2009/04/02
心が豊かになる暮らしの情報 Vol.070
2009年04月02日号 http://www.butsudanya.co.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■ 【心が豊かになる暮らしの情報】 □■□ 〜優しい豊かな心を次世代に残すために〜 ■□■ Vol.070 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 新年度がスタートしました。 真新しい制服やスーツを着た学生や社会人を見ると思わず応援したくなります。 今年の桜は咲き始めは早そうでしたが、なかなか満開にはなりません。 東京ではこれから花見が楽しめそうです。あなたの近くの桜は満開ですか? 夜はまだ寒いですので暖かい格好で夜桜を楽しんで下さい。 ◆もくじ ◇今月の一口法話 ◇歳時記 <お釈迦様の誕生日はすべての始まり> ◇仏事の豆知識 <甘茶> ◇浅草情報 <花まつり・早慶レガッタ> ◇四月の節季と満月 ◇春の名句 <村上鬼城・与謝蕪村> ==◇今月の一口法話====================================================== 人に接するに 春風の如く 己を律するに 秋霜の如く ==◇歳時記============================================================== <お釈迦様の三大行事> 4月8日はお釈迦様が生まれた日。2500年も前のことです。 この日には全国の多くの寺院で「花まつり」が行われます。 「花まつり」とは、降誕会(ごうたんえ)の別名であり、 ほかにも潅仏会(かんぶつえ)や仏生会(ぶっしょうえ)などと呼ばれます。 悟りを開いた日である「成道会(じょうどうえ)12月8日」と、 一生を終えた日である「涅槃会(ねはんえ)2月15日」とともに、 降誕会はお釈迦様に関する三大行事のひとつです。 <誕生の情景を復元する花まつり> お釈迦様はルンビニの花園で摩耶夫人の右脇から誕生しました。 その喜びに天から龍が降りてきて香湯を灌ぎ、産湯をつかわせたと伝えられています。 生まれるとすぐに7歩進んで、右手を天を指し、左手で地を指して 「天上天下唯我独尊」と唱えたとは有名な話。 そのときの姿が花まつりでお参りする誕生仏となりました。 花で飾った花御堂の中に誕生仏を安置して、香湯のかわりに甘茶を灌ぐのが、 花まつりのしきたりです。 無病息災を願い、甘茶がアジサイ科のヤマアジサイの変種「小甘茶」を 乾燥させて作ります。 緑茶にお砂糖を入れるわけではないのです。 <長い歴史を持つ花まつり> 花まつりはインドから伝わった行事です。 日本では推古天皇の時代(606)に元興寺で初めて行われたという記録があります。 平安中期の仏教説和集「三宝絵詞(さんぽうえことば)」には、 「4月8日はすべての物が生まれる季節」と説かれています。 当時の4月8日は今の5月ごろに当たります。 もともと日本には、この季節に山に登って花を摘んで神にまつる風習や、 農耕開始に当たって山の神様や田の神様に豊作を祈願する行事がありましたから、 お釈迦様の誕生日も合わさって4月8日は特別な日となったわけです。 また、「三宝絵詞」には 「4月8日に母親への感謝を今日しなくていつするのだ」 というように書かれています。 4月8日はお釈迦様の誕生を祝うとともに、この世に生んでくれた両親や ご先祖様に感謝する日だったのです。 ==◇仏事の豆知識======================================================== <甘茶> お花祭りの時、お釈迦様の誕生仏に灌ぐのが「甘茶」です。 これはお釈迦様が誕生した時に降り注いだ甘露の法雨(かんろのほうう)に ならったものです。 この法雨は、お釈迦様の誕生を喜んだ龍王が降らしたもので、 お釈迦様はこの雨を産湯としました。 現在では紫陽花(あじさい)に似た食物の枝を切り取り加工したものを 煮出して使いますが、その甘さを蔗糖の四百倍の甘さがあります。 甘茶にはサポニンが多く含まれ、コレステロールを減少させ、 脂質の代謝を促すとされています。 また、二日酔い防止にも効果があるとされています。 ==◇浅草情報============================================================ 4月4日(土)5日(日) 「桜橋花まつり」 隅田公園 03-3876-3566 桜満開の隅田公園にて歌謡ショーや、地元産業皮革製品のバザールなどが 行われます。 4月8日(水) 「花まつり」 浅草寺ほか 03-3844-1221 お釈迦様の誕生を祝い、午前10時から仏誕図を掛けて法要が始まり、 本堂内陣・本堂前などに花御堂を設けて釈迦の誕生仏を安置します。 本堂周辺では参拝の人々に甘茶の接待や花の無料配布などが行われます。 4月11日(土) 「投扇興(とうせんきょう)のつどい」 浅草寺内伝法院 浅草2−3−1 03-3844-1221 台の上に蝶と呼ばれるいちょう形の的を立て、そこに開いた扇を投げます。 落ちた的と扇の形を採点し、優劣を競うのが投扇興であり、 江戸時代に始まりました。 4月11日(土)〜5月10日(日) 「上野ぼたんまつり」 上野東照宮 上野公園9−88 03-3822-3575 上野東照宮のぼたん苑は1500坪の敷地に70余種3000株が植栽されています。 日中国交を記念して贈られた珍しいぼたんもあります。 毎年、春と冬の2回一般公開(有料)されます。 4月12日(日) 「白鷺(しらさぎ)の舞」 浅草寺境内 浅草2−3−1 03-3844-1221 白鷺の舞は平安時代の風雅を伝えるもので、白鷺をかたどった 衣装をつけた踊り子等40名が浅草寺境内を舞踊ります。 4月13日(月)前後 「十三詣り」 浅草寺境内 浅草2−3−1 03-3844-1221 「十三詣り(じゅうさんまいり)」とは、13歳になった男女が 虚空菩薩様にお参りして知恵を授かる風習で、生まれてから十二支が 始めて一巡して元に戻ることから、還暦と同様な祝い歳としたものです。 浅草寺の本堂では、お参りの子供達に虚空菩薩様のご真言を授け、 観音様のご宝印を額に押して無事の成長とご加護を願うお加持をしてます。 4月18日(土) 「浅草流鏑馬(やぶさめ) 」 隅田公園 03-5246-1111 浅草流鏑馬は江戸時代に浅草神社の正月行事として行われていました。 馬に乗って弓で的を射る姿は勇壮で、当時の錦絵を見るようです。 また、昔射術の練習として草を束ねて作った鹿を的にした 草鹿(くさじし)も行われます。 4月19日(日) 「早慶レガッタ」 両国橋〜白鬚橋 03-5246-1146 昭和53年に復活した早慶レガッタは両国橋から白鬚橋間4000mのコースで 競います。 4月25日(土)26日(日) 「こんこん靴市」 玉姫稲荷神社 清川2−13−20 03-3872-3411 玉姫稲荷を氏子とする近隣の靴関連業者が商売繁盛と地場産業の発展を 目的とし、境内を利用して市を行っています。 靴、ハンドバッグ、ベルトの安売り、古靴供養などがあります。 4月26日(日) 「泣き相撲」 浅草寺暫像前 浅草2−3−1 03-3844-1221 まわし姿の組ませ役に抱かれた赤ちゃんが土俵のうえで泣き声を競います。 丈夫で健康な子供に育つようにと、九代目市川団十郎の暫像復元五周年を 記念して始まりました。 ==◇四月の節季と満月================================================== <平成二十一年四月の節季> 「晴明(せいめい)」 4月5日(日) 清らかに明るい季節が訪れるという意味。 草木が芽吹き生き物ははつらつとし、清浄で美しい気持ちの良い季節。 「穀雨(こくう)」 4月20日(月) すべての穀物の芽を出させる雨が降るという意味。 日差しが強くなる季節。 <平成二十一年四月の満月> 今月は4月9日(木)が満月です。 ==◇春の名句========================================================== 「 残雪や ごうごうと吹く 松の風 」 〜 村上 鬼城 〜 「 ゆく春や 重たき琵琶の 抱心 」 〜 与謝 蕪村 〜 ====================================================================== 法事・法要・仏事 Q&A http://www.butsudanya.co.jp/QandA_butsuji1.html 私どもは、感謝供養という日本人の豊かな心の文化を、 次世代に残すお手伝いをさせて頂いております。 仏事や仏壇仏具に関して、ご質問やご不明な点がございましたら、 どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。 e-mail: takita@butsudanya.co.jp URL: http://www.butsudanya.co.jp ====================================================================== ご存知ですか? ご先祖の供養についての大切なこと 「仏事・仏壇がよくわかる」 B6版、209頁、しののめ出版刊 全国有名書店で発売中! 定価 1,260円 詳しい内容はこちら http://www.butsudanya.co.jp/shop_book.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■【心が豊かになる暮らしの情報】 ====================================================================== 通巻070号 2009年4月2日発行(月一回) 編集 仏事コーディネーター 滝田 祐嗣 発行 仏壇屋 滝田商店 営業時間 9:00-18:00(年中無休) 〒111-0042 東京都台東区寿2-8-11 TEL 03-3841-6191 FAX 03-3841-3934 e-mail: takita@butsudanya.co.jp URL: http://www.butsudanya.co.jp/ 配信停止はこちら 滝田商店: http://www.butsudanya.co.jp/mailMagazine.html まぐまぐ: http://www.mag2.com/m/0000115380.htm このメールマガジンは『まぐまぐ!』を利用して発行しています。 http://www.mag2.com/ 本メールマガジンに掲載された記事を無断転載することを禁じます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright (c) 2009 TAKITA-SHOTEN co. Ltd all rights reserved.


