、それぞれ演奏される曲を楽しんでください。


体調管理も練習のうち

 ピアノの練習も大切ですが、風邪やケガに気をつける事も大切です。
せっかく練習したのに病気やケガで本番に出られないという事にならな
いように十分気をつけましょう。


===========================================================


---------------------------------
 3.「ピアノとキーボードの違い」
---------------------------------


 白い鍵盤と黒い鍵盤が並んで付いていたらなんでも同じだと考えてい
る人はけっこう多いものです。私も、最初はオルガンしか与えてもらえ
ませんでした。長続きするかどうか分からないのに、ピアノのような高
価な物を買い与えるのは、親としては躊躇せざるを得ないというのもよ
く分かります。
 しかし、私は3年ほどオルガンで練習していたお陰で、ピアノを弾く
タッチが全く身に付かず、基本を習得するのに後でひどく苦労をしまし
た。同じような鍵盤でも、ピアノとオルガンやキーボードでは全く弾き
方が異なるのです。
 オルガンやキーボードの鍵盤はそれ自体が音を鳴らすスイッチです。
鍵盤を押せば、とにかく音が鳴ります。誰がどんな風に押しても同じ音
が鳴るのです。しかし、ピアノの鍵盤はスイッチではなく「てこ」で
す。つまり、鍵盤のずっと先に乗っているハンマーを飛ばして弦に当て
るためのカタパルトなのです。強く押せばそれだけハンマーが勢いよく
跳ぶので大きな音になります。弱く押せば弱い音になります。鍵盤を押
す力を微妙にコントロールしながら強弱をつけるのがピアノの醍醐味で
す。
 最近流行のデジタルピアノは、鍵盤の動くスピードを感知して音の強
さを調整するようになっています。また、強さによって微妙に音色に変
化が生じるようにも設計されているので、かなり本物のピアノらしく
なっています。しかし、あくまでも「本物らしく」であって、本物では
ないのです。グランドピアノ・タッチのデジタルピアノであっても、や
はり本物のグランドピアノとは微妙に異なっています。
 住宅事情や経済的な事情でグランドピアノやアップライトピアノを買
えないという方も少なくありません。それで、最近は安価になってきた
デジタルピアノの人気が高まっています。そうしたピアノで練習をして
いる生徒さんも大勢います。ただその場合、常に意識しなければならな
いのは音の強さです。大きな音で演奏できないので、どうしてもタッチ
が弱くなり、ダイナミックな演奏になりません。また、レッスンの時に
グランドピアノで弾いても、思いっきり弾けずに自分で力をセーブして
いるように見受けられる人もいます。
 では、どうした良いでしょうか?まずは鍵盤の仕組みが違うという事
を自覚する事です。グランドピアノで弾く機会があったら、鍵盤の押し
方でどのように音の違いが出るか、自分の家のピアノとどのように違う
かをよく観察するべきです。そして、ピアノコンサートなどに足を運ん
で、プロの弾き方や音の響きをよく観察する事です。そうすれば、少し
ずつ自分の弾き方も変わってくる事でしょう。



♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭♯♪♭


■□■ 編集後記 ■□■

 昨年の発表会もそうでしたが、今年も午前中に別の行事に参加して、
午後から発表会に出る生徒が何人もいます。今の子供達はたくさんの習
い事をしているので、自分が子供だった時とは比べられません。それに
しても、午前と午後で全く違う行事に参加するなんて、まるで芸能人の
ようです。とにかく、発表会に間に合って、無事に演奏できる事を願う
ばかりです。


○このメールマガジンは「まぐまぐ」http://www.mag2.com/を利用し
 て配信しています。

○登録解除は下記からできます。

   http://www2.ocn.ne.jp/~lemonweb/merumaga/index.htm


◎ご意見、お問い合わせは下記からどうぞ

 http://www2.ocn.ne.jp/~lemonweb/merumaga/askme.htm

◇------------------------------------------◆

  発行者:LEM音楽院/磯江尚樹(isoe)  

   http://www2.ocn.ne.jp/~lemonweb/    

◆------------------------------------------◇

この記事を取り寄せる
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る