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「図解」は複雑な情報を分かりやすく説明するための強力な武器ですが、実は図解をするために最も欠かせない力は「読解力」です。日経Associe誌の図解力特集を執筆した発行人がその秘密を明かします。

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2009/09/17

[読み書き図解] 戦略と戦術の違いを説明するためのチャートを考える(前編)

        ★ 読み書き図解力を鍛え直すマガジン第344号! ★

こんにちは。開米瑞浩です。
ただいま、名古屋に来ています。
明日の仕事を控えて、ホテルでメルマガを執筆中。
まだ景気回復は遠そうですが、私の仕事もその一助になることを願って、
第344号をお届けします!


  ■誠Biz.IDにて公開中
    ↓ ↓
  「シンボリック・チャート」って何だ?
    ~セミナー導入部の6つのワーク(前編)~
  http://bizmakoto.jp/bizid/articles/0909/16/news018.html

  開米の裏稼業(笑)である、セミナー開発コンサルティングの
  裏話をどうぞお楽しみください。


■戦略と戦術の違い、どう説明する?

さて、今日はこんな話をネタにしてみましょう。

戦略と戦術。

もともとは軍事用語ですが、ビジネス用語としてもよく使われます。
この「戦略と戦術」に関して、以下のように説明しているシーンが
あったとしましょう。

  ----------------------------------------------------------------
  【戦略と戦術 トークスクリプト】
  ----------------------------------------------------------------
  ビジネスには目標があります。
  そしてその目標を目指して我々は毎日いろいろな決定をしてますよね?

  その「決定」には、戦略的なものと戦術的なものがあります。
  この2つは、「決定を変更する頻度」がまったく違うんですよ。

  戦略的な決定のほうは、一度決めたら基本的には変えません。少なく
  とも気安くコロコロ変えることはしない。変えるときは、この先10年は
  これで行く! ぐらいの覚悟を決めて変えるのが戦略的決定です。まあ
  業界によって、10年のところが1年かもしれないし半年かもしれませ
  んがとにかく戦略は安易に変えちゃだめです。

  一方、戦術的な決定のほうはそれとは逆にどんどん変えていいんです。
  戦略を決めたら、その戦略を実現するための具体的な戦術は、試行錯誤
  しながらどんどん変えていきます。1日に10回変えたっていいぐらい
  です。

  戦略と戦術にはそれぐらいの違いがあることをしっかり認識しておいて
  ください。これをわかっていなくて、戦略のほうまで社長の思いつきで
  コロコロ変えてしまう会社が多すぎますから。
  ----------------------------------------------------------------

以上。ちょっと長かったですね。
でも言っていることは

  ----------------------------------------------------------------
  【要約】戦略は安易に変えない。戦術はどんどん変えていく
  ----------------------------------------------------------------

ということ。これだけです。要約するとこれだけで、それを手を変え品を
変えて念入りに語ったのが「トークスクリプト」です。

さて、この内容をセミナーで話すことを想定して、シンボリックチャートを
書いてみましょう。

(「シンボリックチャート」については誠Biz.IDの新着記事を参照)
 →http://bizmakoto.jp/bizid/articles/0909/16/news018.html


前述の「トークスクリプト」を口頭だけで喋っても何とか通じると思い
ますが、それは「何とか通じる」というレベルであって、明快かつ強烈な
印象を残すのは難しいです。

前述の「トークスクリプト」に手を入れて、明快かつ強烈な印象を残す
ようにするにはどうしたらいいでしょうか?

可能な方法が2つあります。

  1つめは、事例を示すこと。
  2つめは、シンボリックチャートを使うことです。

「事例を示す」というのは、具体的な会社とか商品を例に挙げて、
戦略を安易に変えずに成功したケースと、逆に戦略をコロコロ変えて
しまって失敗したケースを示すことです。
事例を使う、というのは、抽象的な話の説得力を高めるための定番中の
定番手法ですからこれはぜひやっておきたいところですね。

一方、今回このメルマガで書きたいのは2つめの「シンボリックチャート」
を使うケースです。

「戦略」も「戦術」も抽象概念なので、それを人に説明したときに相手が
理解し納得しやすいようにするためには「具体的事例」は欠かせません。

欠かせませんがしかしそれだけで十分か、具体的な事例さえあればいいか、
というと、ダメなんです。具体的事例も万能ではありません。

  抽象概念そのものをわかりやすくイメージさせるためには、
  具体的ではない、抽象的なチャートが必要

なのです。というわけで、「戦略と戦術」を説明するためのシンボリック
チャートを考えてみましょう。

  ----------------------------------------------------------------
  【要約】戦略は安易に変えない。戦術はどんどん変えていく
  ----------------------------------------------------------------

要するにこれが伝わればいいのですが、

  なるほど、戦略は安易に変えちゃだめだな。
  逆に戦術は試行錯誤してどんどん変えていかなきゃいけないんだ。

というイメージを持たせるために適したシンボリックチャートとは、
いったいどんなものでしょうか?

おそらくこれ、かなりの難問なんですが、もし考えてみて何かひらめいた
方は、このメルマガに返信のメールに添付して私宛にお送りいただければ、
次号もしくはその後の当メルマガで、可能な限りコメントつきでご紹介
します。(コメントを書くのが難しいケースもありますが、そういう場合
はご容赦ください)。

発想が違うものを何種類か見ると勉強になりますから、何人か送っていた
だけると、私としては大変大変嬉しいです。
景品は特に出ませんが(^^;; 、自信がなくても気にしないでぜひぜひお送り
くださいませ。

  【戦略と戦術 シンボリックチャート案 送付方法】
  このメールへの返信で、私のところに届きます。

一応私のほうでは一案を用意してあります。当メルマガの次号(18日
に発行予定)にてそれをご紹介しますので、楽しみにしていてください。

  (実はこの「戦略と戦術」の話、2号前からお伝えしてます、
   庄司さん・渡瀬さんへのセミナーコンサル案件の中で出てきた
   ものなんです。ですから、誠Biz.IDに書いた記事の補足として
   シンボリック・チャートそのものの一例をここから感じ取って
   ください)



再掲:
【戦略と戦術 シンボリックチャート案 送付方法】
このメールへの返信で、私のところに届きますので、
自分で考えてみた、という方はぜひお送りくださいませ!


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■火曜日に発売された日経Associe誌でビジュアルシンキング特集の一部監修

「ペン1本でわかる! ひらめく! ビジュアルシンキング」
http://www.nikkeibp.co.jp/article/nba/20090911/180716/


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■ITアーキテクト誌の最終号は9月25日発行予定

ITアーキテクト誌:http://www.itarchitect.jp/
「アーキテクトのための頭の体操」最終回は、
「小さな成功体験がモチベーションを作る」というお話です。


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【編集後記】
16日は、新横浜で「読解力と図解力」という研修をしてからそのまま
新幹線で名古屋へ向かうというスケジュールでした。
新横浜~名古屋間ってたった1時間20分でついちゃうんですねぇ・・・

新幹線はエライ!!

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【追記】
菊原智明さんの「訪問しないで売る営業セミナー」が9月26日にあります。
正直言って私が行きたいぐらいなんですけど、残念ながらこの日は仕事があって
行けません。
私の代わりに(じゃないけど(笑))行ってみませんか?

開米の紹介と書くと1割引になります。
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