2009/11/02
『結果を出す人の勉強法 評価、信頼、報酬、ワンランク上の仕事を手にする学び方』 2008/11/01
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【bizbook.tv】ビジネス書評TV 2009.11.01 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行人の aguni です。著者の水野様より献本いただきました。 ありがとうございます。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃■ 今日の一冊 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 書名:結果を出す人の勉強法 評価、信頼、報酬、ワンランク上の仕事を手 にする学び方 著者:水野浩志 著 税込価格:¥1,470(本体:¥1,400) 出版:こう書房 ISBN : 978-4-7696-1013-7 発行年月 : 2009.10 あなたは「結果にこだわる人」ですか、「勉強だけで満足してしまう人」です か。ここが勝負の分かれ目です。著者が試行錯誤しながら見つけ出した「結果 を出すための勉強法」を、誰にでも実践できる形にして伝授します。 ⇒ご購入はこちらから Amazon http://www.amazon.co.jp/dp/4769610130?tag=bizknowledge-22 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃■ 今日の書評コラム ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 結果を出せない人の勉強とは? 著者の水野浩志氏は現在、「高品質セミナー作成講座」のタイトルで、プロ 講師のためのカリキュラム構築メソッドを提供している。その著者が本を出す というので何の本かと言えば、これが一見、ありがちな勉強法の本ということ になっている。 ちなみに私が本を見るとすぐに考えてしまうのが、この本を誰にどのように 売るべきか、ということ。それは元本屋さんの宿命みたいなものである。 実際、この本の特徴として思うのは、著者の体験からきた、成果を出す人と 出さない人の違いが、著者なりの方法で記載されているということだ。きっと これまでいろいろ勉強されてきたんだろうなぁ、と思った。 この本は本当のところは、勉強法の本ではない。世の中には勉強オタクみた いな人がいて、世の中は勉強本ブーム。個人的には、勉強法のレパートリーを 増やしたくて読んでいる人が多いのか、それとも世の中の勉強法本がほとんど まったく役に立たない代物なのか、どちらなんだろう?と悩んでしまう。 勉強法なんてものは自分で見つけるものだし、自分に合った方法を編み出す ものだと私は思っている。そして合っているかどうか、というのは常にアウト プット。結果や成果だけなんだと思う。 この本を書いている著者の視点を考えれば、例えば講師業やセミナー業をや る場合に、成功する人としない人というのは視点のどこが違うのか、それを書 いた本だろう。逆に言えば、セミナーや研修などの成果は参加者の変化なり成 長なりにあるので、成長しない参加者のタイプがわかる、ということだろう。 この本の考え方はシンプル。ビジネス上の勉強というのは「成果」を出すた めに行う。成果というのは顧客価値であり、お金と交換されるものである。そ れは「情報収集」「意思決定」「価値提供」の3つのプロセスから成り立って おり、「読む」「聴く」「観る」「話す」「書く」「作る」の7つの行動で生 み出される。勉強というのはこれらの行動のボトルネックを洗い出し、改善し て検証することである。 だから彼の「勉強」という考え方は、BSCの「学習と成長」に近いのかも しれない。そこにTOC的なボトルネックを改善する解決法を入れ込んだとい うものであり、この考え方は人事や人材開発する人のお仕事のヒントになるか もしれない。 いわゆる勉強本が教えてくれるのはあくまでインプットの仕組みまで。勉強 したことがいかに顧客への価値提供につながるのか、なんてことを書いてしま った本というのは、確かにお目にかかったことがなかった。 これはタイトルの問題もあって、ちょっと損をしているかもしれない。この 本は勉強法を知りたい人のための本ではなく、自分を成長するサイクルをいか にまわしていくのか、ということについての自己啓発本である。そして大事な のは結局、インプット量よりも、行動と継続なのだ。 インプットのためのインプットが大好きな頭でっかちの人に、手にとってい ただきたい一冊である。 ⇒ご購入はこちらから Amazon http://www.amazon.co.jp/dp/4769610130?tag=bizknowledge-22 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃■ 編集後記 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ここのところ、週刊ダイヤモンドの特集が面白くて、毎週、楽しみなのです が、今回の特集は「JAL 国有化の罠」。面白く読みました。 私がJALの問題を知ったのは『法廷会計学VS粉飾決算』の書評を書いた ときでしたが、粉飾決算まがいの会計操作を繰り返し、借金を繰り返して延 命していた事実を、内部資料を元に明らかにしています。 参考)『法廷会計学VS粉飾決算』 2008/08/24 http://archive.mag2.com/0000111550/20080824100000000.html 面白いのは、ANAと比較して何が問題か、という調査は既に2005年になさ れていた、という事実です。問題は誰も変革への行動ができなかったこと。 「後は、実行するだけだ」というカルロス・ゴーン氏の言葉が重いですね。 +PR------------------------------------------------------------------+ 株式会社コーチングバンク代表取締役 原口佳典 著 『人の力を引き出すコーチング術』(平凡社新書404)720円+税 ⇒ご購入はこちらから bk1 http://www.bk1.co.jp/product/02955817/p-aguni00047 Amazon http://www.amazon.co.jp/dp/4582854044?tag=bizknowledge-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【bizbook.tv】ビジネス書評TV ・毎週日曜日更新 2009.11.01. vol.000203 ・ご意見・ご感想/コメント・TBは blog まで http://bizbook.tv/ ・お問合せは、info@bizknowledge.jp まで。 ・このメール配信の登録・解除は下記のアドレスよりお願いします。 http://www.mag2.com/m/0000111550.html ・発行元:bizknowledge http://www.bizknowledge.jp/ このメルマガでは著者の方・編集者の方からの献本を前向きに受け付けて おります。あて先は、下記の通りです。 〒142-0041 東京都品川区戸越4丁目4番地9号104 ビズナレッジ株式会社 出版事業部【bizbook.tv】係 もし、このメルマガで取り上げられないと判断した場合には、書籍をお返 ししますので、返送先も明記の上、ご送付ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright (C) 2009 bizknowledge All Rights Reserved.


