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2009/05/29

【出版決定!】『リーダーへ贈る108通の手紙3』【37通目】《理念経営-2》

☆────────────────☆───────────────────☆
《理念経営-2》
                  
          『リーダーへ贈る108通の手紙3』
            http://www.earthship-c.com

                                 09.05.29
                                  38通目
☆────────────────☆───────────────────☆

  リーダー様へ

  拝啓 皐月ゆく 紫陽花育ち 水たまり 

  いかがお過ごしでしょうか?

  2009年の皐月もいよいよ終わりですね。

  どんな一ヶ月だったでしょうか?

  私から、皆様にご報告があります。
  メールの件名にありました通り、3冊目の本を出すことになりました。

  タイトルは・・・、


   ────────────────────────
   ★『真のリーダーへ導く7通の手紙』(青春出版社)
   ────────────────────────
  

  発売は、来月(6月)の下旬を予定しています。

  実は、この物語を読んだ人はたくさんいます。
  06年〜07年にかけて、メルマガにて細切れにて配信しましたし。
  かつては私のHPからダウンロードできるようになっていました。
  その頃のタイトルは、『Starting Over 〜リーダーの涙〜』でした。
  この物語に加筆・修正を加え出版となります。

  今回もアップルシード・エージェンシーの清水さんに
  プロデュースしてもらっています。

  『「上司」という仕事のつとめ方』(実務教育出版)
http://www.amazon.co.jp/dp/4788907674/ref=nosim/?tag=earthshccom0c-22

  の次なる作品を模索していた時に、

  「実は、こんな物語があるのですが・・・」

  と清水さんに原稿を渡したところ、すぐにOKをもらえたのです。
  それから企画書を作って、青春出版社さんが手をあげてくれ、
  社内決裁を頂くまでには、それなりの時間がかかり苦労がありました。

  ただ・・・本当によかったです!

  すでに装丁デザインも固まりつつあります。
  ちょうど昨日、ゲラの戻しがあって、編集の人から
  装丁デザインの色校正を見せてもらいました。

  シンプルで上品で、なかなか良いです!

  近々、表紙のデザインは、HPやブログにもアップします。 

  来月の今頃には、街の本屋さんに並ぶと思います。
  
  その時は・・・立ち読みだけでもして頂けたら幸いです。

  どうぞ宜しくお願い致します!

  〜〜〜  

  それでは、本編へ・・・「理念経営」について話していました。

  「理念経営」について書こうと考えたのは、
  日経ビジネス(2009.4.20号)に「なるほど〜!」と思わせる
  調査結果があったからです。

  調査は、【「理念」と「企業の強さ」について】
  京大経営管理大学院の高巌客員教授がリーダーとなり実施されました。
  背景には「短期利益偏重や厳格すぎる内部統制など米国型経営の
  弊害が日本企業の活力を奪っているのでは」との疑問がありました。

  そこで仮説はこうです!
  
   ───────────────────────────
   【仮説】「理念」が浸透している企業では
        従業員のやる気やパフォーマンスが高い
   ───────────────────────────
 
   さてさて結果は・・・・?

  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  

    理念が浸透していればいるほど、従業員のやる気やパフォーマンスは
    高いという、統計的に有意で明確な相関関係が導き出された。
    これは会社単位だけでなく、部署単位でも同じ。
    仮説は間違っていなかった。
    どうすれば理念が浸透するのか。そのヒントも調査結果に表れていた。
    上司が理念を尊重する組織であればあるほど、
    部下にも理念がより浸透している傾向にあった。
    
            『日経ビジネス』(09.4.20号)(日経BP社)より
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  
  「経営理念」というと、社長室の壁に飾られ、額に入れられ、
  社長はお気に入りかもしれないけれど、社員は興味がない。

  そんなパターンが多いと思います。

  今から約20年前、私がサラリーマンの新人時代、
  学生採用の面接官をしたことがあります。
  その時、「御社の理念は何ですか?」と学生に問われ、
  頭に「?」マークが数秒点滅したのを覚えています(笑)

  調査では「理念の浸透」を三段階にわけています。

   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ◇「共 感」(感情的に共感を覚える)
       ↓
    ◇「認 識」(内容を認識し他人に伝えられる)
       ↓
    ◇「実 践」(行動に反映している)
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  私が面接官をした時は、共感レベルに留まっていたということですね。

  御社の「経営理念」を他人に説明できますか?
  「理念」を実践できていますか?
  朝、みんなで闇雲に、大声で唱えているけれど、行動が伴っていますか?

  〜〜〜

  ここでひとつ面白いのは、

   ★「上司が理念を尊重する組織であればあるほど、
     部下にも理念がより浸透している傾向にあった」

  という点ですね。でも、なんだか耳の痛い話です。

  高教授は、こう言います。

  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  
 
    「上司の背中を見て育つということです。
     形ばかりの研修や、ただ闇雲に理念を暗唱させるのではなく、
     日々の行動で理念を実践して示すことが重要なのです」
    
            『日経ビジネス』(09.4.20号)(日経BP社)より
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

  これが恐ろしいのは、つまり、

   「部下が理念を実践できていないのは結局は、
                 上司が実践していないからだ」

  ということです。耳がさらに痛くなってきました(笑)

  ×「お客様第一主義」と言いながら、お客様をぞんざいに扱っている。
  ×「仲間を大切に」と言いながら、上司が、部下を大きな声で罵倒している。 
  ×「挑戦の継続」と言いながら、チャレンジすることから逃げている。
  ×「失敗は成功の母」と言いながら、小さなミスで怒鳴り散らしている。
  ×「理念を大切に」と言いながら、日頃、売上目標のことしか言わない・・・。

  どこの会社でも理念は美しいものですが、
  「理念」と「リーダーの行動」に矛盾があればあるほど、
  理念の美しさに反比例するかのように組織風土が荒れていき
  やがて従業員のやる気が落ち、パフォーマンスが下がり、離職者が増えていく。
 
  そうなってはいけませんね!
  
  〜〜

  日経ビジネスに、ある会社の事例が掲載されていました。

  北海道・小樽運河のほど近くにある洋菓子店「ルタオ」。
  http://www.letao.jp/
 
  日頃から客足が絶えず、百貨店の催事に出すと完売。
  この「ルオタ」を運営するのが「ケイシイシイ」という会社ですが、
  自己破産した企業を再建するプロ中のプロだということです。
  http://job.mynavi.jp/10/pc/search/corp79410/outline.html
  
  「ケイシイシイ」の河越社長は語ります。
  
  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  

   『理念とか善悪とか言うと、
    損得や経済合理性と反対のものと思う人が多いが、それは違う。
    理念を大事にすれば、長期的に見れば『得』なんです。
    事業を見る時間軸を長く取れば、必ず理念と損得は一致します』

      
            『日経ビジネス』(09.4.20号)(日経BP社)より
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

   ★「理念」と「損得」は一致する。

  まさに・・・、
   
    ━┓━┓━┓━┓
   ★理 念 経 営
    ━┛━┛━┛━┛
 
  この「ルタオ」の朝礼は、なかなかユニークです。
  すでにこうしたことを実践されている会社も多いかと思いますが、
  これはどこの会社でも応用できるのではないかと思い、
  またちょっと長くなりそうですので、次号でご紹介したいと思います。

  〜〜〜

  本日は、これにて終わります。
  
  お忙しいなか、最後までお読みいただき
  本当にありがとうございます。感謝!感謝です!

  皐月もいよいよ残りも僅かで、梅雨の季節がやってきます。
  大切な大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさって下さい。
  
  そして、2009年の残り少ない「皐月」が、あなた様にとって
  決して忘れることのできない、実り多い時間となることを
  心よりお祈りしています。

      
              「元氣・勇氣・やる氣」で!
             
                 
                  o(^-^)o       

 
                                 敬具

   平成二十一年五月二十九日

                              松山 淳より

===========================================================
 
 ◆自問自答◆

 1)私は、「理念」と「売上」に相関関係など無いと思っていないだろうか?

 2)私は、「理念」と「行動」が矛盾していないだろうか?

 3)私は、「理念」と「損得」は最終的には一致するものと確信できているだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
==========================================================
 ◆103℃ WORD◆

                           「理念が人を導く」  

=========================================================

 ◆追伸◆

  先週は、長男(10歳)の運動会でした。
  天気予報で、気温は29度の予想。
  あまり日陰のない校庭。
  実際の体感温度は30度を越えていたと思います。

  息子は「かけっこ」で3位でした。
  リレー選手に交じってのことでした。
  今年は、リレー選手の補欠にまでなりました。

  幼稚園の運動会。「よーいどん」と言われても
  数秒ボーっとその場に立っていて、「あらら」と苦笑いしたことを
  鮮明に思い出します。
  もちろん、それは私に似たわけですが・・・(笑)
  
  今年の運動会での3位も2位の子と僅差でした。
  後5メートルあったら抜いていたかもしれません。

  運動会の日から遡ること、半月前ぐらいでしょうか。

  「お父さん、お父さん、リレー選手の補欠になったよ!」

  元気な声でした。

  来年は、「補欠」がとれるよう、
  元体育会ラグビー部キャプテンの父(私)がじっくり鍛えようと思います!

  〈でも・・・20年も前の話ですので、大丈夫かな〜(笑)〉

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■発 行 者:アースシップ・コンサルティング 松山淳(40才)
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【ことば】
 
   『理念ですよ。そこからやるしかないんです』
 
                         (ケイシイシ社長 河越誠剛)
  
                『日経ビジネス』(09.4.20号)(日経BP社)より


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