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2009/11/02

心が豊かになる暮らしの情報 Vol.077

2009年11月02日号                 http://www.butsudanya.co.jp/
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■□■              【心が豊かになる暮らしの情報】        
□■□          ~優しい豊かな心を次世代に残すために~     
■□■                        Vol.077             
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 紅葉前線も南下してきて秋も深まってきました。
夕暮れも早くなり、もの淋しさが身にしみてきます。
もうじき立冬です。
朝晩の冷え込みも段々と厳しくなるでしょう。

◆もくじ
  ◇今月の一口法話
 ◇七五三(しちごさん)
 ◇生活の中のミニ知識 <鏡餅>
 ◇生活の中の仏教語 <喫茶>
 ◇浅草情報 <金龍の舞・菊供養ほか>
 ◇十一月の節季と満月
 ◇秋の名句 <松尾芭蕉・小林一茶>


==◇今月の一口法話====================================================
 
 受けて 忘れず
 施して 語らず
 
==◇七五三(しちごさん)==============================================

 七五三とは、七歳、五歳、三歳の子供の成長を祝う年中行事のことです。
男の子は三歳と五歳、女の子は三歳と七歳の年の11月15日に、
成長を祝って神社・寺などに詣でる年中行事です。
本来は数え年でしましたが、現在は満年齢で行われる場合が多いです。
地方によっては男の子の三歳を行わない所もあります。

 旧暦の15日はかつては二十八宿の鬼宿日(鬼が出歩かない日)に当たり、
何事をするにも吉であるとされていました。
また、旧暦の11月は収穫を終えてその実りを神に感謝する月であり、
その月の満月の日である15日に、氏神への収穫の感謝を兼ねて子供の成長を
感謝し、加護を祈るようになりました。

 明治改暦以降は新暦の11月15日に行われるようになった。
現在では11月15日にこだわらずに、11月中のいずれかの土日・祝日に
行なうことも多くなっています。

 近世までの日本は、現在の開発途上国と同様の状況が原因
(栄養不足・健康への知識不足・貧困など)で乳幼児が成人するまでの生存率は
きわめて低く、その様な事から乳幼児の生存を祝う節目として定着しました。

 男児が女児よりも早く祝うのは後継者としての意味合いもあるそうですが、
医療技術が発達する現代までは女児よりも男児の生存率が低かったためです。

 また、三歳=言葉、五歳=知恵、七歳=歯を神から授かる事を感謝とする
地方や、三歳、五歳、七歳は子供の厄として、七五三を一種の厄祓としている
地方もあります。


==◇生活の中のミニ知識================================================

<鏡餅>

 お正月明けに、お正月に飾った鏡餅を割ることを「鏡開き」と呼びます。

 鏡餅はお餅の中でも特別なお餅であり、神前へのお供物でもあります。
円い形は鏡そのもので、神具としての神鏡を象っているようでもあります。

 鏡餅は二段であることを特徴としていますが何故でしょう?
一段は先祖のために、一段は神々のためのものとも言われています。
この二段の鏡餅を飾るのが橙、裏白、昆布、串柿などの縁起物です。

 鏡餅には神が宿り、それを共に食することにより、一族一家の団結をはかり、
神々の力をもらうことになります。

 餅は木槌で開く。
割るのではなく開くというのは、祝い事における「お開き」と同じで
お忌みの言葉です。
木槌を用いるのは、包丁で切ることを嫌うからです。

 鏡開きを行う日取りとしては1月11日が多いようですが、地域によっては
11日以外の日の場合もあります。


==◇生活の中の仏教語==================================================

<喫茶> 

 純喫茶とはビールやアルコール類を出さない喫茶店のことですが、
「喫茶」は仏教語として平安から鎌倉時代に日本に伝わってきました。

 喫茶の「喫」は現代中国語では「吃」と書きます。
「吃飯」と書けば飯を食べるという意味になります。
喫煙はタバコを飲む、すなわち、喫(吃)とは口にすることを意味としており、
食べる、飲むという意味です。

 茶は中国・雲南省辺りが発祥の地であるとされていますが、最初は料理の
材料として使われ、煎じて飲むという習慣は後に生まれたようです。
喫茶という言葉は趙州従?禅師(じょうしゅうじゅうしん)(778~897)により
仏教語として一般的になりました。
すなわち「喫茶去(きっさこ)」であります。
 趙州は修行する禅憎に「喫茶去」、「まあ、茶でも飲みなされ」と
言葉を掛けました。
 
 「平常心が大切だ」という意味です。
我々が茶を飲み一息つくのも、平常心に戻るという意味があります。
日本では栄西禅師の『喫茶養生記』が知られています。


==◇浅草情報==========================================================

11月中
「七五三加持会」
浅草寺 浅草2-3-1 03-3844-1221
本堂内陣の観音様のご宝前で、子供さんの健やかな成長と健康を祈願する
お加持を行っております。
これは「牛玉宝印」(ごおうほういん)観音宝印を子供の額にあてて
ご本尊の観音様とご縁を結び、そのご慈愛を頂戴するというものです。
また、浅草寺に隣接する浅草神社でも、七五三のお参りが行われています。

11月3日(火)
「東京時代まつり」
浅草寺 浅草2-3-1 03-3844-1221
東京の歴史と文化の原点であり、今も江戸情緒を残す「浅草」を舞台に、
江戸東京の歴史絵巻を再現した時代行列です。

11月3日(火)
「白鷺の舞」
浅草寺 浅草2-3-1 03-3844-1221
白鷺の舞は平安時代の風雅を伝えるもので、
白鷺をかたどった衣装をつけた踊り子等40名が境内を舞踊ります。

11月6日(金)
「火渡りの神事(鎮火祭) 」
秋葉神社 松が谷3-10-7 03-3844-5748
秋葉神社は東京一円の火災鎮護の神社です。
参拝者は火難守護のお礼を受け、無病息災と防火を祈り、
裸足で赤々と燃える炭火の上を渡ります。

11月12日(木)・24日(火)
「酉の市」
鷲(おおとり)神社 千束3-18-7 03-3876-1515
毎年11月の酉の日に行われる市は、「おとりさま」とも呼ばれ、
御守の熊手が「かっこむ」「とりこむ」などの縁起と結びついて
商売繁盛を願う人々で賑わうようになりました。
境内には縁起ものの熊手を商う業者が200余り出店します。
http://www.otorisama.or.jp/

11月21日(土)~24日(火)
「一葉祭」
一葉記念館 竜泉3-18-4 03-3873-0004
明治の女流作家樋口一葉を偲んで命日にあたるこの日、一葉記念館を無料
公開し、一葉及び明治文学に関する講演や一葉作品の朗読が行われます。
http://www.taitocity.net/taito/ichiyo/

11月28日(土)・29日(日)
「靴のめぐみ祭市 」
玉姫稲荷神社 清川2-13-20 03-3872-3411
玉姫稲荷神社の氏子の靴メーカーが「靴まつり」として
靴のめぐみを感謝し行っています。
 

==◇十一月の節季と満月================================================

<平成二十一年十一月の節季>

 「立冬(りっとう)」 11月7日(土)
 この日から立春までが暦の上で冬。
 季語には冬立つ、冬に入る、冬来る、今朝の冬とある。
 このころは陽の光も一段と弱く、日脚も目立って短くなり、
 冬の気配がうかがえるようになる。

 「小雪(しょうせつ)」 11月22日(日)
 「小とは寒さまだ深からずして、雪いまだ大ならざるなり。」
 まだ、市街には本格的な降雪はないが、遠い山の頂きには雪が見られ、
 冬の到来が感じられるころ。

<平成二十一年十一月の満月>

 今月は11月3日(火)が満月です。


==◇秋の名句==========================================================

「 物いへば 唇寒し 秋の風 」
~ 松尾 芭蕉 ~

「 柿の木で あえと答える 小僧かな 」
~ 小林 一茶 ~


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法事・法要・仏事 Q&A
http://www.butsudanya.co.jp/QandA_butsuji1.html

私どもは、感謝供養という日本人の豊かな心の文化を、
次世代に残すお手伝いをさせて頂いております。
仏事や仏壇仏具に関して、ご質問やご不明な点がございましたら、
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
e-mail: takita@butsudanya.co.jp   URL: http://www.butsudanya.co.jp

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■【心が豊かになる暮らしの情報】
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通巻077号 2009年11月2日発行(月一回)
編集 仏事コーディネーター 滝田 祐嗣
発行 仏壇屋 滝田商店
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   〒111-0042 東京都台東区寿2-8-11 TEL 03-3841-6191 FAX 03-3841-3934
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