2009/11/13
天気で元気!0326
【 元気堂 】( 第326号 2009.11.13 )
四国の南には低気圧があってほとんど停滞しています。
また、東シナ海にも低気圧があって東に進んでいます。
一方、千島近海には高気圧があって北日本に張りだしています。
今日は、関東甲信地方は、曇りで昼過ぎから雨となるでしょう。
明日は、前線が東日本の太平洋沿岸まで北上する見込みです。
このため、関東甲信地方は雨で、南部では雷を伴い強く降る所があるでしょう。
夕方から夜には曇りとなるでしょう。
【 土日のお天気 】
| |14日(Sat) |15日(Sun) |
| | 天気 |最高/最低| 天気 |最高/最低|
|札幌 | ● | 10/ 5 | ◎→● | 13/ 6 |
|秋田 | ● | 20/ 12 | ◎//● | 13/ 7 |
|仙台 | ● | 20/ 12 | ◎//○ | 15/ 9 |
|宇都宮| ●→◎ | 20/ 12 | ○//◎ | 18/ 8 |
|東京 | ● | 21/ 12 | ○//◎ | 20/ 12 |
|横浜 | ● | 22/ 13 | ○//◎ | 19/ 12 |
|長野 | ●→◎ | 15/ 8 | ◎/● | 11/ 4 |
|静岡 | ●→◎ | 23/ 15 | ○ | 19/ 11 |
|名古屋| ●→○ | 19/ 13 | ○ | 15/ 8 |
|新潟 | ◎→● | 19/ 13 | ◎//● | 14/ 9 |
|金沢 | ●//◎ | 18/ 14 | ◎→● | 13/ 10 |
|大阪 | ●→◎ | 19/ 15 | ○//◎ | 16/ 9 |
|神戸 | ●→◎ | 20/ 16 | ○//◎ | 15/ 10 |
|広島 | ○/● | 19/ 14 | ○//◎ | 14/ 7 |
|松江 | ●→◎ | 17/ 12 | ◎//○ | 13/ 8 |
|高松 | ●→◎ | 19/ 15 | ◎//○ | 15/ 8 |
|高知 | ○/● | 24/ 16 | ○//◎ | 18/ 8 |
|福岡 | ●→○ | 19/ 16 | ◎//○ | 13/ 10 |
|鹿児島| ○ | 22/ 17 | ○//◎ | 18/ 10 |
|那覇 | ○/● | 25/ 22 | ○→◎ | 24/ 21 |
(○:晴れ,◎:くもり,●:雨,*:雪→:のち,//:時々,/:一時)
【 お天気モード 】
「 農地で炭素吸収8.5% 」 2009年11月6日の日記より
農水省は5日、研究成果発表会「地球温暖化と農林水産業」で
「農地の炭素吸収で、日本が京都議定書で約束した削減量の10%弱を削減できる」と発表しました。
農業環境研究所・八木研究リーダーのまとめ )
1. 農地の炭素吸収
畑作の不耕起や簡易耕起と輪作、麦などを青狩りして畑に敷く「カバークロップ」の組み合わせを提唱。
日本全体で取り組めば、年間170万トンの炭素を吸収でき、
京都議定書での削減量2000万トンの8.5%を達成できると試算。
2. 水田の中干しによるメタン削減
中干しの期間を前倒しにする形で「1ヘクタールで乗用車1台が年間に出すCO2排出量と同じになる。
3. 亜酸化窒素(N2O)削減の施肥管理
4. 畜産のメタン・N2Oの削減
( 農業新聞11月6日 より編集 )
感想 )
日本が京都議定書で約束したCO2削減量は1990年比で6%。
その約1割が、農地を計画的に利活用することに取り組めば可能ということです。
わが国のCO2対策の現状は削減どころか、
逆に数%増加しているということですから、
炭素吸収において、いかに農業のポテンシャルが大きいかが窺われます。
政権が代わって、地球温暖化の取組姿勢は、
環境保護に積極的なEUを大きく凌ぐものとなっています。
このところ、食料自給率向上、
安全・安心な作物、農産物直売所や都市農業の新たな展開の模索など
農業の話題が多くなってまいりました。
そこに、炭素吸収に大きく貢献することが可能となれば、
農業新時代が到来と期待も高まってまいります。
【 e健康生活 】
「 中国のがん村の悲鳴 」 2009年11月10日の日記より
急速な経済発展や都市化の陰で、
家庭から出る生活廃棄物による環境汚染が広がっています。
中国東北部黒竜江省の炭鉱都市の隣村では、
投棄場付近の農民ががんになる「がん村」が問題となり、
当局への抗議行動が頻発し、社会の安定を揺るがしかねない事態になりつつあります。
がん村の現状 )
1.同省の鶏西市から約10キロの人口3000人の朝陽村には、
同市から出た家庭ごみの投棄場がある。
ごみ山は周辺の小山より高く、夏は村中に悪臭が漂う。
焼却もされず、毎日約700トンが積み上げられている。
2.村では大腸がんや胃がんを患う人が増え、ここ数年で約30人が死亡した。
3.衛生当局が検査した水は飲料基準を大幅に下回るが、対策は何も講じられていない。
4.こうした事例は各地で相次いでいる。
5.中国紙「南方週末」は7月、北京郊外の投棄場近くでがんの発病率が高いと報じた。
6.地元紙も9月、省内にある投棄場周辺のがん村を取り上げた。
村民の張さん(80)の話 )
1.井戸水を飲めなくなり、沸騰させて、においを消して何とか飲んでいる。その水は黄色。
2.2年前に息子(当時38)を肺がんで失った。汚染が原因と主張している。
環境問題に取り組む民間団体の指摘 )
孫主任(46)は、
「ごみには水銀やカリウムが含まれ、地下水が汚染される。
気体は毒素を含み、焼却すればダイオキシンも発生する。ゴミ問題とがん村の因果関係は強い」と指摘している。
中国のごみ問題の現状 )
1.従来、工場排水による水銀汚染が原因と見られるがん村が問題化してきた。
2.世界で毎年排出される家庭ゴミ4.9億トンのうち、
中国は1.5億トンを占める「ゴミ大国」(経済紙「第一財経日報)
3.都市部の生活水準が増え続ける一方、
投棄場の周辺に住む農民は健康をむしばまれるという、新たな社会矛盾が生じている(同紙)。
住民の抗議行動 )
1.当局の無策に不満を募らせる抗議行動も頻発。
2.朝陽村はその代表例。村では毎年数百人が投棄場への道を封鎖するなどして、
警官隊が出動する事態となっている。
3.全国600都市のうち75%は農村と摩擦が生じ、
農民からのゴミ問題の直訴も増えている(孫主任)。
国と地方の対策に隔たりが顕著 )
温首相は3月の全国人民大会活動報告で、
農村での飲用水対策の強化を政策課題の1つに挙げた。
農村の環境汚染と抗議運動への強い危機感の表れ。
だが、「国が対策を講じても、地方の役人は経済発展を追求し、ゴミ問題は重視していない」
(中国人民大学王教授)
( 読売新聞11月4日 より編集 )
感想 )
我が国の水銀汚染による影響は熊本県水俣市で発現した。
近くの窒素工場からの廃水が水俣湾に垂れ流しにされてのこと。
日本の環境問題の原点といえる人為事件であり災害だ。
汚染原因の会社と国もその責任をようやく認めたが、
長い時間と周辺住民や被災者の苦労は今も計り知れない。
損なわれた健康と未来は完全に遮断されたのだ。
近年、発展途上国では同様な水銀汚染が頻発している。
あのアマゾン川流域の水銀汚染が報道されたのもそれほど昔のことではない。
今回の読売新聞のスクープは、
噂や少しづつ流されていた中国の環境汚染を真正面から報道している画期的な姿勢を高く評価したい。
経済発展とゴミ問題は表裏一体とされ、
負の影は全く無視する中国の地方の役人は、
中央の関知しないことなのか不祥だ。
これほどではなかったのかもしれないが、
我が国でも瀬戸内海の小島豊島でも同様な大問題があった。
わが国のゴミ対策の技術が生かされる可能性はあるのだろうか、そのことが気になる。
それにしても、
世界一のGDPを目指している中国は「昇竜ではなく、地方の名前の通り黒竜」
だとは何とも皮肉ではないか。
そのうち暴れ竜がうごめきだす可能性があり、
そうなれば、極東の平安は一気に緊張感を伴うものになる。
その危険性を孕む黒竜江から目を離してはならないだろう。
民主党のきれいごと政策や政権で大丈夫だろうか。
隣国中国の問題は他人事にしていたら、
すさまじいしっぺ返しを食らう恐れがありことを警鐘しておきたい。
それにしても、
人間にとって、水ほど命をつなぐのに必須の物質はないと改めて思う。
中国の農民においしい水が一日も早く飲めるようにしてほしいものだ。
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