幻の書籍を入手!精神科医の自由連想アーカイブ
_____________________________________________________________________
本当の自分がわかる心の技術 安らぎと治癒の自己改革
第101号 2008・7・7 発行
______________________________________________________________________
どうもです。平井 瑛子( ひらいようこ )です。(^^)
毎日気温上昇が激しいですねー。体調はいかがですか?
私は暑さに弱い耐寒性の品種?なので、夏は苦手です。(^^;)
さて今日は・・・あのまぼろしの一冊について!です。
……………………………………………………………………………………………
●日本精神分析界の父――古沢平作博士
……………………………………………………………………………………………
フロイトに私淑して精神分析を学んだ私ですが、ウィーンにまで飛んで
直接フロイトに教えを乞い、日本に精神分析の礎(いしずえ)を築いた
故・古澤平作先生だけはどうしても無視できません。
※フロイトが古沢青年にあまりにも高額な指導料をふっかける(?!)もので、
結局は、フロイト自身ではなく、フロイトが指名した高弟に学ばれました。
通貨としてのYen /円が今よりはるかに貨幣価値が低かった時代のことです。
参照:http://www.h2.dion.ne.jp/~i-art/bunseki/bunseki_kosawa.html
(心理相談室あいあーと・古沢平作博士 日本精神分析界の父)
これまで日本の精神分析界の歴史にはあまり興味がなかったのですが、
人様に何かを教えるには、自分がちゃんと知っておくべきかなと思いなおし、
日本での精神分析の扱われ方や精神分析家の立ち位置について、
おおざっぱなところを知ろうとしていた先々月の5月に書いた記事は
コレ↓
http://sinrigaku.livedoor.biz/archives/50219486.html
(平井のライブドアブログ・精神分析を日本に根付かせた先駆者古沢平作)
このときにも、謎めいている雰囲気が気になってしょうがなかった、
『自由連想法覚え書―古沢平作博士による精神分析』という本が、
いま手元にあるんです!
http://www.amazon.co.jp/dp/B000J773PO/ref=nosim/?tag=hiraiyokonopa-22
http://www.amazon.co.jp/dp/4753384039/ref=nosim/?tag=hiraiyokonopa-22
『自由連想法覚え書―古沢平作(こさわへいさく)博士による精神分析』
前田重治著
関東圏の図書館からおでましです。イェイ(^^)v!
……………………………………………………………………………………………
●古沢平作の最後の弟子、前田重治がまとめた精神分析の記録
……………………………………………………………………………………………
この本は、古澤平作先生の門下生の一人である前田重治先生が、
1957年5月、当時28歳の精神科医だったとき、
精神分析を日本に根付かせた研究と治療25年の第一人者にして大ベテラン、
当時59歳の古澤先生に教えを乞い、1年間の教育分析を受けた体験を
1984年に発表したもの。
古沢先生は、前田医師に予備面接(インテーク)でこうおっしゃったそうです。
「前田君の場合、自我があまりこわれないような方法で、しかもエスの問題が
十分に 自我の中に組み入れられるような方法を考えています」
前田先生が、11年後の1995年に出された『原光景へ―私の精神分析入門』
http://www.amazon.co.jp/dp/489359172X/ref=nosim/?tag=hiraiyokonopa-22
と読み合わせてみると、古沢先生の教育分析は、非常におだやかに、
丁寧に、古沢先生のほうでも多く自己開示をしながら、
温和で紳士的な態度で行なわれました。
それでも前田先生にはかなりの精神的な負担がかかり、鬱憤がたまったり、
下痢をしたり、気分がすぐれなかったり、頭がぼんやりしたりと、
なかなかしんどそうな様子が描かれています。
……………………………………………………………………………………………
●精神分析理論のなかにある不純物?
……………………………………………………………………………………………
『自由連想法覚え書』で展開される精神分析には、そこをとっかかりにして、
潜在意識をなんとかしようとするのか、とにかく排泄と幼児性欲ネタが多く、
想像していたものとの落差がすごかったです。(-o-;)
日本民話には、二人の神様が、おしっことうんこのどっちを我慢できるか
言い合って、じゃあ競争しようと我慢して、どっちも無理と引き分けた
という、たわいもない話があります。
ギリシャ神話では、全能の神ゼウスが次々に若い女性を襲い、
暴行(強姦)していくので、なんでコレが神話なの?と疑問でしたが、
動物にしたり星にしたり空想の余地が残されていた。
でも、この『自由連想法覚え書』には、ファジー(あいまいさ)や、
遊び(ゆるみ・ゆとり?)がない。
古沢先生は、前田先生の、エロスやトイレや母親にまつわる話にたいして、
―― 分析者のほうが、そういう話を中心に引き出しているようにも思え ――
与える解釈(解説のようなもの)は、これは筋金入りの精神分析理論。
読んでいるだけでも、鉄壁の理論に圧迫される感じ。(^^;;;
しかも・・・、
……………………………………………………………………………………………
●精神分析理論の問題点
……………………………………………………………………………………………
『自由連想法覚え書』157ぺージには、……、以下の本にあるような、
http://www.amazon.co.jp/dp/4151102019/ref=nosim/?tag=hiraiyokonopa-22
シーラという子--虐待されたある少女の物語 トリイ・へイデン
http://www.amazon.co.jp/dp/4313860037/ref=nosim/?tag=hiraiyokonopa-22
アダルト・チルドレンと癒し―本当の自分を取りもどす 西尾 和美
児童の性的濫用(虐待!)のことを、古沢先生は、
「小さな女の子は、自分からすすんでそういうこと(「性的行為」)を
父親に行ないたいと願っているのです」(!?)、とおっしゃる。
ひぇーギョギョ! Σ(・∀・*;)!
さかなクンもびっくりです。
古沢せんせぇそれは動物的な脳味噌しか動いていないある意味
児童ポルノ的な願望がある父親のエゴに『都合のいい見方』じゃ・・・。
この後、話はさらにむぅ( /+ 〜 + °;)な展開に向かうのであります・・・
さすがにもうこれ以上ここでは書けましぇん・・・orz
古沢先生は、私が否定する、フロイトの『幼児性欲理論』をしっかり
継承されていたんですね。(^^;)
※でも最後まで忠実だったお弟子さんのひとり、木田恵子先生のご著書には
そういうテーマは全然出てこないのですが・・・。
木田 恵子 『贈るこころ――精神分析臨床メモ』
http://www.amazon.co.jp/dp/4884691091/ref=nosim/?tag=hiraiyokonopa-22
―― 最後まで忠実だった、で思い出しました。
フロイトの理論に最後まで忠実だったのも、女性の精神分析家でした。
ヘレーネ・ドイッチュ 『自己との対決――エピローグ』
http://www.amazon.co.jp/dp/B000J9VUH4/ref=nosim/?tag=hiraiyokonopa-22
私の好き嫌いは別にして、古沢先生が留学して日本にもちかえられた
精神分析の研究材料としては、この書籍は貴重なのかもしれません。
アマゾンで、「読むの痛くて挫折するかもしれません。でもいい本よ。」
と評されている理由がわかりました。
これだけ自分の私的な部分をさらけ出した前田重治先生の勇気と、
道をきわめようとして師匠に一所懸命についていく姿勢には、
脱帽です。
それにしても・・・個人のプライバシーそのものの表現である自由連想法を
一冊の本として上梓できたのは、
○前田先生が可愛がられて育って、親子関係で大きな情緒的な問題を
抱えていない健全な方だった
○古沢先生のほうでは、短気で人を震え上がらせるほど威圧的で
厳格なところが消え、慈愛に満ちた物腰にまでに丸くなっていた
からではないかと思います。(o^-')b"
私としてはいつも、昔の自分、患者の立場になって考えてみるのです。
精神分析は誰のもの?
心理療法は、精神療法は、なんのため?
それはもちろん、心の悩みを抱えていらっしゃる方のQOL
(クオリティ・オブ・ライフ、人生の質の向上、
充実感や満足感を持って日常生活を送ること)
これが可能になるように、知恵を絞ること だと考えています。
その心理療法(精神療法)の過程で、クライアントさんの苦痛と負担とを
なるべく少なくしてさしあげる。これが、いい治療だと思います。
そのためには、セラピスト一人が頑張っても無理。
クライアントさん(相談者)もその気にならないといけません。
優秀なコーチがついても、選手が練習しなかったら意味ないのと同じ。
あと、古沢先生がなぜ、アジャセ(阿闍世)コンプレックスを
提唱したのか、とか、それは、古沢先生自身の生い立ちや幼児期と
密接な関係があるとか、他にも考えてみたことはありますが、
きりがないので今回はこれくらいで終わりにします。(^^
ただ、
ひとつ、わからないことがあるんですよ。(^^;)?
『原光景へ 私の精神分析入門』のここ、200ぺージ、
http://www.amazon.co.jp/dp/489359172X/ref=nosim/?tag=hiraiyokonopa-22
↓ ↓ ↓
-------・-------・-------・-------・-------・-------・-------・-------
むすびとして、生前、先生からいただいた便りの中の言葉を記して終わりに
したい。これは晩年の先生が、「もし自分のことについて書くようなことがあ
れば、ぜひ次のことを書き込んでくれ」と前置きして述べられていたものである。
「孔子は妾の子であった。彼が偉大な人物になったのはそのためだ。私が分析
者として大成したのは、目が悪かったからだ。それは同じ原因に基づいている」。
以上、『原光景へ 私の精神分析入門』前田重治著 200ぺージより
http://www.amazon.co.jp/dp/489359172X/ref=nosim/?tag=hiraiyokonopa-22
【平井の注釈】古沢先生は片目を失明、もう片方の視力もかなり低かった。
-------・-------・-------・-------・-------・-------・-------・-------
ん〜、これはいったいどういう意味なんでしょうか? w(^_^)?
孔子は妾の子供だったから、境遇を乗り越えて、人としての道徳を説いた?
古沢先生は目が悪かったから、目には見えない物事の本質まで見ようとした?
・・・そういうことなんでしょうか?
「目」「観る」「見る」ことは、「知る」ことそのもの。
「目」つながりでは、私のプラアイも「見る」ことを大切にしています。
『プライベート・アイズ』セミナー http://hiraiyoko.com/nh.html
※ 自由連想法で勝手に古沢先生とつながって嬉しい私です。
単純ー。(^。^)
今日のメルマガに関連するライブドアの記事も合せて読んでみてくださいね〜
コレ↓
http://sinrigaku.livedoor.biz/archives/50219486.html
(平井のライブドアブログ・精神分析を日本に根付かせた先駆者古沢平作)
______________________________________________________________________
【メルマガ解除・変更画面】コチラです。手続きはご自身でお願いします。
http://hiraiyoko.com/seminar.html
当方ではご本人の許可を得ない形でメルマガをお届けすることはありません。
解除できない場合は、各サイトにお問いあわせください。
______________________________________________________________________
______________________________________________________________________
■ お願い・注意事項 ■
______________________________________________________________________
●お友だち・お知り合いへの全文転送は大歓迎です。
心の不安を抱えた方、心の健康に興味がある方に教えてあげてください。
●お寄せいただいたメールは、ご本人に確認することなく、
個人が特定できないよう配慮したうえ、掲載される場合があります。
●転載・引用される場合は、このメルマガのURLも、
必ずそえてください。
●よろしければ、このメルマガに、あなたの1票を入れて下さい。
とっても簡単です。約3秒で終わります。(*^▽^*)
このメルマガランキングのURLをクリック
☆癒し系メルマガランキング☆
http://www.newage.ne.jp/mranking/ranklink.cgi?id=yoko
次に、女の子のイラストがある画面に行くので、
「癒し系メルマガランキング への投票はこちらから」の文字部分をクリック。
これだけでランキングへの投票は完了します。(^^)
______________________________________________________________________
………………………………………………………………………………………………
●編集後記
………………………………………………………………………………………………
★『自由連想法覚え書』あとがきで前田先生がご自身の若いころの情熱を
懐かしがっていらっしゃるように、そのときは苦しくても、あとになって
振り返るとしみじみと大切な体験に変わるということ、ありますよね?
平井 瑛子( ひらいようこ )(^^)
--------------------------------------------------------------------
平井瑛子のウェブサイト・ブログ
◆不安神経症(ノイローゼ)を治すHP http://hiraiyoko.com/
◆『プライベート・アイズ』心理学通信講座 http://hiraiyoko.com/nh.html
◆メールセラピスト養成通信講座 http://ketumeisi.net/
◆楽天・日常生活的ブログ http://plaza.rakuten.co.jp/ykoyo/
◆ライブドア・心理学の本棚ブログ http://sinrigaku.livedoor.biz/
----------------------------------------------------------------------
当メルマガ『本当の自分がわかる心の技術 安らぎと治癒の自己改革』
バックナンバーはウェブサイトで → http://hiraiyoko.com/seminar.html
発行責任者 グリーニング・ランド 平井 瑛子(ひらい・ようこ)
____________________________________________________________________________

- 登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。


![転職なら[en]社会人の転職情報!転職成功者続出 転職なら[en]社会人の転職情報!転職成功者続出](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/sya.gif)
![派遣のお仕事探しなら[en]派遣のお仕事情報 派遣のお仕事探しなら[en]派遣のお仕事情報](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/haken.gif)
![アルバイト探しは[en]本気のアルバイト アルバイト探しは[en]本気のアルバイト](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/baito.gif)
![就職サイトは[en]学生の就職情報 就職サイトは[en]学生の就職情報](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/gakusei.gif)
![転職なら[en]転職コンサルタントキャリアを活かした転職に! 転職なら[en]転職コンサルタントキャリアを活かした転職に!](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/consul.gif)