2005/09/05
TICAD NEWS NO.20
■□■□■□■□ TICAD News No.20 □■□■□■□ □■□■□■□■ ■□■□■□■ ■□■□■□■□ 2005.9.5 □■□■□■□ ★☆★ 目次 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆ 1.要人の往来 (1)モハメッド・ガンヌーシ・チュニジア共和国首相の訪日(2005.6.20~25) (2)ミランダ・アンゴラ共和国外務大臣の訪日(2005.8.3~7) 2.最近の主な対アフリカ支援 (1)世界食糧計画(WFP)を通じたアフリカ諸国に対する食糧援助につい て(2005.7.26) (2)アフリカ絵画展「アフリカと日本の子供たちを描く“理想の学校”」 (森前総理大臣の発言要旨)(2005.7.1) 3.愛・地球博、8月及び9月のナショナルデー・スペシャルデー 4.お知らせ ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★★☆ 1.要人の往来 (1)モハメッド・ガンヌーシ・チュニジア共和国首相の訪日 (イ)ガンヌーシ・チュニジア共和国首相は6月20日(月)から25日(土)ま で、博覧会賓客として訪日しました。同首相は天皇皇后両陛下に御接見 したほか、小泉総理大臣(6月22日)、逢沢外務副大臣(6月21日) 、中川経済産業大臣、谷垣財務大臣、麻生総務大臣、河野衆議院議長と 会談しました。また、愛・地球博のチュニジア・ナショナルデー式典 (6月23日)に参加しました。 (ロ)小泉総理大臣は両国関係は大変良好であり、2006年の外交関係樹 立50周年を機に関係を更に発展させ、11月にチュニジアで開催され る世界情報社会サミットに代表者を出席させたい旨を発表しました。ま た、チュニジアの日本常任理事国入り支持に謝意を示しました。ガンヌ ーシ首相は、日本の対チュニジア支援を高く評価しており、ベン・アリ 大統領が日本を発展のモデルとし、94年から日本の常任理事国入りを支 持していると述べました。今回の訪問を通じて、伝統的に良好な日・チュ ニジア関係を我が国との確認し、チュニジアがこうした好関係に鑑み、 日本の常任理事国入りを強く支持すること、及び日本支持のコンセンサス 作りに積極的に協力するとの立場が確認できたことは意義深いことです。 (ハ)首脳会談後、両首相立ち会いの下、合計約100億円の「ボルジュ・ セドリア・テクノパーク建設計画」及び「太陽光地方電化・給水計画」 の円借款2件の交換公文に対する署名式が行われました。 ********************************* (2)ミランダ・アンゴラ共和国外務大臣の訪日 (イ)ミランダ・アンゴラ共和国外務大臣は、8月3日(水)から7日(日) まで外務省賓客として訪日しました。同外相は、滞在中、皇太子殿下に 御接見したほか、小泉総理大臣を表敬し、町村外務大臣と外相会談(8月 4日)を行いました。また、矢野哲郎参議院議員(日・アンゴラ友好議連 会長)、松下忠洋衆議院議員(日・アフリカ連合(AU)友好議連副会長) とも意見交換を行い、JBIC、JICA、JETRO等も訪問しました。 (ロ)小泉総理大臣は同外相の第5回目の訪日を歓迎し、アンゴラを「平和 の定着」モデル国として支援する旨を述べ、同外相は小泉総理大臣のア フリカ重視の姿勢、同表敬に同席していた矢野哲朗友好議連会長の貢献 及び今回の訪日招請に対する謝意を表明しました。また、同外相は人材 開発、農業振興等の分野で今後ともアンゴラの復興努力への支援をお願 いしたい旨述べたのに対し、小泉総理大臣より、日本として今のアンゴラ が最も必要とする支援を行っていくと伝えました。小泉総理大臣はG4とAU の調整を行い、国連改革を実現したい旨を述べたのに対して同外相はG4案 との間でできるだけ意見調整を図りたいと答えました。 (ハ)町村大臣は我が国は本年を「アフリカの年」と位置づけて支援を強化 し、今後3年間でODAを倍増する方針であることを説明しました。外相会 談に先立って無償資金協力「第2次ルアンダ州小学校建設計画」に関す る交換公文(E/N)の署名・交換式を行いました。また、本年はアンゴラ 独立30周年にあたる年であり、今年1月に在アンゴラ大使館を開設し、 6月に柴田進大使が着任した事及び外相の訪日は両国関係の強化のため に時宜を得たものである旨を述べました。同外相は、町村大臣の発言に 対し謝意を表明し、アンゴラでは人材開発、農業支援、人的交流、保健 分野等でのニーズがあり、支援をお願いしたいと述べました。 (ニ)同外相はG4・AU一体化案の作成を支持し、また、安保理のみならず包括 的な改革も重要だと表明したのに対して町村大臣は同意し、開発・人権・ 国連総会を含めた機構改革に対して安保理改革と同様に取り組んでいると 述べました。 (ホ)アンゴラは石油やダイアモンド等の豊富な天然資源を有し、また、両 国間の経済関係の促進はアンゴラ側の関心事項でもあることを踏まえ、 中長期的な観点から、二国間の貿易投資関係強化を図っていくことは重 要です。 ※詳細は外務省ホームページをご覧ください。 http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/yojin/arc_05/0508.html#2 =================================== 2.最近の主な対アフリカ支援 (1)世界食糧計画(WFP)を通じたアフリカ諸国に対する食糧援助について (イ)わが国政府は、世界食糧計画(WFP)を通じ、スーダン南部帰還民お よび東部・南部アフリカ諸国に対し、合計15億円(約1,400万ドル)の 食糧援助を行うことを決定しました。このための書簡の交換が、日本時 間7月26日(火)、ローマにおいて、松原亘子駐イタリア国大使とスサナ・ マルコーラWFP事務局次長との間で行われました。 (ロ)今回の食糧援助の対象内訳(カッコ内は供与額)は(a) スーダン共 和国南部帰還民と受入れ住民(5億3,000万円)、(b) ケニア共和国被 災民(2億5,000万円)、(c) ウガンダ共和国被災民(避難民・難民・ 社会的弱者等)(2億2,000万円)、(d) レソト王国被災民(1億円) (e) マラウイ共和国被災民(2億円)、(f) モザンビーク共和国被災民 (2億円)でした。 (ハ)約20年に渡ってスーダンでは南北内戦が続いていましたが、本年1月 に包括和平合意が実現したことで合計125万人の国内避難民が帰還する 見通しです。しかし、昨年の大干ばつによってスーダン南部で穀物収穫 量が激減し、帰還する避難民及び地元住民は深刻な食糧不足に直面して います。ウガンダ北部では約18年にわたる内戦の結果、160万人の避難民 が発生し、その内キャンプで生活する138万人が食糧不足に直面してい ます。また、東部および南部アフリカ地域においては干ばつの影響で深 刻な食糧不足が発生しています。我が国政府は、食糧援助によってアフ リカ支援国における食料不足が緩和されることを期待しています。 ※詳細は外務省ホームページをご覧ください。 http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/anken/zyoukyou/h_17/050726_1.html ********************************* (2)アフリカ絵画展「アフリカと日本の子供たちを描く“理想の学校”」 (森前総理大臣の発言要旨) (イ)ユニセフと外務省は日本とアフリカの人々の相互理解を深めてもらう ために7月1日〜29日までアフリカ絵画展「アフリカと日本の子供たちが 描く“理想の学校”」を開催しました。この絵画展ではアフリカの11カ 国(エジプト、エチオピア、ケニア、セネガル、タンザニア、チュニジ ア、ナイジェリア、マダガスカル、南アフリカ、モロッコ、ザンビア) 及び日本の小学生が描いた42枚の絵が展示されました。森前総理をはじ め、アーティストの日比野克彦氏、イラストレーターの牛嶋浩美氏、 日本ユニセフ協会の東郷専務理事といった方々に審査員になっていただ きました。 (ロ)森前総理大臣は、子供たちに易しく分かりやすい言葉でアフリカの 子供が直面している貧困や食料不足、保健衛生の欠如を説明し、アフ リカを理解することの大切さと国際協力の意義を語りました。続いて、 自身のケニアのカクマ難民キャンプ訪問について、学校に行けず、鉛 筆やノートもない難民キャンプの子供たちが目を輝かして歌を歌った り、砂に絵を描いていたことを話しました。最後に森前総理大臣は日本 の子供たちにアフリカを助け、アフリカについて学び、アフリカに行く ことを勧めました。 なお、絵画展の閉幕に先立ち、22日には優秀作品に対する表彰式が行わ れました。特別賞に三田村彩子さん(港区立青南小・5)、ツァガイェ・タ ケレ・ビルハーンさん(エチオピア)、日本ユニセフ賞に高木里穂さん(世 田谷区立砧小・5)、セイフ・モヒエルディーン・ソブヒ・モカッデムさん (エジプト)、外務大臣賞に川野慶祐さん(港区立青南小・4)、マリアム・ ヒシャーム・タワッコルさん(エジプト)、世界文明フォーラム賞にフラン ク・ンジョブさんが各々受賞されました。 ※詳細は外務省ホームページをご覧ください。 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/africa/mori_sp050701.html =================================== 3.愛・地球博、8月及び9月のナショナルデー・スペシャルデーは下表の通 りです。 ナショナルデー・スペシャルデー 開催日 曜日 会場 スーダン共和国 8月16日 火 EXPOホール ケニア共和国 8月18日 木 EXPOホール ナイジェリア連邦共和国 8月23日 火 EXPOホール ギニア共和国 8月26日 金 EXPOホール マリ共和国 9月1日 木 EXPOホール アンゴラ共和国 9月6日 火 EXPOホール ウガンダ共和国 9月7日 水 EXPOホール ブルンジ共和国 9月12日 月 EXPOホール コンゴ共和国 9月14日 水 EXPOホール ベナン共和国 9月21日 水 EXPOホール ※詳細は愛・地球博のホームページをご覧ください。 http://www.expo2005.or.jp/jp/D0/D7/D7.2/#section2-05 =================================== 4.お知らせ メールマガジンへのご登録ありがとうございました。 今後、幅広く皆様の意見をお聞きしていきたいと考えています。引き続き、 イベントや講演会の情報などアフリカに関する情報やアフリカ開発に関するご 意見をお寄せ願います。以下のアドレスまでメール送付下さい。 ☆送付先 : ticad3@mofa.go.jp



