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2009/02/13

中国週報メールマガジン 第358号

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中国週報(第358号)□□□□□□□□□□□□□□□□□□2009. 2.13発行
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      ○発行元:中国通信社 ○協力:日本僑報社
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■目次■

☆特集1☆1月の人民元貸出増加額103.6%増 過去最高に

☆特集2☆中国の鳥インフルエンザ研究、基幹構造の解析完了

■中国政治■
◇党中央宣伝部と国家民族委が党と国家の民族政策の宣伝に関する大綱発表
◇中国共産党中央委員会、知識人招き元宵節の交歓会

■中国経済■
◇1月の輸出、前年比17.5%減
◇西気東輸第2ルートの東区間着工
◇中国の自動車企業、海外で新エネルギー車の人材集め

■社会・文化・科学・スポーツ■
◇国際特許出願件数、英国を抜いて世界6位に
◇「特殊設備安全監察条例」改正 省エネ管理規定を追加
◇ユンナンコバナテングザルの生息数約2000匹
◇天津人民出版社から「溥儀日記」刊行
◇中国衛生省、規定違反の外国人臓器移植を厳しく処分

■中日関係■
◇黒竜江の訓練受けた出稼ぎ農民が日本へ 32人が3年間研修・労働
◇日本の右翼による名誉毀損裁判で勝訴 夏淑琴さんら報告

■中国外交■
◇胡錦涛主席、サウジ国王と会談 関係発展で6項目提案




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☆特集1☆1月の人民元貸出増加額103.6%増 過去最高に

 中国人民銀行(中央銀行)は12日、1月の人民元の貸出増加額が1兆6200億元
に達し、前年同月を8141億元、率にして103.6%上回ったと発表した。関係の資
料によると、月間の貸出増加額としては過去最高。

 同行が発表したデータによると、1月末の金融機関の人民元と外貨の貸出残高は
33兆6000億元で、前年同月末比19.78%増となった。このうち人民元は
21.33%増の31兆9900億元で、伸びは前年末を2.6ポイント上回った。1月の
人民元の貸出増加額は前年同月より8141億元多い1兆6200億元に達した。

 国の景気刺激策の後押しで、このところ人民元の貸し出しが急増しており、昨年
12月の人民元貸出増加額は前年同月より7233億元多い7718億元に上った。

 部門別にみると、個人向けの貸出増加額は1214億元で、そのうち短期が621億
元、中・長期が593億元だった。金融以外の企業とその他の部門向けは1兆5000
億元で、うち短期が3404億元、手形が6239億元、中・長期が5229億元だった。

 データによると、1月末の広義の通貨供給量(M2)の残高は前年同月比18.79
%増の49兆6100億元で、伸び率は前年末を0.97ポイント上回った。狭義の通貨
供給量(M1)の残高は6.68%増の16兆5200億元で、伸び率は前年末を2.38
ポイント下回った。市場の通貨流通量(M0)残高は12.02%増の4兆1100億元。

 データによると、人民元の預金が大幅に増えた。1月末の金融機関の人民元と外
貨の預金残高は49兆4700億元で、前年同月末比22.9%増となった。このうち人
民元は22.98%増の48兆1600億元で、増加率は前年末を3.25ポイント上回っ
た。

 1月の人民元の預金増加額は前年同月に比べ1兆2800億元多い1兆5100億元
で、このうち個人が1兆5300億元の増加、金融以外の企業とその他の部門が919
億元の減少、財政預金が488億元の増加となった。金融以外の企業とその他の部
門のうち、企業の預金が759億元の増加で、前年同月より2586億元多かった(前
年同月は1827億元の減少)。1月末の金融機関の外貨預金残高は1917億ドル
で、前年同月末比25.91%増となった。1月の外貨預金額は11億ドル減で、減少
額は前年同月より75億ドル少なかった。
〔北京2月12日発新華社〕


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☆特集2☆中国の鳥インフルエンザ研究、基幹構造の解析完了

 中国の科学者が鳥インフルエンザ・ウイルスの研究で、重要な突破をはたした。す
なわちウイルスの重要な生命機器であるリボ核酸ポリメラーゼPA亜基の活動機序
を明らかにし、関連薬品の研究・開発のための新たなターゲットを提供した。中国科
学院生物物理研究所が6日明らかにしたもの。

 この研究成果は中国科学院生物物理研究所の劉迎芳研究員の指導する課題班と
饒子和院士(アカデミー会員)の指導する南開大学/清華大学/生物物理研合同
実験室が共同で完成させたもので、最近雑誌「自然」ネット版に発表された。

 インフルエンザ・ウイルスは八つのリボ核酸(略称RNA)ゲノム断片をもつネガティ
ブ・ストランド(negative strand −鎖)ウイルスで、そのゲノムは11種のウイルス・
タンパク質にエンコードできる。うちPB1、PB2とPAの三つのタンパク質亜基はイン
フルエンザ・ウイルスの重要な生命機器、インフルエンザ・ウイルスRNAポリメラー
ゼを作り上げている。鳥インフルエンザ・ウイルスの複製と感染の過程で、ウイルス・
ポリメラーゼは極めて重要な役割を果たしており、ウイルス・ゲノムRNAの複製およ
びウイルスmRNA(伝令リボ核酸)転写など複数の機能をつかさどっている。インフ
ルエンザ・ウイルス・ポリメラーゼの研究はその作用機序の解明に重要な科学的意
義をもつだけでなく、臨床における抗ウイルス薬の研究・開発のためのはっきりした
分子モデルを提供するとみられ、国際的な研究の焦点になっていた。これまで、PB
1とPB2の機能は徐々に明らかにされていたが、この複合体におけるPAの機能は
明らかになっていなかった。

 長年の連続的共同難関攻略を経て、劉迎芳研究員の実験室と饒子和院士の実験
室はPAのC末端とPB1アミノ末端の短鎖ペプチド複合体の結晶構造を最初に解析
した。この構造はPAとPB1の相互作用方式を示しており、その成果は2008年8月、
「自然」に発表された。今回、科学者たちは再び飛躍的な進展を収め、PA亜基の残
ったアミノ末端の高解像度結晶構造を解析することにより、インフルエンザ・ウイル
ス・ポリメラーゼPA亜基の構造生物学研究活動をほぼ完了した。この研究結果から、
PA蛋白がエンドヌクレアーゼ機能をもつことがはっきり示され、PB1亜基がポリメラ
ーゼ複合体の中でこの機能を担っているという従来の推論が覆された。

 専門家は、この研究結果はPAがウイルス転写機能に参画する重要な分子機序を
はっきりと示すだけでなく、関連薬品の研究と開発のための新たな原子レベルの微
細構造の基礎をも提供しており、関連薬品の研究・開発プロセスを速め、鳥インフル
エンザへの対応で力を発揮するだろうと話している。
〔北京2月6日発新華社〕


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■中国政治■党中央宣伝部と国家民族委が党と国家の民族政策の宣伝に関する大綱発表

 中国共産党中央宣伝部と国家民族委員会がまとめた「党と国家の民族政策の宣
伝と教育に関する大綱」が最近発表された。

 大綱は次のように指摘している。中国は各民族人民が創建した、統一された多民
族国家である。各民族の前途・運命は祖国の前途・運命とつねに一つに結びついて
いる。国家の統一はつねに中国の歴史発展の主流で、各民族人民の根本的利益に
合致し、各民族人民に心から支持されている。民族関係をよくし、民族の団結を強化
することは、小康社会(いくらかゆとりのある社会)の全面建設という奮闘目標の実
現にかかわり、中国の特色ある社会主義建設事業全体にかかわり、国家の長期安
定にかかわっている。

 大綱はさらに、次のように強調した。党と国家の民族政策の基本内容を全面的に
理解し、正しく把握しなければならない。各民族平等の方針を貫くことは党の民族政
策の礎石である。民族の団結を守ることは民族問題を解決するための重大な原則だ。
民族区域自治の実施は民族問題を解決するための基本政策であり、基本的政治制
度でもある。各民族の共存共栄を実現することは民族政策に関する我が党の根本
的立場だ。科学的発展観をしっかり確立し、全面的に実行に移し、発展という政権担
当・国家振興の第一の重要任務にしっかり力を入れ、あらゆる方策を講じて少数民
族の発展および民族地区の経済・社会の発展を加速し、各方面の努力によって各民
族大衆の生活レベルを高め、各民族の全体的資質をたえず高めなければならない。〔北京2月4日発新華社〕


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■中国政治■中国共産党中央委員会、知識人招き元宵節の交歓会

 中国共産党中央委員会が9日夜、北京の人民大会堂で交歓会を開き、党と国家の
指導者胡錦涛、呉邦国、温家宝、賈慶林、李長春、李克強、賀国強、周永康氏らが
首都知識人の代表と共に中国の伝統的祝日元宵節(旧暦1月15日の伝統的節句)
を祝った。

 交歓会は李長春党中央政治局常務委員の司会で進められた。同氏は冒頭、党中
央委員会を代表して、全国の知識人と友人に祝意を表した。

 李氏は次のようにあいさつした。2008年は党と国家の事業にとって非常に非凡な
一年だった。胡錦涛同志を総書記とする党中央は団結して全党と全国の各民族人
民を指導し、まれにみる深刻な自然災害との戦いで重大な勝利を収め、北京オリン
ピックとパラリンピックを成功させ、有人宇宙船「神舟7号」を打ち上げ、世界的な金
融危機に沈着に対応し、社会主義の経済建設・政治建設・文化建設・社会建設を全
面的に進め、党と国家の事業で新しい大きな成果を収めた。この成果の中には同志
である知識人と友人の皆さんの英知と力も凝縮されており、党と人民は皆さんに感謝している。
〔北京2月9日発新華社〕


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■中国経済■1月の輸出、前年比17.5%減

 中国の1月の輸出入総額が前年同月比29%減の1418億ドルにとどまった。うち
輸出は17.5%減の1418億ドル、輸入は43.1%減の513億4000万ドル。税関総
署が11日明らかにしたもので、1月の輸出は引き続き減少したが、春節(旧正月、今
年は1月26日)による影響を除いた実質は増加している。

 税関総署は次のように指摘している。春節による影響を差し引くと、1月の輸出は
増加した。今年1月は昨年1月より5営業日少ない。営業日が少なくなった影響を除く
と、1月の輸出は前年同月比6.8%の増加で、輸出入は8.2%、輸入は26.4%の減
少となっている。今年1月は昨年12月より6営業日少ない。営業日が少なくなった影
響を除くと、1月の輸出入は昨年12月比4.6%、輸出は10.1%の増加で、輸入は
3.8%の減少だった。

 昨年8月以降、中国は4回にわたり一部商品の輸出戻し税の還付率を引き上げた。
そのため、1月の一部還付率引き上げ商品の輸出は増加している。うちアパレルは
前年同月比5.7%増の105億1000万ドル、靴類は10.6%増の29億1000万ドル、
ケース・カバンは8.3%増の11億5000万ドルに達した。

 米国のサブプライムローン危機が誘発した世界的な金融危機の影響を受け、昨年
の中国の輸出伸び率は7年来の最低となる20%にとどまった。金融危機の拡大に
ともない、昨年第4四半期の輸出入は大幅に減少し、輸出入、輸出、輸入いずれも
2カ月連続でマイナスとなった。

 1月の輸出入減少率は昨年12月を17.9ポイント、輸出は14.7ポイント、輸入は
21.8ポイントそれぞれ上回った。
〔北京2月11日発新華社〕


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■中国経済■西気東輸第2ルートの東区間着工

 中国の西気東輸(西部のガスを東部に運ぶ)第2ルートの東区間が7日、広東省深
セン市で正式に着工された。世界的金融危機が全世界に影響し、国内の経済成長
が鈍化している背景下での重点プロジェクト着工であり、中国政府の内需拡大、成
長維持、構造調整と民生改善への意思をはっきり示し、エネルギー消費構造の改
善、エネルギー供給能力の増強にとって重要な意義があるとされている。

 西気東輸第2ルートは、国外の天然ガス資源を導入するための中国初の大型パイ
プラインで、新疆コルガス通関港を起点に、西はトルクメニスタン、ウズベキスタン、
カザフスタン3カ国を横断し、並行して建設中の中央アジア天然ガス・パイプラインと
つながる。南は香港に至り、東は上海に達し、途中14省・自治区・直轄市と香港特
別行政区を経由する。中国石油天然ガス集団公司(中石油)が建設を請け負い、運
営する。うち東区間は寧夏回族自治区中衛から11の省・自治区・直轄市を経て広
州、香港に至るもの。

 廖永遠中石油副社長は次のように語った。中央アジア天然ガスと西気東輸第2ル
ートは中国の第11次5カ年計画(2006〜10年)の重大プロジェクトで、総工費は
2500億元前後にのぼる。主なガス供給源はトルクメニスタンの天然ガスで、補充ガ
ス供給源はカザフスタンとウズベキスタンの天然ガス。国内のタリムおよび長慶鉱区
の天然ガスも緊急、予備供給源となる。

 関係の取り決めによると、中国に供給できる中央アジアの天然ガス資源量は年間
450ないし500億立方メートルといわれている。
〔深セン2月7日発新華社〕


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■中国経済■中国の自動車企業、海外で新エネルギー車の人材集め

 国際金融危機の影響を受け、世界の自動車企業はこれまでにない「厳冬」に入り、
生産中止や人員削減、赤字が欧米や日本の自動車企業に相次いで起きている。
こうした中で中国の自動車企業は海外で「ソフト面の底値拾い」を行うとしており、そ
の目的は人材である。

 中国最大の商用車生産企業、北汽福田公司の広報担当者、趙景光氏は「今年は
海外で数十人の一流技術開発人材を募集する」と明らかにした。福田公司は最初の
「底値拾い」の場所として米国の自動車都市デトロイトに狙いを定めた。募集するの
は主に新エネルギー車の研究開発、生産、販売の人材である。

 趙氏は「各方面の反応を見ると、募集コストにもかかわらず、現在は海外で人材を
集める絶好機であり、会社は現在そうした人材を必要としている」と述べた。

 福田公司は中国で最も早く新エネルギー車の研究開発を始めた企業ではない
が、最も早く新エネルギー車を市場で販売することに成功し、省エネ・排出削減実験
室と中国初の新エネルギー車生産・開発拠点を設立した。このため多数のハイレベ
ル専門人材を必要としている。海外市場の開拓は福田が歩んできた道で、現在、顧
客は世界76カ国・地域に及んでおり、国際的人材を確保することが海外での競争に
加わる重要な条件になっている。
〔北京2月8日発新華社〕


★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★★★

■社会文化■国際特許出願件数、英国を抜いて世界6位に

 国家知的財産権局の田力晋局長は4日、珠海で開かれた全国知的財産権局長会
議で、2008年の中国の国際特許出願(PCT出願)件数が6000件余りに達し、過
去最高を更新、英国を抜いて世界6位に躍進したことを明らかにした。中国は07年
に世界ランキングの7位になっていた。

 世界知的所有権機関(WIPO)の集計によると、PCT出願件数に基づく2008年の
世界ランキング上位3位は米国、日本、ドイツで、07年と同じだった。4位から10位
までは韓国、フランス、中国、英国、オランダ、スウェーデン、スイスの順になっている。
中国のPCT出願件数は前年比11.9%増の6089件だった。
〔珠海2月4日発新華社〕


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■社会文化■「特殊設備安全監察条例」改正 省エネ管理規定を追加

 温家宝首相は先ごろ、「『特殊設備安全監察条例』の改正に関する国務院の決定」
を公布する第549号国務院令に署名した。「特殊設備安全監察条例」はこの決定に
基づいて修正した後、改めて公布される。中国政府網に6日発表されたもの。

 「『特殊設備安全監察条例』の改正に関する国務院の決定」は今年5月1日から施
行される。改正「条例」は総則、特殊設備の生産、特殊設備の使用、検査・測定、監
督点検、事故の予防と調査・処理、法的責任、付則の計8章、103条からなってい
る。

 改正「条例」は、省エネ・排出削減の要請に基づいて、エネルギー多消費特殊設備
の省エネ管理の規定を追加している。また特殊設備の事故調査の実際の必要に合
わせて、特殊設備事故の等級区分および調査に関する制度について新たに規定し
ている。

 改正「条例」は行政許可の利便性・高効率の原則に従って、国務院特殊設備安全
監督管理官庁が行使する一部の行政許可権を省・自治区・直轄市の特殊設備安全
監督管理官庁に委譲している。また場(工場)内の専用機動車両、移動式圧力容器
充てん、特殊設備非破壊測定の安全監察を明確に条例の規整範囲に入れ、特殊設
備の責任保険制度を奨励している。さらに、法的責任を一層充実させ、違法行為に
対する処罰を強化している。
〔北京2月6日発新華社〕


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■社会文化■ユンナンコバナテングザルの生息数約2000匹

 中国雲南省の迪慶チベット族自治州の維西や徳欽などの県および、チベット自治
区のマルカム県などの高地山林に生息するユンナンコバナテングザルの数が約
2000匹に増えている。ユンナンコバナテングザルは絶滅の恐れのある中国の一級
保護動物。地球上で容貌が最も人類に近いサルで、国際自然保護連合(IUCN)は
絶滅の恐れが最も高い近絶滅種(CR)に指定しており、ジャイアントパンダ同様、中
国の「国宝」に指定されている。

 白馬雪山国家級自然保護区維西管理分局の職員和キン(金みっつ)明氏は次の
ように説明した。維西県薩馬閣林区の響鼓セイ(たけかんむりに青)はユンナンコバ
ナテングザルの主要な生息地である。近年、響鼓セイの個体数は増え続け、年間約
30〜40匹増えている。ユンナンコバナテングザルが塔城鎮政府後方の山のふもと
に下りてくることもしばしばで、私は一週間のうち4、5日、近距離まで接近したのを
観察している。
〔雲南・迪慶2月9日発新華社〕


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■社会文化■天津人民出版社から「溥儀日記」刊行

 清朝最後の皇帝、溥儀の研究専門家がまとめた増補版「溥儀日記」がこのほど、
天津人民出版社から刊行された。天津の静園で8日、発売サイン会のイベントが行
われた。

 長春溥儀研究会副会長で研究家の王慶祥氏が溥儀の北京・紫禁城内で「閉じ込
められた皇帝」だった当時の日記や天津の張園と静園で仮り住まいをしていた当時
の日記、撫順戦犯管理所での改造時期の日記などを整理してまとめた。その中で、
特赦を受けて、中華人民共和国の公民として暮らした1959年から67年までの日記
は内容が極めて豊富で、最後の皇帝の特赦後の学習、仕事、生活の状況をありの
ままに記し、当時自ら参加した政治活動、社会活動、対外活動を記録している。

 また共産党と国家の指導者の溥儀に対する配慮や教育について数多く記録し、特
に周恩来首相のいろいろな具体的配慮について詳しく記している。

 溥儀は傀儡満州国時代の日記を自ら焼き捨てたが、他の時期の日記は残ってい
る。日記は溥儀のたどった軌跡や人生の変転が真実のまま、十分に、生き生きと書
き記されている。歴史的公文書の中に残っている傀儡満州国政権崩壊時の溥儀の
「召見日記簿」は毎日会った人を記録したもので、当時の政治生活を知るうえで第一
の手掛かりになる。当時の考えや行動がよくわかるもので、今回こうした内容が増補
された。
〔天津2月8日発新華社〕


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■社会文化■中国衛生省、規定違反の外国人臓器移植を厳しく処分

 中国の病院での外国人の臓器移植に関する最近の一部メディアの報道について、
衛生省の毛群安報道官は10日の定例記者会見で、衛生省がすでに関係機関に調
査を命じたことを明らかにし、確認されれば、規定に違反して外国人に臓器移植手
術を行った医療機関を厳しく処分すると言明した。

 毛報道官は「臓器提供の不足が移植手術の直面している最も突出した問題」とし、
国際慣行に従い、中国は観光名目で他国に行って臓器移植を受けることに反対して
おり、中国の臓器移植は主に差し迫って必要な国内の患者に対して行うと述べた。

 中国は2007年5月1日、「人体臓器移植条例」を正式に実施した。臓器移植の規
範管理を強化するため、衛生省は専門家を動員し、国内のすべての臓器移植実施
医療機関を審査し、臓器移植を認可した160余りの医療機関を公表し、同時に一部
の医療機関の臓器移植資格を停止した。

 このほか衛生省は世界保健機関(WHO)の臓器移植ガイドラインに従い、海外か
らの臓器移植申請について通知を出し、次のように明確に要求した。申請があった
場合、医療機関は所在地の省(一級行政区)レベルの衛生行政機関に報告し、審
査・認可を受け、衛生省に報告して、回答の意見に従って手術を行わなければなら
ない。医療機関とその医療関係者は観光名目で中国に来た外国公民に対して臓器
移植を行ってはならない。医療機関とその医療関係者は観光名目で海外に行って外
国住民のために臓器移植を行ってはならない。
〔北京2月10日発新華社〕


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■中日関係■黒竜江の訓練受けた出稼ぎ農民が日本へ 32人が3年間研修・労働

 黒竜江省の出稼ぎ農民32人が日本の有名企業で3年間の研修・労働を行うた
め、5日、ハルビンを出発した。

 日本の研修先は世界の大企業500社に入る企業の一つで、賃金と待遇が比較的
安定している。32人は仕事の技能訓練だけでなく、日本語や日本の礼儀文化、生
活習慣の教育も受けた。

 チチハルから来た李玲玲さんは「訓練を受けて、電子機器の組み立て技能を身に
つけただけでなく、日本語のレベルもかなり向上した。現在、仕事を見つけにくい状
況だが、私は身につけた技術や言葉を生かして、海外での就業の機会を得た」と語
った。

 黒竜江省農村労働力移転業務弁公室の侯立宏主任は次のように語った。世界金
融危機の影響を受け、就業が不振な中で、黒竜江省は出稼ぎ農民に対する訓練を
強化しており、多くの農民がしっかりした技能を身につけ、再就職の機会を得てい
る。例年に比べ、帰郷する出稼ぎ農民がいくらか増えているが、黒竜江省の農村労
働力移転は全体的に安定している。1月末現在、全省で訓練を受けている農村労働
力は8700万人余り、移転農村労働力は272万人、労務収入は24億5000万元
(1元=約13円)に上っている。
〔ハルビン2月5日発新華社〕


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■中日関係■日本の右翼による名誉毀損裁判で勝訴 夏淑琴さんら報告

 「南京大虐殺の生存者、夏淑琴さんが日本の右翼を名誉毀損で訴えた裁判の最
終審で勝訴した」―侵華日軍南京大虐殺殉難同胞記念館と江蘇法徳永衡法律事務
所は7日、合同でメディアにこのニュースを伝えた。

 南京大虐殺殉難同胞記念館の朱成山館長は「これは日本の右翼を名誉毀損で訴
えた夏淑琴さんの裁判の全面勝訴を示している」と述べ、南京大虐殺の殉難同胞を
めぐる訴訟は少なくないが、国外で立件、審理されて、勝訴したのはこの一例しかな
いと指摘した。

 日本の最高裁は2月5日、夏さんが「南京大虐殺の徹底検証」の著者と出版社の
名誉毀損を訴えた裁判で、原告勝訴の判決を下し、被告に400万円の賠償を命じ
た。日本は3審制で、これで今回の裁判にピリオドが打たれた。

 80歳の夏さんはすすり泣きながら、「こんなに長い年月がかかり、ほんとうに容易
でなかった。犠牲になった家族だけでなく、南京大虐殺の30万の犠牲者にとっても
慰めになる」と語った。

 日本の右翼を訴えた夏さんの裁判には長い歴史がある。1998年、東中野修道亜
細亜大学教授と自由史観会の松村俊夫会員の2人が出版した本は日本軍に家族
7人を虐殺された夏さんを「偽の証人」と中傷している。

 2004年、2人の被告と出版社は中国の裁判所からの召喚状に対して、中国で応
訴せず、弁明権を放棄し、夏さんの訴えになんら反論しなかった。2006年8月23
日、大量の証拠を集めが行われ、南京市玄武区法院で被告欠席のまま判決言い渡
しが行われ、中日両国の主要な新聞に原告に対する謝罪声明を掲載し、賠償するこ
とを被告に命じた。

 夏さんの中国国内での訴訟に対して、東中野被告は東京地裁に反訴したが、2006
年6月30日、夏さんが日本の裁判所に出廷すると、被告は突然、訴えを取り下げ
た。

 2007年11月2日、東京地裁は夏さん勝訴の判決を言い渡し、2被告に400万円
の賠償を命じた。昨年5月21日と今年2月5日それぞれ東京高裁と最高裁が原判決
支持の判決を言い渡した。

 夏さんの弁護士、談臻さんは次のように述べた。東京と南京での夏さんの勝訴は
共に非常に大きな現実的かつ歴史的意義があり、法律の面から史実を守った。これ
は夏さんの名誉を守っただけでなく、東中野修道ら日本の右翼による南京大虐殺の
歴史を否定しようとする企みに対する力強い反論であり、反撃である。
〔南京2月8日発新華社〕


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■中国外交■胡錦涛主席、サウジ国王と会談 関係発展で6項目提案

 胡錦涛国家主席は10日、サウジアラビアの首都リヤドでアブドラ国王と会談した。
両国元首は両国間の戦略的友好関係を全面的に深め、国際的金融危機に共同で
対応し、国際・地域実務における意思疎通と協調を強め、二国間関係を絶えず新た
な水準に高めることを表明した。

 胡主席は次のように指摘した。2006年の両国元首の相互訪問以来、両国関係は
さらに大きく発展し、過去最良の時期にある。中国はサウジが地域の平和・安定維
持、国際エネルギー安全保障の確保などで重要な役割を果たしていることを重視し
ており、常に戦略的見地からサウジとの関係を考えている。現在、国際情勢は複雑
で大きく変化し、特に国際的金融危機のために、われわれは厳しい挑戦(試練)に直
面している。こうした情勢の下、両国間の協力強化には一段と重要な意義がある。

 胡主席は両国間の戦略的友好関係発展について6項目の提案を行った。第1にハ
イレベルの相互訪問を続け、ハイレベル協議の仕組みを確立する。両国の共通認識
を実行に移し、最高合同委員会を早期に立ち上げる。第2にそれぞれの資源、市場
の優位性を生かし、全方位のエネルギー協力パートナーシップを発展させ、引き続き
双方向の投資を拡大する。第3に経済・貿易協力の規模を拡大し、水準を絶えず高
める。中国政府はより多くの有力企業がサウジのインフラ整備などに積極的に参加
することを奨励し、工事請負と労務協力の水準を高める。第4に教育、スポーツ、観
光などの分野の交流を加速し、両国の人的往来を拡大する。第5に重要な国際・地
域問題で意思疎通と協調を強め、地域の平和と安定を守る。第6に中国と湾岸協力
会議(GCC)との集団協力の枠組みの中で協力を強化する。

 胡主席は次のように強調した。国際的金融危機の衝撃の中で、両国は協調を強め、
貿易・投資分野の協力を拡大し、金融リスクに共同で対応し、これを防ぎ、両国の経
済・金融の安定を維持しなければならない。国際金融システムの改革について緊密
に意思疎通をはかり、特に20カ国グループ(G20)金融サミットで積極的成果が得ら
れるよう共に促さなければならない。

 会談後、両元首は協力文書の調印式に出席した。両国はエネルギー、衛生、検疫、
交通、文化各分野の五つの協力取り決めに調印した。
〔リヤド2月10日発新華社〕



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