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2009/09/09

週刊アラブマガジン Vol.266 2009.09.09発行

Vol.266 2009.09.09発行

     ◆◇◆ 『週刊アラブマガジン』 ◆◇◆

【今週の目次】

1.ラマダーンの習慣(上)
2.学校図書館の重要性(上)
3.商業的目的からのアラビア語学習(上)




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     ラマダーンの習慣(上)

 聖ラマダーン月には、夜になると隣人や親戚をしばしば訪問したり、親族全員で
イフタール(断食明けの食事)を囲んだりする習慣があります。それはアラブの
家族特有の習慣です。またムスリム同士の兄弟愛を反映する素晴らしい習慣の1つ
に、同じ地域や同じ通りに住む親族や隣人たちの間で、食べ物や料理を交換し合う
習慣があります。そうすることによって彼らの食卓は、金持ちも貧乏人も区別なく、
みなさまざまな種類の食べ物が並ぶ完全な食卓となるのです。ラマダーン月は慈悲の
月であり、恵みの月です。すべての者が断食明けの食事に恵まれるために、
ラマダーン月には貧しい人たちへの思いやりの気持ちが人々の心の中により一層
生まれます。それは愛情と、同胞たちへ惜しみなく差し出す気持ちが混ざり合った
気持ちなのです。
 「ムサッヒラーティー(*訳注:太鼓を叩いて地区の人々を起こして回る人)」
は夜の終わり、イムサーク(*訳注:サフール、つまり断食前の朝食を食べ終わる
べき時刻)の1時間前からその役目を始めます。ムサッヒラーティーは手に抱えた
小さな太鼓を叩きながらあちこちの通りを歩き、イムサークまでの時間がなく
ならないよう、人々に早く起きてサフールを取るよう呼びかけるのです。
 アラブ世界のほとんどのモスクが、ラマダーン中、人々にイフタールの食事を
提供します。それは人々の寄付によるものであり、「イフタール・テント」と
呼ばれています。(つづく)



             執筆:ヌーラ・ビント・ムハンマド・アルジール
                      テンプル大学大学院修士課程

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      学校図書館の重要性(上)

 図書館は人間の文化的個性を構築し、思考を育て、優れた思想や対話を通して知力や
芸術、学力を発展させる総合文化機関です。

*学校図書館とは?
 学校図書館は学生や学習者たちに読書や学習の習慣をつけさせるのを目的とした教育
センターです。そして、書籍や参考書や視聴覚教材を収集することや、それを目録作成
や分類といった専門手法でシステム化すること、そしてそれについて告知すること、
必要な図書資料が容易に見つかるようにすること、館内外への貸出サービスによって
内外で図書資料を活用することなどを通して、その目的は実現するのです。

*司書とは?
 司書は図書館情報学分野における専門家で、理論的教育と実践的訓練によって充分な
能力を備えています。それにより、学生や教師やさまざまなレベルのさまざまな教育的・
文化的専門分野の研究者たちを助け、常により良くより新しい形で彼らを指導すること
ができるのです。

*学校図書館の目的
 学校図書館の主な目的は以下のようなものです。
1.カリキュラムの要求や学生の必要に沿った視聴覚図書資料の充実
2.教育的指導
 学校図書館の目的の1つは、学生を必要なものへと導くことであり、学生を正しい
方向へと導くことであり、また教師が学生に命じる教育計画を学生が認識するよう導く
ことです。
3.学術研究の技術を育成すること。
 学生に図書資料の利用方法を教えることによって彼らの学術研究の技術を育成します。
学生たちは図書館で辞書や辞典、さまざまな知識に関する図書資料を利用する経験を
重ねていきます。
4.関心を育てる。
 学生が有益な望みや趣味を持つのを助けます。
5.美意識や芸術センスを育てる。
 図書館は多くの場合、美しい色彩の内観を持っています。そして書籍も豊かな色彩で
装飾されており、図書館の壁にはよく芸術写真が飾られています。これらのものは快適な
空間を創り出し、学生たちの感情に呼びかけて彼らの図書館への愛着を強めます。
6.異なるさまざまな種類の図書資料を使用することにより、恒久的な文化を奨励します。
7.図書館は学生たちに社会的な礼節や良い習慣を身につけさせ、民主的な生活を奨励
します。図書館は学生たちにテーマ研究への参加といった集団協力的な作業の機会を
提供しますし、また学生たちは図書館で他者のものを大切にすることや、他者の気持ちを
尊重すること、そして図書館内では静粛にすることなどに慣れていきます。
8.教師や学校の管理職員との協力。学生たちにさまざまな活動の機会を提供する教育付属
機関として、図書館は学習の現場となりました。(つづく)



              執筆:アブドゥルワッハーブ・アッダンマーク
                    アラブ イスラーム学院図書館長


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      商業的目的からのアラビア語学習(上)


 先進国の日本は、世界第2位の経済大国として、文明国として知られている。歴史上、
隣接する中国や韓国と古くから貿易関係にあり、また、インドや中国を経由してアラブ
人と貿易関係を持っていた。現在では、日本は様々な分野の工業技術で名高いので、
アラブと日本との間に密接な貿易関係が確立されている。更に、アラブ諸国と日本の
経済活動をいっそう促進するために、日本人にとってはアラビア語学習が必要となる。
東西を繋ぐアラブ諸国の地理的に重要な地位は、アラブ人と他国間の貿易に大きな影響
を与えている。
アラビア語を学習している日本人は、アラブ諸国と他の諸国間の取引の規模について
知ることができるし、直接アラブ人とアラビア語で接することで自らの事業の規模を
拡大することができるのである。(つづく)



                 執筆:Dr. ハサン・ムハンマド・ドーカ
                      アラブ イスラーム学院講師


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■アラブ イスラーム学院
http://www.aii-t.org
■アラビア語カフェ
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■イスラーム広場
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■サウジ記念館
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