2008/12/27
[読み書き図解] 「概念分析」が一番でした
★ 読み書き図解力を鍛え直すマガジン第311号! ★ こんにちは! 専門知識を教える技術のコンサルタント、開米瑞浩です! ------------------------------------------------------------ 人前で話す仕事をする人のための、とっておきの話し方研修教材 その名も「『カリスマ話術』徹底習得法」 発売中! 講師:安堂達也 (コミュニケーション・コンサルタント) http://www.youmedia.biz/kyouzai/ando2.htm ↑なんと、開米もほんのちょっと出演しています(^_^)b ------------------------------------------------------------ 先日、「教える人のためのトーク術」というセミナーを開催した後で、 参加者の皆様に 今回のセミナーで一番印象に残ったキーワード を1つ挙げてください、と聞いてみたところ、結果は 概念構造分析 5 ワーディング 2 考慮時間 1 というものでした。 一位になったのは、概念構造分析。 短縮して「概念分析」と呼ぶこともありますが、これは要するに、 ある領域の知識が、どんな概念の構造で出来ているかを 分析し、再構成すること です。 と、これだけ聞かされても何のことかわかりにくいですが、実は 私が普段「図解」でやっているのがコレ、概念分析なのです。 たとえば・・・・次のような文面を見てみましょう。転職のための面接 を受けに行くときの注意事項のひとつを説明しています。 <入室時の注意事項> 面接室のドアをノックし、「お入りください」と声をかけられて から扉を開け、「失礼します」と断って入室します。一礼して から「○○と申します。よろしくお願いいたします」と挨拶を しましょう。「おかけください」との指示を待って一礼して座り ます。 ↑このような内容に対して概念分析をかけると、 たとえば下記のようになります。 ---------------------------------------------------------------- フェーズ トリガー アクション ---------------------------------------------------------------- 入室 (1)面接室のドアをノック (2)「お入りください」 (3)「失礼します」と一言 (4)入室します 挨拶 (5)一礼 (6)「○○と申します」 (7)「よろしくお願いします」 着席 (8)「おかけください」 (9)一礼 (10)着席します ---------------------------------------------------------------- ↑この表のどこが「概念分析の成果物」かというと、カギになるのは フェーズ トリガー アクション の3語と、「フェーズ」欄の 入室 挨拶 着席 の3語です。これら合計6つの単語が概念分析の成果物です。 要するに、 元の「入室時の注意事項」という文章は、 入室・挨拶・着席という流れの中で、 何をトリガーにどんなアクションをとればよいかを説明している ということを読み取るのが「概念分析」の活動なわけです。 これをきちんとやっておくと、人に複雑な知識を教えるのが非常に楽に なります。 ところがそれは簡単ではありません。概念分析をやっていると、たとえば 「フェーズ・トリガー・アクション」のように、元の文章には出てこない 用語が必要になることが多いのですが、適切な用語に自力で気がつくのは なかなか難しいものです。 そのため、これをハッキリ意識して徹底的にやっているケースが非常に 少ないのです。しかし、人にものを教えるためにはこれが不可欠です。 やらなければなりません。 そこで私は今年の初めぐらいからこの作業に「概念(構造)分析」という 名前をつけ、 概念分析が重要だ! 概念分析が重要だ! 概念分析が重要だ! 概念分析が重要だ! とアピールするようになりました。 その結果、冒頭に書いたように「印象に残ったキーワード1位」に概念分析 が登場するようになりました。 すばらしい。実〜に良いことです。 そんなふうにヨシヨシと思っていたところ、セミナーの受講生のコメントに こんなものもありました。 概念構造分析”について、簡単な例題で受講生に分析させてみる ほうが良いと思います。開米さんは頭の中で概念構造分析を行って いるとのことでしたが、それは経験がなせる技ではないでしょうか ・・・確かに、そうなんですよね。概念分析が出来るようになるために は、実際やってみる他はありません。ただ、最初から全部自力でやるの は難しいのも事実です。私のようなアドバイザーが脇にいる環境でやる のが望ましいわけです。 そうだよなあ、と思ってさらにコメントに目を通していたところ、 今度は是非、より少人数でプレゼン教育をして採点して下さい。 という一言が目にとまりました。 少人数。 実は私も少人数でやりたいと思っていたのです。個人個人の課題を 持ち寄っての概念分析をとことん行うには、3,4人程度の少人数の ほうがいいのは間違いありません。 といってもセミナービジネスとしては成立しにくいのでどうしようか、 と悩めるところではありましたが、その後いろいろと考えた結果、当面 これはビジネスではなく「有志による勉強会」というスタイルで行う ほうが何かとメリットがありそうなので、その方向で検討中です。 ざっと概要を書いておきますと、 新年1月から、月2〜3回のペースで 都内または横浜市内で、平日夜または土曜・日曜、2時間程度を使い、 参加者各自が持ち寄った課題に対して、よってたかって概念分析をする。 というような勉強会を考えています。 あくまで勉強会ですので費用は会場代程度(ファミレスだったら千円 行かないぐらいですね(^^ゞ)、ただし一度に3〜4人が限度。 開米も講師というよりは主催者・兼・一緒に考えるアドバイザーという 位置づけで行うことになると思います。 具体的な日程や募集方法等はこれから詰めるところですので、次号を 楽しみにしていてください。 今後ともよろしくお願いいたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【編集後記】いやいや寒くなってまいりました みなさん、インフルエンザにはくれぐれもご注意ください。 と言いつつ私は原付に乗って卓球をしに行ってきます。うー、寒。 ところで本日はこんなお知らせも。私もゲストで行くイベントです。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ★ 出版・連載の夢実現セミナー ★ 開米と共著で「ITの専門知識を素人に教える技」を書いてくれた森川滋之 さんが今とっても元気なのです。 そりゃま、去年から現在にかけて、出版関係の企画で 単行本企画5件 雑誌連載企画2件+1件 出版社主催イベントでの講演企画1件 と立て続けに連勝してれば元気が出るのも当然かもしれませんが(^^ゞ そんな森川さんが、出版を通じて自分のブランド力を向上させたいという 方のために、「出版・連載の夢実現セミナー」を開くというので、該当 する方はぜひご参加くださいませ。 ご案内ページはこちら↓ http://www.itbt.biz/event/20090116_Writing.html 日時 2009年1月16日(金) 19:00〜21:00 ※開場18:30 場所 江東区産業会館第2会議室 確かに、本を出していると信用力を上げる効果は相当にあります。 特に有名出版社だとその効果は高いですが、そのためには「良い企画を 立てる」というハードルをクリアしなくてはなりません。 その点森川さんは技術評論社、日経BP社、ITMediaと、その壁をいくつも 超えてきた方ですので、企画書の書き方を語るのにも説得力があるという ものです(^_^) なお、この日は開米もゲストでお邪魔する予定です。皆様とお会いできる ことを楽しみにしています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <Yahoo! オンビジネス にて 「企業と人材」コラム公開中> http://column.onbiz.yahoo.co.jp/ny?m=kj 開米への研修、原稿のご依頼等についてのお問い合わせ方法は 下記ページをご覧ください http://ideacraft.jp/mt/2005/12/contactinfo.html ★☆★☆ ===================================================================== メールマガジン 読み書き図解力を鍛え直すマガジン 発行者E-mail infox の後に ideacraft.jp 発行者Web: http://ideacraft.jp/ 講演・原稿等のご依頼、社員教育のお問い合わせは http://ideacraft.jp/mt/2005/12/contactinfo.html ===================================================================== ☆★☆★ -------------------------------------------------------------------- このメールマガジンは、以下のメルマガ発行サービスにて発行しています。 まぐまぐ ( http://www.mag2.com/ ID=114516 ) メールマガジンの登録と解除は以下ページでどうぞ。 http://www.mag2.com/m/0000114516.html --------------------------------------------------------------------


