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イタリア食材直輸入の店「ピアッティ」店長が暮らしたイタリア・シチリア島について、食材の話・簡単レシピ・人々の暮らし・買付道中記を展開!

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2009/08/30

■私のシチリア■ Numero 320(2009年08月30日発行)

■私のシチリア■ Numero 320(2009年08月30日発行)

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目次

  1.実店舗に向けて3
 2.生産者達との出会い、そして彼ら同士のつながり
 3パルミジャーノ、カットしました!
 4.編集後記

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 Ciao,come state?

 ようこそ「私のシチリア」へ!
 イタリア食材直輸入の店「ピアッティ」店長の岡田幸司です。
 毎週日曜の朝は、少しイタリアな
 気分に浸ってみませんか?
 では、本文へ andiamo!(アンディアモ:レッツゴー!)
 おっと、シチリア弁でamninni!(アムニンニ!)

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■1.実店舗に向けて3■
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 この一週間の動きとして、保健所にてついに営業許可申請を行い、お金を
 払い込む段取りとなりました。

 同時進行で区の建築課や所轄の消防署への質疑等々も行い、段々図面が
 それらしくなってきた感があります。

 不動産屋さんや大家さんにも連絡を入れ、進捗状況の報告なども行い
 いよいよ今週明けに本契約を交わす段取りです。

 はぁ・・・ドキドキでございます。
 
 小さな販売スペースですが、私にとっては大きな挑戦です。
 コストもそれなりにかかる事ですので不安と言えば不安です。
 が、後ろを向いてもきりが無いので前を見て進むのみかと奮い立たせている
 といった感じ・・・いや実際はその両方をいったり来たりの揺れる心模様
 というのが正直なところです。いやはや情けない。

 で、商品を販売するお店ですから、
 ・プロシュットのヴァリエーション追加
 ・サラミ類の新規追加
 ・チーズもいくつか追加
 ・ドライイチジクも新規追加
 ・水も欲しいし...ecc

 っという事で今はあちこち商談を始めているところです。
 今まで、あちこちと催事等の出張販売をさせていただいたお陰で培った
 ネットワークがここにきて生かされつつあるのです。

 はぁ、外に出て良かった。

 実店舗の良いところは、私が直接お客様にダイレクトにご説明できる事が
 最大のポイントになると思います。
 手作りの小さな生産者達の商品は、それぞれに使い方や保存の仕方など
 知ってしまえばそれほど大した事ではないのですが、やっぱり面と向かって
 ご説明させていただく方がお互いに安心する所がありますので、そういう
 意味においても直接販売のメリットが大いにあると思っています。

 それから、試食もですね。
 切りたてのハムやチーズの良さをより身近に知っていただけるのも大きな
 メリットです。

 いろいろなご提案が出来る場所として利用していきたいと思っていますので
 これからどんどん露になる実店舗へいろいろなご意見を頂戴できれば幸いと
 存じます。
 

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■2.生産者達との出会い、そして彼ら同士のつながり■
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 PIATTIはご存知のように一人でやっている小さなネットショップです。
 なのでなかなか一度に大きく広げる事はできませんが、少しずつ歩いては
 直接生産者と話をしながらいいなぁと思う商品をこれまたちょっとずつ
 輸入しています。

 一番最初はとにかくシチリア。
 
 以前住んでいた村の近所のPaterno':パテルノのトマトのフィリッポが
 最初の一歩でした。
 
 で、彼に紹介してもらったのがFavignana:ファヴィニャーナ(島)の
 マグロ屋のオヤジ、アントニオです。

 同時期にネットを彷徨いながらサンプルを試してスタートし始めたModica:
 モディカの菓子屋、スピネッロのトニーノです。

 後にシチリアを廻る際、フィリッポにトニーノの所へ連れていってもらった
 事からコラボレーションするまでになった二人です。

 しばらくして東京でたまたまワークショップがあるという事で知人の誘いを
 受け、参加したところ通訳がいないというので急遽代役をやらされる羽目に
 なったところ、その相手がスローフード協会のシチリア支部をまとめている
 フランコで、翌年、彼に誘われて行ったErice:エーリチェでのスローフード
 協会の集まりでTrapani:トラパニの生産者組合と出会いました。

 フランコのお陰でスローフードというものに興味を持ち、その後、本拠地
 ピエモンテ州のBra':ブラに出かけ、ピエモンテもいいもんだと思い出し
 Torino:トリノの菓子屋、ア・ジョルダーノのファレッティに辿りつき、
 訪ね始めたのです。

 その後、ニューヨークで行われた菓子の祭典でトニーノとファレッティが
 出会ったとの事。互いに刺激しあっているようです。

 で、またシチリアに戻って、トマトのフィリッポが自身の商品に使っていき
 たいと言い始めたのがSciacca:シャッカのフラントイオ、ビチェーノの
 ヴィンチェンツォです。
 
 高いクオリティと好みの風味でしたので、これを私も扱い始めると同時に
 フィリッポの新商品として企画した“セミドライ・チェリートマトの
 オリーブオイル漬け”にも使うようになったのです。

 PIATTI創業してまもなくの頃に北村先生にお会いできた事も私にとって
 大変有難い事です。先生のパルマへのツアーに参加の際に訪ねたのが
 プロシュット・ディ・パルマのサン・ニコラ社であり、パルミジャーノ・
 レッジャーノのヴェルティネッリ社、ニコラです。

 このうち、サン・ニコラ社のプロシュットはほどなく日本での取引先が
 決まった事もあって、そこから購入する事ができました。

 一方、パルミジャーノについては出会ってからしばらくしてミッレジマート
 というスペシャルヴァージョンを始めたという事を聞いていましたが日本で
 まだ輸入が始まってなかった事と、私自身の取扱量がまだまだだったので
 躊躇していたのですが、どんどんクオリティも安定し、ニコラからも再三
 せっつかれていたこともあって、ようやく今年になって私の方も準備が
 整ったかなぁと思い、直輸入に踏み切ったのです。

 彼らはいつもFOODEX等のイベントでスペースを同じくする同胞みたいなもの
 ですから横のつながりもいろいろありますし、直接いろいろな事が確認できる
 状況にあるという事は大きなメリットですね。

 またオリーブオイル、ゴッチョドーロ。
 たまたま送られてきたサンプルを試す事ができ、クオリティとコストの
 バランスが素晴らしかったので気に入りコンタクトを取ってみると、
 丁度私が名古屋の催事に出かけている頃に香港まで来ていたので、じゃあと
 ばかりに名古屋の空港で出会うこととし、コーヒーショップで延々6時間も
 話しこんで取引に至りました。

 バルサミコ酢については、12年熟成のTradizionale:トラディツィオナーレ
 は勿論良いのだけれど、もう少し熟成が若くても良いからカラメル等の
 混ぜ物の無い純粋なもので、かつそれほど大きくない生産者のものがあれば
 ・・・などという事を述べていたところ、北村先生にひとつ良いのがあると
 教えていただき、連れて行ってもらったのです。
 
 で、行って試して、即決まり、みたいな感じで一目ぼれしたのでした。
 それがModena:モデナのバルサミコ酢生産者、ダヴィデです。
 彼の所へは何度か足を運んでいますが、先だってパルミジャーノのニコラ
 に連れて行ってもらったのがご縁で知り合いになったようです。
 
 イタリアの場合、良く生産者の紹介という場面に出くわします。
 それなりの生産者はそれなりのネットワークを持っているなぁと思いますが
 必ずしも自分の好みではない事もありますので、試して話して・・・を
 繰り返すうちに、何かこう、シックリいくような生産者に出会っていくのか
 なぁと感じています。 

 登場人物が多くてしかもカタカナという読み難くなってしまいましたが
 こんな風にして出合った生産者達とは何かしらの“縁”を感じていますし
 私のような小さなインポーターでも気持ちよく相手をしてくれる事に感謝
 しています。

 PIATTIの商品をご用命下さったお客様にお気に召していただければ私自身
 大変うれしくありがたいのと同時に、彼ら生産者もそれを聞いたらきっと
 喜ぶに違いないなぁといつも思っています。

 私がしょっちゅうメールや電話、直接行って話す事のなかには、こうした
 お客様のご感想も多いのです。意見を交わしながら、彼ら生産者もまた
 もっと上を目指しているのだと思います。

 イタリアも日本も流れ行く時代、というものをヒシヒシと感じていますので
 そんな中であれこれと考え、感じながらこの仕事に向き合っていきたいと
 思っています。
 
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■3.パルミジャーノ、カットしました■
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 恒例のパルミジャーノ・レッジャーノ・ミッレジマート、カットしました!
 今回のカットは8/29(土)です。

 なお、サイトにアップしている以外に、カットのご要望につきましても
 喜んで承りますので、どうぞお気軽にお申し付け下さいませ。
  → http://www.piatti.jp/merce/merce_parmigiano.htm

 メールやFAXに、以下の文面をコピーして貼り付けてくださいね!

 ・ご希望の大きさ     :   gくらい 
  ※握りこぶし大で約200g程度をイメージしていただくとわかり易いかと。

 ・ご希望の数       : 個
 ・ご依頼者様のお名前 :
 ・ご依頼者様のご住所 :〒  
 
 ・ご依頼者様のお電話 :
 ・ご依頼者様のメールアドレス :


 以下、ご依頼者様と同じでしたら記入不要です。 
 ・お届け先のお名前  :
 ・お届け先のご住所  :〒

 ・お届け先のお電話  :


 ・ご希望配達日時    :
  ※毎回手切りでご用意しておりますので、お届けにつきましては
   が3、4日の余裕を持ってご注文下さいませ。

 ・お支払い方法    :1.郵便振替
             2.代金引換
             3.銀行振込
 ・その他ご希望    :

 ご連絡先はコチラです → info@piatti.jp

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■4.編集後記■
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 夏場のトマト収穫ぎりぎりまで待って飛行機に乗せ、それを秋の催事に
 間に合わせる。その為の生産者から税関でのやりとりまで気を抜けない日が
 続くので胃の痛くなる季節です。

 なのに、今年はそれに加えて実店舗の準備が重なっています。
 実店舗はいつもとは違う、初めてならではの緊張感が伴い、いやはやホント
 我ながら大丈夫かしらん?!と思ったりもしますが、きっちり食べたり
 しっかり寝たりしている事に加え、ウォーキングのお陰か気分転換も
 出来ていたりするので、まぁ何とかなるでしょう。

 あれこれと浮かんでは消えて(忘れて?!)いく“やらねばならぬ”事柄も
 慌てずに一つ一つ潰していこうと思っています。

 「私のシチリア」は毎週日曜の朝にお目にかかれるように頑張りますので、
 よろしくご愛読くださいませ!

 Ci vediamo alla prossima domenica.

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 発行者  :岡田幸司
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