2009/08/07
中国週報メールマガジン 第379号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 中国週報(第379号)□□□□□□□□□□□□□□□□□□2009. 8. 7発行 ---------------------------------------------------------------------- ○発行元:中国通信社 ○協力:日本僑報社 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■目次■ ☆特集1☆北京で建軍82周年祝賀レセプション 梁光烈大将があいさつ ☆特集2☆専門家が当面の中国経済とマクロ政策を語る ■中国政治■ ◇8月1日から「基礎測量地図作製条例」など新たな法律・法規実施 ■中国経済■ ◇PMIが5カ月連続で分岐点上回る 製造業の景気好転 ◇今年の粗鋼生産、5億トン突破の見込み 生産能力過剰が深刻 ◇大亜湾原発基地に世界最大のLOCA解析評価実験装置建設 ◇内陸部初の咸寧原発、2010年に本体着工 ■社会・文化・科学・スポーツ■ ◇世界最長ウエディングドレス完成 2162メートル ◇北京市、9月から環境保護マークのない車両の通行禁止 ◇国家テロ対策部門、新疆で5件の暴力テログループ事件摘発 ◇ウルムチ市公安機関、「7.5」事件の容疑者718人刑事拘束 ◇中国語の映画7本が参加辞退 メルボルン国際映画祭 ◇石家荘市で倒壊したのは工場ではなく村民の建物 原因は落雷 ■中日関係■ ◇東京で「日中関係史1978~2008」出版 ◇長春で中日韓友好都市大会 地方政府の協力を模索 ■対外関係■ ◇商務省、日韓アート紙の反ダンピング措置継続 ◆編集後記◆ ★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★★★ ☆特集1☆北京で建軍82周年祝賀レセプション 梁光烈大将があいさつ 国防省は7月31日、北京の人民大会堂で盛大なレセプションを開き、中国人民 解放軍建軍82周年を熱烈に祝った。中央軍事委員会委員・国務委員(副首相級) 兼国防相の梁光烈大将が祝辞を述べ、中央軍事委員会委員・総参謀長の陳炳徳 大将、中央軍事委員会委員・総政治部主任の李継耐大将、中央軍事委員会委員・ 総後勤部部長の廖錫竜大将、中央軍事委員会委員・総装備部部長の常万全大将、 中央軍事委員会委員・第二砲兵(ミサイル部隊)司令員の靖志遠大将、中央軍事委 員会委員・海軍司令員の呉勝利大将、中央軍事委員会委員・空軍司令員の許其亮 大将がレセプションに出席した。 レセプションは午後5時、勇壮な軍歌が流れるなか始まり、梁光烈大将が次のよう にあいさつした。 ▽今年は新中国成立60周年に当たる。建国60周年を新しい起点として、人民解放 軍は党と国家の活動の大局に服従奉仕し、社会主義建設に積極的に参加し、敵対 勢力の分裂破壊活動に厳しく対処し、国家の安全と社会の安定を守るために力強い 保証を提供してゆく。 ▽平和と発展は現在も時代のテーマである。しかし天下は太平ではない。中国は独 立自主の平和外交政策を推進し、平和発展の道を歩み、互恵とウィンウィン(共に勝 者になること)を目指す開放戦略を推進し、平和共存五原則を踏まえてすべての国 家との友好協力を発展させており、恒久平和と共同繁栄を目指す調和のとれた世界 を構築するために新たな貢献をしてゆく。中国軍は世界各国との軍事交流を強化 し、協力を深め、国際的責任と義務を積極的に果たし、世界平和を守るために、また 共同発展を促進するために貢献してゆく。 ▽台湾海峡情勢には「台湾独立」阻止に役立つ積極的な変化が生まれている。両岸 (大陸と台湾)の経済分野や文化分野の交流と協力は絶えず拡大し、深まっている。 我々は両岸関係を平和的に発展させるというテーマをしっかりと把握し、一つの中国 の原則を貫き、「台湾独立」を目指す分裂活動に反対し、国家の主権と安全と領土保 全を断固として守り、両岸関係を平和的に発展させるために引き続き努力してゆく。 ▽新しい情勢と任務を前にして、軍の将兵は胡錦涛同志を総書記とする党中央の指 導を受け、中国の特色を備えた社会主義の偉大な旗印を高く掲げ、鄧小平理論と重 要思想「三つの代表」(中国の先進的生産力発展の要請、先進的文化前進の方向、 最も広範な人民の根本的利益の三つを代表すること)を指針として、科学的発展観 (人間本位主義の立場から社会全体の持続的な均衡発展をはかること)を貫き、着 実に活動に取り組み、国防建設と軍隊建設の科学的発展を促し、優れた成績を収 めて新中国成立60周年を迎えなければならない。 〔北京7月31日発新華社〕 ━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ ☆特集2☆専門家が当面の中国経済とマクロ政策を語る 国家発展・改革委員会マクロ経済研究院、国家情報センターの専門家はこのほ ど、現在の中国経済の情勢をどう判断するか、今後、どのようなマクロコントロール 政策をとるべきか、などについて見解を述べた。 「経済回復の動きが基本的に形成され、確立されたと基本的に判断している」、 国家発展改革委マクロ経済研究院の王一鳴副院長はこう述べ、さらに国際金融危 機に対応するための包括的計画の刺激で、中国は昨年第4四半期からの経済成長 率の急速な落ち込みの転換に成功したと指摘した。 現在、国内需要、特に投資需要の急増が経済回復の主要な駆動力であり、農業・ 農村の良好な情勢が大局の安定に重要な役割を果たし、工業生産が徐々に回復し ていることで、供給面にプラスの変化が現れ、就業情勢が徐々に底から抜け出して いる。 経済回復の過程で、いくつかの構造的問題がある程度改善した。国家情報センター 経済予測部の祝宝良副主任は、投資、工業、地域協調、所得分配などの面の構造 調整は一定の進展を収めたとみている。 「現在のマクロ経済情勢に対し、私は慎重な楽観的態度をとっている。回復の動き は比較的鮮明だが、まだ強い回復には至っておらず、正常な水準に戻った程度であ り、多くの不確定要素に直面しており、盲目的楽観はできない」、国家情報センター 経済予測部マクロ経済研究室の牛犁・主任はこう語った。 牛犁氏はまた次のような見方を示した。世界経済の状況は中国の輸出に直接影 響を与えるだけでなく、中国経済の中で輸出に寄与する相当部分の産業にも影響を 与えている。世界経済の状況は短期的に大きく改善することは不可能で、調整の時 間が必要である。先進国の失業率の持続的上昇はそれらの国の消費能力と需要を 大きく減らすことになり、中国経済の長期的に形成された輸出志向の発展パターン にとって厳しい挑戦(試練)となる。 中国経済内部の問題と矛盾を消化・解決する必要もある。祝宝良氏は次のように 指摘している。突然の重大な外需不足による生産能力過剰の矛盾はアジア金融危 機当時より一層深刻である。過去の一時期の外需主導型発展で形成された多くの 生産能力は遅れたものではなく、調整は相当困難で、相当長い時間を必要とする。 市場の駆動作用が徐々に回復しているが、経済回復の内生的原動力は依然不足 している。王一鳴氏は次のようにみている。現在の経済回復は相当程度、政府の投 資拡大によるけん引に頼ったもので、内生的原動力が十分ではない。このほかイン フレ予想がはっきり高まっていることも不確定要素である。 〔北京8月4日発新華社〕 ★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★★★ ■中国政治■8月1日から「基礎測量地図作製条例」など新たな法律・法規実施 中国は8月1日から「基礎測量地図作製条例」など新たな法律・法規を実施する。 国務院がこのほど公布し、8月1日から実施される「基礎測量地図作製条例」は、 国の基礎測量地図作製成果定期更新制度を実施するとしている。条例によると、 100万分の1から5000分の1までの国の基本縮尺地図、映像図、デジタル化図 は少なくとも5年に1度更新する。自然災害多発地区および国民経済、国防建設、社 会発展に差し迫って必要な地図は基礎測量地図作成の成果によって迅速に更新し なければならない。 国外(域外、以下同)機関の国内(域内、以下同)外貨口座開設・使用などの行為 を規範化し、金融リスクを防ぎ、貿易・投資の円滑化を一層推進するため、国家外国 為替管理局はこのほど、「国外機関の国内外貨口座管理に関する問題についての 通知」を公布した。 これまでは外資銀行だけが国外機関の外貨口座を開設してきたが、今回の「通知」 で、今後は中国資本の銀行も関連の要求を順守することを踏まえ、国外機関の外貨 口座を開設できる。「通知」はまた口座開設の審査・認可手続きを簡略化し、国外機 関の外貨口座と国外とのやり取りの制限を緩和するとしている。 最近、上海市政府が公布した「高汚染車両に対する通行制限範囲拡大実施に関 する通告」は、中環路以内では高汚染車両に対して通行を全面的に制限する措置を とる。試算では、これによって20万台の高汚染車両が通行制限を受ける。これまで 上海は高汚染車両に対し、同じ範囲で昼間だけ通行を制限してきた。新たな措置は 上海の中心市街地の道路大気汚染抑制・改善、万博開催期間の大気の質的改善 にとって重要な意義がある。 遼寧省が公布した「遼寧省砂漠化防止条例」は、各級政府の計画策定・実施、任 期目標責任、組織・対策、緊急対応プラン、保障措置など砂漠化防止活動の具体的 職責について明確に規定している。 山東省政府が8月1日から実施する「山東省農村公共給水管理弁法」(規則)は次 のように規定している。山東省の農村公共給水水価格は補償コスト、合理的受益、 公平負担の原則に従い、農村住民の生活用水と工業生産用水を分けて計算する。 弁法の実施は農村給水水価格という敏感な問題をよりよく解決するのに役立つ。 〔北京7月31日発新華社〕 ━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ ■中国政治■PMIが5カ月連続で分岐点上回る 製造業の景気好転 7月の中国製造業の購買担当者指数(PMI)は53.3で、前月を0.1ポイント上回 った。国家統計局と中国物流購買連合会が3日明らかにした。 PMIが景気拡大と後退の分岐点である50を上回るのは5カ月連続で、53台を安 定的に推移している。中国物流購買連合会は「中国製造業の景気が全体的に好転 していることを示すものだ」と述べている。 PMIはマクロ経済の先行指数の一つ。世界的金融危機の影響を受け、中国のPM Iは昨年下半期から下落が続き、11月は38.8まで落ち込んだが、12月から回復傾 向を示し、今年3月から分岐点を上回り、52.4に達していた。 〔北京8月3日発新華社〕 ★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★★★ ■中国経済■今年の粗鋼生産、5億トン突破の見込み 生産能力過剰が深刻 今年の中国の粗鋼生産量は5億トンを超えるとみられ、鉄鋼産業の生産能力過剰 問題が深刻になっている。中国鋼鉄工業協会の羅冰生常務副会長が7月31日、明 らかにした。 羅副会長は次のように述べた。今年の上半期、中国の粗鋼生産量は2億6658万 2900トンで、昨年同期と比べて324万1800トン、1.23%増加した。上半期の生 産水準は月を追って増加しており、なかでも6月は1日あたりの粗鋼生産量が 164万7500トンで、年間6億100万トン分に相当した。 生産量が多すぎることで、国内市場の需給不均衡が加速している。市場価格は低 迷を続け、企業の経営効率が上がらない。中国鋼鉄工業協会に加盟している71の 製鉄会社は今年上半期、本業の売上高は9550億3000万元で、昨年同期と比べて 28.07%減少した。利益と税収の合計額は77.74%減の366億2900万元、 利益は98.32%減の17億2500万元だった。 〔北京7月31日発新華社〕 ━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ ■中国経済■大亜湾原発基地に世界最大のLOCA解析評価実験装置建設 中国広東核電(原発)集団の大亜湾原発基地に建設されている世界最大のLOCA (冷却材喪失事故)解析評価実験装置の3基のLOCA炉は4日、手動方式による調 整テストがすべて終わり、今月末に国家エネルギー局に完成確認検査を申請するこ とになった。 この装置は極めて危険な原発事故を想定して、原子力設備の事故中および事故 後に正常な安定した運転が可能かどうかを検証するもの。ニュークリアアイランド(原 子炉建屋)内の安全レベルが最高であるべき電気設備の開発では、必ずLOCAの 実験にパスしなければ、原発に供給できない。これまで中国には大型のLOCA解析 評価実験装置がなく、関連の原子力設備の国産化を実現できなかった。 〔深セン8月4日発新華社〕 ━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ ■中国経済■内陸部初の咸寧原発、2010年に本体着工 中国広東核電集団有限公司(中広核集団)と湖北省政府は7月31日、中国内陸 部初の原子力発電所、咸寧原発の建設を加速することに関する取り決めに調印した。 咸寧原発の本体工事は、2010年の下半期に始まる。 李憲先共産党湖北省委員会常務委員・常務副省長は調印式で次のように述べ た。湖北省政府と中広核集団が2008年3月4日に原発を湖北に共同で建設する取 り決めに調印し、その後に中広核集団と湖北省能源(エネルギー)集団が共同出資 方式で「湖北核電有限公司」を設立した。この1年の間、中広核集団と湖北省は咸寧 原発建設の事前準備に積極的に取り組んできた。環境評価報告は環境保護省と国 家核安全局の承認を得ている。2010年下半期にコンクリートを打ち込み、本体工 事を始める環境は整っている。 〔武漢8月1日発新華社〕 ★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★★★ ■社会文化■世界最長ウエディングドレス完成 2162メートル 吉林省吉林市の江濱公園で1日、若い男性がフィアンセのために作った長さ2162 メートルのウエディングドレスを披露した。この長さはこれまでの世界記録1579メー トルをはるかに上回っている。 この男性は同市に住む趙鵬さんで、この日、数十人が手伝い、3時間近くかけてド レスを広げ、長さを測った。趙さんによると、世界最長のウエディングドレスを作るた め、フィアンセと一緒に遠く離れた町まで生地を買いに行った。生地だけで4万元近く かかったという。趙さんのおばがデザインし、縫い上げた。飾りなどを縫い付ける作 業は親族や友人が手伝い、完成まで2カ月余りかかった。 ドレスの中心部分にはレースの花模様があしらわれ、ところどころに白い真珠が縫 い付けられている。趙さんの家族はまたシルクで作った999輪の赤いバラを婚礼の 日に出席者にドレスの後ろの部分に付けてもらおうと準備を急いでいる。 〔長春8月2日発新華社〕 ━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ ■社会文化■北京市、9月から環境保護マークのない車両の通行禁止 車両の排ガス管理を強化し、華北地区の大気汚染の防止を徹底するため、9月 1日から、環境保護マークのない車両は北京に入れなくなる。 環境保護省は通知の中で次のように求めた。環境保護マークは車両の排ガスの 状況に応じて緑色合格マークと黄色合格マークの2種類に分かれる。環境保護部門 の定期検査を受け、国1水準以上のガソリン車と国3水準以上のディーゼル車には 緑色環境保護マークを配布し、それ以外の車両には黄色環境保護マークを配布す る。低速のトラック、三輪自動車、トラクター、オートバイは対象外とする。 通知によると、9月1日から、北京市は規則に違反して市内に入る外部の車両を取 り締まり、環境保護マークのない車両の通行を認めないという。黄色環境保護マーク の車両が北京市内に入る場合、10月1日までは環状5号線以内の通行を禁止し、 10月1日以降は環状6号線以内の通行を禁止する。 環境保護省と北京、天津、河北、山西、内蒙古、山東の6省・自治区・直轄市は、 大気汚染対策と環境管理政策を共同で研究・制定しており、地域内の大気の質の改 善に努めている。 〔北京7月31日発新華社〕 ━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ ■社会文化■国家テロ対策部門、新疆で5件の暴力テログループ事件摘発 新疆・ウルムチで「7.5」事件が発生して以来、国内外の「東トルキスタン」のテロ 分子は混乱を引き起こそうと企て、ひそかに結託し、罪のない大衆をターゲットとして テロ事件を起こし、社会の安定と民族の団結を破壊しようと画策している。国家テロ 対策部門が同日明らかにした。 これに対し、公安機関、国家安全機関は適時に強力な措置を講じ、テロ分子に手 痛い打撃を与えており、これまでにウルムチ、カシュガル、アクス、イリなどで5件の 暴力テログループ事件を摘発し、テロ活動に携わった多くの犯罪容疑者を逮捕し、テ ロ活動の実行に使われた多くの銃器、刃物、爆破・燃焼装置および、暴力テロ思想 の宣伝物を押収して、中国国内の安全・安定と人民の生命・財産の安全を力強く守 った。 〔北京8月3日発新華社〕 ━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ ■社会文化■ウルムチ市公安機関、「7.5」事件の容疑者718人刑事拘束 新疆ウイグル自治区の区都ウルムチ市で先月5日起きた「7.5」事件で同市公安 機関は4日までに718人の容疑者を刑事拘束した。事件の捜査は緊張のうちに進 められている。 自治区公安庁副庁長でウルムチ市公安局局長の陳壮為氏は同日午前の記者会 見で次のように語った。 ▽市の公安機関は同日までに事件の負傷者1032人と犠牲者の遺族119人を訪 ねて調査した。また被害を受けた530の商店と943台の車両を調査した。事件現場 の調査、物的証拠の収集、DNA鑑定、指紋対照、物証の電子的検査、ビデオ・写真 の収集などを続けており、これまでに大量の犯罪証拠が得られた。すでに検査を終 えた物証は3318点に上り、集めた暴力犯罪活動のビデオは91本、現場の写真は 2169枚に上っている。 ▽一般からの大きな協力と支援で、公安機関は591件の重要な手がかりを得て、事 件を組織・画策し、現場で殴打・破壊・略奪・放火を指図し、実行した疑いのあるいく つかの犯罪組織を割り出し、容疑者を手配し、重要犯罪容疑者の拘束に成功し、こ れまでに718人の容疑者を刑事拘束した。 〔ウルムチ8月4日発新華社〕 ━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ ■社会文化■中国語の映画7本が参加辞退 メルボルン国際映画祭 第58回メルボルン国際映画祭のアーシャ・ホルムス・スポークスマンは2日、新華 社記者に当初参加が予定されていた中国語の映画7本の辞退を確認した。これは 民族の分裂を企むラビアの記録映画の上映とラビアのオーストラリア訪問招請に抗 議してのもの。 同スポークスマンはまた中国香港・台湾地区からオーストラリアに進出している企 業の貿易事務所も映画祭への協賛を取りやめたことを明らかにした。 参加を辞退した映画監督はラビアの記録映画が今月8日に上映され、ラビアが招 かれて出席することに抗議している。 7本の映画は中国本土の賈樟柯監督、趙亮・監督、香港の唐暁白監督、程孝沢監 督、郭子健監督の作品と吉林省延辺朝鮮族の若者の生活を撮った記録映画および 台湾地区の短編。 以前、新疆天山映画製作所で40年仕事をしたメルボルン在住の華人、唐光涛さん は新華社記者に、映画祭で敢えてラビアを紹介する記録映画を上映するというのは 芸術を汚すものであり、遺憾に思うし、憤りを感じると語った。 〔メルボルン8月2日発新華社〕 ━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ ■社会文化■石家荘市で倒壊したのは工場ではなく村民の建物 原因は落雷 河北省石家荘市西兆通鎮南石家荘村で、4日午前9時すぎ、建設中の工場建屋 が突然倒壊し、17人が死亡したと伝えられた事故は、倒壊したのが工場建屋ではな く、村民が建設していた、通りに面した建物だったことが分かった。事故当時、激しい 雷雨で、目撃証言もあり、市政府は落雷が倒壊の原因の一つと判断している。 同市は倒壊した建物について、当初、騰飛瑪鋼鋳造有限公司の建設中の工場建 屋としていたが、調査を進めた結果、付近の村民が所有する、建設中のものと分か った。同公司に非常に近いために間違って伝えられたとみられている。倒壊した建物 はレンガ・コンクリート造りの2階建てで、本体工事は完成していたが、ドアや窓がま だ据え付けられておらず、だれも住んでいなかった。 市共産党委員会と市政府は雷対策と建築施工の質に関する専門家を動員し、技 術鑑定を行う。 石家荘市気象局の観測記録によると、同日午前8時から10時にかけて雷雨だっ た。倒壊した建物の付近に高い建物はなく、比較的目立つ場所にあった。また建設 中で避雷針などなく、大量の鉄筋が出ていた。さらに建物内は比較的湿度が高く、極 めて落雷を受けやすい状態だった。 この倒壊で20人が下敷きになり、17人が死亡し、3人が負傷して病院に運ばれた。 〔石家荘8月4日発新華社〕 ★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★★★ ■中日関係■東京で「日中関係史1978~2008」出版 1978年から2008年までの中日関係を系統的に整理検証した日本語図書「日中 関係史1978~2008」の出版記念式が7月31日、東京の日本財団で開かれた。 同書は笹川日中友好基金が資金を提供、東京大学出版会が刊行したもの。昨年 中国で刊行された「中日友好交流30年史」(社会科学文献出版社刊)を全文翻訳し たもので、日本問題や中日関係の研究に従事する中国の多くの関係者の心血が注 がれている。 出版記念式であいさつした日本財団の笹川陽平会長は次のように述べた。これは ビジネスの範ちゅうを越えた、資料的価値の高い図書だ。この書籍の出版が日中間 の図書出版業の交流を促し、日中間の文化交流を促すことを望んでいる。 中国社会科学院社会科学文献出版社の謝寿光社長も式典であいさつし、次のよう に述べた。中日両国は長期にわたる交流の過程で非常に貴重な遺産を蓄積してき た。これらの遺産をさらに収集、整理しなければならない。中日両国の関係は新しい 段階を迎えていおり、交流もより広く、より深くなっている。これらの交流の足跡は双 方の学者が絶えず追跡記録整理しなければならない。 「日中関係史1978~2008」は1100ページ余りからなり、歴史書に常用されてい る編年方式をとらず、政治編や経済編などに分けて編集する編別方式をとり、「中日 平和友好条約」が調印された1978年以降の30年間の友好交流の歴史を詳しく記 録している。同書の販売はすでに始まっている。 〔北京7月31日発新華社〕 ━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ ■中日関係■長春で中日韓友好都市大会 地方政府の協力を模索 第11回中日韓友好都市大会が5日、長春で開幕し、中国、日本、韓国の78都市 の代表団、約300人が開幕式に参加した。 今回の大会は「中日韓3カ国の地方政府の交流と協力を強め、北東アジア地域の 共同の繁栄と発展を促す」がテーマで、金融危機の情勢下での経済・社会発展、省 エネ・環境保護、青少年交流など3カ国の地方政府がともに直面し、関心を持つ問題 について経験の交流を行い、協力を模索する。 中国国際友好都市連合会の陳昊蘇会長が開幕式であいさつし、次のように述べ た。このたびの大会の成功は、3カ国の地方政府がお互いに手本とし、長所を生かし 短所を補い、協力を拡大するのに有利で、3カ国が力を合わせて困難を乗りきり、世 界的金融危機から脱却し、一日も早く経済の回復と発展を実現するうえで大きな意 義を持つ。 中日韓友好都市大会は、中国国際友好都市連合会、日本自治体国際化協会、韓 国地方自治体国際化財団が共同で発起し、共同で開催する地域的な国際交流活動 で、3カ国の地方政府がともに関心を持つさまざまな問題を検討、解決することで、 共同の発展を目指している。3者の取り決めに基づき、大会を年に1度、3カ国の地 方政府が持ち回りで開催する。 1999年7月、第1回中日韓友好都市大会が韓国の首都ソウルで開催された。長 春に先立ち、中国では北京、無錫、ハルビンで第2回、第5回、第8回の大会が開催 された。 〔長春8月5日発新華社〕 ★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★★★ ■中国外交■商務省、日韓アート紙の反ダンピング措置継続 中国商務省は4日、日本、韓国原産の輸入アート紙の反ダンピング措置のサンセ ット・レビュー(反ダンピング措置をやめた場合にダンピングや国内業界の損害が存 続あるいは再発するか否かの再調査)による認定に関する公告を出し、反ダンピン グ措置を5日以降も続けることを明らかにした。 商務省は2003年8月6日に同年第35号公告を出し、韓国、日本原産の輸入アー ト紙に対する反ダンピング税徴収を決定したと発表した。 昨年8月5日、国内アート紙業界の申請を受け、商務省は日本、韓国原産の輸入 アート紙に適用されている反ダンピング措置についてのサンセット・レビュー実施を 決定した。 商務省は再調査の結果、反ダンピング措置をやめると、中国で日本、韓国原産輸 入アート紙のダンピングが続く可能性があり、国内産業に再び損害を与える可能性 があると認定した。 「中華人民共和国反ダンピング条例」と国務院関税税則委員会の決定に基づき、 5日から日本、韓国原産の輸入アート紙に対する反ダンピング措置を継続し、実施 期間は5年とする。 日本から輸入されたアート紙については輸入業者の要請を受けて再審査が行わ れ、昨年11月、税率がそれまでの56%から10.4%に引き下げられている。 〔北京8月4日発新華社〕 ■■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□ ◇編集後記◇ □ 弊社発行の月刊『中国情勢』8月号が発売となりました。 今月号のメインは、外務省ウェブサイトと新華網〈新華社ウェブサイト〉で行われた、 崔天凱駐日中国大使のネット上でのインタビュー記事です。 中日関係や周辺外交などの問題について一問一答の形で、ネットユーザーからの 質問にも答えています。大使の日本に対するイメージや考えなどもうかがいい知るこ とができる貴重な記事となっています。 ▼詳しくはこちらをクリック! http://www.china-news.co.jp/monthly.publication/mon_new.htm ◆───────────────────────────◇ ▽メルマガ『中国週報』へのメッセージはこちらをクリック http://form.mag2.com/drovogejea メルマガのご意見、ご感想、また取り上げてほしい分野など、 メッセージお待ちしております。 お名前、アドレス不要ですので、お気軽にどうぞ! ◇───────────────────────────◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メールマガジン中国週報・毎週金曜日発行 2003年8月8日創刊 (当社都合により告知なく休刊することがあります) 無断転載禁止。著作権は中国通信社に帰属。http://www.china-news.co.jp/ お問い合わせはcns@china-news.co.jpへどうぞ 中国研究書店http://duan.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


