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2003/10/10

TICAD News ?No.10?

□■□■□■□■ TICAD News 〜No.10〜  □■□■□■□■
■□■□■□■□         2003.10.09 ■□■□■□■□

☆★☆  目 次  ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

1.TICADIIIの評価と概要

2.参加国・出席者

3.小泉総理基調演説の骨子

4.お知らせ

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1.TICADIIIの評価と概要

  「第3回アフリカ開発会議(TICADIII)」が9月29日(月)〜10
 月1日(火)に東京で開催されました。会議では、小泉総理大臣による基調演
 説が行われたほか、「TICAD10周年宣言」や「TICAD議長サマリー
 」などが発表されました。

(1)概要

  ◎ 89ヶ国(詳細下記参照)及び47機関から、24名のアフリカの元首
   ・首脳(コナレAU委員長(前マリ大統領)を含む)、約20の国際機関
   の長、多数の閣僚級の参加者を含む1000名以上の参加を得て開催され
   我が国の外交史上類を見ない規模の国際会議となった。
    

  ◎ 19名の首脳及び同伴夫人が宮中お茶会に参加し天皇皇后両陛下らにご
   拝謁をし、小泉総理も訪日した24名の首脳級全てと個別に会談を行うな
   ど、我が国とアフリカ諸国のハイレベルの交流がかつてない規模で行われ
   た。

  ◎ 本会合の開会式には、小泉総理、森前総理、川口外相が出席。小泉総理
   が開会式の基調演説において我が国の対アフリカ支援策を発表し、また我
   が国で現役総理として最初にアフリカを訪問した森前総理が政府代表とし
   て議長を務めた。

  ◎ 会議においては、アフリカのオーナーシップの発露であるNEPADへ
   の国際社会の支援を結集し、新しいパートナーシップの拡大を目指して、
   アフリカ開発に向けたアフリカ及びドナー国双方の取り組みについて幅広
   い議論が行われ、出席各国の間でコンセンサスが形成された。

  ◎ 最終成果物として、TICADプロセスの将来への方向性を示す「TI
   CAD10周年宣言」と議論の結果として特定された優先事項をまとめた
   「TICADIII議長サマリー」が発出された。またアフリカ側よりTI
   CADプロセスの継続を求める声が出され、TICADをより制度化して
   継続していくというコンセンサスが形成された。

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(2)評価

  ◎ NEPAD支援のための国際社会の支援の結集とパートナーシップの拡
   大というTICADIIIの主要テーマについて、アフリカ及び国際社会の
   コンセンサスを得、アフリカ開発問題を扱う世界最大の政策フォーラムと
   して役割を果たすことに成功した。

  ◎ 本会合にはサブ・サハラ・アフリカのほとんどの主要国、及び初めて北
   アフリカ(チュニジア)からも首脳が参加した。さらにシラク仏大統領、
   ブッシュ米大統領からのメッセージを含め、欧州・アジア諸国からも閣僚
   級の参加が多数あった。TICADが10年の継続を経て、アフリカ開発
   問題についての国際的プラットフォームとしての地位を確立し、参加各国
   ・機関はTICADプロセスが今後も継続することを当然のこととして受
   け止めるに至った。

  ◎ 小泉総理が、TICADIIIに訪日した24名の元首・首脳級全てと個
   別の会談を持ったことは会議の成功に極めて重要な役割を果たした。首脳
   会談により我が国とアフリカ各国との良好な関係が確認されたことに加え、
   全てのアフリカ諸国を等しく扱う我が国の対アフリカ外交の姿勢が示され
   好感を生み出した。

  ◎ 現役総理としてアフリカを訪問したことのある小泉総理及び森前総理、
   さらには昨年現役の外務大臣としては18年ぶりにアフリカを訪問した川
   口外務大臣が同時に開会式に参加したことによって、我が国の対アフリカ
   協力に対する姿勢を参加者に身をもって示した。

  ◎ 小泉総理が基調演説で表明した、アフリカの人々に直接裨益する分野へ
   の10億ドルの協力やアジア・アフリカ投資・貿易会議の開催などのアジ
   ア・アフリカ協力の推進を含む我が国の対アフリカ・イニシアチブは、ア
   フリカの現下のニーズに即したものであると歓迎された。

  ◎ 今回、我が国が推進する「人間の安全保障」の考え方がTICAD10
   周年宣言に明示的に盛り込まれた他、本会合において緒方貞子氏のプレゼ
   ンテーションも行われ、アフリカ開発における人間の安全保障の考え方の
   重要性が強調された。

  ◎ 今回、アジアからはインドネシア、マレーシア、ベトナムより閣僚が出
   席し発言を行った他、タイや中国も積極的に会議に貢献をし、アジア・ア
   フリカ協力の拡大と浸透ぶりをうかがわせた。

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2.参加国(機関)・出席者

  <<参加国(機関)>>:89ヶ国47機関
     【アフリカ】50ヶ国 
      アルジェリア アンゴラ ベナン ボツワナ ブルキナ・ファソ
      ブルンディ カメルーン カーボ・ヴェルデ チャド コモロ
      コンゴ(共) コンゴ(民) コートジボワール ジプチ
      エジプト 赤道ギニア エリトリア エチオピア ガボン
      ガンビア ガーナ ギニア ケニア レソト リベリア リビア
      マダガスカル マラウイ マリ モーリタニア モーリシャス
      モロッコ モザンビーク ナミビア ニジェール ナイジェリア
      ルワンダ サントメ・プリンシペ セネガル セイシェル
      シエラレオネ 南アフリカ スーダン スワジランド トーゴ
      チュニジア ウガンダ タンザニア ザンビア ジンバブエ

     【ドナー・アジア】38ヶ国
      オーストラリア オーストリア ベルギー ブラジル カナダ
      デンマーク 欧州連合 フィンランド フランス ドイツ
      ギリシア アイルランド イタリア ルクセンブルク オランダ
      ノルウェー ポルトガル ロシア スペイン スウェーデン
      スイス 英国 米国 ヴァチカン ブルネイ カンボジア 中国
      インド インドネシア 韓国 ラオス マレーシア ミャンマー
      パキスタン フィリピン シンガポール タイ ベトナム

     【アフリカ地域機関】13機関
      AU NEPAD事務局 UNECA AfDB AMU
      CEN−SAD COMESA EAC ECCAS 
      ECOWAS SADC UEMOA アラブ連盟

     【国際機関】30機関
      AAITPC Council of Europe FAO 
      世界エイズ・結核・マラリア対策基金 IFAD IFC
      IFRC ILO IMF IOM ITC ITU MIGA
      OECD(DAC) UN(HABITAT) UNAIDS
      UNCCD UNCRD UNCTAD UNESCO
      UNFPA UNHCR UNICEF UNIDO UNU
      UNV WARDA WFP WHO WTO

     【共催者】1国4機関 
      日本 UN(OSAA) GCA UNDP World Bank 

   <<出席した元首、首脳>>:23ヶ国及び1機関
      スワジランド      ムスワティIII世国王
      ガボン         ボンゴ大統領
      カメルーン       ビヤ大統領
      ウガンダ        ムセヴェニ大統領
      モザンビーク      チサノ大統領
      ブルキナファソ     コンパオレ大統領
      エリトリア       イサイアス大統領
      マラウイ        ムルジ大統領
      タンザニア連合共和国  ムカパ大統領
      コンゴ共和国      サス・ンゲソ大統領
      ベナン         ケレク大統領
      ジブチ         ゲレ大統領
      南アフリカ       ムベキ大統領
      ナイジェリア      オバサンジョ大統領
      セネガル        ワッド大統領
      ガーナ         クフォー大統領
      ザンビア        ムワナワサ大統領
      マリ          トゥーレ大統領
      マダガスカル      ラヴァルマナナ大統領
      エチオピア       メレス首相
      ギニア         シディメ首相
      ルワンダ        マクザ首相
      チュニジア       ガンヌーシ首相
      アフリカ連合      コナレ委員長(前マリ大統領)

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3.小泉総理基調演説の骨子

  TICADIII開会式(9月29日(月))での小泉総理大臣基調演説の概
  要です。
  基調演説の全文は外務省ホームページに掲載しています。

   外務省ホームページ(TICADIII 小泉総理大臣基調演説) 
    http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/15/ekoi_0929.html

  ☆☆ これまでのTICADの歩み ☆☆
   ◆国際社会のアフリカへの関心を呼び戻すことを主要テーマとして誕生
   
   ◆過去10年の日本の援助実績: 
     ・120億ドルの対アフリカ援助、
     ・10,000人を超える研修員の受け入れ、
     ・7,000人を越える日本の専門家等を派遣

   ◆時代認識:「アフリカ問題の解決なくして21世紀の世界の安定と繁栄
         はない」世界が様々な脅威への対応を模索する中、この言葉
         の重要性は一層高まっている

  ☆☆ TICADの現在 ☆☆
   ◆TICADIIIのテーマ:アフリカ開発における知恵と経験をNEPA
    D支援に結集

   ◆日本の対アフリカ支援策(NEPAD支援の3本柱)の表明
    <1>人間中心の開発
       TICADIIでのコミットの成果
       (5年間で基礎生活分野7億5,000万ドル)
        ・保健医療環境の改善:2億4,000人
        ・安全な水の供給:460万人      
        ・子供達への校舎整備等を通じた教育機会の提供:260万人
 
       ・新たなコミット → ・エイズを含む保健医療、教育、水、食料
                  支援等
                       ・今後5年間で10億ドルを目標とする無
                  償資金協力援助

    <2>経済成長を通じた貧困削減
       ・農業生産性の向上:ネリカ米の普及
       ・インフラ整備:運輸、通信、エネルギー、水の分野を重視
       ・貿易・投資:相互の利益が目に見える成功例の積み上げを目指
        す(モザール・アルミ精錬プロジェクト)

        → 投資金融等による日本企業の対アフリカ投資促進5年間で
          3億ドルを目標

        → 来年秋に世銀とともに「TICADアジア・アフリカ貿易
          投資会議」を開催

        → 重債務貧困国等に対する総額約30億ドルの円借款債権放
          棄を実施

    <3>平和の定着
        → これまで国連平和維持活動への参画やその他の平和の定着
          に協力。今後の日本の貢献のあり方についてアフリカとの
          対話を緊密化

  ☆☆ TICADの将来 ☆☆
    ◆TICADプロセスの継続と強化 フォローアップ体制強化のための組
    織化
        → WTOカンクン閣僚レベル会合失敗の経験(アフリカへの
          メッセージ)  
          パートナーシップに基づく相互利益の増進と建設的貢献を
          慫慂

    ◆パートナーシップの拡大(アジア・アフリカ協力、民間協力等)

  ☆☆ 結語 ☆☆
   ふたたび東京に吹くアフリカの風
   アフリカが自らの理想を達成する時、アフリカこそがより良い世界を築く
   ための風を巻き起こしてくれるものと確信
   
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 ※ 「開会宣言」「閉会宣言」「TICAD10周年宣言」「議長サマリー」
  等については、外務省ホームページでご覧になれます。

   外務省ホームページ(TICADIII)
    http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/ticad/index_tc3.html

     ・開会宣言
     ・小泉総理大臣基調演説
     ・TICAD10周年宣言
     ・日本の対アフリカ支援イニシアティブ      
     ・TICADIII 議長サマリー
     ・TICADIII 議長サマリーのポイント
     ・閉会宣言

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4.お知らせ

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