川名ゆうじのHAPPY化NEWS163 市民大運動会解消/図書館と医療
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☆☆☆☆☆No.163 市民大運動会解消/図書館と医療☆☆☆☆☆☆☆☆
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こんにちは。川名です。
6月19日に市議会文教委員会が開かれ、
懸案の市民大運動会について発展的解消をする。
その代わりとして、
スポーツを通した「ふるさと」の涵養を図るために、
「むさしのスポルト2008」を
体育の日(10月13日)に実施するとの行政報告がありました
代わりのイベントは、
自由参加で各地域で参加者を集めるようなことはしません。
代わりのイベントを実施する理由は、
すでに施設をおさえていること。
スポーツ振興法の精神を考えると
実施をしたほうがいいと判断したため、
との答弁がありましたが、
他のイベントも含めて、整理する必要がありそうです。
事務事業の見直しとしても指摘されている事業なのですから、
まずは、0ベースにしてから考えてみるべきです。
来年度以降も実施するかどうかは、
今年度策定するスポーツ振興計画(仮)
の策定の中で検討する予定です。
さて、今回は、先の一般質問への答弁から
考えてみたい図書館と医療の連携について配信します。
■図書館と医療の連携
6月13日に私の一般質問が終わりました。
答弁は、「検討します」「研究します」が多いものの
議会的には、提案が受け入れられたかな、と思える内容でした。
そのなかでも、図書館を活用して医療機関との連携を、
との点では、今後に期待ができると思いました。
今回の一般質問の大きなテーマのひとつは、
図書館のアウトリーチサービスでした。
図書館の本を読むこと、借りること、
図書館からの情報を入手できることは、
市民全員に等しく保障されている権利であり、
公共図書館は提供しなくてはならない
義務が基本的にあると思います。
この前提で考えてみると、
図書館に来館できる人だけにサービスを提供するのではなく、
来館できない人、高齢者や障がい者、
そして、入院している人へもサービスを提供すること。
来た人への守りのサービスから、
自ら利用者へサービスを届ける攻めのサービスも行うべき
と考えたからです。
武蔵野市立図書館規則第12条には
「学校、官公庁その他の職域団体
又は地域団体等で図書館資料の貸出を受けようとする
(以下「団体貸出」という。)ときには、
その代表者が申し出なければならない。
2 団体貸出は、1回につき300冊以内とし、
その期間は2か月以内とする」
と規定されており、
読書会や文庫活動を行っている団体などであれば可能となっています。
しかし、例えば長期入院患者が本を読みたいと思っても、
誰かに借りてきてもらうしか手立てはないのです。
そこで、例えば病院内に図書室となる場所を提供してもらい、
本を置いておく。
あるいは、患者のリクエストに応じて配本できるサービスを
図書館が行う必要があるのでは、と考えました。
病院と図書館と聞くとあまり関係がないように思われるかも知れませんが、
診療に役立つ資料、情報を提供する病院図書室をつくろうとの活動があり、
同時に適切な医療情報を患者に伝えること、
インフォームド・コンセントとしても活用できるようにと
患者向けの図書室をつくろうとの活動も実際に行われており、
都内では四つの病院で開設されています。
しかし、図書の重要性が注目されてないこともあるのでしょうが、
昨今の医療改革もあり病院が予算をかけられない裏事情から、
効果は期待できるのに進んでいない、
との話をある医療関係者に聞いたことで、
公共図書館としての役目を果たすべきではと思いました。
■ユネスコ公共図書館宣言
1994年 ユネスコは公共図書館宣言を採択しました。
この宣言には、
「公共図書館は、
その利用者があらゆる種類の知識と情報を
たやすく入手できるようにする、地域の情報センターである。
公共図書館のサービスは、年齢、人種、性別、宗教、国籍、言語、
あるいは社会的身分を問わず、
すべての人が平等に利用できるという原則に基づいて提供される。
理由は何であれ、通常のサービスや資料の利用ができない人々、
たとえば言語上の少数グループ(マイノリティ)、
障害者、あるいは入院患者や受刑者に対しては、
特別なサービスと資料が提供されなければならない」
とあり入院患者のことも明記されているのです。
入院患者へサービスを提供することは
世界的にみても当然のことでもあるのです。
■教育と医療との連携
そして、もうひとつの提案をこの一般質問では行いました。
図書を提供することは、すぐにもできることですが、
提供する代りに、というわけでもありませんが、
医療機関と図書館の連携に加え、
学校教育や社会教育とも連携できないかということです。
例えば、「いのちの授業」など、
人間の生と死を伝える授業に医療機関が協力してもらうこと。
核家族が進み人が死ぬことを身近に体験できないことや病気とはなにか、
など実体験にもとづくことを授業として子どもへ伝えてもらうこと。
救急車をタクシー代りに呼び、
すぐに医療機関を利用してしまうことで小児科医が疲労してしまい、
いなくなってしまうなど利用者側の課題が指摘されていますが、
この問題の背景には、核家族化が進み、
誰に急病時の対応を聞けばいいのか分からない親の環境の問題もあります
(訴訟問題や医療費算定などの問題もありますが)。
そのために、子どもの保護者に医療講座などを実施してもらい、
図書館が同時に図書や情報を提供する連携なども行えるのではと考えました。
特に、武蔵野プレイス(仮称)が開設されるとなると、
社会教育、生涯学習機能が必要になること、
日赤病院がすぐ近くにあることも考えれば、
今から考えてもいい事業内容だと考えたのです。
■「コンビニ受診」
兵庫県丹波市では、小児救急患者の大半が軽症とされるなか、
小児科医の負担を軽減しようとの運動が市民主導で行われています。
この運動で、
とりあえず急患として病院に駆け込んでしまう「コンビニ受診」が激減し、
急患数が半分となり、本当に必要な人へ緊急医療が行え、
まちの小児科医への受診率が増えたとの実績があります。
このことを考えると医療情報がしっかりと伝わっていれば
「コンビニ受診」にならないこともつながります。
医療情報はインターネットなどですぐに入手はできますが、
本当に正しいのかどうかは分かりません。
情報リテラシーの問題でもありますが、
それならば、医療機関と連携して図書館が医療情報を提供することが、
地域医療へともつながるはず、とも考えたのです。
教育長からは、「前向きに検討する」との答弁があり、
議会的には、かなり積極的と判断できる言葉となっていました。
とはいえ、今回の質問は、あくまでも提案であり、きっかけ作り。
これからどう動かしていくか、何が最適なのか、
行政へ注文するだけではなく自分でも考え、
行動しようと思っていますl。
【参考】
日本病院ライブラリー協会
http://jhla.org/index.php
ユネスコ公共図書館宣言 (図書館協会のサイト内)
http://www.jla.or.jp/yunesuko.htm
神戸新聞 「コンビニ感覚の受診やめよう」 医療守る丹波の住民ら
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0000790946.shtml
県立柏原病院の小児科を守る会
http://mamorusyounika.com/
※今回の一般質問の内容と答弁は、正式には、議事録をご参照下さい。
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