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2009/10/09

中国週報メールマガジン 第387号

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中国週報(第387号)□□□□□□□□□□□□□□□□□□2009.10. 9発行
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      ○発行元:中国通信社 ○協力:日本僑報社
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■目次■

☆特集1☆北京で盛大な国慶節祝賀レセプション 温家宝首相があいさつ

☆特集2☆北京で新中国成立60周年祝賀大会

■中国政治■
◇国防政策の防御性は変わらず 軍事専門家陳舟氏語る
新華社、閲兵式参加の中国軍機紹介

■中国経済■
◇一次エネルギーに占める新エネ・再生可能エネの割合9%に
◇中国で新エネルギー・シェールガスの開発正式始動

■社会・文化・科学・スポーツ■
◇中国都市の生活ごみ年間1.5億トン
◇中国の公認会計士は15.5万人
◇新疆トルファンのベゼクリク千仏洞で 初めて地画を発見
◇CO2回収貯留技術テストへ 神華集団が米大学と協力協定

■中日関係■
◇崔天凱駐日大使、岡田克也日本外相と会見

■中国外交■
◇温家宝首相、金正日朝鮮労働党総書記と会談

◆編集後記◆



★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★★★

☆特集1☆北京で盛大な国慶節祝賀レセプション 温家宝首相があいさつ

 国務院は9月30日夜、人民大会堂で盛大な国慶節(建国記念日)祝賀レセプショ
ンを催し、中華人民共和国成立60周年を祝った。胡錦涛、江沢民、呉邦国、温家
宝、賈慶林、李長春、習近平、李克強、賀国強、周永康氏ら党と国家の指導者が内
外の4000人余りと一堂に会し、この良き日を共に祝った。

 人民大会堂宴会ホールは提灯や紅白の幕が飾られ、めでたい気分がみなぎって
いた。演壇の上方に国章が掲げられ、「1949―2009」の大きな文字が輝き、10本
の鮮やかな赤旗が両側に並べられていた。ホール内は花々が置かれ、荘重、熱烈、
和やかな光景に包まれていた。

 夜6時すぎ、軽快な「迎賓曲」に乗って、胡錦涛氏ら党と国家の指導者が宴会ホー
ルに入ると、盛んな拍手が起こった。

 レセプションは荘厳な国歌吹奏の中で始まった。温家宝首相が熱情あふれるあい
さつを行った。首相はまず党中央、国務院を代表し、全国の各民族人民と各界の
人々に祝日の祝いを述べ、香港・マカオ同胞、台湾同胞と海外僑胞に親しいあいさ
つを送り、レセプションに出席した各国の友人と中国の近代化に関心と支持を寄せ
ている世界の友人に心から感謝した。

 温家宝首相はさらに、次のように述べた。

▽1949年10月1日、中華人民共和国が成立を宣言し、中国の歴史の新しい時代
が開かれた。立ち上がった中国人民は、自らの運命を握り、共和国の歴史をつくって
いる。この60年間、中国共産党が全国の各民族人民を指導し、団結奮闘と刻苦創
業によって、中華の大地に一大変化が起きた。国の経済力と総合国力は大きく強ま
り、人民生活は著しく改善され、社会の文明化が大幅に進み、国際的地位がかつて
なく高まった。波瀾に富む歴史の変遷、天地を覆すような社会の進歩は一人一人の
中華の息子・娘を勇気づけている。われわれは祖国が日増しに強大になり、活気に
あふれ栄えていることを大いに誇りに思っている。

▽この60年間、中国人民は毛沢東思想、トウ小平(トウ=登+おおざと)理論と「三
つの代表」(先進的生産力発展の要請、先進的文化の前進方向、最も広範な人民の
根本的利益を代表すること)の重要思想の導きの下に、思想解放、実事求是(事実
に基づいて真理を求める、実際に即して物事を進める意)によって、中国の国情に合
った社会主義近代化の道を成功裏に模索した。改革・開放がなければ、中国の特色
ある社会主義はなく、中国の特色ある社会主義がなければ、今日の中国の繁栄と進
歩はなかった。中国の特色ある社会主義はわれわれが勝利のうちに前進するのを
導く旗印である。60年の輝かしい成果は、偉大な中国人民の功績で、偉大な中国共
産党の功績で、生気と活力に満ちた中国の特色ある社会主義の功績である。

▽60年の経験が教えているように、社会主義の初級段階全体を通じて、つねに経
済建設を中心にし、改革・開放を原動力にして、社会主義の経済、政治、文化、社会
各建設とエコ文明建設を全面的に進めなければならない。経済体制改革、政治体制
改革とその他の分野の改革を通じて、すべての人民の積極性、能動性と創造性を十
分に発揮させ、社会の公平・正義を実現し、国家全体を活力にみなぎらせなければ
ならない。社会主義的民主主義を発揚し、社会主義の法秩序を整え、法治を堅持
し、国家の長期安定を実現しなければならない。党建設を強化、改善し、反腐敗闘争
を深く繰り広げ、党および政府と人民大衆の血肉のつながりを密にしなければならな
い。

▽今年に入って、世界経済は全世紀の大不況以降最も厳しい挑戦を受けており、わ
が国経済も大きな衝撃を受けた。われわれは自信をもち、落ち着いて対応し、適時
果断に正しい政策・措置をとって、経済成長率の落ち込みをうまく食い止めた。われ
われはマクロ経済政策の連続性と安定性を維持し、マクロコントロールの的確性、有
効性と持続可能性を強めて、経済の安定した比較的速い発展を実現するとともに、
世界経済の持続可能な回復に貢献する。

▽国家の安定、民族の団結、社会の調和は諸事業の健全な発展の確かな保証であ
る。われわれは揺るぎなく社会の安定を守り、人民大衆の根本的利益を守る。揺るぎ
なく民族区域自治制度と国の民族宗教政策を堅持し、平等・団結・互助・調和に基
づく社会主義の民族関係を強固にし、発展させる。

▽われわれは「1国2制度」の方針を断固貫き、香港、マカオの長期的繁栄・安定を
維持する。われわれは一つの中国の原則を堅持し、台湾同胞と共に、両岸関係の
平和的発展の新局面を開き、祖国の平和統一の大業を進めていく。わが国は独立
自主の平和外交政策を堅持し、終始変わらず平和的発展の道を歩み、平和が永続
し共に繁栄する調和世界の建設を推進する。

▽われわれはいま歴史の新しいスタート地点に立っている。さらに40年経つと、新
中国成立100年を迎える。その時、富強の、民主化、文明化し、調和した社会主義
の近代的国家が世界の東方に聳え立つだろう。われわれの前にある道はまだ長く、
平坦でもない。必ず謙虚で、慎み深く、驕らず、焦らない作風を保持し、必ず刻苦奮
闘の作風(姿勢、態度)を保持して、憂患意識を強め、治に居て乱を忘れず、刻苦精
励しなければならない。未来を展望するとき、われわれは冷静であり、自信をもち、
確固としている。胡錦涛同志を総書記とする党中央の周りに固く団結し、中国の特色
ある社会主義の偉大な旗印を掲げ、トウ小平理論と「三つの代表」の重要思想を導
きに、科学的発展観を深く貫き、実行に移し、一億一心、開拓・進取の精神で、中華
民族の偉大な復興の新たな1ページを記そうではないか。
(北京9月30日発新華社)


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☆特集2☆北京で新中国成立60周年祝賀大会

 中国の首都北京各界の中華人民共和国成立60周年祝賀大会が1日午前、天安
門広場で盛大に行われ、20万の軍民が盛大な閲兵式と大衆パレードで新中国の
60回目の誕生日を祝った。

 胡錦涛共産党総書記・国家主席・中央軍事委主席が部隊を観閲し、重要演説を行
った。江沢民、呉邦国、温家宝、賈慶林、李長春、習近平、李克強、賀国強、周永康
各氏が祝賀大会に出席した。

 天安門楼閣の赤い壁の中央に新中国を築いた毛沢東の大きなカラー肖像画が掲
げられ、人民英雄記念碑の前に偉大な革命の先駆者、孫中山の肖像画が掲げら
れ、記念碑の両側に設置された巨大電子スクリーンに「偉大な中華人民共和国万
歳」、「偉大な中国共産党万歳」などの標語が映し出され、ひときわ目を引いていた。

 天安門広場の空に直径5メートルの大きな赤いランタンが60本提げられ、熱気あ
ふれる喜ばしい、祝賀ムードを際立たせていた。広場の東西両側に各民族大衆が歌
い踊る様子を描いた56本の民族団結の柱が立ち、56の民族が祖国繁栄・富強の
偉大な基礎を共に支えていることを表していた。広場には色とりどりの旗が翻り、
8万人の青少年が花束を持って、美しいさまざまな模様を描き出し、広場全体が花の
世界、喜びの海と化した。

 午前9時58分、軽快な音楽が流れる中、党と国家の指導者、胡錦涛、江沢民、呉
邦国、温家宝、賈慶林、李長春、習近平、李克強、賀国強、周永康各氏が天安門楼
上の主席台に到着した。

 午前10時ちょうど、劉淇・党中央政治局委員・北京市党委書記が祝賀大会の開始
を宣言した。

 60発の礼砲が鳴り、200人の国旗護衛隊将兵が五星紅旗を守って力強い歩みで
人民英雄記念碑から広場北端の掲揚台まで進んだ。1500人編成の中国人民解放
軍合同軍楽隊が国歌を奏し、出席者全員が斉唱する中、色鮮やかな五星紅旗が掲
揚され、天安門広場の空に翻った。

 勇壮な「中国人民解放軍行進曲」が演奏され、胡錦涛主席が国産の紅旗マークの
観閲車に乗って、天安門楼閣の下を通り、金水橋を渡って、長安街に出て通りを走
り、元気に満ちた、装備の素晴らしい44の地上部隊の隊列を閲兵した。

 部隊観閲の後、胡錦涛氏は天安門楼上で重要な演説(全文別稿)を行った。

 10時37分、閲兵分列式が始まった。陸海空三軍儀仗隊の隊列が中国人民解放
軍の軍旗を護衛して最前列を進んだ。続いて軍区、軍種・兵種、武装警察部隊、総
部直属部隊および北京市民兵予備役部隊将兵の13の徒歩隊列、30の装備隊列
が天安門広場を次々に通過し、祖国と人民の観閲を受けた。

 11時10分ごろ、広場上空に轟音が響き、陸海空三軍で編成された12の空中梯
形編隊が現れ、航空機151機が低空飛行を行った。第1期女性戦闘機パイロットが
操縦する練習機梯形編隊がしんがりをつとめ、青空に美しいカラースモークを引い
た。

 11時22分、「祖国と共に奮闘前進する」をテーマにした大衆パレードが始まった。
パレードは「奮闘創業」、「改革・開放」、「世紀の跳躍」、「科学的発展」、「輝かしい成
果」、「錦綉中華」、「素晴らしい未来」の七つの部分に分かれ、36の隊列、60台の
フロート車、六つの行進式パフォーマンスで構成されていた。
パレードには各界の人々10万人が参加し、さまざまな形で、偉大な祖国に対する心
からの賛美、素晴らしい祝福を思う存分表していた。

 最後に全員青少年で編成された「素晴らしい未来」というテーマの隊列が行進し、
船舶模型「未来号」のフロート車を先頭に、子供たちが楽しいリズムにのせて、「中国
少年先鋒隊隊歌」を歌い、中国の特色ある社会主義の偉大な事業に後継者がいる
ことを表していた。

 カラー風船と花を持った5000人余りの子供たちが天安門前に集まり、祖国をたた
える歌「祖国讃歌」が広場全体を包んだ。5万個のカラー風船が空に舞い上がり、子
供たちは潮のように金水橋に押し寄せ、天安門楼上に向かって花束を振り、歓呼し、
飛び跳ねていた。

 楼上では胡錦涛、江沢民氏らの指導者が子供たちに向かってにこやかに手を振っ
ていた。楼閣の上と下で心が解け合い、広場の内外で喜びが沸き立ち、この盛大な
祝日を共に祝い、祖国の明日がより素晴らしいものになるよう共に祈った。

 12時25分、2時間25分の祝賀大会は無事終了した。
(北京10月1日発新華社)


★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★★★

■中国政治■国防政策の防御性は変わらず 軍事専門家陳舟氏語る

 「国防力がどのように変化しても、中国の国防政策の防御的性格は変わらない」、
軍事科学院の研究員で中国のこれまでの国防白書の起草に加わった陳舟氏は
1日、新華社記者の取材にこのように語り、「中国はいかなる国とも軍備競争はしな
いし、いかなる国に対しても軍事的脅威になることはない」と強調した。

 同日の閲兵式で新中国成立から60年、特に改革・開放後30年間の中国の軍隊
近代化の成果が集中的に示され、その中で各種タイプのハイテク新兵器装備が世
界の世論の高い関心を呼んでいる。

 陳舟氏は次のように指摘した。新中国が成立した時、世界に向けて自らの防御的
国防政策を宣言した。1949年に採択された「中国人民政治協商会議共同綱領」
は、国防の任務は「中国の独立と領土主権の保全を守り、中国人民の革命の成果と
すべての合法的権益を守ることである」と規定している。1954年に採択された「中
華人民共和国憲法」は、武装力の任務は「人民の革命と国家建設の成果を守り、国
の主権、領土保全、安全を守ること」と規定している。

 「総合国力は無論、軍事力がどのように変化しても、中国の国防政策の防御性は
ずっと変わらない」、陳舟氏はこう述べた。

 白書「2006年中国の国防」は科学的発展観を拠り所とし、新世紀、新段階の中国
の防御的国防政策を全面的、系統的に述べている。この政策の主要な内容は次の
ようなものだった。国の安全・統一を守り、国の発展による利益を保障する。国防と
軍隊の全面的に調和のとれた持続可能な発展を実現する。情報化を主要な指標と
する軍隊の質的整備を強化する。積極的防御の軍事戦略方針を徹底する。自衛防
御の核戦略を堅持する。国の平和的発展に有益な安全保障環境をつくる。
(北京10月1日発新華社)


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■中国政治■新華社、閲兵式参加の中国軍機紹介

 1日北京で行われた新中国成立60周年閲兵式の空中梯形編隊に参加した中国
軍機は次の通り。

 「空警-2000」=大型・全天候・マルチセンサー・高性能・多用途早期警戒・指揮
コントロール機。搭載レーダーが円盤状で、イリューシン76を改造したもの。

 「殲-7GB」=主に空軍八一パフォーマンスチームが使用。機体にスモーク装置整備。

 「空警-200」=搭載レーダーアンテナが体操競技の平行棒のような形で、小型・
全天候・マルチセンサー早期警戒機。輸送機「運-8」を改造したもの。中国に早期
警戒機の国産化能力があることを示し、「空警-2000」と共に早期警戒のシステム
と規模を形成。

 「轟-6H」=全天候・全方位の攻撃能力を備え、現在、中国のすべての戦闘機の
中で航続距離が最も長く、5000キロ余りに達する。空対地ミサイルを2発搭載で
き、発射から攻撃までわずか4分間で、精度は最高で目標の半メートル内に達する。
同時に相当数の普通航空爆弾を搭載できる。

 「轟油-6」=「轟-6」を改造した中国の第一世代空中給油機。建国50周年の閲
兵式で、その神秘のベールを脱いだ。同時に2機に空中給油でき、給油を受ける機
種は殲-8Dと殲-10。

 「殲-8D」=建国50周年の閲兵で初めて登場。空中迎撃・対地攻撃能力を備え
る。

 「殲轟-7A」=「飛豹」と呼ばれ、建国50周年の閲兵式に登場。改良型で、対艦、
対敵戦闘、戦術壱縦深目標攻撃と一定の航空戦自衛能力を備える。

 「殲-8F」=中国空軍で初めて視程外距離(BVR)空中戦闘能力を備えた国産高
空高速・全天候強襲機。制空作戦、対地強襲・遠距離機動作戦・電子対抗能力を備
えている。

 「殲-10」=よく知られている戦闘機で、制空作戦能力を備え、空中給油を受け、
航続距離と作戦半径を倍に延ばすことが可能。

 「殲-11」=空中作戦・対地攻撃能力を備えている。

 「直-8K」・「直8-KA」=「直-8K」は捜索救助用ヘリ、「直8-KA」は輸送用ヘ
リ。

 「直-9WZ」=偵察ヘリで、戦術偵察と武装ヘリ対地目標攻撃誘導の能力を備え
ている。

 「直-9WA」=武装ヘリで、対戦車・装甲車群を目標として攻撃する能力を備えて
いる。

 「教-8」=亜音速戦闘機高等練習機。操縦席前後2座の設計で、主に飛行学院
の高等練習機段階の操縦技術と戦術訓練に使用。
(北京10月1日発新華社)


★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★★★

■中国経済■一次エネルギーに占める新エネ・再生可能エネの割合9%に

 2008年の一次エネルギー構造に占める中国の石炭の割合が69%、石油と天然
ガスが22%、新エネルギーと再生可能エネルギーが9%に達した。国家統計局が
明らかにした。

 改革・開放が始まってから、特に近年、水力、原子力、風力、太陽光など新エネ、
再生可能エネ、クリーンエネルギー関連の発電事業が急速に発展し、エネルギー構
造が絶えず改善されている。

 中国は水力資源に恵まれており、埋蔵量と開発可能資源が世界一にランクされて
いる。2008年の水力発電設備容量は1億7000万キロワット(kW)、年間発電量は
2兆7793億キロワット時(kW時)で、世界一にランクされた。一次エネルギーに占
める水力発電の割合は新中国建国時の1%足らずから7.4%に増えている。

 原子力発電事業も大きな進展をみせている。2008年までに浙江省の秦山、広東
省の大亜湾、江蘇省の田湾に原子力発電基地が完成しており、すでに稼動している
原発の設備容量は885万kW、年間発電量は684億kW時に達している。
(北京10月2日発新華社)


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■中国経済■中国で新エネルギー・シェールガスの開発正式始動

 国土資源部はこのほど、重慶市キ(基の土を糸に代える)江県で、中国初のシェール
ガス資源の探査プロジェクトを始動させた。中国が米国、カナダに続いて、この新エネ
ルギーの探鉱開発を開始したことを示している。

 国土資源部は、国のエネルギー探鉱戦略上、シェールガス資源の開発・利用に大
きな関心を寄せているという。2004年には国土資源部油・ガス資源戦略研究センタ
ー、中国地質大学(北京)がシェールガス資源の研究作業を開始した。その後湖南、
四川など8省・直轄市の鉱床生成条件の対比を経て、重慶市の渝南、東南地区にカ
ンブリア紀前期、シルル紀前期、二畳紀中期の三つの地層が広く分布し、少なから
ぬ地方で大規模なシェールガス形成の可能性があることが確認された。そのうち重
慶のキ江、万盛、南川、武隆、彭水、西陽、秀山と巫渓などの区・県がシェールガス
資源の最も有利な鉱床生成区・帯であるとの判断から、最初の実地調査作業の目
標区に決まった。

 シェールガスは、本体は暗色シェールあるいは高炭素シェール中にあり、吸着ある
いは遊離状態を主な存在方式として集積している天然ガス。新エネルギーの一つ
で、通常エネルギーの天然ガスの潜在的な代替エネルギーになるとともに、クリーン
な環境保護エネルギーでもある。
(北京10月5日発新華社)


★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★★★

■社会文化■中国都市の生活ごみ年間1.5億トン

 現在、中国都市の生活ごみの年間発生量は1億5000万トン前後にほぼ安定して
いる。住宅・都市農村建設省が先ごろ明らかにした。

 同省責任者の説明によると、中国の都市では生活ごみの清掃、収集、運搬システ
ムがほぼ形成され、機械化水準も大幅に向上している。ごみの収集運搬方法は以
前の開放型収集運搬から、密閉型収集運搬にほぼ転換し、小型車両による直接収
集運搬から中継所で圧縮した後、大型車両が高効率で輸送運搬するように変わって
いる。圧縮型ごみ収集運搬車が広く使用され、都市生活ごみの収集運搬の機械化
レベルはたえず上がっている。

 2008年末、全国の環境衛生部門の従業者数は110万人前後に達し、環境衛生・
清掃・運搬車両総数は7万6400台と、2000年に比べて60%増えた。08年の都
市生活ごみの清掃運搬量は1億5500万トン、県都と行政鎮の生活ごみは約7000
万トンで、全国都市部(都市・鎮)の生活ごみ総発生量は2億2000万トンに達した。
(北京10月4日発新華社)


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■社会文化■中国の公認会計士は15.5万人

 中国公認会計士協会の陳毓圭秘書長はこのほど、現在中国の公認会計士は15
万5000人に達し、業界の全従業者は30万人に近いと説明した。内訳は開業公認
会計士が8万5000人、非開業会員が7万人余り。

 現在、中国では300余りの大学に会計専門課程が開設されており、23の大学が
公認会計士専門コースを開いている。1991年に公認会計士の全国統一試験が実
施されてからこれまで、延べ700万人が受験している。

 「協会は対外交流と協力の強化を重視し、公認会計士業界の国際実務に積極的
に参加し、アジア太平洋会計士連盟(CAPA)と国際会計士連盟(IFAC)に相次いで
加盟するとともに、30余りの国・地域の50余りの会計士職業組織と往来、協力関係
を結んでいる」、陳氏はこのように述べた。

 すでに20余りの事務所が国際ネットワークに加盟し、40余りの事務所が海外(域
外)業務に携わっている。2008年末現在、12の事務所が海外に22の出先機関を
設けている。
(北京10月3日発新華社)


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■社会文化■新疆トルファンのベゼクリク千仏洞で 初めて地画を発見

 中国の考古専門家が最近、仏教壁画で知られる新疆ウイグル自治区トルファン
(吐魯番)のベゼクリク(柏孜克里克)千仏洞で数百年前に創作された地画を初めて
発見した。

 地画の内容は水の中で楽しそうに遊ぶ2人の子供で、当時高昌で暮らしていた回
鶻(ウイグル族の祖先)住民の日常の暮らしを描いたもの。この地画は新疆ウイグル
自治区考古研究所の考古専門家とスタッフが千仏洞崖体の危険箇所の補強工事を
行っていたときに発見した。

 今回の考古発掘の責任者である新疆ウイグル自治区考古研究所の呉勇・副研究
員は次のように説明している。この「童子戯水図」は崖体が崩れた洞窟の中で発見さ
れたものだ。宋元時代の地画は数百年前のものだが、トルファンの気候が乾燥して
いるために、また崩落した泥土に保護されていたために、当時のままの色が残って
おり、線もはっきりと判別できる。

 ベゼクリク千仏洞で地画が発見されるのは初めてのことで、庶民の暮らしを描いた
人物画など、いろいろな内容の壁画も発見されている。仏教壁画で知られるベゼクリ
ク千仏洞で、このような内容の壁画が発見されるのも非常に珍しい。
(ウルムチ10月3日発新華社)


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■社会文化■CO2回収貯留技術テストへ 神華集団が米大学と協力協定

 中国最大の石炭企業―神華集団有限責任公司(神華集団)は27日、青島で米国
ウエストバージニア大学と「石炭直接液化における二酸化炭素回収・貯留 (CCS)
技術協力に関する協定」に調印した。これは神華集団がすでにCCSという二酸化炭
素削減の高レベル技術の領域に参入したことを意味している。

 双方は、青島で開催されている第4回中米エネルギー政策対話会議でこの取り決
めに調印した。両調印者の一方、神華集団の呉秀章副技師長によれば、中米両国
政府の支持のもと、神華集団は昨年からウエストバージニア大学と共同でCCSのプ
レ事業化調査(FS)作業に取り組んできた。今回調印された取り決めはプレFSを基
礎に、FS作業を逐次展開するもの。

 FS段階において、双方は毎年10万トンの二酸化炭素を回収・貯蔵する先導的パ
イロットプラントを共同で設立する。同プラントは神華集団の内蒙古オルドス市にある
石炭直接液化パイロットプラントに付帯するもので、石炭から石油を造る過程で排出
される二酸化炭素を大幅に削減する。呉秀章氏は、当集団としては来年末あるいは
再来年初めに二酸化炭素の地下貯留テストに正式に取り組む計画であると語った。
(青島9月27日発新華社)


★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★★★

■中日関係■崔天凱駐日大使、岡田克也日本外相と会見

 崔天凱駐日中国大使は6日、日本の岡田克也外相と会見した。双方は最近の中
日関係などについて意見を交換した。

 崔大使は次のように述べた。胡錦涛主席と鳩山由紀夫首相は先ごろ、ニューヨー
クで初めて会談し、成功を収め、日本の新政権発足後の中日関係の安定した移行と
好スタートの円滑な実現を促した。中国は日本と共に努力し、引き続き戦略的互恵
関係を全面的に深め、推進することを願っている。

 岡田外相は最近の中日関係の新たな進展を前向きに評価し、日本の新政権は対
中関係の発展を重視しており、中国との交流を強化し、相互信頼を増進し、引き続き
戦略的互恵関係を構築することを願っていると表明した。

 双方は、今月10日に北京で行われる第2回中日韓首脳会議を成功させるため共
に努力し、3カ国の協力を一層強化することを一致して表明した。
(東京10月6日発新華社)


★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★★★

■中国外交■温家宝首相、金正日朝鮮労働党総書記と会談

 温家宝中国共産党中央政治局常務委員・首相は5日平壌で、金正日朝鮮労働党
総書記・国防委員会委員長と会談した。双方は中朝関係と朝鮮半島の非核化推進
について重要な共通認識を得た。

 温首相は金総書記に胡錦涛中国共産党総書記・国家主席からのあいさつと祝福
を伝えた後、次のように述べた。中朝の友誼と友好協力関係は容易に得られたもの
ではなく、双方の数世代にわたる共同の努力のたまもので、両国の古い世代の指導
者が心血を注いでおり、両国人民の願いにかなうものだ。今の姿から昔を思い起こ
し、先人の仕事を受け継ぎ、未来を切り開くという。われわれは必ず中朝の友好を
子々孫々伝えていかなければならず、それは歴史と先輩たちを尊重することで、将
来と子孫に責任を負うことでもある。中国は朝鮮とともに、ハイレベルでの往来を維
持し、実務協力を深め、重大な問題における意思疎通と協調を強め、中朝の善隣友
好協力関係をたえず前進させることを願っている。

 金正日総書記は、温首相に胡錦涛主席へのあいさつを託した後、次のように述べ
た。温家宝首相が朝中国交樹立60周年と中朝友好年にあたって朝鮮を公式友好訪
問したことは、中国の党と政府が中朝関係を重視していることの現れだ。双方の関
係祝賀行事は大成功で、朝中の伝統的友誼が深まった。朝鮮は中国と共に努力し
て、朝中友好の協力関係を絶えず打ち固め、強化することを願っている。

 金総書記は次のように述べた。半島の非核化実現は金日成主席の遺訓であり、半
島の非核化実現に力を尽くすという朝鮮の目標は変わっていない。朝米の二国間会
談を通じて、朝米間の敵対関係を平和的な関係に変えなければならない。われわれ
は朝米会談の状況をみて、6カ国協議を含む多国間協議を行う用意がある。

 温家宝首相は、朝鮮が半島非核化の目標を堅持し、6カ国協議を含む多国間対話
による目標実現を堅持していることを称賛した。そしてわれわれは朝鮮および関係
各国と共に努力し、半島の非核化実現、北東アジア地域の平和、安定、発展の維持
に積極的に貢献する用意があると表明した。
(平壌10月5日発新華社)



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■□     ◇編集後記◇
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 先週は、国慶節関連の記事翻訳に追われ、月刊「中国情勢」の締め切りにもあた
り、メルマガは休ませてもらいました。

 今週は国慶節前夜のレセプションと天安門広場での祝賀大会を特集でとりあげま
した。江沢民、朱鎔基両氏はじめ、前の指導者も出席しています。胡錦涛、温家宝演
説は月刊「中国情勢」に全文を載せましたので、詳しいことをお知りになりたい方は、
ぜひ10月号をご利用下さい。

 温家宝、金正日会談は新華社記事の全訳です。

 中国は10月1日から8日まで大型連休で、ニュースの閑散な時期でもありました。


▼月刊『中国情勢』10月号発売中!

◆◇◆―――――――――17期4中総―――――――――――◆◇◆

○17期4中総、9月15~18日開催 党中央政治局会議で決定
○中国共産党17期4中総閉幕
○中国共産党第17期中央委員会第4回総会コミュニケ
○永遠に人民の信頼と期待に背かず 人民日報、17期4中総閉会で社説
○中国の焦点:治に居て乱を忘れず
    ―自らの建設を強化し、新たな挑戦を迎える中国共産党
○時代は「開かれた」党建設呼びかけ 17期4中総展望
○中国共産党第17期中央規律検査委第4回総会コミュニケ

―――――――――――――――――――――――――――――――
【国務院常務会議より】

○秋冬の新型インフル予防抑制を検討・手配 国務院常務会議
○「中部地区台頭促進計画」を原則採択 国務院常務会議
○国慶節期間中の諸業務を手配 国務院常務会議

―――――――――――――――――――――――――――――――
(政治)

○初めて会計検査結果公開 中国共産党中央直属機関の予算執行
○愛国主義と統一された旗印 党理論誌、中国の特色ある社会主義で指摘

○船舶による海洋環境の汚染防止・処理管理条例を公布
○国務院、「放射性物質輸送安全管理条例」を公布


☆★☆―――――――――建国60周年――――――――――☆★☆

○中華人民共和国成立60周年祝賀スローガン発表
○毛主席記念堂の参拝者増加 国慶節を控え
○平安で穏やかな社会環境を整えよ 周永康氏、国慶節に向けて指示
○国慶節に向けて
  ◆首都国際空港で対テロ演習
  ◆航空梯団が天安門上空で編隊演習
  ◆世界の閲兵史上最大規模のヘリ編隊
  ◆最後の合同リハーサル終わる
  ◆中国、対テロ国際協力を強化
  ◆陸海空と第二砲兵のミサイル部隊参加
○北京で盛大な国慶節レセプション 温家宝首相あいさつ
○温家宝首相の新中国成立60周年祝賀レセプションでのあいさつ
○北京で建国60周年祝賀大会 閲兵式と大衆パレード実施
○胡錦涛主席の中華人民共和国成立60周年祝賀大会での演説
○国防政策の防御性は変わらず 軍事専門家陳舟氏語る
○建国60周年の閲兵を解説 中国解放軍装備専門家
○航空梯形編隊の紹介
○閲兵式に11タイプのミサイル 巡航ミサイルに注目

―――――――――――――――――――――――――――――――
(軍事)

○新中国60年の国防・軍隊整備の成果 梁光烈国防相にインタビュー
○軍事ニュース
  ◆大型水陸両用機の開発事業正式スタート
  ◆北京国際航空展が開幕 200以上の航空関連企業が参加
  ◆米情報戦略報告は中国軍事脅威論を喧伝

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(社会)

○新疆の安定を守ることが最優先任務 孟建柱公安相がウルムチで強調
○新疆情勢
  ◆栗智ウルムチ氏党委書記解任 後任に朱海侖政法委書記
  ◆新疆ウイグル自治区の公安庁庁長更迭
  ◆あらゆる力を動員して社会安定はかる ウルムチ市党委の新書記強調
  ◆ウルムチの針による刺傷者531人 公安機関確認
  ◆ウルムチの大規模デモで5人死亡 14人負傷 他


●経済の焦点―――――――――――――――――――――――○●○

○8月に強まった経済回復が8%成長の基礎に 新華社論評
○中国の大企業500社の業績、世界の大企業500社を初めて超える
○中国の原子力保険プール、10年で引受能力が9倍に
○中国の外国為替レート推移(2009年9月)

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(科学)

○中国の科学技術人的資源総数世界一
○科学技術トピックス
  ◆中国の海南宇宙センター着工
  ◆予備宇宙飛行士第2陣の選抜始まる 一次選考で45人が候補者に
  ◆インドネシアの衛星、静止遷移軌道に 中国が打ち上げ
  ◆江西省で世界初の万トン級高純度シリコンプラント稼働
  ◆時速500キロの高速鉄道機関車が来年ラインオフ
  ◆中国の科学者が中間赤外線ハイフィールド物理で重要発見
  ◆「植物のパンダ」チュウゴクイチイ 河北省で人工栽培に成功

○医療衛生ニュース
  ◆臍帯血幹細胞移植でプラン策定へ
  ◆TMS装置、国際的先進レベルに
  ◆B型肝炎感染防止の新機序発見
  ◆世界2位の臓器移植大国に

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(国際)

○より人間的なサービスへ 中国の計画出産活動
○胡錦涛主席の気候変動サミット開幕式での演説
○胡錦涛主席の第64回国連総会一般討論での演説
○核不拡散軍縮サミットでの胡主席演説
○胡錦涛主席の第3回G20金融サミットでの演説
○夏季ダボス会議での温家宝首相の演説
○温家宝首相の夏季ダボス会議での一問一答

―――――――――――――――――――――――――――――――
(日中関係)

○胡錦涛主席、鳩山由紀夫首相と会見
○温家宝首相、鳩山由紀夫首相に祝電
○楊潔外相、第3回中日韓外相会合を主宰
○楊潔チ外相、岡田克也外相と会見
○新たなスタート地点を待ち望む中日韓協力 新華社解説
○「礁を島と言い」海の囲い込み 国際先駆導報紙、「沖の鳥」問題で指摘
○外務省記者会見(9月15日)より~日本関係

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(外交)

○金正日総書記、胡錦涛国家主席特使の戴秉国氏と会見
○戴秉国国務委員、朝鮮の姜錫柱第1外務次官と会談
○「戴秉国特使は依然訪朝中」 外務省報道官
○新中国成立貢献百人と感動的人物百人 選考結果を発表

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○注釈
○2009年9月政治・外交動向
◆コラム◆中国が世界で初めて中低緯度の凍土でハイドレート発見



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