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毎週月曜日に配信。元新聞記者で勝どき書房の編集長が社会で起きている様々な問題、政治、文化、スポーツ、芸術などについて取り上げる。特に「狭山事件ノート」「三億円事件ノート」は隔週で連載中。「雪月花」のコーナーでは季節の話など日常の生活に触れ、俳句も載せている。

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2009/04/13

コラム・ゆりかもめ日曜版(36)「三億円事件ノート・犯人像は? 7」「古今亭八朝」

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■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■殿岡駿星□■
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     ■□■日曜版36号 2009/04/12■□■
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◆◆「三億円事件ノート・犯人像は? 7」◆◆
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 捜査本部が発生当初から犯人の性格について「孤独で粘着質、夜行性」と
指摘している。その最大の理由は、一連の車両盗難事件がすべて夜中の犯行
であるためだ。三億円事件が発生した当日、昭和43年12月10日にはカ
ローラが2台使用されているが、このカローラはいずれも、犯行直前に近く
の団地から盗んだがいずれも夜中に犯行だ。
 さらに、犯人が盗んだと思われる、スカイライン2台、ブルーバード、ホ
ンダオートバイ、ヤマハオートバイも夜中の犯行だ。
 さらに、ヤマハオートバイを白く塗装してニセ白バイに偽装するのも、と
ても昼間はできないだろうと考えた。もし、昼間に塗装ができたとしたら、
それはかなりしっかりしたアジトのようなものがなければならない。しかし、
そこで昼間に塗装するとしたら、昼間はどんな仕事をしていたのか、という
ことになり結果的に、昼間はふつうに仕事をして、夜中に塗装したと考えら
れる。
 そして、粘着性がある性格とみた理由は、やはり3億円を奪うための準備
として、半年前から多磨農協を脅迫したことだろう。何度も、多磨農協を脅
迫してから、本番の大洋信託銀行(仮名)の現金輸送車を襲うという念の入
った方法は、かなり粘着性のある人物でなければ、ここまで面倒なことはし
ないだろうというのだ。
 一連の脅迫状の文章も、最終的な三億円事件を成功させるために、巧みな
仕掛けをしている。念には念が入っている文章だ。そのため、警察と銀行は
まんまと、だまされてしまう。それが、粘着性がる男と考えた理由だ。
(つづく)
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『三億円事件の真犯人』殿岡 駿星著・46判上製・332ページ
40年後、真犯人がすべてを語り、3分間の英雄の実像に迫る。
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転用を禁止します。文章は著作権法によって保護を受けています。
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◆◆「古今亭八朝、芸人生活40年を記念する会」◆◆
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 8日、日暮里サニーホールで芸人生活40年迎えた落語家古今亭八朝の
会が開かれた。昭和26年、豊島区池袋で生まれ、都立明正高を卒業する
とすぐに古今亭志ん朝の弟子となった。前座として古今亭志ん吉を名乗り、
3年後の昭和48年に初高座。2年後に二つ目に昇進、八朝と改名した。
真打となったのは、9年後の昭和59年だった。
 八朝は、あいさつの中で、かつて師匠の志ん朝から「おまえは落語家に
向いていないから、辞めろ」といわれたことがあったが、お上さんが師匠
に「続けさせてください」と頼んでくれて辞めないですんだと語った。
 継続は力なりという言葉があるが、この日八朝が演じた「古今亭十八番・
火焔太鼓」は、道具屋と女房のやりとりが実にリアルで見事だった。途中
で辞めないで本当によかったと思った。「火焔太鼓」は一分金(3万円ぐ
らい)で仕入れた汚い太鼓を殿さまに三百両(3600万円ぐらい)で売
ることができたので、「太鼓をもっと仕入れて売ろう」というと、女房が
「なぜだい」と聞く、道具屋が「ドンドン良くなる」で落とした。この落
ちは、以前ならば道具屋が「音がするから売れたんだ。今度は半鐘を仕入
れようと思う」というと、女房が「だめだよ、半鐘だとおじゃんになっち
ゃう」で落としていた。
 この「おじゃん」が最近の人には分からないので、変えたようだ。古典
落語は消えてしまった言葉が出てきて、落とすのが難しい場合があって、
「おじゃん」を「ドンドン」に変えてうまく落としたと思う。
 芸人生活四十年ということで、付き合いのあるゲストがたくさん出た。
立川談四楼、桂才賀、ビリーバンバン、今陽子、伊奈かっぺい、笑福亭鶴瓶
らが登場した。そして、古今亭志ん生の長女美濃部美津子さんが記念の贈り
物をして、「今後とも八朝をよろしくお願いします」とあいさつした。
 しかし、八朝は最近体調がすぐれないので、高座を勤めるのはかなりた
いへんな様子だった。まだ58歳なので、なんとか元気になって、50年、
60年の会も開けるようにしてほしい。
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★〜★〜★〜★〜★ 勝どき書房の本紹介★〜★〜★〜★〜★
『狭山事件の真犯人』 著者・殿岡 駿星
狭山の女子高生殺人事件、真犯人に迫るノンフィクション推理小説
◇46判1800円/税別・在庫が少ないので書店では購入できません。
購入は「アマゾン」で。(勝どき書房直売は送料込み1700円)
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『カエルの日曜日 末永泉童話集』著者末永泉 絵末永知恵子
家族の絆や、友情、恋を少年のような温かい心で綴る16編の童話
◇発行・勝どき書房 46判上製 定価1500円・税別
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『新聞記者はなぜ殺されたのか』殿岡 駿星著
秩父困民党を名乗る脅迫状、記者殺害の真相に迫るミステリ小説
◇発行・勝どき書房 46判並製 定価2300円・税別  
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『平家物語の雑歌屋でぇござい』著者・山田 観風讃
 平家物語を700余の短歌で詠み綴る歴史短歌作家の画期的歌集。
◇発行・勝どき書房 ・46判上製  定価2000円・税別
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『桃咲く藁家から 橋本夢道傳』 著者・漆原伯夫
日本の暗い時代、反戦を貫いた自由律俳人橋本夢道の生涯
◇勝どき書房で直売 税込み送料込み価格 1800円
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・本の注文は勝どき書房へメールで katidoki_syobou@ybb.ne.jp
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■□■雪・月・花■□■八朝の会の後で、聴きに来ていた落語好きの仲間
たちと食事をした。この仲間とは20年近く、一緒にいろいろな落語を聴
いてきたが、みんな元気だ。落語を聴いて笑うと免疫力がついて、病気特
に癌にならないらしい。その証拠に、仲間の顔ぶれは変わらずみんな元気
だ。5月にもまた、落語を聴く会があるが楽しみにしている。しかし、落語
という芸術は、外国にもある漫談とは違って日本独特のものだ。簡単にう
まいとかへたとかいうが、それを理解することは、本当に難しい。
 ○ 話に夢中で電車乗り過ごす友とまた酒が呑みたい桜の夜 (駿星)
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◇「コラム・ゆりかもめ」は毎水曜日と日曜日に配信します。
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【マガジン】 コラム・ゆりかもめ  【発行者 】 殿岡駿星
        http://www.geocities.jp/syunsei777/page006.html 
【運営サイト】 合資会社 勝どき書房   
               http://www.geocities.jp/syunsei777/
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