2009/06/20
★SLN-111 早めに準備したい!妊娠出産の手続き★
★SLN−111 早めに準備したい!妊娠出産の手続き★ 読者のみなさん、こんにちは。新さっぽろリーガルネットの別当屋敷です。 私事、昨年第2子を出産し、子育て真っ最中ですが、皆さんの周囲にはこれ からお子さんを考えられている方、あるいは妊娠中の方はいらっしゃいませ んか? 妊娠中・出産直後は妊産婦ご本人、ご家族や周囲の方もあれこれ忙しくされ ることと思いますが、今日は、そんな中であっても、早い手続きをお勧めす るものを3つ、ご紹介します。 (1)母子手帳は早くもらう!(妊娠6週〜12週頃まで) 妊娠が確定すると(医師の診断によって、妊娠6週という方もいれば、10 週という方もいらっしゃいます)、医師から「妊娠届出書」が渡されます。 この時期、悪阻などで体調もすぐれないと思いますが、この届出書に必要事 項を記入し、すぐにお住まいの市区町村で母子手帳発行の手続きをとりまし ょう。 なぜなら、この母子手帳と一緒に「妊婦健診助成券」がもらえるからです。 妊婦健診は、健康保険の対象外ですので、自費扱いで、医療機関によって一 回4000円とか7000円とかまちまちです。妊娠期間中に健診は14回 ありますから結構な出費になります。 が、「妊婦健診助成券」を健診時に医療機関に提出すればかなりほっとした 金額になります。(私の場合、310円という事もありました。) 札幌市の場合は、今年4月以降出産の方からは全健診分(14回)の助成券 がもらえます。※1 また、助成券は使用の時期が決まっている場合があります。 そんなわけで、第1回の妊婦健診に間に合うように、母子手帳は早く受け取 ると使いそびれもなく安心です。 ちなみに、助成額は、「○○円」と決まっているわけではありません。指定 された検査項目のみが助成対象となりますので、それ以外の検査や診察も行 う場合には、必ずしも産院での支払い金額は無料とはならないことがありま す。健診時にはお財布もお忘れなく。 ※1 市区町村によって回数・助成の方法が異なりますので、事前にご確認 ください。また、里帰り出産や助産所を利用の場合、異なった支給方法とな ることもあります。こちらも市区町村に事前にご確認ください。 (2)出産育児一時金は前払いを利用すると便利!(妊娠36週〜) 出産すると、ご加入の健康保険から、「出産育児一時金」として、一児につき 35万円が支払われます。(健康保険組合等で独自にそれ以上の金額を設定し ている場合もあります。) が、この出産育児一時金、出産後の後払いで、申請後2週間〜3週間程度かか ることもあります。つまりは、医療機関に支払う出産費用はご自身で立て替え ることになります。出産費用は、医療機関によってまちまちですが、30万円 〜50万円程度かかります。 そこで便利なのが、「出産育児一時金受取代理」の制度です。 これは、ご加入の健康保険からの出産育児一時金は出産する医療機関に支払わ れ、出産費用が「出産育児一時金」(35万円)以上であれば、ご本人が差額 を医療機関に支払い、出産費用が「出産育児一時金」(35万円)に満たなけ れば差額はご加入の健康保険からご本人に支払われるというものです。 利用すれば、慌しい出産時期に大金を持って歩く心配もなくなります。 「出産育児一時金受取代理」の申請は出産予定日の1ヶ月前(自然分娩であれ ば出産予定日の1ヶ月前、帝王切開等で出産日が決まっていればその日の1ヶ 月前)からすることができます。 ただ、申請書には医療機関記入欄もありますから、妊娠後期に入ったら早めに にご加入の健康保険(協会けんぽ・国保・健康保険組合等)で申請用紙を入手 し、医療機関に提出、その他必要事項を記入し、36週に入ったらすぐにご加 入の健康保険に提出できるように準備しておくのがお勧めです。 この時期になると、赤ちゃんはいつ生まれるかもわかりませんから・・・。 (3)児童手当の申請をすぐにする!(出産〜) いよいよかわいい赤ちゃんとの対面を果たしたら、名前を決めて、市区町村に 出生届を提出します。こちらも、医療機関記入欄がありますので、まずは医療 機関に提出し書いてもらいましょう。(医療機関が用意していて、ご自身に渡 される場合もありますので、確認してみてください。) この届は出生後14日以内に提出すればよいことになっています。 出生届が受理されて初めて赤ちゃんの健康保険の加入や児童手当の申請ができ ます。 健康保険の加入については、出生日に遡ってされますので、万一出生後すぐに 診療が行われても、保険の対象になりますから大丈夫です。 ただ、児童手当の支給(3歳未満は1児につき10000円です ※2)につ いては、「申請の翌月から」開始されますので、月をまたいで申請した場合、 その月については遡って支給されません。※3 申請が翌月になってしまうと、1ヶ月分10000円をいただきそびれてしま います。 そんなわけで、出生届を提出したらすぐに住所地の市区町村で(公務員はご加 入の共済組合)児童手当の申請をしてください。 特に、里帰り出産の方は、出生届は帰省先の市区町村で提出できますが、児童 手当は住所地での申請が必要ですから、申請忘れに気をつけましょう。 ※2 所得制限の限度額を超えていると、支給されません。以下ご参照下さい。 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/jidou-teate.html また、3歳以上は第1子2子は5000円、第3子以降は10000円です。 ※3 月末の出産や転居等やむを得ない事情で申請が翌月になる場合、特例で 遡って支給される場合がありますので、事前に市区町村にご確認ください。 妊娠期間中は、妊婦ご自身の体調や、胎児の成長、家計のことなどなど、特に いろいろな心配や不安が増える時期でもあります。スムーズな手続き方法を 知っておくと、きっと安心感が増すことと思います。周囲の方々もぜひ知って サポートしてあげてくださいね。 ====第16回新さっぽろリーガルネット無料相談会のお知らせ==== 新さっぽろリーガルネットでは3〜4ヶ月ごとに無料相談会を実施してお ります。 次回は下記の通りです。 日時 2009年6月24日(水),25日(木)10時より21時まで 場所 サンピアザ(新さっぽろ駅直結)1階「光の広場」 ご予約は不要です。当日会場へ直接お越しください。 お問い合わせは npo-sln@yahoogroups.jp まで、メールにてお願いします。 ================================= では皆様,またお会いしましょう! (今回のメルマガは 別当屋敷美穂 が担当しました。) <本メルマガにおいて,守秘義務上必要な場合は,依頼人の承諾を得て掲 載しています。> SLN → http://www.h7.dion.ne.jp/~sln/ ブログ → http://blogs.dion.ne.jp/npo_sln/ 登録・解除 → http://www.mag2.com/m/0000115599.htm バックナンバー → http://blog.mag2.com/m/log/0000115599 まぐまぐ! → http://www.mag2.com/



