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最近は特にインターネット上での「著作権の侵害」をよく耳にしますね。他人の権利を侵害しないため、また自分の権利を守るため、行政書士が著作権について皆様と一緒に考えていきたいと思います。

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2009/06/28

著作権ってなぁに?(第226号)定義(4)

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 著作権ってなぁに?   2009/06/28 第226号
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皆さんこんにちは、行政書士の五十嵐です。

◆目次◆

●著作権法〜定義(4)〜
●雑学の泉

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●著作権法〜定義(4)〜
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今回は「公衆送信」関係の定義です。
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【第2条1項】
【7号の2】公衆送信 公衆によつて直接受信されることを目的として無線通
信又は有線電気通信の送信(電気通信設備で、その一の部分の設置の場所が他
の部分の設置の場所と同一の構内(その構内が二以上の者の占有に属している
場合には、同一の者の占有に属する区域内)にあるものによる送信(プログラ
ムの著作物の送信を除く。)を除く。)を行うことをいう。
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以前はテレビ、ラジオなどの「放送」と「有線放送」の2つに分類されていま
したが、インターネットという新しい形態が普及してきたため、これらを包括
する概念として「公衆送信」が平成9年の改正で定義されました。

ここで、「公衆送信」とは、「無線通信」と「有線電気通信」を行なうことと
定義されています。
無線の場合はその媒体は電波、光、赤外線など何でも良いことになりますが、
有線の場合は「電気」に限定されていますので、厳密に言うと光ファイバーを
使った光通信は含まれないと解釈することができます。
しかし、常識的に考えると含まれと考えるのが正しいのでしょうね。

条文の中の括弧書きは少しややこしいのですが、
「その一の部分」と「他の部分」というのは、送信機と受信機になります。
また、「同一構内」というのは、同じ敷地や建物の中と解されています。
具体的には、コンサートでマイクとスピーカーを使って会場に音を流す場合や、
電車、飛行機、学校の中での放送などが考えられます。
以前は「有線電気通信設備」に限定されていましたが、現在は「有線」が削除
され、無線でも該当することになっています。
これらは公衆送信ではないということですね。

ただし、「プログラムの著作物を除く」とされています。
これは、会社などの内部LANでサーバーにのみプログラムをインストールし
ておいて、各端末でサーバーから呼び出して使用するなどの形態が考えられる
ため、プログラムに関しては「同一構内」であっても公衆送信に当たるとされ
ています。


第8号以下には次の定義が記載されています。
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【8号】放送
【9号】放送事業者
【9号の2】有線放送
【9号の3】有線放送事業者
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この辺の言葉は馴染みがあると思いますので、詳細は省略させていただきます。
ただ、「放送」と「インターネット」は違うということは認識して頂きたいと
思います。

最近では、インターネットで大相撲や国会のリアルタイム中継を行なっていま
す。
また、NHKでは過去の番組をインターネット視聴(有料)できる「NHKオ
ンデマンド」を昨年から開始するなど、「放送」と「インターネット」の垣根
が段々低くなっているような気がします。

ただし、現行では一度テレビで放送したからと言ってインターネットでも送信
できるということではなく二次使用になりますので、新たに出演者等の許諾を
得る必要が出てきます。
このため、実演家著作権センターでは過去にNHKに出演した人で連絡がつか
ない人を捜しています。
心当たりがある方は確認してみてください。
http://www.cpra.jp/eizo/fumei/

なお、このように著作権者が不明な場合や連絡がつかない場合には文化庁の裁
定があれば著作物を使用することができます。
しかし、裁定を待たなければ使用できません。
そこで今回の改正(2010年1月施行)では申請すれば、申請中であること
を明記した上で使用できるように緩和されました。



次回は7月12日(日)の予定です。


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●雑学の泉(夏至)
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6月21日は夏至でした。
北半球では一年で最も昼の時間が長い日です。

年間を通じて昼の時間が変わるのは、地球の自転軸と公転面との角度が変化し
ているため起こるものです。
理論上は、春分の日と秋分の日は自転軸と公転面が直角に交わりますので、赤
道上では真東から太陽が昇り、真西に沈むことになります。
季節によって自転軸が変化し、夏至の日には北回帰線の位置まで傾いた後、ま
た戻って行きます。


夏は北極圏で白夜が起こることはご存知だと思います。
自転軸の傾きにより、北極圏では常に太陽の光を受ける状態になっているから
です。
つまり、北に行くほど昼の時間が長いということになります。

例えば、夏至の日には北海道の稚内では午前4時前に日が昇り、夜7時過ぎに
沈み、昼の長さは14時間41分になります。
東京では13時間35分、沖縄の与那国島では13時間40分になります。
北と南では2時間も違うことになりますね。

朝のテレビ番組を見ていると、季節によってはこちら北海道は既に太陽が出て
いるのに九州はまだ真っ暗ということがあります。
日本列島が南北に長いことを実感しますね。


今年はもうすぐ「天空のイベント」があります。
7月22日には南西諸島や小笠原諸島で皆既日食が見られます。
その他の地域でも部分日食が観測できるとのことですが、これも日本が南北に
長いために地域によって太陽が欠ける割合が違います。
札幌では50%、東京で75%、九州で90%程度のようです。

天文ファンや研究者でつくる非営利団体「ライブ!ユニバース」では日食をイ
ンターネットでの中継を予定しているとのことです。
プレスリリースによると、中継場所は、日本のトカラ列島、奄美大島の他、中
国の上海近郊と太平洋上のキリバスの4箇所。
詳しくはHPで確認してください。
http://www.live-eclipse.org/



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