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2009/07/31

中国週報メールマガジン 第378号

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中国週報(第378号)□□□□□□□□□□□□□□□□□□2009. 7.31
発行
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      ○発行元:中国通信社 ○協力:日本僑報社
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■目次■

☆特集1☆善隣友好を推進、調和した周辺を建設 崔天凱大使にインタビュー

☆特集2☆:崔天凱大使、ウルムチ「7.5」事件、ラビア訪日と中日関係を語る

■中国政治■
◇中ロ対テロ合同軍事演習終わる 目的を完全に達成
◇100余人の内外メディア記者、中国の兵営を集団で取材

■社会・文化・科学・スポーツ■
◇中国の科学者、iPS細胞で生体マウスのクローン作製
◇暴行事件が起き1人死亡 吉林省通鋼集団の再編を巡って
◇温州でタクシー運転手がスト
◇2012年に「千兆回」高性能コンピューターの実験室配備完了
◇9月22日、新中国成立60周年祝賀行事プレスセンターがオープン
◇中国の張琳が800m自由形で世界新 世界水泳ローマ大会

■中日関係■
◇神奈川県で相模湖・ダム建設犠牲者の追悼会
◇09年度中国青年代表団の第一陣500人が訪日
◇外務省サイトより~ラビアの訪日許可について外務省報道官


◆編集後記◆



★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★★★

☆特集1☆善隣友好を推進、調和した周辺を建設 崔天凱大使にインタビュー

 崔天凱駐日中国大使はこのほど新華社記者のインタビューに応じた際、▽「隣国
に善意で対し、隣国をパートナーとする」のは中国の周辺外交の基本方針であり、こ
の方針に導かれて、中国と周辺諸国の関係はたえず発展し、利益の融合が日増し
に深まっている、▽新しい情勢の下に、善隣友好をさらに進め、調和した〈訳注 har
moniousむつまじい〉周辺を建設する重要なチャンスを迎えている―と述べた。

 崔天凱大使はまず、次のように述べた。中国の周辺外交は「善隣友好、協力・ウィ
ンウィン〈共に勝者となること〉」の良好な局面を示している。中国と周辺諸国は地理
的に山河が続き、歴史上往来が密接だった。グローバル化と地域一体化が急速に
進んでいる今日、中国と周辺諸国との間で共通した発展の利益と安全の利益は共
に広がり、深まっている。

 さらに、中国は以前から周辺外交を重視し、周辺外交を中国外交の第一に重要な
位置に据えており、長年の努力を経て、中国と周辺の善隣友好協力関係は急速な
発展をとげ、地域協力はたえずより高いレベルに進んでいると述べた。

 善隣友好は中国と周辺諸国の関係発展の重要な指針。近年、中国と周辺諸国の
政治的相互信頼は徐々に深まり、経済協力は日増しに深化し、共通の利益はたえ
ず拡大している。中国と周辺諸国はよき隣人、よき友人、よきパートナーの関係を
築くため共に努力し、周辺地域の平和・安定と発展・繁栄を共に促進している。

 崔大使は駐日大使として、日本は周辺の重要な国であり、中日関係の発展が周辺
環境の安定と改善にとって重要な意味をもつことに特に言及し、次のように述べた。
過去数年、中日関係は挽回を実現するとともに、健全で安定した発展の軌道に乗っ
た。2008年5月、胡錦涛主席が日本を公式訪問し、両国の指導者が共同声明を発
表して、中国と日本が互いに協力パートナーで、互いに脅威とならず、相手の平和的
発展を互いに支持することを確認した。この訪問は中日関係が戦略的互恵協力を全
面的に推進する新しい段階に入ったことを示している。

 アジアの地域協力について、崔大使は次のように述べた。アジアの地域協力を強
めることは、周辺諸国にとって共に必要なことで、中国の周辺外交の重要な側面でも
ある。中国は地域協力に積極的に参加し、その急速な発展を促進している。

 中国ASEAN(東南アジア諸国連合)自由貿易地域は2010年に全面完成する。
中国は100億ドルの「中国ASEAN投資協力基金」を設立する。中日韓首脳会議が
スタートし、3者協力の新しい局面が開かれた。世界的金融危機を前にして、アジア
の地域協力は「危機」を「好機」と化し、新たな突破〈前進〉を実現している。危機に共
同で対応するため、ASEANと中日韓は年内に1200億ドルの地域外貨準備を設立
する。中国は100億ドルを融資して上海協力機構(SCO)加盟国を支援するという。

 崔大使はさらに、次のように述べた。情勢が全体的に好転していることを見ると同
時に、周辺地域に依然として不安定要因が存在することも見なければならない。非
伝統的安全保障問題は日増しに際立っており、伝統的安全保障問題も完全に解決
されてはいない。これらの現象は周辺情勢の主流ではないが、その現実的影響と潜
在的危害は重視すべきである。

 中国外交は伝統の継承を基礎に、たえず時代の変化に合わせ、戦略的思考を革
新し、調和世界の構築という理念を示している。崔大使は、その重要な部分として、
中国は平和が永続し、共に繁栄する調和した周辺の建設に力を尽くすと述べた。

 そして調和した周辺の中身について、次のように詳しく説明した。

 ――善隣友好を堅持し、戦略的相互信頼を増進する。調和はまず善隣から始めな
ければならない。中国はハイレベルの往来と戦略的対話を通して、心を推して腹に
置き〈誠意をもって交わる意〉、信頼を増し疑念を解き、周辺各国と真の相互信頼に
基づくパートナーシップを築き、深め、周辺地域の発展方向を共同で決めるととも
に、話し合いを通じて存在する問題を適切に解決する。

 ――互恵協力を堅持し、共同の繁栄を実現する。発展問題で、中国は「兼善天下」
〈兼ねて天下を善くす。天下の人々をよくする意〉の信念をもっている。われわれは周
辺諸国との地域協力を深め、共同市場を構築し、発展の成果を共有し、共にアジア
の振興をはかり、アジアを世界経済の重要なエンジンにすることを願っている。

 ――多国主義を堅持し、共同の安全を実現する。中国の周辺は世界で唯一冷戦
のなごりが残っている地域だ。各国が時代の流れに沿って、冷戦思考を完全に捨
て、相互信頼、互恵、平等、協業に基づく新しい安全保障観を真に打ち立てるよう提
案する。これを基礎に多国間安全保障の仕組みを創設し、各国が普遍的に享有す
る共同の安全保障を実現する。

 ――寛容の精神を堅持し、調和した文化を共に提唱する。周辺各国の歴史・文化、
社会制度および発展モデル上の違いを交流の障碍にするのではなく、協力の原動
力にすべきである。各国は掘り下げた、永続的な文明対話を通して、差異性を尊重
し、相互補完性を掘り起こして、さまざまの文化が引き立てあい、共に進歩するよう
にすべきだ。
(北京7月27日発新華社)


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☆特集2☆崔天凱大使、ウルムチ「7.5」事件、ラビア訪日と中日関係を語る

 崔天凱駐日中国大使は7月27日、共同通信とNHKの共同インタビューに応じ、
ウルムチ「7.5」事件の性格と真相、ラビアとその訪日の政治的たくらみ、中日関係
などについて見解を明らかにした。

 崔大使は次のように述べた。ウルムチの「7.5」事件は重大な暴力犯罪事件で、
多くの罪のない市民が死傷した。海外の勢力がこの事件を画策し、扇動し、「世界ウ
イグル会議」とその頭目ラビアが主犯であることを証明する十分な証拠がある。現地
の秩序はすでに安定し、人民の生活は正常に戻っている。中国政府は引き続き確固
たる姿勢で社会の安定を守り、法律と秩序を守り、人民大衆の生命・財産の安全を
守る。

 崔天凱大使は次のように指摘した。「世界ウイグル会議」とラビアが今回の事件を
画策、扇動した証拠は確実である。「世界ウイグル会議」は事件発生前に、事を起こ
すことを密かに謀り、「犠牲を恐れず」大規模な事件を起こすことを打ち出した。7月5
日当日、「世界ウイグル会議」側と国内との多くの電話や電子メールのやりとりには
明確な指示的内容があり、ラビアは電話で新疆の家族に「安全に注意」するよう言い
ふくめた。「世界ウイグル会議」が事件は「平和的デモ」だったと言っているのは、完
全なウソである。殺人放火、商店略奪を特徴とする「平和的デモ」があるとでもいうの
か。「世界ウイグル会議」は極めて残忍な手段を使って罪のない市民を大量に殺傷
するよう、また他人に対しては「犠牲を惜しまない」よう指図し、人命を塵芥のように
扱っており、その犯罪行為は人々を激怒させるものだ。重大な暴力犯罪という非常
事態の下で、公衆の安全と秩序を守るため、中国政府は責任をもって、法に基づき
強力な処理の措置をとらなければならなかった。いかなる国の責任ある政府もこの
ようにするだろう。

 崔天凱大使はこう強調した。ウルムチ「7.5」事件は宗教事件ではなく、新疆のモ
スクの聖職者は一人も事件に加わっていない。ウルムチ「7.5」事件は民族事件で
もない。中国で暮らしたことのある人ならだれでも、各民族が非常にうち溶けあって
いることがわかるだろう。各民族は経済・社会発展の成果を共に享受し、中国社会
が受ける挑戦に共同で対処し、団結・宥和によって、共同の発展をはかっている。
多民族国家である中国では、各民族が長い間仲良く暮らしており、それは世界でも
珍しいものだ。分離勢力は異なる民族間で事件を起こし、矛盾をつくって、中国を分
裂させる野望をとげようとしているが、それは各民族が長期にわたって仲良く付き合
ってきた状態と伝統を変えることはできない。これまで有効だった、中国の正しい民
族政策が「7.5」事件によって変化することはない。


 ラビアが日本に来たことに対する中国の立場に触れて、次のように述べた。もしも
ある者が(1995年の東京の地下鉄サリン事件の主犯のように)重大な暴力犯罪行
為をし、多くの罪のない市民を死傷させ、他国がこのような人物を招いたとするなら
ば、日本国民はどう感じるだろうか。この問題では、自分がその身になって考えれ
ば、相手の気持ちを理解できるはずだ。中国はラビアの来日活動に断固反対してお
り、すでに関係省庁が立場を明確に表明した。ラビアが来日を求めた目的は、日本
で引き続き事実をわい曲し、その分裂の主張を宣伝し、同時に中日関係でごたごた
を起こすことにほかならない。いま、両国は中日の戦略的互恵関係を推進するため
に共に努力し、国際金融危機に共同で対応し、共に協調して地域問題に対応しなけ
ればならず、この問題のために両国関係が妨げられ、大きな共通利益に対する両国
の関心と協力が影響を受けてはならない。国内にいる時脱税をし、重大な経済犯罪
の前科があり、いままた暴力犯罪事件を画策し、指図したラビアは、根っからの犯罪
者である。日本国民はこのような犯罪者の訪問を歓迎するだろうか。その政治的たく
らみは思い通りにいかないと信ずる。

 中日関係について、崔大使は次のように述べた。この数年、両国は大変よいハイ
レベル交流を続けている。今年に入って、両国の指導者は多くの場で会った。われ
われは相互訪問が継続されるよう望んでいる。中日関係の長期的で、健全な、安定
した発展を維持することは、日本社会の主流の共通認識であり、それは双方の共通
の利益と願いにかなっており、日本の政局の変化によって変わることはない。われわ
れはこの目標実現のために日本側と共に努力できるよう期待している。


★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★★★

■中国政治■中ロ対テロ合同軍事演習終わる 目的を完全に達成

 中ロ対テロ合同軍事演習「平和の使命―2009」は26日午前、瀋陽軍区トウ南合
同戦術訓練基地(トウ=さんずいに兆)で終了した。

 中ロ双方の演習総指揮官は、今回の演習の目的は完全に達成し、演習の結果に
満足していると表明した。

 中国側演習総指揮官で解放軍副総参謀長の馬暁天空軍大将は次のように語っ
た。今回の演習はレベル、質が高く、素晴らしいもので、演習指揮本部が設計した各
段階の作戦行動が完全に達成された。中ロ双方の指揮本部指揮員の合同の指揮
の下、双方の演習参加部隊は素晴らしい戦術・技術水準と協力の精神を示し、大き
な成果を収めた。

 ロシア側演習指揮官で陸軍副参謀総長のストジェニキン中将は演習参加の両国
部隊の協力を中国語で「素晴らしい」と形容し、次のように語った。瀋陽軍区とロシア
極東軍管区の将兵は肩を並べて戦い、すべての任務を達成した。双方の協力は大
きな成功を収め、共同作戦の水準は非常に高い。これは数日間に双方の将兵が共
同訓練と他の交流を通じて良き友人となり、真の戦闘協力関係を築いたことによるも
のである。

 今回の演習の規模について、馬暁天氏は次のように語った。両軍の協力の程度を
単に演習の兵力・兵器の量で測ることはできない。今回の演習に動員された兵力・
兵器は2005年、07年と比べていくらか少ないが、演習の内容はこれまでより豊富
だった。演習の設計は完全に実戦の要求から出発したもので、作戦段階と各段階の
戦術行動の設計はすべて真に戦闘思想、戦術思想を体現したものだった。

 馬暁天氏によると、今回の演習には中ロ双方から1000人余りの将兵と100台以
上の装甲車、数十機の航空機が動員され、双方の陸軍と空軍のほぼすべての軍種
が参加した。今回の演習の準備期間は過去数回の演習の半分で、わずか4カ月だ
った。今回の演習で中ロ両軍がこれまでの合同演習を踏まえ、相互理解と信頼を一
層増進し、協力を一層深め、合同作戦能力を向上させたことが示された。

 2010年にカザフスタンで行われる上海協力機構(SCO)加盟国合同軍事演習に
ついて、馬暁天氏は、すでにSCO加盟国の軍事専門家が演習の枠組みについて協
議を始めていると明らかにした。
(吉林省トウ南7月26日発新華社)


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■中国政治■100余人の内外メディア記者、中国の兵営を集団で取材

 八・一建軍デーを前に、18カ国・地域のメディア73社の記者103人が28日、北京
の遠郊にある北京軍区衛戍区第3警備師団を取材、見学した。

 部隊会議室で、冷傑松師団長が記者たちに、この部隊の歴史沿革、編制・装備、
人員構成、部隊建設や任務などについて説明するとともに、出された質問に答えた。

 記者らはその後、部隊の生活サービスセンター、食堂、宿舎と軍史館を興味深そ
うに見学した。

 生活サービスセンターでは、炊事係がカステラ、油条(中国風長揚げパン)、饅頭、
クレープなどいろいろな食品をつくっていた。記者たちは目の前の美味しそうな食品
に引かれ、次々に試食して、盛んにほめていた。インド・ヒンズー紙記者は、豆乳を
立て続けに2杯飲んだ。一人の炊事係が出来立ての饅頭を機械から取り出している
のをみて、ある外国の女性カメラマンは、「グッド、グッド」と言いながら、急いでシャッ
ターを切っていた。

 食堂と宿舎で、こざっぱりした環境と室内の整理整頓ぶりは、記者たちの注目と興
味を引いた。カメラ、ビデオ記者はたえずアングルを選んで撮影していた。

 その後、将兵らが訓練場で自動小銃、偵察格闘、迫撃砲射撃など10の軍事課目
の演練を行った。その見事な技術・戦術演技は記者らの称賛をあびた。しきりにすば
らしい場面をビデオやカメラに収めていた。

 1941年4月1日に結成された北京軍区衛戍区第3警備師団は、人民解放軍で栄
えある戦闘の歴史とすぐれた革命の伝統をもつ部隊。戦争時代に、大きな戦役戦闘
に2000回余り参加し、共和国樹立のために不朽の功績をたてた。この自動車化歩
兵師団は現在、主に首都の機動防衛作戦、首都防空作戦、対テロ安定維持および
平時の各種機動任務を担当している。
(北京7月28日発新華社)


★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★★★

■社会文化■中国の科学者、iPS細胞で生体マウスのクローン作製

 中国の科学者周琪、高紹栄氏らは初めてiPS細胞(人工多能性幹細胞)を利用し
て生体実験ネズミのクローンを作製し、iPS細胞が胚肝細胞と同じように全能性をも
つことを実証した。

 米ピッツバーグを訪問中の高氏は電子メールを通じて新華社記者に、この研究成
果は幹細胞研究から実際の医療への過程における大きな一歩であり、幹細胞の全
能性の機序研究および臓器移植、薬品スクリーニング、遺伝子治療などの臨床応用
研究にとって重要な価値があると語った。

 iPS細胞は遺伝子の「リナンバー」を経て胚幹細胞状態に戻した体細胞を指す。胚
幹細胞に似た分化能力をもつとともに、胚幹細胞研究で直面している倫理や法律な
ど諸々の障碍を回避しており、したがって医療分野の応用の見通しは非常に明る
い。ただ、これまでは完全にこうした幹細胞から発育した生体動物が育てられなかっ
たことから、その全能性についてずっと争いがあった。

 また英誌ネーチャー・ウェブサイトの23日の報道によると、中国科学院動物研究所
の周琪、北京生命化学研究所の高紹栄氏の指導する研究グループは先ごろ、ほぼ
同じ遺伝子技術を使ってそれぞれ生体実験ネズミを育成した。うち周琪氏の研究グ
ループは27匹の実験ネズミの育成に成功するとともに、最初のiPS細胞クローンネ
ズミを「小小」と名付けた。その中の一部は死んだり、身体に異常が生じたりしたが、
最終的に対合(ペアリング)に使った12匹のマウスはすべて健康な子孫を育てること
に成功した。

 高紹栄氏の研究グループもほぼ同じ技術を使って2匹の実験ネズミの育成に成功
したが、うち1匹は死んだ。現在、同グループはもう1匹の実験ネズミのペアリングを
行い、第2代のマウスを育てることにしている。関連論文は米誌「細胞・幹細胞」に発
表される。

 同サイトは、中国の科学者は「成年哺乳動物のクローニングのまったく新しい道を
切り開いた」と称賛するとともに、この方法は従来のクローニング方法より効率が高
く、より安全であると指摘した。さらに、これを基にクローン人間技術を開発する考え
はないとする中国の研究者の話も引用している。
(北京7月24日発新華社)


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■社会文化■暴行事件が起き1人死亡 吉林省通鋼集団の再編を巡って

 中国吉林省政府対策チームは27日、同省通化市にある通鋼集団通化鋼鉄股分
公司の一部従業員が企業再編問題をめぐり、先ごろ集団で陳情に訪れたことを確認
した。24日の話し合いの過程で、再建側の管理要員1人が一部の陳情者から暴行
を受けて死亡したという。現在、この事件に対する調査が進められている。

 通鋼集団は吉林省の大型鉄鋼コンビナートで、粗鋼年産700万トンの生産能力を
持つ。企業改革を深化させるため、多くの戦略投資家と協議し、比較検討した末、吉
林省国有資産監督管理委員会(国資委)は2005年に実施した制度改革を踏まえ、
次席株主である建竜集団が通鋼集団に追加投資して持ち株数を増やし、経営の支
配権を握る、という各株主の間でまとめられた株主権(議決権)調整案に同意した。

 24日午前、企業の早期退職者および定年退職者を中心とする一群の人々が通鋼
集団の事務エリア内に集まり、多い時で1千人余りに達した。これらの人たちは生産
エリアに押し寄せ、原料輸送ラインをふさいだ。そのため、一部の高炉が運転を停止
した。

 その過程で、一部の人々は建竜集団が通化鋼鉄股分公司に送り込んだ陳国軍社
長に矛先を集中させ、取り囲んで暴行を加え、負傷させた。

 こうした状況下で、建竜集団は各株主による協議の場を直ちに設けるよう提案する
とともに、持ち株数を増やすための追加投資案の実施を見送るよう要請した。吉林
省政府対策チームは事態の拡大を防止するため、同案の実施を見送ることに同意
するとともに、同日午後5時15分(現地時間)、従業員にこのことを伝えた。

 救助隊員の努力により、陳国軍氏はやっと救出された。しかし、24日午後11時
(同)、陳氏は応急手当の甲斐なく死亡した。
(長春7月27日発新華社)


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■社会文化■温州でタクシー運転手がスト

 28日朝6時から、温州の多くのタクシー運転手がストに入り、市内の約3分の2の
タクシーがストップした。また、同市の恵民路、黄竜街区、双嶼停留所周辺など数カ
所で、タクシーが潰された。

 温州の街頭では、いつもの車の流れが多少減ったようにみえるという。タクシーは
空港、駅、停留所、ふ頭など主要な場所で少数営業している程度。これも温州市道
路輸送課が緊急措置によって集めたもの。

 現在、市内のタクシーは3329台で、従業者は1万に近い。運転手がストをした主
な原因は稼ぎにならないと考えていること。

 温州市は市場経済が発達し、車の所有者は基本的に自分で営業せず、他人に下
請けさせ、毎月請負料を受け取っている。請負者がさらに下請けに出すため、最後
に運転手の元にはほとんど金が残らない。

 事件発生後、温州市政府と警察は緊急マニュアルを発動し、車の所有者に働きか
けて営業を再開させる一方、100台あまりのバスを緊急に動員して、市民の足を確
保した。同時に、車を潰した8人を召喚した。事件はなお処理中。
(杭州7月28日発新華社)


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■文化科学■2012年に「千兆回」高性能コンピューターの実験室配備完了

 中国で「いくつかのサッカー場ほどの大きさで、毎秒1000兆回の演算を終え、国
の全体的実力を代表する」「1000兆回高性能コンピューター」の実験室配備が
2012年に完了する。24日開かれた広東科協(広東省科学技術協会)フォーラムで
分かったもの。

 「広東科協フォーラム第27期・高性能計算と技術革新フォーラム」に出席した中国
科学院院士、中国計算機学会高性能計算専門委員会主任の鎮国良氏は、中国が
2012年に「1000兆回高性能計算センター」の全国の実験室での展開を完了する
ことを明らかにした。

 華南地区では、深セン市(セン=土へん+川)を選んで「華南スーパー計算センタ
ー」を建設する。華北地区の実験室は天津に設ける。華東地区の実験室は上海に
設ける。だが西北地区、西南地区、東北地区の場所は下相談中だという。すでに決
まった三つの重点実験室は1000兆回高性能コンピューターの研究開発を引き受け
てい

 陳氏は「いくつかのサッカー場ほどの大きさで、計算速度が非常にはやく、1秒間に
1000兆回の計算をこなし、エネルギー消費が多く、非常に高価で、一国の全体的
実力を代表する」という言葉で、「1000兆回高性能コンピューター」を形容した。この
コンピューターは航空システム高性能計算、マイクロバブルと船舶の摩擦抵抗低減、
都市管理、ダム(貯水池)指令、大気汚染防止、感染症や災害など緊急事態の早期
警戒などの分野に活用できる。

 「実際、中国の高性能コンピューターのハードシステムは世界をリードし、高性能計
算水準は世界第3位を占めている。だが自前の知的財産権が少なく、素子・部品を
輸入に依存し、高性能ソフトが弱体で、高いレベルの使用が少ないことが、中国の高
性能計算の発展をある程度制約してきた」「しかし現在、中国の高性能コンピュータ
ーの使用環境はすでに成熟しており、一大発展期を迎えるだろう」、陳氏はこう述べ
た。
(広州7月24日発新華社)


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■社会文化■9月22日、新中国成立60周年祝賀行事プレスセンターがオープン

 中華人民共和国成立60周年を祝うため、今年10月1日前後、北京で盛大な祝賀
行事が行われる。関係方面によると、北京の梅地亜中心(メディアセンター)に設けら
れた新中国成立60周年祝賀行事プレスセンターが9月22日正式に業務を始め、祝
賀行事の取材にくる外国の記者および香港特別行政区記者、マカオ特別行政区記
者、台湾の記者のために取材証明書の手続きを行うとともに、ニュース取材の情報
サービスを提供する。

 新中国成立60周年祝賀行事を取材する外国および香港・マカオ・台湾の記者は
正式の申請を出さなければならない。臨時に中国に来る外国の記者は中華人民共
和国の在外公館を通して申請を出し、香港・マカオ駐在の外国の記者はそれぞれ中
国外務省香港駐在特派員公署、マカオ駐在特派員公署を通して申請を出し、外国
の中国駐在記者は外務省報道局に申請を出す。臨時に内地(大陸本土)にくる香港
特別行政区記者とマカオ特別行政区記者は、それぞれ中央人民政府香港特別行政
区駐在連絡事務所と中央人民政府マカオ特別行政区駐在連絡事務所を通して申請
を出す。台湾の記者は国務院台湾事務弁公室に申請を出す。外国の記者および香
港特別行政区記者、マカオ特別行政区記者、台湾の記者は申請提出にあたって、
本人が代表している報道機関の委任状および本人の新聞記者資格を確認する証明
書を所持しなければならない。取材申請の受理期間は2009年8月3日から23日
まで。
(北京7月29日発新華社)


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■スポーツ■中国の張琳が800m自由形で世界新 世界水泳ローマ大会

 29日に行われた男子800メートル自由形決勝で、張琳が世界記録を6秒も更新
し、今回の世界水泳ローマ大会では中国競泳勢初の金メダルを獲得した。

 決勝レースにおいて、張琳は勝利への強い執念を示した。張琳はスタートで先頭に
立ち、レース後半はチュニジアのウサマ・メルリに追い上げられ、体半分のところまで
差を縮められたが、最後の100メートルで踏ん張り、7分32秒12で優勝した。オー
ストラリアのグラント・ハケットが2005年7月27日に世界水泳モントリオール大会で
記録した世界記録を6秒53上回った。

 今回の世界水泳で中国競泳チームが獲得した初めての金メダルで、飛び込みの
時に続いて中国国歌が会場に響いた。

 メルリが7分35秒27で銀メダル、カナダのライアン・コクランが7分41秒92で銅メ
ダルを獲得した。

 張琳は26日に行われた男子400メートル自由形決勝で銅メダルを獲得し、それが
中国競泳勢初のメダルだった。
(ローマ7月29日発新華社)


★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★★★

■中日関係■神奈川県で相模湖・ダム建設犠牲者の追悼会

 神奈川県の相模湖交流センターで26日、第二次大戦中に相模湖・ダム建設で
犠牲になった中国、朝鮮、韓国、日本の労働者の追悼会が開かれた。

 これには地元自治体と議会、在日華僑、朝鮮人、韓国人団体や中韓両国の在日
外交機関の代表が参列した。午後1時30分、追悼会は荘厳で厳粛な雰囲気の中で
始まった。3人の少女が3本のろうそくに火をともし、参列者全員が犠牲者に黙とうし
た。

 参列者の代表がそれぞれあいさつし、相模湖・ダム建設の犠牲者に深い哀悼の意
を表し、苦労して得られた平和を大切にしたいと表明した。駐日中国大使館の代表
はあいさつで、中日両国の友好往来の歴史、および第二次大戦中の中国人強制連
行など近代以降の日本の中国侵略の歴史を簡単に振り返った後、「歴史を鑑とし、
未来に目を向ける」というのは恨みを忘れないのではなく、歴史の教訓を銘記し、
中日関係のよい未来を開くためだと指摘した。あいさつの後参列者全員が犠牲者
に献花した。追悼会のあと、一部の参列者は船で貯水池を一周し、花を投げ入れ
て、犠牲者に哀悼の意を表した。

 相模湖は日本最初の多目的人工ダムで、1940年から47年にかけて建設され
た。現在は神奈川県民にとって不可欠の飲用水用ダム、発電所、リゾート地になっ
ている。相模湖ダムを建設するため、当時360万人が動員された。朝鮮、韓国、
日本の労働者のほか、日本軍によって強制連行された中国人300人近くもいた。
労働条件が極めて劣悪だったうえ、非人道的な虐待を受けたことから、83人が犠
牲になり、うち28人は中国人だった。

 日本の有識者と進歩的団体は犠牲者を悼むため「相模湖・建設殉職者合同追悼
会実行委員会」を設立し、1979年から毎年7月末に追悼会を開いている。今年は
31回目。
(東京7月26日発新華社)


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■中日関係■09年度中国青年代表団の第一陣500人が訪日

 中日両国青年の相互理解を深め、両国の平和・友誼を促すため、外務省の委託
で、日中友好会館が招いた2009年度中国青年代表団の第一陣500人が同日、
日本での1週間にわたる交流を開始した。

 今回訪日したのは、教育関係者100人、農村末端の役人、郷鎮企業家と農民
80人、大学生50人、ジャーナリスト50人のほか、公務員、若手実業家、学術研究
者など。滞在中、業種と出身で分けた分団が北海道、秋田、神奈川、茨城、長野、
京都、大阪などを訪問し、日本の政治、経済、文化、社会を知るとともに、青年と交
流する。

 28日の歓迎夕食会で、日中友好会館の谷野作太郎会長代理は次のようにあいさ
つした。今年はA型H1N1インフルエンザの影響で、中日間の交流活動が延期され
たが、最初の中国青年500人がついにやってきた。これらの青年が訪問を通じて、
日本への理解を一層深め、今後の日中交流と協力でより大きな役割を果たすよう期
待している。

 中国側代表団団長の倪健・共青団中央国際連絡部長はこれに対し、次のようにあ
いさつした。今回は500人の青年が訪日し、この24年間に派遣された中で最大の
訪日代表団となった。これは中日関係の良好な発展を一つの側面から示している。
代表団のメンバーは中国大陸のすべての省・直轄市・自治区からきており、ほとんど
が「70後」と「80後」〈1970―79年生まれと1980―89年生まれを指す〉の若い世
代である。これら中国の青年は日本の進んだ経験を学び、中国と中国の青年の現
状を紹介し、両国間の交流を一段と促進し、アジアと世界の平和・友好に貢献するだ
ろう。

 代表団員で、北京市門頭溝区から来た大卒村役人の王カク乾さん(カク=赤+
おおざと)は、次のように話していた。日本は都市・農村の一体化した、統一的発展
が非常にうまくいっており、農民一人当たりの所得が高い。今回の訪日では、農村の
発展における重点の問題、難しい問題をたずさえて日本の経験を学びにきた。中国
の農業経済の発展に合ったモデルが見つかるよう希望している。

 歓迎夕食会は、日本と中国の芸術家がそれぞれの国の代表的な民族楽器の演奏
と歌舞を披露し、熱気にあふれていた。

 福田康夫前首相が2007年に訪中した際の胡錦涛国家主席との合意に基づき、
2008年から4年間に、毎年4000人の青年が両国を相互訪問する。
(東京7月28日発新華社)


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■中日関係■外務省サイトより

  ――秦剛報道官、ラビアの訪日許可について質問に答える――

 問:報道によると、日本政府はこのほどラビアにビザを発給し、その訪日を許した。
中国側のコメントは。日本側に申し入れを行ったのか。

 答:われわれは日本政府が中国側の度重なる厳正な申し入れを顧みず、ラビアが
訪日して反中国の分裂活動に従事するのを許したことに強い不満を表明する。
(7月27日)

外務省が日本大使を呼ぶ ラビア訪日許可で厳正な申し入れ

 武大偉外務次官は7月29日、宮本雄二中国駐在日本大使を呼び、日本政府が
ラビアの訪日を認めたことについて厳正な申し入れを行い、強い不満を表明するとと
もに、直ちに効果的な措置を講じてラビアが日本で反中国の分裂活動に従事するの
を阻止するように日本政府に求めた。
(7月29日)






■■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■□     ◇編集後記◇
□

 暑中お見舞い申し上げます。

 崔天凱駐日大使が中日関係について、中国、日本双方のメディアのインタビュー
に応じました。特集で紹介します。

 崔天凱大使はまた、在外公館長会議のため北京に帰任した際、新華社サイトに招
かれて、中日関係や周辺外交について一問一答の形で語っています。主権、領土問
題にも言及しており、興味深いものです。

 新華社サイトは新中国成立60周年記念の一環として、各国に駐在する大使を招
いて、シリーズでネットユーザーとの対話を企画しており、崔大使はそのトップバッタ
ーということです。

 崔大使との一問一答は長文のものであり、メルマガでは紹介できませんが、
弊社HPにてお読みいただけます(会員制記事)。
  http://www.china-news.co.jp/members/2009/07/26/mpol09072603.htm

また、月刊「中国情勢」次号に全文掲載の予定です。
  http://www.china-news.co.jp/monthly.publication/mon_new.htm


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