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2009/09/07

GBRC Newsletter No.380

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Global Business Research Center Newsletter
GBRCニューズレター No.380  2009年9月7日号 (毎週月曜日発行)
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今週の目次

☆編集者の独り言 この2週間のドタバタについて思う

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☆編集者の独り言 この2週間のドタバタについて思う
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大学院入試も始まるし、大学もそろそろ始動の時期である。とはいえ、まだ夏休
みの余韻の残る今日この頃、編集者の独り言。

先日、ある人と話していたら、その人はクレジット・カード番号の流出などがあ
るので、インターネットでクレジット・カード決裁をしたくないという。いわく
「保険会社の○○○とか、大手芸能プロダクションの△△△の通販サイトとか、
ひどいことになっているじゃないですか。」
確かに。○○○の方は7月23日に、△△△の方は8月8日に立て続けにニュースにな
り、騒ぎになった。しかし、明らかに顧客層が違うので、両方とも番号流出の被
害に遭った人というのは意外と珍しいのではないだろうか。実は、私がその珍し
い一人である。そのときは恥ずかしくてカミングアウトできなかったが……。

ニュースでしか見聞きしていない人は違いが分からなかったかもしれないが、
「ひどいことになっている」といっても、二つの「事件」は本質がまったく異な
る別次元の「事件」であり、それから後の展開もまったく異なる。被害者(?)とし
て二つの「事件」を比較できる立場にあるという意味では、私は貴重な存在だと
思うので、暇つぶしに。

どちらもニュース・リリースから数時間以内にインターネットでニュースを読ん
でいる(新聞よりも早い)。深夜「まさか」と思いながらも、自分のカードが発表
された条件に該当しているかどうかを即座に調べ、該当していてびっくりし、こ
れからわが身に降りかかるであろう災いの数々に思いをめぐらして、不安になっ
てしまった。しかも困ったことに、別々のクレジット・カードを使っていた。

先に発覚した保険会社○○○の方は「不気味」である。何しろ、流出経路も原因
も流出件数もいまだにはっきりしていない。そもそも顧客情報流出が分かったの
は、クレジット・カードの不正利用をカード会社から指摘されてからで、クレ
ジット・カード情報を含む顧客情報の流出件数は最大約13万件ということしか分
かっていない。流出時期も、クレジット・カードの切り替え時期から推定して3月
とか言われているだけで、不正利用発覚件数もニュースのたびに増え続け、4,000
件を超えたところまでは記憶しているが、果たして最終的に何件あったのかも分
からない。

幸い、私の番号は不正に利用されていなかったが、これはやはり不安である。8月
中旬に○○○から手紙が郵送されてきたので、そこに書いてある電話番号に電話
してみた。すると、即座にクレジット・カードが紛失扱いとなり、解約されてし
まった。「えぇっ?!」である。新しいカードが届くまで3週間ほどお待ちください
とのこと。3週間も?

さらに面倒くさいのは、このカードが某航空会社のマイレージ・カードと一体型
だったことだ。なんと、航空会社のお客様番号までが同時に無効になってしまっ
た。翌朝そのことに気がついて、再度電話し、航空会社のお客様番号は流出した
わけではないのだから、復活してくれと懇願したが、冷たく「無理です」と断ら
れ、
「番号は新しくなりますが貯まったマイレージは引き継がれますので」
とか言われて、おしまいになってしまった。しかし、新しい番号が分からない
と、そもそもWebはもちろん、電話ですら自動受付のところで受け付けられないで
はないか。仕方ないので、クレジット機能の付いていない素のマイレージカード
をさらに別の番号で別途発行してもらい、そのお客様番号も登録してもらうこと
にした。これでなんとか特典航空券の予約に間に合った。

しかし、こんなのはまだ序の口である。インターネット通販で買い物をするとき
には、その都度、別のクレジット・カードを登録し直さなくてはならなくなっ
た。おかげで、2週間で新しいカードは届いたものの、その間に、公共料金も含め
て、私のメイン・カードは別の第三のカードにすっかり切り替わってしまってい
た。○○○の保険料決裁を除いて。

つまり、半ば結果的にではあるが、○○○決済だけを残して隔離し、他の決裁を
別の第三のカードに移してしまったのである。なにしろ、原因もまだわからず、
○○○はまた何かあるかもしれないので、こんなドタバタを繰り返したくなかっ
たのである。世の中、私みたいな人間ばかりだと、○○○の提携カード会社の被
害は甚大だろうなと思う。あっという間に毎月の決裁額が10分の1くらいに減って
しまったわけだから。しかし皮肉なもので、無効になった古いカードはEdyを
チャージしたてだったので、クレジット機能のない安心な(?)Edyカードとして、
いまだに持ち歩いて使っている。

ニュースでは、○○○は顧客に対して、かなりの額の金銭的補償をするのでは、
といっていたが、この2週間の個人的なドタバタを差し引いても、そもそもこんな
状態は保険会社としてどうなのという根本的な不信感が残る。情報流出は内部の
人間によるものではないかという観測までニュースで流れている始末である。米
国親会社の経営不安とも重なり、「安心を売るのが保険会社」だという社会通念
は、○○○については、私の中では崩壊してしまった。

それに対して、後で明らかになった△△△の通販サイトの方は、状況がはっきり
している。あくまでも○○○との比較の問題ではあるが、実害はほとんどない
し、カードの再発行も求められていない。情報流出は7月20日、中国からの不正ア
クセスによるもので、クレジット・カード情報を含む顧客情報の流出件数は
34,097件と特定されている。今のところ、不正利用も見つかっていない。何度か
状況説明のメールが送られてきたが、情報流出した人には、お詫びとして、もう
すぐ500円のQUOカードが送られてくるそうだ。できれば△△△の所属アーティス
トが写っているような情報流出記念(?)のオリジナルQUOカードが欲しいなぁ。
ちょっと楽しみではある。

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編集/発行
特定非営利活動法人 グローバルビジネスリサーチセンター (略称:GBRC)
メール・アドレス: info@gbrc.jp  URL: http://www.gbrc.jp/  

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